FXの歴史が一目で分かる!
PC-FXの歩んだ道!

ゲーム業界も含んだFXを取り巻く歴史を紹介!
これであなたも、いつの間にやら何の得もないPC-FX通!
FXユーザーは、あのときの感激&苦い想い出がこみ上げてくること必至の企画です。

PC-FXオン・ステージへ

青=PC-FXハード関連赤=PC-FXソフト関連、緑=それ以外のFXの話題。 黒=他機種関連

93年    ●次世代PCエンジンとして、ハードウェアの設計が進められる。
●当初はNECのチップを搭載する予定だったが、共同開発元のハドソンの強い要望で動画再生
能力に長けたハドソンの「テツジン」チップを積むことになる。

●11月、ソニーが32ビットゲーム機の為の新会社「ソニー・コンピュータエンタテインメント」
(以下SCE)を設立。
94年
●NECホームエレクトロニクス(以下NEC HE)より32ビットゲームマシンとして「FX」(開発コード)
が発表される。
●この時点での他社のラインナップは、3DO REALが発売間近。
任天堂より「プロジェクト・リアリティ」。
セガ・エンタープライゼス(以下セガ)より「サターン」。
SCEからは「PS-X」が発売予定。
1月30日 ●小学館の月刊PCエンジンが3月号で休刊。
3月20日 パナソニックより「3DO REAL」が発売される。当初価格を78,000円と予定していたが、発売
直前になって急遽変更され、54,800円で発売された。
5月 ●NEC HEより「FX」のスペックと模型が発表される。
FXの試作機は、「PC-FX」のロゴマークがない以外は、製品版と同じ形状である。
●ゲーム画面も公開。画像は、3Dポリゴンを取り込んだ格闘ゲームらしい「FX fighter」。
「バトルヒート」(仮題)と「チームイノセント」(仮題)の3本。

●PCエンジンで「ときめきメモリアル」が発売。口コミで大ヒットを記録する。
●同時期にはSCEの「PS-X」の正式名称が「プレイステーション」と発表される。
これは、かつて任天堂がソニーと組んで開発していたスーパーファミコンCD-ROM「プレイステー
ション」と同じ名前だった。因みにサードパーティー108社、タイトル60以上も大々的に発表された。
他には、セガが「サターン」(仮称)のスペックを公開、メガドライブを32ビットゲーム機にパワーアッ
プさせる周辺機器「スーパー32X」もこの後、日本での発売が決定する。
任天堂は、テレビを使わない32ビットゲーム機を発表するとか…?(後のバーチャルボーイ)
6月 ●東京おもちゃショーで、32ビットFXのデモンストレーションが注目を集める。
この時に実写取り込み映像を使った格闘ゲームも公開された。
●NEC HEより「FX」の正式名称として「PC-FX」が、そして発売は11月と発表される。
ネーミングの意味だが、「PC」はパソコンのPC-98シリーズとの連携を意識したもので、「FX」は
“FUTURE”、未来への無限の可能性を象徴したものだ。
FXはリアルタイムポリゴンは使用できないものの、取り込んだ映像を瞬時に表示できる動画処理の
強さをアピール。
●3DO REALは早くも苦戦中だが、カプコン、コナミなどからビッグタイトルが発売、軌道に乗り始
めてくる。更には三洋電機からも「3DO TRY」が発売されることも発表。
また、バンダイからは「BA-X」(仮称)が発表。秋にも発売される予定。
セガでも「サターン」を正式名称として発表。ソフトのラインナップも公開され始める。
8月 ●PC-FX専用ソフトラインナップが発表される。
ハドソンから「バトルヒート」「チームイノセント」。リバーヒルソフトの「卒業II FX」が本体と同時発売。
以下、この様なラインナップ。
ナグザット「麻雀」
NEC HE「女子プロレス」「RETURN TO ZORK」
データウエスト「キューティーハニー」(仮題)
T&Eソフト「ペブルビーチの波濤」「遙かなるオーガスタ」
日本物産「麻雀」「レーシング」
ココナッツジャパン「パチンコ」
ハドソン「野球」
●アートディンクが、PCエンジンの「ルナティックドーン」の発売機種をFXに変更するかもしれないと
のコメントを「マイコンベーシックマガジン」9月号に掲載。
●PC-FXのサードパーティーとしてNECアベニュー、レイ・フォース、マイクロキャビンが判明。
●プレイステーション用格闘ゲームが発表される、メーカー、タイトル不明で3Dポリゴン格闘と云う
ことで「バーチャファイター」タイプと呼ばれる。後にタカラから発売される「闘神伝」だ。
バンダイの新ハード「BT-X」の正式名称が「プレイディア」に決定。
9月 ●PCエンジンで発売予定だったアートディンクの「ルナティックドーン」が、FXに機種を変更。
NEC HEから「紺碧の艦隊」も発表される。

●サターンの発売日が11月18日に決定。
アーケードゲームとして「バーチャファイター2」や、ナムコから「鉄拳」(仮題)が発表される。
10月 ●PC-FXの製品版が公開される。拡張性の高さが特徴。
●サターンの発売が11月22日に変更。
11月 ●PC-FXの発売日が12月9日に決定。値段は49,800円と他機種(サターン44,800円・プレ
イステーション39,800円)と比べると高め。
●PC-98上でFXソフトが動作する「PC-FXボード」と、FXをパソコンのCD-ROMドライブとして
使用できる「SCSIアダプタ」(どちらも仮称)が発表される。

●レイ・フォースより「ラスト・レベレーション」(仮題)、NEC HEから「上海 万里の長城」「麻雀悟空
 天竺」「お嬢様捜査網」「バーチャルインベーダー」「オリジナル大作RPG」(いずれも仮題)が発表。
●FX参入サードパーティーとして、工画堂スタジオ、日本アプリケーション、パック・イン・ビデオ、
ヒューマン、日本テレネット、ヒューネックスが新たに発表される。
●PCエンジンに「同級生」が移植されると発表。
11月22日 ●セガからサターンが発売される。64ビット級、ものすごいゲームマシンとして怒濤のCM攻勢!
同時発売ソフトの「バーチャファイター」と共に、品切れ続出!
12月3日 ●SCEから「1,2,3,で、ゲームが変わる」プレイステーション、セガからは、メガドライブのパワー
アップマシン、スーパー32Xが発売。迎え撃つ3DO。いよいよ次世代ゲーム機戦争が勃発。
12月5日 ●NEC HEより、PC-FXの発売日が23日に延期になったと発表される。
原因は製品に同梱していた「PC-FXボード(仮称)」のパンフレット中で、ボードに対応しているパソ
コンの機種に誤りがあった為だとか。とにかくFXはせっかくの大安吉日発売を逃してしまう。
12月9日 ●PC-FXの発売予定だった日。この日から2週間だけ、テレビCMが流れるが、急な発表を知ら
なかった人は多く、どこにも売っていない、売っているはずのないFXを求めて町を彷徨う濃い人々
が多少発生。
12月16日 ●PCエンジン最後のHuカードソフト「藤子・F・不二雄の21エモン めざせ!ホテル王」発売!
●電撃PCエンジン増刊として「電撃プレイステーション」が登場。後に定期刊行される。
12月23日 ●PC-FXが、ソフト3本と共に無事発売!!
12月 ●PC-FXで通信が出来ることが判明。これは、春に発売予定の通信アダプタやモデムがあれば、
NECのパソコン通信サービス・PC-VANに接続できるというもの。が、残念ながらお流れに…。
●日本物産が発売を予定しているFXソフト「麻雀」(仮題)が、18禁実写取り込みものを予定して
いることが判明。18禁ブランドまで予定していたと云うが、日本物産には、NEC HEの戦略が見
えてこなかったため、その後残念ながら、ソフト発売自体がお流れに…。
●「ときめきメモリアル」がプレイステーションに移植決定。PCエンジンからFXに移行していたユー
ザーは、この情報に激怒!!
95年
1月
●「PC-FXボード」と「SCSIアダプタ」の発売が3月17日に決定。
●PCエンジン後期に参入したフジコムが、FXにも参入することが判明。
1月31日 ●PCエンジン初の18禁ソフト「セクシーアイドル麻雀 野球拳の詩」発売。
2月 ●工画堂スタジオの「パワードール」が移植決定。
●T&EソフトがPC-FX版「MASTERS 遙かなるオーガスタ3」と「ペブルビーチの波濤」のタイ
トル画面写真を公開。
3月20日 ●PCエンジンで開発されていた「天外魔境III」(仮題)が「天外魔境III NAMIDA」としてPC-FX
で発売されることが決定!
●「天外魔境」シリーズがサターンやスーパーファミコンでも新作として制作されることがハドソン
から発表された。PCエンジン版は発売するか不明。
3月 ●NEC HEより「女神天国II」(仮題)が発表。
●ハドソンから発売予定の「野球」(仮題)の正式タイトルが「スーパーパワーリーグFX」に決定!
PCエンジンから続くシリーズの10作目として登場だ。
●セタが何を血迷ったか今頃になってPCエンジンに参入。「将棋データベース 棋友」を発表。
4月 ●ハドソンより「天外魔境 電脳絡繰格闘伝」「銀河お嬢様伝説ユナFX」(仮題)発売決定。
●PCエンジン版「天外魔境III」の発売中止が判明。PCエンジンユーザーから猛反発!!
5月 ●PC-FX用のタイトルが「アニメ戦略」と共に一気に発表。
この発表で、今までハッキリしなかったFXの方向性が決まったと言える。
この時、新たに発表されたタイトルは以下の通り。
・同級生2  NECアベニュー
・ドラゴンナイト4  NECアベニュー
・卒業R   NECアベニュー
・ドーター オブ キングダム   パック・イン・ビデオ
・アニメカードゲーム(仮題)   フジコム
・ファイアーウーマン纏組   徳間書店
・ガールズ・オン・ザ・パームトップ   スタジオOX
・チップちゃんキィ~ック!   カスタム
・英雄志願(仮題)   マイクロキャビン
・負けるな!魔剣道Z   フィル・イン・カフェ
・続・初恋物語 ~修学旅行~   徳間書店インターメディア
・ブルー・シカゴ・ブルース   リバーヒルソフト
・アニメフリークFXシリーズ   NEC HE
・ファーランドストーリーFX(仮題)  NEC HE
・きゃんきゃんバニーDX(仮題)  NEC HE
●NEC HEから発売予定だった「オリジナル大作RPG」が「ラスト・インペリアルプリンス」と判明。
「ザナドゥ」「ソーサリアン」を手がけた木屋善夫の最新作ということで、注目を集める。
●NEC HEよりPC-FXイメージキャラクター「ロルフィー」が発表。
●ココナッツジャパンの「パチンコ」(仮題)が「パチ夫くんFX 幻の島大決戦」(仮題)に決定。
●NEC HEよりPC-FX、PCエンジン向けの倫理審査システムが発表される。
●ハドソンからアーケードカード専用ソフト「Jリーグパワースタジアム」と「シューティング」(仮題)発
表!「シューティング」は、後の「銀河婦警伝説サファイア」だ。
6月 ●東京おもちゃショーで「天外魔境III NAMIDA」のFX実機で動くデモンストレーションが公開され
る。NEC HEブースでは、全面的に「天外魔境III」をプッシュ。
この日米ットは、NECアベニューブースのジャンケン大会で「PCエンジンFANボールペン」をGET!
これが全く書けない(インクが出ない)粗悪品だった。
●ハドソンより「ゼンキ」(仮題)が発表。
7月 ●パック・イン・ビデオの「ドーター・オブ・キングダム」の正式タイトルが「バウンダリーゲート ドータ
ー・オブ・キングダム」に変更。「バウンダリーゲート」がメインのタイトルになった。
●ハドソンから発売予定の「ゼンキ」(仮題)のタイトルが「鬼神童子ZENKI」(仮題)に変更。
8月 ●FXになんと光栄が電撃参入!スーパーファミコンで人気を博した「アンジェリーク」の移植版
「アンジェリークSpecial」を発表!
●テイジイエルから「アドヴァンストV.G」が移植されることが決定。PS版のアレンジバージョンとし
て登場予定。
●フジコムから発売予定の「アニメカードゲーム」(仮題)のタイトルが「ときめきカードパラダイス」
(仮題)に変更。
●NEC HEが8月18日~20日に晴海見本市会場で行われた「コミックマーケット48」で、PC-
FXブースを出展。
9月 ●アスク講談社から「ボイスパラダイス」が発表される。
●ナグザットから発売予定の「麻雀」(仮題)が「スーパーリアル麻雀PV-FX」に決定。
10月2日 ●NEC(日本電気)、NEC HE、NECアベニューのソフト部門が合併した新ソフト会社「NECインタ
ーチャネル」設立。パソコンを中心として、家庭用ではPCエンジン、PC-FX、サターンにソフトを提
供していくと発表。特にNECアベニューのソフト開発部門は全てインターチャネルに移籍した。
当時のNECインターチャネル・多部田プロデューサー曰く「FXに90%の力を注いでいます」…大嘘
10月 ●NEC HEよりPC-FXバックアップメモリパックが11月10日に、PC-FXマウスが11月24日に
発馬されると発表。

●PC-FXにスプライト機能を強化し、ポリゴン処理機能を追加したPC-FXゲームアクセラレータ
(以下PC-FXGA)の発売が判明。

●メサイヤより「デア・ラングリッサー」(仮題)スーパーファミコンから待望の移植発表。
●「アドヴァンストV.G」の開発中止が決定。FXユーザー全員ガッシクガクゾー。
●ハドソンの「鬼神童子ZENKI」(仮題)の正式タイトルが「鬼神童子ZENKI FX ヴァジュラファイ
ト」に決定。
●スタジオOXの「ガールズ・オン・ザ・パームトップ」の正式タイトルが「みにまむなのにっく」に変更。
●レイ・フォースから発売予定の「ラスト・レベレーション」の正式タイトルが「ミラークルム ザ・ラス
ト・レベレーション」に決定。
●「ときめきカードパラダイス」のメーカーが、フジコムからソネット・コンピュータエンタテインメントに
変更。これで同タイトルが3DOやサターンで発売されている麻雀ソフトの兄弟作品であると判明。
11月 ●マイクロキャビンより「虚空漂流ニルゲンツ」が発表。
●NECインターチャネルより「天地無用!魎皇鬼FX」が発表。
●NEC HEから謎のタイトル「ルルリ・ラ・ルラ」が発表。
●NEC HEからPC-FXGA専用タイトル「ん~にゅ~」発表。
●NECアベニューより発売予定だった「同級生2」「ドラゴンナイト4」「卒業R」がNECインターチャ
ネルからの発売に変更。
●ハドソンの「銀河お嬢様伝説ユナFX」のサブタイトルが「哀しみのセイレーン」に決定。
●NEC HEから発売予定の「きゃんきゃんバニーDX」が「きゃんきゃんバニーエクストラDX」に決定。
12月8日 ●NEC HEよりPC-FXGA(PC-98版)発売。DOS/V版も後に発売。
12月 ●ヒューネックスから「ときめきメモリアル」を制作した立石流牙制作の「BLUE BREAKER」が
発表!
●メサイヤから発売予定の「デア ラングリッサー」の正式タイトルが「デア ラングリッサーFX」に
決定。
●日本物産の「麻雀」「レーシング」が発売中止。同時にソフトも出さずにFXから撤退。

●ベルファーレ東京でNEC HE主催「PC-FXカーニバル アンジェリークSpecial」開催。
当日会場には500人の女性陣が集結。光栄の副社長が出てきて「アンジェリークpecial2」を
PC-FXで発売することも発表した。
96年
1月
●NEC HEから「となりのプリンセス」と「リトルキャッツ」が発表される。どちらも仮題。
●光栄より「アンジェリークspecial2」が正式発表。
●NECインターチャネルより発売予定だった「同級生2」「ドラゴンナイト4」が、再びNECアベニュー
からの発売に変更。
●マイクロキャビンの「英雄志願」が発売中止決定。

●この頃になると、ようやくFX市場の大きさがPCエンジンと並ぶ。
2月 ●NEC HEより「超神兵器ゼロイガー」が発表。
●ヒューネックスから発売予定の「BLUE BREAKER」のサブタイトルが「剣よりも微笑みを」に
決定。
3月21日 ●NEC HEが日本マクドナルドを広告媒体として利用。これは、3月21日から27日までの一週
間、マクドナルドのトレーの上に載せる紙のマットと、店内情報誌「マックジョイ」にPC-FXの広告
を掲載したというもの。内容は、FX本体と「アニメフリーク」の宣伝だった。
4月 ●電撃PCエンジンが電撃G’sエンジンに誌名変更。
5月 ●NEC HEより「こみっく☆ろーど」が発表。
●NEC HEより発売予定だった「きゃんきゃんバニーエクストラDX」のメーカーが、カクテルソフトに
変更。
●この頃、「ファミ通」のクロスレビューコーナーでPC-FXを扱わなくなる。途中からレビュー対象
外となってしまう機種はFXが初めて。(ネオジオ、3DOは最初から扱われなかった。)
6月22日
6月23日
●池袋サンシャインシティ文化会館にて「PC-FXアニメフェスティバル」開催。
内容は、PC-FXオンリーのゲームショーといったものでコスプレ大会や、声優トークショー等盛りだ
くさんの内容。広いとは言えない会場に2日間でなんと延べ2万人の来場者が訪れる盛況振りだっ
た。ちなみに米ットは、マイクロキャビンブースのクイズで「ニルゲンツ」の発売日を当ててグリュー
グルム、ライン、ピエラのセル画をGET!
会場で、「赤ずきんチャチャ お騒がせ!パニックレース!」「スパークリングフェザー」(仮題)「アニ
メフリークFX」Vol.4以降などの新作ソフトも発表。「虹の少女隊プリズムナイツ」が4以降の目玉。
●6月23日、任天堂から64ビットゲームマシン「ニンテンドウ64」発売。
6月28日 ●この日発売の「虚空漂流ニルゲンツ」から、FXのソフトパッケージが普通のCDサイズに変更。
6月 ●光栄より「ふしぎの国のアンジェリーク」が発表。
●NEC HEの「リトルキャッツ」のタイトルが「惑星攻撃隊リトルキャッツ」に変更。
7月26日 ●PCエンジンソフト「バザールでござーるのゲームでござる」発売。
8月 ●「惑星攻撃隊リトルキャッツ」のタイトルが「惑星攻機隊りとるキャッツ」に変更。
●「となりのプリンセス」(仮題)の正式タイトルが「となりのプリンセス ロルフィー」に決定。
8月30日 ●PCエンジンFAN月刊最終号発売。
9月 ●NEC HEの「バーチャルインベーダー」(仮題)が発売中止。
●「BLUE BREAKER~剣よりも微笑みを~」と「チップちゃんキィーック!」を買って応募券を
送ると両作品のテレカ2枚組がもらえるキャンペーンを実施。
10月12日 ●文化放送で、ラジオ番組「PC-FXクラブ」放送開始。パーソナリティーは関俊彦、白鳥由里、池
澤春菜の3人で、FX会報誌「アニゲー倶楽部」でもお馴染みだったトカゲロンも度々登場していた。
11月18日 ●NEC HEがホームページを開設。FXのページ「アニメフリークタウン」スタート。
12月13日 ●アーケードカード専用ソフト最終作。「魔導物語I 炎の卒園児」NECアベニューより発売。
12月 ●「ファミマガWeecly」誌上に於いて、PC-FX「ファイアーウーマン纏組」が同誌の歴代ゲーム2
位(全機種中)という高い評価を得る。
●ラジオ「PC-FXクラブ」。いつの間にやら放送終了。
●この頃、「ファミ通」の発売スケジュール欄からPCエンジン、PC-FXの項目がなくなる。
同時に、バーチャルボーイ、3DOも消滅。これを機に米ットはファミ通の購読を停止。
97年
1月
●ファミ通にてFXソフトコーナーPC-FXソフト専門ページ「マンスリーFXジャングル」連載開始。
何を今更・・・というワケで米ットはこれを無視。だからこの時期だったかよく覚えてません。
●NEC HEより「アルバレアの乙女」が発表。
●1月31日、スクウェアよりプレイステーションで「ファイナルファンタジーVII」発売。
2月 ●カクテルソフトより「Piaキャロットへようこそ!!」発表。
●エーピーディーが運営するPC-FXファンクラブ「アニゲー倶楽部」のホームページが会員制に
なる
3月28日 ●PCエンジンソフト最終作と思われた「はたらく☆少女 てきぱきワーキンラブ」ついに発売!!
4月 ●SUPERPCエンジンFAN2号発売。これを最後に休刊。
●FXの大ヒット作「BLUE BREAKER」がサターンへの移植決定。FXユーザー大激怒!
●この頃のFXユーザーの心境は、今のドリームキャストユーザーと同じ性質のものだろう。
5月 ●NEC HEより「ああっ女神さまっ」FXへの移植決定!
6月 ●電撃G’sエンジンが電撃G’sマガジンに誌名変更。
7月 ●NEC HEから光栄初のRPG「アンジェリーク 天空の鎮魂歌」発表!
9月 ●ヒューネックスより「ファーストKiss☆」が発表!!
●カクテルソフトより過去に発売されたFXソフト「きゃんバニ」と「Piaキャロ」をセットにした「カクテ
ルドリームセット」(仮題)発表。
10月 ●NEC HEより「はたらく☆少女 てきぱきワーキンラブFX」が発表!
●カクテルソフトの「カクテルドリームセット」のタイトルが「カクテルパック」に変更。
11月 ●ヒューネックスから発売予定の「ファーストKiss☆」の正式タイトルが「ファーストKiss☆物語」に
決定!
12月29日
12月30日
●東京ビックサイトで行われたコミックマーケットでNEC HEとヒューネックスが合同でブースを
出展。「ファーストKiss☆物語」の次回予告デモやPCエンジン用未発売コントローラ「パワーコン
ソール」のオークションなども催された。
98年
1月16日
●NECアベニュー最後のゲームソフト「卒業R」発売。
4月23日 ●PC-FXソフト最終作「ファーストKiss☆物語」ヒューネックスより発売。
6月 ●セガが次世代32ビットゲームマシン「ドリームキャスト」を発表。
●NEC HEがドリームキャストへ参入を発表。同時にFXのソフトは開発していないことを表明。
秋頃 ●NEC HEのホームページ内のドリームキャストソフトのページで、多くの名作FXソフトを手がけ
た深川プロデューサーによるFXユーザーへ向けたお詫びのメッセージが掲載される。
●アニゲー倶楽部のホームページが消滅。
99年
2月
●アニゲー倶楽部の会報最終号発行。
●NEC HEホームページ内のPC-FXやPCエンジンを取り扱うコーナーが消滅。
6月3日 ●「てきぱきワーキンラブ」から2年の歳月を経てPCエンジンの、そしてNECゲームマシン最後の
ソフトとして「デッド・オブ・ザ・ブレイン1&2」がNEC HEから発売!
ソフマップとメッセサンオー
から限定販売された。世界初のCD-ROMゲームマシンの歴史が、ここに終止符を打たれる。
8月3日 ●徳間書店/インターメディア・カンパニーより「PC-FXベストキャラクターズ」VOL.1&VOL.2
が同時発売。人気ソフトの原画を収録したWin&Mac用のCD-ROMだった。
9月3日 ●徳間書店/インターメディア・カンパニーより「PCエンジンベストキャラクターズ」が発売。
9月12日 ●SCEから128ビットゲーム機「プレイステーション2」正式発表。
「縦型が斬新!!」なとFXの存在を無視したかのような文章が雑誌の誌面を踊った。
9月末 ●赤字続きの日本電気(NEC)再編計画によりNEC HEの解散が発表される。
10月22日 ●徳間書店/インターメディアより「PC-FXベストキャラクターズ」VOL.3発売。
12月23日 ●NEC HEの最後のコンシューマーソフト「戦国TURB F.I.D」ドリームキャストで発売!
12月 ●徳間書店/インターメディアの解散が決定。
2000年
3月4日
●SCEより128ビットゲームマシン「プレイステーション2」発売。
3月末 ●NEC HEのゲームページ「エンタテイメントタウン」が閉鎖される。
3月31日 ●NECホームエレクトロニクスが解散。

※このページでは「レイ・フォースから発売」とか「光栄から発売」等と云ってますが、一部のソフトを除いてFXソフトの殆どの発売元はNEC HEです。

参考文献:月刊PCエンジン/PCエンジンCD-ROMカプセル(小学館)
PCエンジンFAN/SUPERPCエンジンFAN DELUXE/ファミマガWeekly(徳間書店インターメディア)
電撃PCエンジン/電撃G’sエンジン/電撃G’sマガジン(メディアワークス)
ファミコン通信/ファミ通(アスキー)

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