国道300号線

さて、今回紹介するのは山梨県身延町から山梨県上九一色村に至る国道300号線です。また本栖湖畔を走るので本栖みちと呼ばれています。
全長30km程の国道で、全線を1時間足らずで走破出来ます。

静岡県を南北に走る国道52号線の上沢交差点を東側に曲がると国道300号線にはいります。 ちなみにこの交差点を西側に行くと以前紹介した南アルプス街道です。
国道300号線はすぐに富士川を渡り下部町にはいります。 下部町は温泉町で国道からもホテルや旅館が立ち並ぶのが見えます。 またJR身延線の下部温泉駅からのバスの便もよいようです。
下部の市街地を抜けるとすぐに山間を走るようになり途中には 道の駅もあります。 このあたりから道は急勾配になりはじめます。国道300号線は全線にわたり 整備状態は良好ですが短い距離で高度を稼ぐためタイトなカーブが多く 注意が必要です。標高600mほどの身延町から標高1000mほどの本栖湖まで 一気に登ってしまうのです。
山間を走るので見とおしはあまりよくありませんが1箇所だけ 登りきる少し手前に展望が開ける場所があって 南アルプスが見えます。
頂上の中之倉トンネルを抜けると目前に本栖湖が広がり、正面には 富士山が全望出来ます。
国道300号線は一方的な勾配で登りきった所に本栖湖があります。 中之倉トンネルを抜け、そのまま湖畔を 走り国道139号線に突き当たると終点です。


今回の見所はなんと言っても富士山でしょう。 めったにないほどの晴天に恵まれいい写真も撮れました。 これも日頃の行いがいいからでしょうか。(ほんとか?)