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映画、本、音楽etc
映画--洋画編--西部劇
西部劇が好きだったので別枠にしました。
南北戦争前後20世紀初頃まででしょうか。アメリカを舞台にして、派手な拳銃の撃ち合いがあるやつ。
日本においては幕末前(高野長英さんのころ)から明治中頃まで、海の向こうでは派手な撃ち合いが繰り広げられていたわけです。
そして、南北戦争で使った銃が幕末、大量に、日本に流れてきたんですね。
- 「ワイルド・バンチ」
サム・ペキンパー監督。ジェリー・フィールディングの音楽も本当によい。(ビデオもCDも出ています)
2時間半たっぷり堪能して下さい。
以前より一つ気になっている事がありまして、出演者のロゴが出てくるところですが最初の公開時とその後の公開時のものが違うとか、あるいは公開された国によって違うものがあるのか。本に載っていた写真のものに出会っていないのです。
中学の頃、浅草の六区まで見に行ったのが最初の出会い。いまはビデオで楽しんでいます。
- 「ラスト・シューティスト」
ジョン・ウェインが亡くなった追悼ロードショウの形で公開された映画。遺作です。
私は中学2年生。しっかりと見てきましたが正直なところ今一つに感じた記憶があります。やはり若さの感じる映画ではなかったですから。
- 「シェ−ン」
何も言う事はありません。ここに入れたいので。
- 「駅馬車」
古い映画でいわゆる名作中の名作ですが、面白いのですなこれが。
- 「平原児」
ゲーリー・クーパー主演。ゲーリー・クーパーの無茶苦茶はやい早撃ちが見られるのです。ガンベルトから抜くのではなく、おなかの前あたりの差してある拳銃です。UHF局で一度だけ見たものです。
(ひょっとしたら全く別の映画と勘違いをしているかもわかりませんン。あしからず)
- 「砂漠の流れ者」
サム・ペキンパーです。
ついこの間ビデオを買いました。初見でした。みたいと思い今日まできました。「ワイルドバンチ」の印象と180度違う映画だったんですね。ところで牧師役のデビッド・ワーナーさんって他のどんな映画に出ているんでしょうか。
- 「皆殺しのジャンゴ」
ビデオ屋さんでつい買ってしまったもの。
噂に聞く残酷シーンは、思ったほどでもなかったですね。血がばんばん流れ出るかとか、くどいほど痛めつける、といったシーンはほとんど見られません。
マカロニ特有の湿った西部の街はきっちり出てきました。トーマス・ミリオンっていい顔しているんですね。2枚目路線です。「ガンマン大連合」とは随分違ってたなあ。
- 「夕陽のギャングたち」
セルジオ・レオーネの傑作。
エンニオ・モリコーネの音楽も最高。
「ワイルドバンチ」と共に忘れられない西部劇。ロッド・スタイガーの田舎おやじ、たぬきおやじも最高。
メキシコ革命舞台において、アメリカ製西部劇(本家西部劇)に何故傑作が無いのか。やっぱりアメリカはアメリカ舞台で作るのが筋だよね。
マカロニは恐いもの無しだものね。
レオーネのアメリカ思考はさて置いてもこれはマカロニの最高傑作に間違いありません。何度も見れる映画が私にとっての良い映画です。
- 「荒野の七人」
「七人の侍」がもとなのは有名ですね。
S・マックイーンのかっこよさ。R・ボーンのラストの突入。
見て損は無し。
- 「明日に向かって撃て」
ブッチとサンダンスです。
R・レッドフォードのかっこよさよりも、P・ニューマンのだらしなさのほうが目立つのは格の違いか?
「スティング」も同じ印象。
ニューシネマの位置づけで語られることの多い映画ですし、そのとおりだと思います。
舞台が20世紀初である必要はないんですよね。
- 「殺しが静かにやってくる」
やっと見ることが出来た!
冒頭からくぎ付け。J・L・トランティニアンもK・キンスキーも最高。
S・コルブッチが作ったことに意義を感じる、感じざる得ない。
E・モリコーネの音楽もよい。サントラを探さねば。
- 「荒野の一ドル銀貨」
ジュリアーノ・ジェンマ主演。
マカロニ映画にしては爽やかすぎるといわれているジェンマだが、この映画はジェンマのガンファイト(早撃ち、ファニング)だけでも見ごたえがあります。
タイトルバックのアニメも、音楽もよい。マカロニが輝いていた時の一本です。
- 「リオ・ブラボー」
J・ウェインのライフルがさえています。
「皆殺しの唄」もよい。D・マーティンもよい。(F・シナトラさんのご冥福をお祈りいたします)
「エル・ドラド」、「リオ・ロボ」とあわせて3部作といわれています。
- 「底抜け二挺拳銃」
J・ルイスとD・マーティンのコンビ作。
内容が思い出せない。
- 「荒野の用心棒」
大御所登場、ってとこでしょうか。
マカロニを世界に拡めた作品。
S・レオーネ、C・イーストウッド、E・モリコーネら、そうそうたるメンバーです。
「用心棒」もよいがこれもよい。これを見たから他のマカロニを見たくなったんです。
- 「続・荒野の用心棒」
「荒野の用心棒」とは関係ありません。
F・ネロのジャンゴです。レンコン型機関銃が出てきます。
「荒野の用心棒」となにかにつけ比較されますが(それ程この2作の影響は大きい)、
インパクトのある仕上がり。
- 「夕陽に立つ保安官」
J・ガーナー主演。軽いタッチの西部劇。
金貨に穴をあけるシーンで、人を煙に巻くJ・ガーナー。
もい一度見たい1本です。
- 「続、夕陽のガンマン」
S・レオーネ、E・モリコーネ、C・イーストウッドによる第3作。
イーストウッド、L・V・クリーフを抑えてE・ウォラックが暴れまわる。
キャステイングのうまさに感心させられます。
- 「ロングライダース」
カントレルゲリラを描いた映画。(たしか・・・)
音楽はライ・クーダー。
ペキンパー張りのストップモーション、かっこいいファッション、短い命を的に西部をひた走ったわけです。
- 「スパイクスギャング」
G・グライムス主演。(だと思うが・・・。「男の旅立ち」というのもあった)
C・M・スミスも出ていた。(アメグラを思い出す)
ほろ苦くて、悲しい映画。
- 「ガンマン大連合」
セルジオ・コルブッチ監督。フランコ・ネロ、トーマス・ミリアン、ジャック・パランス出演。
マカロニ後期の傑作でしょう。好きな作品です。
今日(98’12/29)久しぶりに昔のビデオを引っ張り出して見ましたが、そうか〜フランコ・ネロはやっぱり機関銃持たせたら右に出る物はいないな、、と実感。
なにげないカメラの動きの中に首つられた男がしっかりぶらさがってたりする。
「豹/ジャガー」の続編のはずだが、「豹/ジャガー」は一生見られないだろうなあ。
舞台はメキシコ革命を控えたメキシコ。
スウェーデン人の武器商人、武闘派革命軍、理論派革命グループ、メキシコ政府、怪しげなアメリカ人が入り乱れて派手なドンパチを繰り広げるのだ。
S・レオーネ「夕陽のギャングたち」と比べるとこっちのほうがベタベタのマカロニだわな。
出演者のせいかな。
- 「花と夕陽とライフルと・・・風来坊」
テレンス・ヒル、バッド・スペンサーのコンビ物。
怪力男を絵に描いたようなB・スペンサー、頭冴え渡る色男T・ヒル。
これだけで笑ってしまうな。
T・ヒルの早業(コマ落しだが、度を越して笑わせるな)も勿論見れます。
今回はここまでです。随時書き加えますのでよろしく。
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