国道20号線

さて、今回紹介するのは甲州街道、国道20号線です。 国道20号線は東京都心から神奈川県、山梨県を通り長野県 塩尻市に至る道です。今回は都心区間はパスし、環状8号線 と交差する上高井戸交差点からスタートしました。

スタートしてしばらくは雑然とした街中を走ります。 また道は片側2車線ですがかなり窮屈な感じで中央分離帯 もありません。右側の車線を走っていると右折車線に なってしまうということもありました。 立川あたりまで来るとゆったりとした道幅になります。
そして八王子を過ぎると急に 険しくなり 大垂水峠をこえ、神奈川県に入ります。 峠を下ると左に相模湖を眺めつつ 走るのですがここを通るたびいつも気になるのが 「日本一まずい」と看板を掲げているラーメン屋。私は食べたこと がないので何とも言えませんが興味のある人は試してみては。
ここからしばらくは桂川沿いを走るのですがこのあたりは 旧街道といった感じの雰囲気で特に 猿橋の町並みは いい感じです。
国道139号線と交差し、大月市街地を過ぎると2つ目の峠 笹子峠です。一般道としてはかなり長い(約4km)笹子トンネルで一気に 越えて甲府盆地にはいります。笹子峠は旧道も残っていて雪のない時期は 通行可能ですが通行量はほとんどないらしく結構荒れています。 特に展望がよいとか見所はありませんが木々に囲まれていて 静かな所を走ります。
甲府盆地に入ると道は急に広くなり 甲府市街地をバイパスします。竜王付近でバイパスが終わると 道は緩やかな登りになり、諏訪のあたりまではのどかな景色が続きます。 諏訪といえば諏訪湖 ですが国道20号線は湖畔を走りません。 諏訪の市街地を過ぎ最後の峠、塩尻峠を越え塩尻市内で 国道19号線に突き当たり終点です。


今回、早朝に出発したので思いのほか早く塩尻に着いてしまいました。 そこで昼食にしたのですがやはり蕎麦どころ信州ということで 穂高まで足を伸ばし行ったのが安留賀 という蕎麦屋です。