| ホーム | インデックス | 掲示板 | リンク | このサイトについて | 参加のご案内 |


■参考資料

フィンランド現代美術館
KIASMA

設計 Steven Holl Architects

所在地 Mannerheiminaukio 2 Helsinki,Finland

用途 美術館

竣工 1998年


■参考ウェブサイト

KIASMA

STEVEN HOLL ARCHITECTS


■参考文献

GA DOCUMENT EXTRA06 STEVEN HOLL(A.D.A. EDITA Tokyo)

建築文化1997年7月号(彰国社)

20世紀建築研究(INAX出版)


文責 ダミカ

http://www2u.biglobe.ne.jp/~damika/

作成日 19991106

最終更新日 19991106

ページは追記・修正があったときに随時更新しています。

KIASMA

この美術館はヘルシンキの中心に位置し、西に議事堂、北にアアルトの「フィンランディア・ホール」、東にサーリネンの「フィンランド中央駅」を擁している。またこの地域は、都市計画から来る幾何学的力線の集まる場でもある。

そのような地域性を考慮に入れ、さらにボリューム制限が課せられたこの困難な計画を進めていく上で、ホールは独特の概念「キアズマ(交叉)」を打ち立てた。
そしてホールは、その「キアズマ(交叉)」という概念に従い、建築と周りの景観、建築と人、建築と芸術作品といった二項対立ではなく、それら様々な要素を「折りたたんだ」美術館として成立させたのである。

また、北方高緯度地域特有の、横から差し込む日光も折り込まれている。25部屋、5フロアにわたる展示空間全てに、自然光が入るよう計画され、平日でも多くの人々が、それぞれ好きに選択できる導線に従って歩いていく。その25部屋には、一つとして同じ形態のものはなく、作品一つに対して一つの部屋を割り当てることも可能である。つまり、広大なロフト空間にいくつもの作品を配置する、従来の美術館とは異なるのである。

1階はオープン・スペースとなっており、入場料を払わなくても、空間を体験しながら、自由にカフェでおしゃべりができる。

外観は流れるような形態をとっており、さほどボリュームを感じさせないが、一歩中に入ると、豊かで、わくわくさせる内部空間が展開している。

ホール「普段だったらビデオ・ゲームで遊んでいる10歳の子供を、美術館に引き寄せたかった。」
10才の子供だけでなく、老若男女集まっており、愛されている美術館という印象を受けた。素敵!

フィンランド目次→


(C) Copyright 1998 FORES MUNDI All Rights Reserved.