代数 | 名前 | 在位 | 生没 | 事績 |
1 | ディオドトス1世・ソテル | BC255頃-BC239頃 | -BC239頃 | セレウコス朝のバクトリア総督。アンティオコス2世から独立。
アンティオコス2世の娘を娶る。 ソグディアナ・マルギアナを征服。 |
2 | ディオドトス2世 | BC239頃-BC223頃 | -BC223頃 | パルティアのティリダテス1世と同盟。
権臣エウティディモスに殺害される。 |
3 | エウティディモス1世・テオス | BC223頃-BC200頃 | -BC200頃 | ディオドトス2世を殺して王位を奪う。
セレウコス朝のアンティオコス3世の征討を受ける。 アンティオコスと和睦。その娘を王子デメトリオスの妻とする。 |
4 | デメトリオス1世 | BC200頃-BC180頃 | -BC180頃 | ヒンドゥークシュ山脈を越えてインドに侵攻。
アラコシアを回復。パタレネ・ガンダーラ地方を征服。 |
5 | デメトリオス2世 | BC180頃-BC160頃 | -BC160頃 | エウクラティデスの反乱でバクトリアを失う。
西北インドを根拠地とする。 インド・グリーク朝の成立。 |
6 | エウクラティデス1世 | BC171頃-BC145頃 | -BC145頃 | セレウコス家の血を引く。
デメトリオス2世からバクトリアを奪い、ヒンドゥークシュ以南に進出。 帰国中に子のヘリオクレスに殺される。 |
7 | ヘリオクレス1世・ディカイオス | BC145頃-BC135頃 | 父エウクラティデスを殺して王位を奪う。
サカ族・大月氏の侵入を受けバクトリア王国滅亡。 | |
パンタレオン | デメトリオス1世の兄弟あるいは副王。 | |||
アンティマコス1世 | デメトリオス1世の一族か。
エウクラティデスの簒奪により領土を失う。 | |||
エウティディモス2世 | デメトリオス1世の子か。
ソグディアナを支配する。 | |||
アガトクレス・ディカイオス | デメトリオス1世の一族か。 | |||
アポロドトス1世 | デメトリオス1世の将軍か。
タキシラから西北インドを支配する。 | |||
アンティマコス2世・ニケフォロス | アンティマコス1世の子か。
ヒンドゥークシュ以南を支配する。 | |||
エウクラティデス2世・ソテル | エウクラティデス1世の子。父と共同統治。
父を殺した兄弟ヘリオクレス1世により殺害あるいは王位を逐われる。 | |||
プラトン | エウクラティデス1世の兄弟あるいは一族。
南バクトリアとパロパミサダイを支配する。 | |||
メナンドロス1世・ソテル | デメトリオス2世の将軍か。サーガラを都とする。
インドのパータリプトラにまで侵攻、領土を拡大する。 仏教に帰依する。 | |||
テュラソン | メナンドロス1世の子か。バシレオス・メガス(大王)を称す。 | |||
メナンドロス2世・ディカイオス | メナンドロス1世の子か。 | |||
リュシアス・アニケトス | メナンドロス1世の後継者か。 | |||
ゾイロス1世・ディカイオス | メナンドロス1世の死後、パロパミサダイからガンダーラ・アラコシアを支配。 | |||
アンティアルキダス・ニケフォロス | タキシラを中心に支配する。シュンガ朝に使者ヘリオドロスを遣わす。 | |||
ストラトン1世・ソテル・ディカイオス | メナンドロス1世の子か。北インドを支配する。 | |||
デメトリオス3世・アニケトス | ガンダーラ・パンジャブを支配する。 | |||
テオフィロス・ディカイオス | ゾイロス1世の一族か。 | |||
ニキアス | メナンドロス1世の一族か。パロパミサダイを支配する。 | |||
エパンドロス・ニケフォロス | メナンドロス1世の一族か。パンジャブを支配する。 | |||
ポリュクセノス・エピファネス・ソテル | メナンドロス家の出身か。西パンジャブ・ガンダーラを支配する。 | |||
フィロクセノス・アニケトス | パロパミサダイ・アラコシア・ガンダーラ・パンジャブを支配する。 | |||
ディオメデス・ソテル | フィロクセノスの後継者か。パロパミサダイを支配する。 | |||
アミュンタス・ニカトル | 東パンジャブとアフガニスタンを支配する。 | |||
アポロドトス2世・ソテル | メナンドロス家の出身か。バシレオス・メガスを名乗る。
インド・スキタイのマウエスの後にタキシラを支配したとされる。 | |||
ゾイロス2世・ソテル | アポロドトス2世の後に東パンジャブを支配する。 | |||
ディオニュシオス・ソテル | アポロドトス2世の後に東パンジャブを支配する。 | |||
ヒッポストラトス・ソテル | 西北パンジャブ・プシュカラヴァティを支配する。
メガロス(大王)を名乗る。インド・スキタイのアゼス1世と抗争か。 | |||
アルテミドロス・アニケトス | ガンダーラ・プシュカラヴァティを支配する。
インド・スキタイのマウエスの子とする説もある。 | |||
ペウコラオス・ソテル・ディカイオス | ガンダーラを支配する。 | |||
ヘルマイオス・ソテル | フィロクセノスまたはディオメデスの後継者。
ケイ賓王陰末赴と同一であるとする説もある。 前70年頃に大月氏の侵攻を受ける。 | |||
ヘリオクレス2世 | ヘリオクレス1世の孫か。ストラトン1世と抗争する。 | |||
アルケビオス・ディカイオス・ニケフォロス | ヘリオクレス2世の一族か。タキシラを支配する。 | |||
アポロファネス・ソテル | 東・中パンジャブを支配する。 | |||
テレフォス・エウエルゲテス | プシュカラヴァティ以西の地方を支配する。サカ系か。 | |||
ストラトン2世 | インド・グリーク朝最後の王。サーガラ周辺を支配する。
マトゥラーのインド・スキタイのラジュヴラに国を奪われる。 | |||
ストラトン3世・ソテル・フィロパトル | ストラトン2世の子。父と共同統治。 | |||
ストラトン・ディカイオス | ストラトン3世あるいは別人。 |