ヘビー級選手


エメリヤーエンコ・ヒョードル

国籍:ロシア
生年:1976年
身長:182p
所属:レッドデビル
得意技:パウンド・アームバー

PRIDE史上最強と称される格闘家。サンボをバックボーンとする。 リングスでは世界ヘビー級・無差別級の二冠を獲得。 PRIDE登場後は無敗を誇り、PRIDE25でアントニオ・ ホドリゴ・ノゲイラからPRIDEヘビー級王座を奪取。 2004年第2回ヘビー級GPでは圧倒的な強さで優勝した。 2005年には強敵ミルコ・クロコップを退け、王座防衛を果たした。 新興団体ボードッグの興業に参加するなど離脱の噂が根強い。

アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ

国籍:ブラジル
生年:1976年
身長:191p
所属:
得意技:スピニングチョーク・三角絞め

豊富な寝技を持つブラジリアン柔術家。初来日はリングス。 第1回ヘビー級GP覇者コールマンを三角絞めで撃破。 2001年のPRIDE17でヒース・ヒーリングを下して 初代ヘビー級王者となった。 PRIDE25でヒョードルに敗れ、王座から転落したが、 現在もPRIDEヘビー級3強の一角として健在。 2006年無差別級GPで準決勝でジョシュ・バーネットに惜敗。 2007年、DSE体制の終焉を機にUFCへの移籍を表明した。

セルゲイ・ハリトーノフ

国籍:ロシア
生年:1980年
身長:194p
所属:ロシアン・トップチーム
得意技:パウンド・アームバー

ロシア空挺部隊の現役兵士にしてコマンドサンボの達人。 ヒョードルとは元チームメイト。 常に冷静な試合運びで勝つためには容赦ない攻撃を行う。 2006年、PRIDE31でアリスター・オーフレイムに完敗。 肩の負傷により無差別級GPにはエントリーされなかった。 復帰戦の無差別級GPリザーブマッチでも元同門のアレキサンダー に敗れて厳しい再スタートとなった。

小川直也

国籍:日本
生年:1968年
身長:193p
所属:小川道場
得意技:STO

明大柔道部出身のオリンピック銀メダリスト。 1997年、アントニオ猪木率いるUFOの所属選手として 鳴り物入りで新日本プロレスに参戦。 橋本真也を破る鮮烈デビューを果たした。 1999年、PRIDEに初参戦、4連勝を上げたが、 第2回ヘビー級GP準決勝で王者ヒョードルに完敗した。 ハッスル軍のキャプテンとしてプロレスの場でも活躍。 2005年大晦日に後輩の吉田との対決を行ったが、 吉田の腕十字の前に無念のタップアウト負けを喫した。

エメリヤーエンコ・アレキサンダー

国籍:ロシア
生年:1981年
身長:198p
所属:レッドデビル
得意技:パンチラッシュ

ヒョードルの実弟。兄と違って大柄で強力なパンチが持ち味。 その圧力と強打で着実に白星を重ねている。 無差別級GPでジョシュ・バーネットと対戦、打撃で追い込むも スタミナ切れでテイクダウンされ敗れた。 無差別級GPリザーブマッチで元同門のセルゲイ・ハリトーノフ を打撃で粉砕、成長ぶりを見せつけた。

ファブリシオ・ヴェウドゥム

国籍:ブラジル
生年:1977年
身長:193p
所属:チーム・クロコップ
得意技:アームバー

アブダビ選手権準優勝、ブラジリアン柔術選手権連覇の実力を 持つ柔術家。 チーム・クロコップではミルコに柔術を教授している。 PRIDE参戦歴は浅いが、実力的には3強と同等の能力を 持つ。 無差別級GPでハリトーノフを破ったアリスターを下からの アームロックで仕留めた。 2007年、チームメイトのミルコの後を追ってUFCに移籍した。

マーク・ハント

国籍:ニュージーランド
生年:1974年
身長:178p
所属:オシアナスーパーファイタージム
得意技:アッパー・サモアンフック

サモアの怪人の異名をとる元K1GP覇者。強打を武器にPRIDEに参戦。 吉田秀彦相手にデビュー戦を行ったが、慣れないサブミッションに 苦戦して敗れた。 2004年男祭りでヴァンダレイ・シウバをKO寸前に追い込み、 まさかの判定勝利を収めた。 2005年男祭りでは同じK1出身のミルコ・クロコップと対決。 驚異的な打たれ強さと豪打でミルコを終始圧倒した。 2006無差別級GPでは1回戦高阪剛を沈めたが、2回戦で ジョシュ・バーネットに完敗した。 大晦日の男祭りでヒョードルのヘビー級タイトルに挑戦、一時は 上を取ってアームロックを仕掛けるなどヒョードルを追い詰めた。

藤田和之

国籍:日本
生年:1970年
身長:183p
所属:フリー
得意技:右フック・ヒザ蹴り

日本人ヘビー級最強の呼び声も高いパワーファイター。 2000年、アントニオ猪木率いるUFO所属としてPRIDEGP2000に参戦。 当時最強とされたマーク・ケアーを破り、周囲を驚かせた。 PRIDE26でヒョードルに挑戦。強烈な右フックを食らわせ、後一歩まで追い詰めた。 その後、新日本プロレスでIWGPヘビー級王座を獲得。FEGの興業ではボブ・サップ、 カラム・イブラヒムなどの強豪を倒す。 2006年、猪木事務所から独立してPRIDE無差別GPに参戦。 1回戦でジェームス・トンプソンを壮絶な打ち合いの末倒したが、2回戦で ヴァンダレイ・シウバに打撃で完敗した。 PRIDE34のDSE興業最後の試合でジェフ・モンソンに敗れた。

アリスター・オーフレイム

国籍:オランダ
生年:1980年
身長:195p
所属:ゴールデン・グローリー
得意技:ギロチンチョーク・ヒザ蹴り

恵まれた体格を持つストライカー。打撃の強さもさることながら、 アブダビコンバットヨーロッパ選手権では得意のギロチンチョーク でオール一本勝ちを収めるなどサブミッションも得意とする。 第2回ミドル級GPではヴィクトー・ベウフォート、イゴール・ボブチャンチン をギロチンチョークで撃破し、その強さを見せつけた。 準決勝でマウリシオ・ショーグンと対決、序盤は試合を優勢に進めたが、 スタミナ切れで逆転負けを許した。 2006年、PRIDE31でセルゲイ・ハリトーノフを一方的に 攻め立てて破った。 増量してヘビー級選手として無差別GPに参戦。1回戦でファブリシオに 下からのアームロックで敗れた。

マーク・コールマン

国籍:アメリカ
生年:1965年
身長:185p
所属:ハンマーハウス
得意技:弾丸タックル・ハンマーパウンド

UFCで2回チャンピオンになっているレスリングの実力者。 2000年の第1回ヘビー級GPでボブチャンチンを破り、 トーナメントを制覇した。 アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラに敗れて以来、精彩を欠いて いたが、2004年第2回ヘビー級GPに参戦。 王者ヒョードルに対して健闘を見せた。 2006年、ミドル級GP覇者のマウリシオ・ショーグンを タックル負傷させ初黒星をつけた。 米国ラスベガス大会のメインでヒョードルと対決し、タックルで テイクダウンを奪うもアームバーで敗れた。

ケビン・ランデルマン

国籍:アメリカ
生年:1970年
身長:178p
所属:ハンマーハウス
得意技:フラッシュフック・スープレックス

ハンマーハウス所属のパワーとスピードを兼ね備えたファイター。 レスリングの実力者でUFCではヘビー級王座を獲得している。 PRIDE参戦後、第2回ヘビー級GP初戦でミルコ・クロコップを 左フックで秒殺するサプライズを起こし、2回戦でもヒョードルを完璧 なジャーマンで投げ捨てあわやという場面を見せた。 グラウンドテクニックに難があり、桜庭・中村らのサブミッションに 翻弄されたもろさがある。肺の病気で長期欠場を強いられた。 ラスベガス大会でショーグンと復帰戦を行い膝十字で敗れた。
西島洋介

国籍:日本
生年:1973年
身長:182p
所属:フリー
得意技:手裏剣パンチ

ボクシング元WBF世界ヘビー級チャンピオン。 日本人でも数少ない重量級ボクサーとして注目され、アメリカを舞台に活躍した。 ボクシング引退後、PRIDEに参戦を表明。 2006年、PRIDE31でマーク・ハントを相手にデビュー。 壮絶な打ち合いの末敗れたが、潜在能力の高さを見せつけたが、 無差別級GPでは吉田秀彦に完敗、再起を賭けたエヴァンゲリスタ・サイボーグ ・フィル・バローニとの戦いにも敗れて崖っぷちに立たされる。