イベントリポート ＃６
SILENT MOBIUS the motion picture
大画面でもう１度これを見るのが本当に僕の夢でした。
劇場で動き回るAMPの面々。
香津美の悲しみと巫由伽の思い。
約１０年前、３時間待ちして見たときの興奮と喜びは約１０年経った今でも変わらず僕の中にいました。
暑かった夏の日の扉がゆっくりと開いていきました。
考えて見ればサイレントは天国と地獄を味わってしまった作品でした。
アニメを飛び越していきなりの映画化。
角川書店の社運をかけて、と言うと大げさだけれども
映画化するというのは並大抵のことではない。
少なくとも巨額のお金の動く話だ。失敗は許されない。
そんな角川の挑戦
（実写についてはその前に「ぼくらの７日間戦争」をやっているが、アニメで勝負するのは始めて）
の一回目に選ばれたのがサイレントだった（同時上映：アルスラーン戦記）。
ふたをあければどちらの人気にも引っ張られ翌年以降も続くことになる。
（サイレントもアルスラーンも２でお終い。その後の主役はリナ・インバースにもっていかれました（＾＾））
そんな作品がテレビ化したのがちょうど連載も佳境に入った連載１０年目のこと。
しかしこちらは最悪の出来だった。
いや、これはすべてがというわけではなくあくまで絵的な話である。
シナリオ、音楽、声優はまったく文句はないのだから。
時同じくして原作の方もトラブルに逢う。突然の打ち切り同然の終了。
ページから麻宮先生の苦悩が見えてきて読みながら本当にこっちまで泣けてきました。
ファンを本当に大切にしている先生だけに、ファンに対して申し訳ないと、
トロンの掲示板の方でおっしゃられていました。
（余談ですが、ダークエンジェルも連載中止になりました。本当に残念です。
が、いつか復活すると先生はおっしゃられていました。
くわしくはトロン掲示板をご参照下さい。今ならまだ間に合うでしょう。）
テレビについての詳しいことは僕のHPのサイレントのところを参照下さい。
天の声聞こえたら 駆け出していこう
マストを高く張れ 風を受けて旅立とう
東京少年のエンディングテーマが流れ、厳かに、そして静かな熱気に包まれて、
５時間弱に及ぶ感謝祭は幕を閉じました。
帰る際にすべての人にスタジオトロンの倉庫に眠っていた
大量のポスターを一人２本づつ、それとトレカ方の麻宮先生の名刺っぽいカードを配られました。
外は大粒の雨が降り出すところでしたが、
そんなことはまったく気にならないほどのイベントは終了しました。
個人的にこの後サイレント関係のオフ会があったのでその分も加味して
最高の１日でした。
＜おまけ その１＞
休憩時間がユイと蒸気の間にあったのですが、
その際に外に出てみるとアニメイトさんがでばっていろんなものを売ってました。
目に留まってついつい香津美のペンダントを買ってしまいました。
（１巻で香津美が持ってたやつです）
その後、中に入ってみると後ろのほうで一人蒸気のカレンダーを見ている女性がいたので
ちょっと話し込んでみました。
なんでも熊本の方から来た方だそうで、蒸気の大ファン、それ以外はしらない、という
筋金入りの蒸気ファンの方でした。
熊本の方では蒸気の放送はなかったそうですがたまたまテレビのアンテナを
うまく動かして福岡の放送波をジャックして見ていたそうです。
帰りしな、またもその方がグッズの前で悩み混んでいました。
一声かけて見ると苦笑いしてましたが、
一度外に出た後また戻って結局購入されてました。
何を購入されたかは、わかりませんが少なくとも楽しい思い出が出来たことでしょう。
その一因になれてたらうれしいですね。
（なんでもその後、残り物のポスターをたくさんもらえたそうですよ）
＜おまけ その２＞
サイレントの映画を公開する前にトロン蔵出し大抽選会がありました。
おいらの番号は１１８。
で、最初に呼ばれたのが１１６。
以下、１１５、１１９と呼ばれましたが結局呼ばれず。
オフ会に参加された方が数人当たってましたがこれはかなり悔しい。
番号が近いだけになぜその隣がとれないんだ！とか内心思ってました。
ちなみに番号を選んでプレゼントを手渡したのは
本多さん、水谷さん、大本さん、田口さんでしたが、
もしそこに利田さんがいたらひょっとしてたかも？
いやはや、くじ運って言うのはわからないもんです。
以上、駆け足ですがイベントリポートでした。
いかがだったでしょうか。
なにせイベント終了後何日もたっての製作とその時に何のメモも取らなかったことが
かなり響いてあまり細部に渡って書けなかったのが申し訳ないです。
どこかおかしい点などがありましたらどしどしおっしゃってくださいね。
それでは。
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