| カイロン |
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メガロポリスの人。オリュンピアスの妊娠中にフィリッポス2世によりデルフォイに遣わされ、アモン神を敬えとする神託と王が片目を失う予言を伝える。 |
| カウティリヤ |
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マウリヤ朝の始祖チャンドラグプタ(サンドロコットス)の宰相。チャンドラグプタの北インド統一を助ける。政治・経済・軍事・外交の理論を記した実利論を著す。 |
| カタネス |
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ペルシアの軍人。ベッソスの部下。ベッソスを裏切り大王に引き渡す。後に大王に背いて反乱を起こしてクラテロス1に討たれる。 |
| カッサンドロス |
BC350-BC297 |
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カッサンドロス朝初代王(BC305-BC297)。アンティパトロスの子。大王の死後、ペルディッカス・ポリュペルコンと抗争。オリュンピアス・アレクサンドロス4世を殺害。マケドニア王を名乗る。 |
| カッリステネス |
-BC327 |
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アリストテレスの従孫。哲学者。東征に従軍して大王の事績を記録する。ペルシア風の跪拝の礼に反対。謀反の容疑で処刑される。アレクサンドロス大王物語の著者とされる。 |
| カラス |
-BC328? |
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財務長官ハルパロスの一族。フリュギア・ヘレスポントス総督に任命される。大王の東征中に小アジアのペルシア勢力を平定。ビテュニアの領主バスと戦いおそらく戦死する。 |
| カラノス1 |
-BC336 |
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フィリッポス2世とクレオパトラ1の子。将来王座を脅かされることを警戒した大王に殺される。 |
| カラノス2 |
-BC329 |
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マケドニアの軍人。反乱を起こしたサティバルザネスを討ち取る。スピタメネスの反乱軍に敗れて戦死する。 |
| カラノス3 |
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インドの裸賢者。本名スフィネス。オネシクリトスと対話する。大王の西方帰還に随行。病に罹り自ら火に身を投じて死ぬ。 |
| カリデモス |
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ギリシア人傭兵隊長。アテナイの将軍としてマケドニアと抗争。テーバイの破壊後、大王により追放されペルシアに亡命する。ペルシアの待遇に不満を述べ処刑される。 |
| カリポス |
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ギリシアの天文学者。アカデメイアでエウドクソスに師事。リュケイオンで活動する。メトン周期を修正して1太陽年を365.25日とするカリポス周期を定めて採用される。 |
| カレス1 |
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アテナイの軍人。将軍として活躍。カイロネイアの戦いでマケドニアに敗北。アテナイの代表として大王に帰順する。大王の命でレスボス島のミュティレネを攻略する。 |
| カレス2 |
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ミュティレネの人。大王に近侍してその事績を記録する。 |
| カレス3 |
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ギリシアの彫刻家。リュシッポスの弟子。ロードス島のデメトリオス1世に対する勝利を記念して巨大なヘリオス神像(世界の七不思議の一)を作る。 |
| カンダケ |
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ヌビアの女王。大王のヌビア遠征を察し、自国の戦象と軍隊を見せつけ、遠征を断念させる。カンダケは女王の意味という。 |
| ギスコ |
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カルタゴの軍人。艦隊を率いてシチリアに赴きコリントス軍と戦う。劣勢を盛り返してコリントスと和平条約を結ぶ。 |
| キネアス |
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テッサリアの人。デモステネスの弟子。弁舌に優れ、エペイロス王ピュッロスの外交顧問を務める。ローマやイタリア諸都市との交渉を行う。 |
| クセノクラテス |
BC396-BC314 |
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ギリシアの哲学者。プラトンの弟子。アカデメイア第三代学頭となる。大王から500万タラントンの寄付を受ける。ラミア戦争の敗戦後、使節としてアンティパトロスの下に赴く。 |
| グラウキアス |
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イリュリアのタウランティオイ人の王。マケドニアに反乱を起こして敗れる。エペイロス王子ピュッロスを養育。ピュッロスをエペイロス王位に即ける。 |
| クラテシポリス |
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ポリュペルコンの子アレクサンドロスの妻。美貌で知られる。夫の死後、自らコリントスを支配する。プトレマイオスの要望によりコリントスを明け渡す。 |
| クラテス |
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キュニコス派の哲学者。ディオゲネスに師事。貧困に甘んじて暮らす。快活な人柄から人々に敬愛される。ストア派のゼノンの師。 |
| クラテロス1 |
BC370-BC321 |
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マケドニアの軍人。東征に活躍。大王の死後、フィリッポス3世の後見人となる。反乱を起こしたギリシア連合軍を破る。ペルディッカス派のエウメネスに敗れて戦死する。 |
| クラテロス2 |
BC321- |
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クラテロス1とフィラ2の子。アンティゴノス2世の異父弟。アンティゴノス朝の将軍として活躍。コリントス・エウボイア総督となる。 |
| グリュケラ |
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アテナイの遊女。ハルパロスの愛人。ハルパロスがその姿を模した巨大な銅像を作らせる。大王の譴責を恐れたハルパロスとともにアテナイに逃げる。 |
| クレアルコス |
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ギリシアの哲学者。アリストテレスの弟子。スタサノルの同郷人。インド・バクトリアに関する記述を残す。 |
| クレアンドロス |
-BC324 |
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マケドニアの軍人。コイノス1の兄弟。ペロポネソスで傭兵を募る。大王の命でパルメニオンを殺害。後に悪政の罪で大王に召還され処刑される。 |
| クレイタルコス |
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エジプト生まれのギリシア人歴史家。プトレマイオス1世に仕える。アレクサンドロス大王伝を著す。 |
| クレイトス1 |
-BC328 |
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マケドニアの貴族。勇敢さで知られ、黒のクレイトスと呼ばれる。騎兵親衛隊長・バクトリア総督に任命される。大王のペルシア心酔を批判して酒宴の席で大王に殺される。 |
| クレイトス2 |
-BC318 |
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マケドニアの軍人。白のクレイトスと呼ばれる。トリパラディソスの軍会でリディア総督となる。ポリュペルコンと結んでアンティゴノス・カッサンドロスと抗争。リュシマコスの部下に殺される。 |
| クレオパトラ1 |
-BC336 |
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アッタロスの姪。フィリッポス2世の七番目の妻となる。フィリッポス2世の暗殺後、オリュンピアスにより自殺させられる。 |
| クレオパトラ2 |
-BC308 |
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フィリッポス2世の娘。大王の同母妹。エペイロス王アレクサンドロスの妻となるが死別する。大王の死後、諸将の求婚を退ける。エジプトに赴こうとしてアンティゴノスに殺される。 |
| クレオフィス |
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パンジャブ地方のアッサカニ族の女族長。大王の捕虜となる。大王との間に子を儲けたとも言われる。 |
| クレオメネス |
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エジプト人。大王の命で東部エジプトを統治する。アレクサンドリア・ファロス島のヘファイスティオン神殿を建設。ペルディッカスとの通謀を疑ったプトレマイオスにより処刑される。 |
| クレオメネス2世 |
-BC309 |
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アギス朝スパルタ王(BC369-BC309)。マンティネアでテーバイに敗れる。アギス3世とともにマケドニアに戦争を仕掛けたが敗れる。 |
| ケバリノス |
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マケドニアの軍人。弟ニコマコスとともにディムノスの謀反とその報告に対処しなかったフィロタスを大王に訴える。 |
| コイノス1 |
-BC326 |
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マケドニアの軍人。クレアンドロスの兄弟。パルメニオンの女婿。大王のインド遠征を諫める。病により死亡する。 |
| コイノス2 |
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マケドニアの軍人。大王にヨーロッパの事情を伝える。大王の死後、スシアナの長官となる。 |
| コッラゴス |
-BC331 |
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マケドニアの軍人。アンティパトロスによりアギス3世の反乱軍の平定に派遣されたが敗れて戦死する。 |
| ゴバレス |
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パサルガタイの司令官。大王に都市を明け渡して降伏する。 |
| ゴルギアス |
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マケドニアの軍人。バクトリアの反乱を鎮圧。インド遠征に従軍する。ポリュペルコンらとともに除隊。大王の死後、エウメネスに属す。 |