聴いてわかるフランス語ニュース ●基礎編●
カバー/表紙/扉/CDのデザインをしました。

カバー付きの本は初めてだったので、版下の作り方を教えてもらいながらデザインしたので、色々と勉強になりました。

今回はイラストを描かずにデザインワークだけで仕上げたのですが、タイポグラフィーで<聴いてわかる>=聞き取りができる というイメージがでて、コートがかかった紙のツルツルした感じと合ってると思います。

表紙は今回はじめて紙選びから関れたので、自分の好みの紙を紙見本帳から選び、色指定して印刷の仕上がりを待つという、デザイナーならではの楽しみがありました。

とはいえ、予算があるので、最初に使いたかった[moco]という紙は使えず、第二希望の「テトン」という紙を使いました。こちらもやや予算オーバー気味だったみたいですが、「雪のような真っ白の紙で、凹凸のあるざらっとした紙じゃないと嫌です」と指定したので、これにしてくれたみたいです。

印刷の緑は実際にはもっとアップルグリーンのような鮮やかな色なので、興味のある方は、書店でカバーをめくって確認してください。

CDのデザイン。

黒いアルファベットの部分は全部抜きになっているので、実際にはCDの銀盤がみえていて、「?」「!」だけはタイトルと同じブルーになっています。

前面ベタで文字抜きというデザインもやってみたかったもので、ただ文字データーが細かくなるので、ちゃんと抜けるのかがちょっと心配でした。

上がりは良い感じです。

今回は、最初からシリーズ化を想定してデザインしたので、ベーシックで飽きのこないシンプルなデザインにちょっと遊びのはいったものを目指しました。

普段はイラストレーターですが、もともとはデザインを勉強していたので、こういう仕事は楽しいですね。また機会があったらぜひやりたいです。