レトロ選手紹介その6
スタン=ハンセン
1949年生まれ 身長 195p
得意技 ウェスタンラリアット
最強外人として長く日本マットに君臨したパワーファイター。
テキサスのファンク道場で鍛えられ、プロレスデビュー。
必殺のウェスタンラリアットを武器に、新日本マットでアンドレ・ザ・
ジャイアントらと壮絶な死闘を繰り広げ、全日本移籍後はブルーザー=
ブロディとの超獣コンビで文字通り最強タッグとして暴れ回った。
三冠・世界タッグなどのベルトを総なめにして全日本プロレスのトップ
外人として活躍した。
2001年、現役を引退。
現在はPWF会長を務める。
ボブ=バックランド
1950年生まれ 身長 193p
得意技 ジャーマンスープレックス
アマレスの名選手として全米大学選手権を5度獲得している。
1974年、全日本プロレスに初来日。1977年、WWF入りし
スーパースター=ビリー=グラハムからWWF王座を奪取。
日本でアントニオ猪木を相手に防衛戦を行い、名勝負を残した。
アイアン=シークに王座を奪われた後、マクマホン・ジュニアと
対立しマットから遠ざかる。
その後、UWFに参戦し、高田延彦と対決し敗れている。
1992年にWWFに復帰、ヒールのミスター・バックランドとして
ブレット=ハートから王座を奪った。
1998年、バトラーツに参戦、懐かしいファイトを見せた。
チャボ=ゲレロ
1951年生まれ 身長 178p
得意技 サルトモルタル
メキシコ出身。高校の体育教師をしていたが、父ゴリー=ゲレロ、
ルー=テーズらにコーチを受け、プロレス入り。
1975年、ロスのアメリカス王座を獲得。同タッグ王座も
パートナーを変えながら11度も獲得している。
NWAライトヘビー級王者として、ハーリー=レイスのNWAヘビー級タイトル
に挑戦したこともある。
新日本ではWWFジュニア王座を賭けて藤波辰巳と、全日本では
インタージュニアヘビー王座を賭けて大仁田厚と死闘を繰り広げた。
末弟エディと長男チャボ・ジュニアが活躍中。
アドリアン=アドニス
1953年生まれ 身長 183p
得意技 マンハッタンドロップ
本名キース=フランク。プロフットボールの選手だったがフレッド=アトキンスに
スカウトされプロレス入り。アメリカス王座、AWAタッグ王座を獲得して頭角を現し、
ディック=マードックとのコンビで新日本プロレスでも暴れる。
暴走族スタイルのバイオレンスファイトを得意とし、WWFタッグ王座
をマードックと獲得。1988年、交通事故で34歳の若さで死亡。
マンハッタンドロップの元祖。
リッキー=スティムボート
1953年生まれ 身長 180p
得意技 カンフーチョップ
イギリス人と日本人のハーフ。幼少の頃から身につけた空手を武器に
AWAでデビュー。カロライナ地区のミッドアトランティック王座を
何度も獲得している。1980年、ディック=スレーターとのタッグで
全日本プロレスに初来日。
「南海の黒豹」のニックネームで人気を集めた。
WWF、WCWの両団体でも活躍、1989年にリック=フレアーから
NWA王座を奪取している。
1994年に現役を引退。
ディック=スレーター
1953年生まれ 身長 188p
得意技 ドリルアホールパイルドライバー
「喧嘩番長」の異名を持つラフファイター。
気性の荒さを買われて、エディ=グラハムにスカウトされる。
テキサスのファンク道場で修行した後、1974年、全日本プロレスに初来日。
全米の強豪から次々とベルトを奪取し次期NWA王者の呼び声が高かったが、
交通事故の後遺症の為、たびたびの休養を余儀なくされチャンスを逃した。
WCWに参戦し、ディック=マードックとハードライナーズを結成、
バンクハウス=バックとタッグ王座にもついている。
現在はセミリタイア状態。
リック=マーテル
1956年生まれ 身長 183p
得意技 ダイビングボディアタック
カナダ生まれ。二人の兄、ピエールとマイクの影響を受け
1972年、16歳でデビュー。国際プロレスへの初来日の後、1980年
からはWWFに登場、トニー=ガレアとのコンビでタッグ王座を2度獲得。
AWAに転出後、1984年に時の王者ジャンボ鶴田をフォールし、
AWAヘビー級王座の奪取に成功。
1985年にはリック=フレアーと史上初のNWA、AWAのダブルタイトル戦を
行った。
スタン=ハンセンに王座を明け渡した後、再びWWFに戻りザ・モデルの
キャラクターで売り出す。
1998年からWCWに登場し、TV王座を獲得したが首の故障で引退。
ダイナマイト=キッド
1958年生まれ 身長 180p
得意技 ダイビングヘッドバット
イギリス出身。17歳でデビューし、英国で活躍した後、カナダのカルガリー
に渡る。国際プロレスに初来日し、その後は新日本プロレスの常連となり
藤波辰巳、初代タイガーマスクと好勝負を繰り広げた。
全日本に移籍後、1986年からWWFに従弟デイビーボーイ=スミスとの
ブリティッシュブルドッグスで登場、WWFタッグ王座を獲得した。
全日本の91年世界最強タッグに参戦後、リング上で引退を表明。
リック=ルード
1958年生まれ 身長 190p
得意技 ルードアウェイクニング
ウォリアーズらと同じエディ=シャーキー道場出身。
アームレスリング全米チャンピオンとして名を馳せ、1983年にデビュー。
NWAで活躍後、WWF入りしインターコンチネンタルチャンピオン
になる。WCWでもUS・インター王座を獲得し、新日本では蝶野・馳らと
名勝負を残した。
95年以降はセミリタイア状態でNWOのマネージャーなどを務めたが
、99年40歳の若さで急死。
ケリー=フォン=エリック
1960年生まれ 身長 190p
得意技 タイガークロー
「鉄の爪」フリッツ=フォン=エリックの三男。
兄弟のうちでも才能を高く評価され、学生時代には円盤投げの選手として活躍。
地元のダラスでデビューし、実力をつけてNWA圏に進出、1984年に
若干24歳でリック=フレアーからNWAヘビー級王座を奪取したが、
オートバイ事故で入院、一時は再起不能とも噂された。
回復後、兄ケビンとのタッグで新日本プロレスに参戦した。
1990年からはテキサス=トルネードの名でWWF入り。
カート=ヘニングからインタコンチ王座を奪取したが、麻薬所持疑惑を
かけられ、ノイローゼとなり1993年にピストル自殺。
エリック兄弟5人目の悲劇となった。
テリー=ゴディ
1961年生まれ 身長 195p
得意技 パワーボム
パワーボムの本家であるパワーファイター。
わずか13才でプロデビューした後、マイケル=ヘイズらとファビュラス
フリーバーズを結成して全米を暴れ回る。
やがて全日本プロレスの常連となり、スティーブ=ウィリアムスとの殺人
魚雷コンビで世界タッグ王者に君臨。
ジャンボ鶴田を破って三冠王者にも輝いた。
持病の心臓病でセミリタイア状態となり、インディ回りをしていたが、
2001年、39才の若さで急死した。