足守川を上って

岡山市足守は江戸時代の緒方洪庵(蘭学医)、明治時代の木下利玄 (歌人)で有名なかつての陣屋町です。町の中を流れる足守川ははホタルの棲む川ですが、児島湖に流れ込む時にはドブ川となってしまいます。平成12年10月15日に足守川の水質調査のための水採取の際に、川の土手に咲く秋の野の花を見てみました。セイタカアワダチソウは何処でも大勢力で、上流では彼岸花、キツネノマゴ、ツユクサ、イヌタデが咲いており、近水園(足守の中心部、小堀遠州流の庭園)近くにはママコノシリヌグイが今を盛りに咲いていました。最も収穫だったのは、古い町屋の屋根にツメレンゲを見つけたことです。o(^-^)o





準絶滅危惧種のツメレンゲ ママコノシリヌグイ

Copyright(C) 1999-2001 Tsuyoshi Hata, Japan. All Rights Reserved.