山本正之プレゼンツ 2006年公演
「博物館のホネ」

作・演出・音楽
山本正之

出演
紙谷そらお役  本田裕之(演劇舞台チャッターギャング)
杉原けい太役  西村誠治(演劇舞台チャッターギャング)
星村あさぎ役  富澤みさき(演劇舞台チャッターギャング)

東城ユミ役  岩崎恭子(山本正之プレゼンツ)
中 めぐみ役  田中美登里(劇団BOOGIE★WOOGIE)
森沢よしえ役  高畑加寿子(劇団娯楽天国)

藤原博士役  永田陽二(山本正之プレゼンツ)
川瀬りくお役  浅野泰徳(ジャングルベル・シアター)
五月女レナ役  岡田優香(演劇舞台チャッターギャング)
山本もえぎ役  松宮かんな(ジャングルベル・シアター)

水上一郎役 大山高男(劇団ふくわらい)友情出演

ナレーション  宮沢みい(山本正之プレゼンツ)

照明
北原健二

音響
玉木繁久

舞台美術
瀬良辰彦

舞台監督
有本三郎

演出助手
出村貴

制作協力
ビジュアル・スペース
ベラ・ボーエンタテインメント

昭和40年代後半、僕は世田谷のボロアパートで暮らしていた。銭湯に通い、共同炊事場でお湯を沸かし、橋のたもとの公衆電話から、ときどき仕事の依頼を受けた。まだ少年マンガ誌が130円だった頃、まだLOFTもハンズもなかった頃、狭い四畳半の部屋を、夢だけはビュンビュン飛び交っていた。あの頃のあの押し寄せるような想いは、今も、どうどうと僕の中に波打っている。