ミドル級選手


ヴァンダレイ・シウバ

国籍:ブラジル
生年:1976年
身長:182p
所属:シュートボクセ・アカデミー
得意技:左右フック・ヒザ蹴り

ムエタイをバックボーンとするストライカー。PRIDE初登場以来、 連戦連勝を続け、2001年のPRIDE17で初代ミドル級王者に君臨。 圧倒的な強さで2003年の第1回ミドル級GPも制覇した。 桜庭・田村・吉田・近藤・中村らの日本人ファイターを総なめにする など、対日本人選手に絶対の強さを誇る。 2004年男祭りでマーク・ハントに敗れてPRIDE初黒星を喫し、 2005年ミドル級GPでは準決勝でヒカルド・アローナに敗れたが、 年末の男祭りでのタイトルマッチではアローナ相手に防衛を果たした。 2006年無差別級GPに2回戦から参戦、藤田和之を打撃で圧倒した が、準決勝でミルコ・クロコップのパンチに苦しめられ、左ハイで PRIDE初のKO負けを喫した。

マウリシオ・ショーグン

国籍:ブラジル
生年:1981年
身長:182p
所属:シュートボクセ・アカデミー
得意技:フットスタンプ・ヒザ蹴り

アグレッシブファイトを身上とするストライカー。 ムリーロ・ニンジャの弟で、ヴァンダレイ・シウバの弟弟子に当たる。 PRIDE登場以来連勝を重ね、第2回ミドル級GPでジャクソン・ ホジェリオ・アリスター・アローナら並み居る強豪を倒して優勝。 事実上ミドル級最強の称号を手にした。 2006年、PRIDE31でマーク・コールマンのタックルで 右腕の靱帯を断裂、PRIDE初黒星を喫し、長期欠場に追い込まれた。 9月のGP決勝大会で復帰。ラスベガス大会にも出場が決定した。

ダン・ヘンダーソン

国籍:アメリカ
生年:1970年
身長:180p
所属:チーム・クエスト
得意技:KOパンチ

レスリング出身のアスリートで二度の五輪出場歴を持つ。 UFCで活躍後、RINGSに参戦。KOKの初代王者となる。 PRIDE初参戦でヴァンダレイ・シウバと互角の勝負を繰り広げた。 第1回ミドル級GPはリザーバーとして出場。 第2回ミドル級GPでは初戦でホジェリオ・ノゲイラにタップアウト 負けを喫した。 階級をウェルター級に落として第1回ウェルター級GPに参戦。2005年 男祭りでムリーロ・ブスタマンチと決勝を行い、初代ウェルター級王者に輝いた。 2006年、ウェルター級GPで三崎和雄に敗れた。 2007年、ラスベガス大会でヴァンダレイ・シウバからミドル級タイトル を奪取。第二代王者となった。

ソクジュ

国籍:カメルーン
生年:1984年
身長:182p
所属:チーム・クエスト
得意技:KOパンチ

チーム・クエスト所属のアフリカンファイター。柔道でも優れた実績を持つ。 2007年、PRIDE33に初参戦。いきなりアントニオ・ホジェリオ・ノゲイラを 秒殺KOして観客の度肝を抜いた。 PRIDE34ではホジェリオの仇討ちを挑んだヒカルド・アローナを 返り討ちにし、驚異的な強さを見せつけた。

アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラ

国籍:ブラジル
生年:1976年
身長:191p
所属:ブラジリアン・トップチーム
得意技:アームバー

ホドリゴ・ノゲイラの双子の弟。ヘビー級の兄に対し、ミドル級で活躍。 PRIDEでは第2回ミドル級GPでマウリシオ・ショーグンに敗れる まで無敗を誇った。 柔術テクニックもさることながら、ボクシングテクニックも一級品で ブラジルの次期五輪代表とも噂される。2007年、PRIDE33で 新鋭ソクジュに秒殺KOを喫した。

ヒカルド・アローナ

国籍:ブラジル
生年:1978年
身長:180p
所属:ブラジリアン・トップチーム
得意技:高速タックル

アブダビコンバットで二度の優勝歴を誇る寝技のスペシャリスト。 卓越したグラウンドテクニックでメッツァー・ヘンダーソン・ニンジャ を撃破。第1回ミドル級GPは負傷により欠場した。 ランペイジ・ジャクソンのパワーには敗れたものの、第2回ミドル級GP では準決勝で宿敵ヴァンダレイ・シウバを破った。 決勝戦でマウリシオ・ショーグンに敗れたがその実力は高く評価された。 2005年男祭りでシウバのミドル級王座に挑戦したが、あと一歩及ばず に防衛を許した。 2007年、PRIDE34でソクジュと対戦したが、強烈なパンチを 食らいTKO負けを喫した。

吉田秀彦

国籍:日本
生年:1969年
身長:180p
所属:吉田道場
得意技:アームバー

明治大学柔道部出身のバルセロナ五輪金メダリスト。 2002年のPRIDEデビュー戦でドン・フライを下す。 第1回ミドル級GPではヴァンダレイ・シウバと接戦 を繰り広げ観客を沸かせた。 第2回ミドル級GPでシウバにリベンジを挑むも判定負け を喫した。 2005年男祭りで明大の先輩小川直也との日本人最強対決を 行い、見事勝利を奪った。 2006年無差別級GPでは1回戦で西島洋介を倒したが、 2回戦でミルコ・クロコップの打撃に完敗を喫した。

中村和裕

国籍:日本
生年:1979年
身長:178p
所属:吉田道場
得意技:アームバー

吉田道場の一番弟子。寝技の強さは師匠吉田をも凌ぐと言われ、 ブスタマンチ・ランデルマンらの強豪を破っている。 第2回ミドル級GPでは吉田の仇シウバに善戦したが、一瞬の 隙を突かれ敗れた。 リザーブマッチでイゴール・ボブチャンチンに勝利し、実力の 高さを見せつけた。 2006年、中尾芳広との日本人対決を判定で制した。

ムリーロ・ニンジャ

国籍:ブラジル
生年:1980年
身長:181p
所属:シュートボクセ・アカデミー
得意技:ヒールホールド

ヴァンダレイ・シウバの弟弟子にしてマウリシオ・ショーグンの兄。 打撃と寝技ともに得意とし、無尽蔵のスタミナを持つ。 2001年にPRIDE初参戦。第2回ヘビー級GPに参戦したが、 セルゲイ・ハリトーノフに敗れた。

イゴール・ボブチャンチン

国籍:ウクライナ
生年:1973年
身長:176p
所属:フリー
得意技:ロシアンフック

北の最終兵器の異名を持つハードパンチャー。強打を武器に PRIDE参戦以来、破竹の連勝を重ねた。 第1回ヘビー級GPでは決勝まで進むもマーク・コールマンに敗北。 2002年以降、黒星が目立ち始め、ミルコ・クロコップとの打撃 対決ではミルコの左ハイの前に失神KO負けを喫した。 階級をミドルに落として第2回ミドル級GPに参戦。1回戦で近藤 有己を破ったが、2回戦でアリスター・オーフレイムに秒殺された。