前のページに戻る

「競争原理と横並び」


タイトルは固いが難しい話ではない。
要はスーパーマーケットだとかの小売店にいくと他のお店と同じ物が並んでいることに一言文句をつけたかったのだ。
結局のところ販売意欲の高い問屋さん、メーカーなどの力加減か, 何処のお店にいっても同じように並び同じような値段で売られている。
何処へいっても同じような値段であるというのはいかにも地域格差を無くして親切この上ない感じがするが、「お前らが買えばこそこの価格を実現しているのだ」と言っているような気がしないでもない。

その上、凄まじいまでの広告戦略によって商品価値を釣り上げていく。そしてたどり着くのはみんなそれを手にしての横並びである。
ただでさえ、横並び意識が強いこの国で同じ物を手にし、身にまとう姿はなんだか気味が悪い。
かくいう私も勿論その中の一人である。が開き直ったりはしない。


トップページに戻る