| タイス |
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アテナイの遊女。プトレマイオスの愛人となり三人の子を生む。酔った大王に勧めてペルセポリス宮殿を焼き払わせる。 |
| タクシレス |
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西北インドのタクシラの土侯。本名オンフィス。早くに大王に恭順の意を示す。ポロス1に降伏を促す。大王の帰還後、エウダモス1とともに西北インドを治める。 |
| ダタフェルネス |
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ペルシアの軍人。ベッソスの部下。ベッソスを裏切り大王に引き渡す。後に大王に背いて反乱を起こす。ダハエ族に捕らえられ大王に引き渡される。 |
| ダナナンダ |
-BC317? |
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インドのナンダ朝最後の王。大王の東征時に北インドを治める。チャンドラグプタに敗れて殺される。ナンドロス王。 |
| ダレイオス3世 |
-BC330 |
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アケメネス朝ペルシア最後の王(BC336-BC330)コドマンノス。軍事手腕に乏しくイッソス・ガウガメラで大王に敗れて逃亡。バクトリア総督ベッソスにより拘束され殺される。 |
| タレストリス |
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アマゾネスの女王。大王の下を訪れ、大王との間に子を儲けようとする。別名ミニテュイア。 |
| ダンダミス |
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インドの裸賢者。オネシクリトスと対話する。ソクラテス・ピュタゴラス・ディオゲネスらを法律に縛られ過ぎていると評す。 |
| テアゲネス |
-BC338 |
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テーバイの将軍。カイロネイアの戦いでマケドニアに敗れて戦死する。 |
| ディオゲネス |
BC412?-BC323 |
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ギリシアの哲学者。キュニコス派の祖。アンティステネスに師事。物質的快楽を求めず樽の中に暮らす。超然とした態度で大王を感服させる。コスモポリタニズムを唱える。 |
| ディオニュシオス1 |
-BC343 |
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シチリアのシュラクサイの僭主。同名の僭主の子。プラトンを招く。従父ディオンの反乱によりロクリに亡命。帰国後にカルタゴと通じたヒケタスによりシュラクサイを奪われる。 |
| ディオニュシオス2 |
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ヘラクレア・ポントスの僭主。ペルシア王家の娘アマストリスを娶る。 |
| デイダメイア |
-BC300 |
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エペイロス王女。ピュッロス1世の姉妹。アレクサンドロス4世の許嫁。4世の死後、デメトリオス1世の三番目の妻となる。イプソスの敗戦後に病死する。 |
| ディノクラテス |
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ギリシアの建築家。大王の命でエジプトのアレクサンドリアを建設。ヘファイスティオンの霊廟を建てる。エフェソスのアルテミス神殿(世界の七不思議の一)を再建する。 |
| ティブロン |
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ハルパロスの友人。ハルパロスとともにアテナイに亡命。クレタ島でハルパロスを殺す。軍隊を組織してキュレネを攻撃する。 |
| ティマイオス |
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シチリア出身の歴史家。アガトクレス3に逐われてシチリア島からアテナイに移住。シチリアとイタリアの歴史を著す。オリンピア競技年を年代表記に用いる。 |
| ディムノス |
-BC330 |
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マケドニアの軍人。大王に謀反を企てる。ニコマコスにより告発され処刑される。フィロタス処刑の発端となる。 |
| ティモクレイア |
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テーバイの女性。カイロネイアで戦死した将軍テアゲネスの姉妹。大王のテーバイの占領後、略奪を働いたトラキア人将校を殺す。その高潔さに感服した大王に解放される。 |
| ティモテオス |
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アテナイの神官。プトレマイオス1世に仕える。マネトンとともにセラピス神の導入を提案する。 |
| ティモレオン |
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コリントスの政治家・軍人。独裁を行った兄を殺害。要請を受けシチリアの救援に赴く。度々カルタゴを破りシチリアを解放する。 |
| ティリダテス |
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ペルセポリスの司令官。大王にペルセポリスの宝物が持ち去られようとしていることを告げる。大王により地位を保全される。 |
| テイレオス |
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ペルシアの後宮の宦官。ダレイオス3世の家族とともに捕虜となる。脱走して妃スタテイラの死と大王の厚遇をダレイオスに伝える。 |
| デーマデス |
-BC319 |
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アテナイの政治家。親マケドニア路線を取る。ラミア戦争の敗戦後アテナイの指導者となる。ペルディッカスに密書を送った為にアンティパトロスに殺される。 |
| テオクセナ |
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プトレマイオス1世の養女。フィリッポス5とベレニケ1世の娘。シチリア王アガトクレスの妻となる。アガトクレスの死後、二人の子とともにエジプトに戻る。 |
| テオクリトス |
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キオスの人。政治家・哲学者。エピグラムを作りアリストテレスを揶揄する。マケドニア王や臣下に対する毒舌を吐く。 |
| テオフィロス |
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マケドニアの工匠。大王がガウガメラの戦いで着けた鉄兜を作る。 |
| テオフラストス |
BC373?-BC287 |
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ギリシアの哲学者。本名テュルタモス。プラトン・アリストテレスに師事。師の後を継いでリュケイオンの学頭となる。植物の研究を行い、植物学の祖と称される。 |
| テオポンポス |
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ギリシアの哲学者・修辞学者・歴史家。イソクラテスに師事する。大王とギリシア史に関する著述を残す。 |
| テッサロス |
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マケドニアの悲劇役者。大王の命でピクソダロスの娘と大王の婚姻を勧め、フィリッポス2世の怒りを買い逮捕される。後にスサの大王の結婚式で劇を演じる。 |
| テッサロニケ |
-BC295 |
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フィリッポス2世とニケシポリスの娘。カッサンドロスの妻となり三人の子を生む。カッサンドロスがその名に因んでテッサロニカを建設する。子のアンティパトロスにより殺される。 |
| デマラトス |
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マケドニアの賓客。不和となったフィリッポス2世と大王を和解させる。大王にブケファラスを贈る。ペルセポリスの玉座に座った大王を見て感涙にむせぶ。 |
| デメトリオス |
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アテナイの政治家。テオフラストスの弟子。カッサンドロスの命でアテナイを支配したがデメトリオス1世に攻略される。後にプトレマイオス1世に仕え、ムセイオンを建設する。 |
デメトリオス1世 ポリオルケテス(攻城王) |
BC337-BC283 |
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アンティゴノス朝マケドニア王(BC294-BC287)アンティゴノスの子。ギリシア諸都市を攻略。カッサンドロス朝の混乱に乗じて王位を奪う。国を追放されセレウコスに降伏する。 |
| デモステネス |
-BC322 |
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アテナイの政治家・雄弁家。反マケドニア運動を行いアテナイとテーバイを同盟させる。カイロネイアの敗戦後亡命。大王の死後、アテナイで運動を再開したが追跡され自殺する。 |
| デモフィロス |
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ギリシアの歴史家。エフォロスの子。父の著した歴史書を刊行する。 |
| テュモンダス |
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ペルシアの軍人。メントルの子。イッソスの戦いで右翼ギリシア傭兵を率いる。敗戦後シリアに逃亡する。 |
| テュリエスピス |
-BC325 |
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ペルシア人。大王によりパロパミソス総督に任命され、カウカソスのアレクサンドリアを治める。失政により召還され処刑される。 |
| トアス |
-BC325 |
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マケドニアの軍人。ゲドロシア総督。インドから帰還する際、陸沿いに艦隊を支援する。病により死亡する。 |
| ドキモス |
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マケドニアの軍人。ペルディッカスの命でアルコンからバビロンを奪う。アンティゴノスに仕えてカリアを征服する。アンティゴノスの死後、リュシマコスに帰順する。 |
| ドリュペティス |
-BC323 |
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ダレイオス3世の娘。スタテイラの妹。姉と同時にヘファイスティオンと結婚する。大王の死後、ロクサネにより殺される。 |
| トレポレモス |
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マケドニアの軍人。東征に従軍。ヒルカニア総督アンミナペスを監督する。カルマニア総督となる。 |
| トロアス |
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エペイロスの王女。オリュンピアスの姉。大王の伯母。叔父のアリュッバスの妻となる。 |
| ドロアスピス |
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エジプト人。大王によりエジプトの統治を委ねられる。 |
| ドロミカイテス |
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ゲタイ族の族長。リュシマコスを破り、リュシマコスあるいは子のアガトクレスを捕虜にする。リュシマコスの娘を娶り、イストロス川以遠を割譲される。 |