LIVEレポート
山本正之LIVE「春のおたのしみSHOW」

2004年4月10日 ぺアーレ新宿(山手線新大久保駅より徒歩5分)
開演15時、終演19時(内休憩15分)

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第一部「デンジャラスアワー」

☆歴史シリーズ
●01.ああ大和朝廷
☆宗教編
●02.私のカレは隠れ切支丹
●03.おお真光
●04.恋の上九一色村
●05.祝福の歌
☆政治編
●06.正調パトリオット音頭
●07.バイバイハイジャック
●08.北の金さん(新曲)
●09.ふわふわ共産党
☆エロ編
●10.うぐいすだにミュージックホール
●11.裸のスター
●12.哀愁のラブホテル
●13.愛のロリータ
☆医療と社会現象編
●14.大流行インフルエンザ音頭
●15.おくすり百貨店
●16.新型・泡沫シンドローム

〜15分休憩(16:38〜16:53)〜

第二部「オールディーズナイト2 立身出世編」

●17.東京でひとり
●18.恋はこの世の魔物なり
●19.プリント模様の赤い傘
●20.吹きっさらしのこの駅を
●21.マダムシルクと怪傑ゾロのお話
●22.ゲキガスキー大脱走
●23.超空飛来ゴールドライタン
●24.メドレー(黄金戦士ゴールドライタン〜ヤッターマンの歌〜逆転イッパツマンの歌)
●25.ノリノリおしょうさん
●26.あいどるチャンチャカチャン
●27.アメママンの歌
●28.去年のコンサートのそれぞれの批評
●29.ああ出羽の花
●30.新宿ゴールデン街・みつこ
●31.さみしいね
●32.アフロディテを海に残して

〜アンコール〜
●33.栗の実エレジー
●34.宿題


今日は非常に暖かい気候で、トレーナーの人もいればTシャツの人もいる洋服選びに難しい一日でした。
日中は軽く汗ばむほどの暑さ…というワケで今回も山本正之デオドラントガールズが登場していました。
今回も昨年10月にこのペアーレ新宿で行なわれた「アメリカナイト」と同様の2部構成。
全部で34曲(史上最多?)歌われましたが、古い歌が中心という事もあり、曲単体の時間が短く
総時間は3時間45分でした。この会場は音の響きも良く、長時間ライヴに向いているそうです。
それでは簡単に今回のライヴをレポート!


●01.ああ大和朝廷

何の前触れもなくいきなりこの曲が始まってしまいました。
もちろんひれ伏しあり。

●02.私のカレは隠れ切支丹

儀式シリーズその2。続いて拝みです。
歴史シリーズよりもう1曲ですが、同時に宗教ネタの開始でもあります。

●03.おお真光

儀式シリーズその3。先生にパワーを贈りますw
めったに聴けないレアな曲ですね。CD化はムリでしょうが。

●04.恋の上九一色村

第一部はこのようにテーマ別に数曲ずつ歌うという形式を取ってました。
この曲は「汚らわしいからPCにデータも残してない」とのこと。
オ○ムの嘘に分かっていながら騙されていく女のお話。

●05.祝福の歌

儀式シリーズその4。なんと第1回のリクエストショーのみでやったという儀式が復活。
桜田淳子の「わたしの青い鳥」よろしく「しゅっくふっく〜しゅっくふっく〜♪」の部分で
恥ずかしい振りをやらされましたw
その桜田淳子や

●06.正調パトリオット音頭

続いて政治編。
新作部分が出来る度に長くなっていく曲だそうです。
前回大笑いさせてもらった「オサマ」と「ウサマ」ネタも健在w

●07.バイバイハイジャック

デンジャラスアワーとなれば、この曲の出番。
人気のある歌らしくリクエストショートとかでチョコチョコ歌われてたりしますね。

●08.北の金さん(新曲)

完全新曲。北の金さんというのはあの人です。
遠山とか、そういうのとは関係ありません。

●09.ふわふわ共産党

これはタイトルだけでご飯3杯いけます。
○破さんがこの曲聴いたらどんな反応するんでしょ。

●10.うぐいすだにミュージックホール

宗教、政治と来て危ないネタといえば…エロでしょう!
というワケでちょっとエッチな歌を集めました。まずはこの大ヒット曲。
カラオケに併せてギターを弾くという試みも。

●11.裸のスター

アルバム「ザ☆短編」に収録されている同名曲のフルバージョン。
「踊り子エレジー」という日活ロマンポルノの主題歌になる予定だった曲。
主演の女優が歌う手はずになっていたが、その女優がクスリのやりすぎで
廃人同然になってしまい、映画もろとも曲もお蔵入りに…

●12.哀愁のラブホテル

2番の歌詞がエロいです。最初先生は「あぁ〜」というため息の部分を女性陣にやらせると言いましたが
すぐに「やっぱり恥ずかしいよね」と即前言撤回してました。

●13.愛のロリータ

「おちゃめ神物語コロコロポロン」より。
今回のライヴより先生の弟子になった劇団チャッターギャングの岡田優香ちゃんとのデュエット。
ちょっととちってましたが、先生は「かわいい」とご満悦の模様。

●14.大流行鳥インフルエンザ音頭

次なるテーマは医療と社会現象。
1番は通常の「インフルエンザ音頭」。これもレアな曲だが、2番は更にレアな新作部分
「大流行鳥インフルエンザ音頭」に…。

●15.おくすり百貨店

「泡沫シンドローム」と「バグロム数え歌」と共に鬱憤爆発系ですが、この手の曲は大好きですねぇ。

●16.新型・泡沫シンドローム

歌詞がほぼ全部入れ替えられている「泡沫シンドローム」が久々に登場。
この曲で第一部は終了。休憩15分。

●17.東京でひとり

これより第二部、デビュー前のちょっと欝気味な1曲。
初っ端から 「オールディーズナイト」らしいレアな選曲で期待が持てる。

●18.恋はこの世の魔物なり

人生において恋が如何に邪魔であるかを説いた曲。それでも私も恋をしている…哲学的です。

●19.プリント模様の赤い傘

恋が絶好調な曲。

●20.吹きっさらしのこの駅を

そして恋が終わってしまった曲。

●21.マダムシルクと怪傑ゾロのお話

「三日月メランコリー」にも出てくる“マダムシルク”と、当時黒いツバの広い帽子をかぶっていた
相性“ゾロ”こと伊原道雄氏を歌った曲。

●22.ゲキガスキー大脱走

「オタスケマン」の挿入歌で、山本正之が演じたゲキガスキーのテーマ曲。
ゲキガスキーといえば「ハレー彗星」を思い浮かべるが、
「〜大脱走」はそれと同時に作られ、ボツなった方だという。
先生はこちらの方がお気に入りらしい。どっちも名曲です。
レコーティングしていたら(してなくても)次回の全集に入れて欲しいです。

●23.超空飛来ゴールドライタン

新アニメ番組「超空飛来ゴールドライタン」のオープニング主題歌になる予定だった曲。
同番組のタイトルが開始前になって「黄金戦士ゴールドライタン」になったが
このままのメロディで歌詞だけ「黄金戦士」にするとしっくりこないため
仕方なくこちらをお蔵入りし、新タイトルに合わせて曲も歌詞も変更したとの事。

●24.メドレー(黄金戦士ゴールドライタン〜ヤッターマンの歌〜逆転イッパツマンの歌)

突然「やっぱアニソンだよなぁ!!」といって歌いだして3曲も歌ってくれましたw
4曲目の「J9〜」と始まったところでサービスは終了〜。
お客に対し「さっきまでとノリが全然違うぞ(笑)」と的を射た発言。

●25.ノリノリおしょうさん

子供番組向けに作られた歌で、先生得意の駄洒落を活かした作品。
単純に楽しい歌でした。

●26.あいどるチャンチャカチャン

当時「演歌チャンチャカチャン」という演歌の歌詞をつなぎ合わせた曲が大ヒットしていた
平野雅昭氏の新曲として、制作側から先生に依頼のあった曲。
平野氏によるレコーディングも既に終わり、あとは発売という段階になって突如発売中止。
「今考えるとあんまり面白い曲じゃなかった」といわれる通り、ちょっと微妙な曲です。
歌詞の中に有名人の名前が入るというパターンなのだが
「タイムボカンの最後の作品の主題歌がこれをパクッてる」とも…言われてみればw

●27.アメママンの歌

間寛平氏から直々に依頼の電話があった曲。完成した曲を持って先生は吉本興業の
なんば花月まで足を運び、そこで寛平氏と打ち合わせ。曲を発売する方向で同意したという。
しかしその翌日、間寛平は賭博の容疑で逮捕されてしまい、この曲はそのままお流れに…。

●28.去年のコンサートのそれぞれの批評

山本正之コンサートのVOL.2だか3で歌われた曲で、コンサート後のお客さんによる
感想を歌にしたという曲。同じパターンの曲に「あんあんアンケート」があるが
こちらの曲は出てくる人たちがそこそこ有名どころばかりでした。

●29.ああ出羽の花

昭和末期の人気力士の歌です。

●30.新宿ゴールデン街・みつこ

故・榎雄一郎氏とよく飲みに行ったという飲み屋の歌。
みつこというのはその店のママで非常に良い人だったため先生は足繁く通ったという。

●31.さみしいね

これも短編のフルバージョン。

●32.アフロディテを海に残して

未だCD化されない名曲。今回のライヴで一番長い曲なのだが、それでも12分程度。

〜アンコール〜

●33.栗の実エレジー

●34.宿題

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