「KENTEI ML」 色彩検定専用 

■■■ [451]-[500] ■■■


[500] Re:スクールの件 (ハル) 9/11 16:15

皆さん、アイさん、細谷さん、こんばんは!

独学のハルです。

細谷さん、1級についてのアドバイスありがとうございます。アイさん、志を同じくする方達で集まって勉強会をするというのはいいですね。そんな方達とおしりあいで、羨ましい限りです。一生懸命勉強するかたは、なんとしても受かって欲しいですね。

私は最近、なぜか多忙になってきて今年、試験を受けれるかどうか雲行きが怪しくなってきました。

しかし、色彩は奥が深いし大好きです。ですから今回無理でも勉強していつか受けるつもりです。

アイさん、そして試験を受けられる皆さん、頑張ってください。そして合格されることお祈りしてます。



[499] 通信教育 (細谷) 9/11 21:27

こんにちは。

カラーコーディネートの通信教育を探している方へ。通信教育を検索できるサイトがあります。以前よりも登録内容が増えているようで、 「カラー」で10件ヒットしました。

このうちの『財団法人企業経営通信学院』が出している 「カラーコーディネーター受験講座」を受講したことがあります。旧テキストのときでしたが、テキストの文章をさらにやさしく噛み砕き、用語解説を交えながら丁寧に説明してありました。

東京商工会議所の検定案内ページでも、同じところの通信教育が紹介されていますが、内容も同じものかどうかはちょっとわかりません。興味のある方は直接お問い合わせください。(受講費用が異なっています。)

●イサイズ スタディ http://www.isize.com/study/work/kouza/tuushin/
●東京商工会議所 カラーコーディネーター検定試験案内 http://www.kentei.org/color/index.html



[498] AFT1級用参考書 (細谷) 9/11 16:15

こんにちは。

> みなさんはどんな参考書を使っていますか?AFTの1級用テキスト、過去問題集はもちろんですが、他のところから出ている参考書(1級用)で、お勧めがあれば教えてください。

以前、どなたかが発言なさってたかもしれませんが、東京商工会議所の2級、3級公式テキストはいかがでしょう。書店で購入できます。どちらも色彩に関する検定試験なので、同じ項目を扱う部分が出てきます。それに、東商の方がページ数が多い分(200ページ以上)、AFTよりも細かく書かれた部分があるようです。もちろん、AFTの試験だからAFTの公式テキストを基準に見るべきなのは当然です。

1級はテキストに書かれている以外の知識も問われますし、近年、AFT、東商ともに出題内容が近づいてきている(同じではありません)傾向があるようですから、1級を目指すのであれば、もう一方のテキストをながめるのも悪くないと思います。



[497] ボーダーライン (細谷) 9/11 15:40

こんにちは。

> 合格目安は、問題の70%ですよね?過去問題集をして、自己採点する時に、例えば、80問しか問題が無いときには80問中の70%として考えればよいのでしょうか?それとも問題によって高い点数の問題があるのでしょうか?

100問で100点満点でなければ、問題によって点数は異なります。自己採点のときは、80問中の70%として考えて構わないと思います。しかし、自己採点で70%以上(たとえば72%)だったからといって必ずしも合格するとは限りません。これまでの傾向から考えて、85%以上でしたら まず合格と考えてよいでしょう。

余談になりますが、検定に限らず高校、大学、どんな試験でも、試験の内容や点数配分、合格ライン等は、おそらく、毎年のように内部で話し合って方針を決定していると思われます。

また、試験が終わってからも、偏差値等の尺度を利用する場合は全体の得点バランスを見て微調整の必要がありますし、問題自体に間違いがあった場合は、得点訂正等の作業があります。 合格発表までは、細かいところは流動的で明確な点数は内部の人でも断言できないと思います。

ですから、自己採点では1点、2点の差はあまり気にしなくてよい、というか、そのへんは誤差の範囲といえそうです。



[496] スクールの件 (アイ) 9/7 8:39

みなさんこんにちは。ハルさん、レスありがとうごさいます。m(__)m

スクールの件ですが、私は1級対策まで含めたスクールに通っていました。とはいっても、「カラーコーディネーター養成講座」ということで、検定試験対策がすべてではなく、もちろん受験しない方もいらっしゃいました。なので、2級までを重点的に勉強して、1級はオマケ(?)程度のものでした。

1級対策ゼミは別料金でありましたが、私にとっては高額だったので、とりあえず、今年は自力で勉強して、無理だったら来年ゼミを受ようと思い、独学を決意しました。とはいっても、その講座で仲良くなった人たち数人で集まって、週1回ぐらいのペースで勉強会をすることにしています。そのほうがお互い刺激しあえるし、情報交換もできるし。(^-^)

ただ、ほんとに1級は難しくて、問題集を開くと悲しくなります。(T_T) これが11月までにスラスラ解けるようになればいいんだけど・・・。(笑)

でも、とにかくチャレンジすることが大事だと思っています。無理だとあきらめるよりも、やってみることが大事ですよね。落ちてもいいじゃないですか。これで終わりじゃないんだから! (とかいいながら、絶対に落ちたくないけど・・・。)前向きに頑張っていれば、いつか努力は報われると信じて、11月まで勉強していきたいと思います。(2次試験のことは、その後考える・・・。(笑))

そんなわけで、11月まで無我夢中でがんばります!



[495] Re:はじめまして (ハル)  9/6 18:45

独学のハルです。みなさま、お久しぶりです。

私は去年独学でAFT2.3級を受験して運良く合格しました。今年、AFT1級受けようかどうしようか迷っています。独学でどこまで行けるのだろうか?とまだ揺れ動いているのです。

ところで、アイさん、はじめまして!これからもよろしくおねがいします。

スクールに通われていたということですが1級対策のスクールだったのでしょうか。やっぱりスクールで学んだ方がいいのでしょうか。といっても、うちは田舎なのでカラー1、2級対策講座など どこを探してもやってません。寂しいです。

特に1級の一次試験も難しそうですし二次なんて、どんな勉強をしたらいいのでしょう。(遠い目・・・)「時間をとって頑張れば必ず合格する」というレベルではなさそうですよね。

教材はAFTから出ているものだけ持っています。試験受付終了までモンモンと悩みながら過ごすのかと思うと落ち着きません。どなたかよきアドバイスを・・・!



[494] はじめまして (アイ) 9/6 16:18

先日、このMLに登録させていただきました。

私は、昨年11月よりスクールに通い(7月で修了しました)、今年6月に行われたAFT色彩検定で、2級を受験し、合格しました。今は11月に行われる1級1次試験に向けて、個人で勉強中です。

そこで、みなさんにお聞きしたいのですが、みなさんはどんな参考書を使っていますか?AFTの1級用テキスト、過去問題集はもちろんですが、他のところから出ている参考書(1級用)で、お勧めがあれば教えてください。

私が購入したのは、「文部省認定 ファッションコーディネート色彩能力検定」「色彩検定 1級 集中講義、予想問題集」早稲田教育出版 (紫色の表紙の本です) 計2冊です。

本屋にあったのはこの1種類だけだったので、他にあればと思って・・・。

また、おすすめの勉強法があれば、教えていただけると嬉しいです。よろしくおねがいします。



[493] 色彩検定受付開始 (細谷) 9/03 23:56

こんにちは。

AFT主催冬期「色彩検定」(11/18(日)1,2,3級実施)の申込み受付けが9/3(月)から始まっています。締切りは10/8(月)。公式サイトから資料請求ができます。 詳細は以下をご覧下さい。

●AFT http://www.aft-jp.org/


[492] (細谷) 8/31 17:09

こんにちは。

ユキエさん
>文部科学省所管の公益法人が実施している21種の社会教育関連の技能検定(審査)が05年度を目安に廃止されるとの事ですがこの中にAFTが入ってるのですが・・・今回1級を受験しようとしているのでとても気になります。これはどういうふうにとらえれば宜しいのでしょうか?

> yahooのトピックス
<技能検定>英検など公益法人実施の認定制度を全廃 文部科学省 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20010831-00000179-mai-soci のことですね。記事のとおりだと思います。省庁のお墨付きによる誤解や不公平をなくそうということでは?

「○○省認定」という肩書きがはずれるだけで、試験がなくなるわけではありません。もともとは色彩検定に「○○省認定」なんてついてませんでしたし、それでも急成長をとげました。

お墨付きは全廃=どの検定にもつかなくなるので、すべて平等の立場で実施されると考えてよいのでは。 あまり心配なさらなくても良いと思いますよ。



[491] AFTについて (ユキエ) 8/31 15:03

皆様はじめまして。

メールはいつも読まさせていただいて参考にしたり教えてもらうことが多く勉強になります。

今回は先ほどyahooのトピックスで気になるものがあったので教えていただきたく初投稿いたしました。

文部科学省所管の公益法人が実施している21種の社会教育関連の技能検定(審査)が05年度を目安に廃止されるとの事ですがこの中にAFTが入ってるのですが・・・今回1級を受験しようとしているのでとても気になります。

これはどういうふうにとらえれば宜しいのでしょうか?

すぐにはなくならないとは思いますが何だか不安です。

分かる方教えてください。



[490] 東商の勉強 (kiho) 8/8 21:58

YOSHIさん、情報提供と激励ありがとうございます。

>去年東商の1級(環境色彩)を取りましたが、私は東商主催の検定講座に行きました。

東商に問い合わせしてみます。

> あとはやはりテキストを何回もよみました。共通の記述問題は2、3級から出たので、2級から続けて受けたほうが良いと思いますよ。

やはり2、3級をしっかり復習する必要があるのですね。私は2級をやっとの思いで合格したので、再度、勉強し直します。3級のテキストも新しくなってますね。内容がてんこ盛りで大変ですが、頑張ります!



[489] Re:東商の勉強 (YOSHI) 8/7 21:49

こんにちは。

去年東商の1級(環境色彩)を取りましたが、私は東商主催の 検定講座に行きました。関東では東京のみで、全国では何ヶ所かあったのではないかと思います。東商のホームページで見つけて、半日x6日で9月下旬からでした。申し込んだのは9月に入ってからだったような気がします。

分野別に分かれていたので他はわかりませんが内容は、解説しながらテキストを一通り読むといった感じでした。他に仕事のスライドとかみせてもらったのがおもしろかったです。小論文のヤマを期待していたのですが、わからなかった・・・

あとはやはりテキストを何回もよみました。共通の記述問題は2.3級から出たので、2級から続けて受けたほうが 良いと思いますよ。私は予想外の問題であせったけれど何とか記憶を引っ張り出せたので。

通えるかどうかという方もいらっしゃると思いますが参考までに。

kihoさん がんばって下さい!



[488] Re:東商の勉強 (たま) 7/30 22:32

こんにちは。久々に投稿です。

昨年商品色彩1級を取得しました。

> どうも勉強は苦手で、独学も2級が限度かな?と思って、検定講座や通信教育など探してはいるのですが、1級となると無いんですよね。

そんなことないですよ。私は副読本を買ってません。売ってなかったせいもありますが。検定講座もほとんどないと思いますよ。それでテキストを穴が開くほど読みました。それ以外わからなかったので。出題はほとんどテキストからでしたので、文章が合っているか間違っているか、いつも読んでいたらたいだいわかりました。

> 1級にもなると “いかに知識を活かすか”を問われるということなのでしょうかね。

そうですね。小論文は恐怖でした。だいたい山をはって、こんなことを 聞かれるだろうという内容をまとめておきました。カラーコーディネーターとは、オフィス環境についてとか。。 しかし、共通問題は予想外に難しかったです。商品色彩の小論文はいつも商品の色を気にしていたら書ける内容でした。

> また、新たな情報、勉強方法がありましたら、

とにかくテキストを読み込むことにつきます。読んで単語や色名にアンダーラインを引いて覚えます。これで1,2級一発合格でした。では検討をお祈りします。



[487] Re:東商の勉強 (kiho) 7/30 13:24

細谷さん
>東商1級のどの分野を受験なさいますか?環境色彩でしたらいくらかアドバイスできますけれど。

私は商品色彩を受験しようと思います。

> 平成9年度だったか、初期には副読本があり問題の文章に採用されたことがあったそうです。現在も出題に採用されているのかどうかはわかりませんが、その分野に深い関わりがある本なので、テキストと合わせてご覧になってはいかがでしょうか。

情報とアドバイス、ありがとうございます。どうも勉強は苦手で、独学も2級が限度かな?と思って、検定講座や通信教育など探してはいるのですが、1級となると無いんですよね。

イチカワさんが、COLOR MLで
> 受験問題には、2級の内容も含まれます。また”カラーコーディネーターの知識をどのように実践で生かすことができるか”の小論文も出題されていたように記憶しています。

と、アドバイスして下さったように、1級にもなると “いかに知識を活かすか”を問われるということなのでしょうかね。今までとは違った視点で、勉強することを考えてみます。

まずは、
> 第2分野 商品色彩
>「売れる色彩の研究」ダイヤモンド社
>「色彩の力」福村出版

探してみます。また、新たな情報、勉強方法がありましたら、皆さん、よろしくお願いいたします。


[486] Re:東商の勉強 (細谷) 7/30 1:17

こんにちは。

kihoさん
>東商1級の受験勉強について、教えて下さい。

東商1級のどの分野を受験なさいますか?環境色彩でしたらいくらかアドバイスできますけれど。

平成9年度だったか、初期には副読本があり問題の文章に採用されたことがあったそうです。現在も出題に採用されているのかどうかはわかりませんが、その分野に深い関わりがある本なので、テキストと合わせてご覧になってはいかがでしょうか。でも、すでに絶版のものも多く、図書館やネット古書店などで探さないとダメかも。

第1分野 ファッション色彩
「アパレル色彩計画」

第2分野 商品色彩
「売れる色彩の研究」ダイヤモンド社
「色彩の力」福村出版

第3分野 環境色彩
「建築の色彩設計」
「建築計画教科書」



[485] 教えてください (kiho) 7/30 0:52

検定MLでは、今日がデビューになります。どーぞ、よろしくお願いいたします。早速なのですが、東商1級の受験勉強について、教えて下さい。

6月に行われた2級の試験は、独学でなんとか合格しました。12月の試験では、1級にチャレンジしようと思っているのですが、テキストの他には過去問題など探しても見つかりません。どうやって勉強すればよいのか、過去の問題傾向はどんなものなのか、判らなくて不安です。合格された方、また受験される方でも結構です。情報を頂けると嬉しいです。また検定講座や通信教育の情報など、ご存じの方もお知らせ下さい。よろしくお願いいたします。



[484] AFTサイト (細谷) 7/28 0:40

こんにちは。

もうご存知だとは思いますが、「色彩検定」主催のAFTサイトがリニューアルされ、URLアドレスが変わっています。 新:http://www.aft-jp.org/



[483] (モモ) 7/27 0:38

こんばんは。

今、1級検定の試験勉強中です。

そこで質問なのですが、合格目安は、問題の70%ですよね?過去問題集をして、自己採点する時に、例えば、80問しか問題が無いときには80問中の70%として考えればよいのでしょうか?それとも問題によって高い点数の問題があるのでしょうか?

どなたか、ご存じの方はお返事ください。宜しくおねがいしますm(__)m



[482] (Mariko) 7/15 23:30

カラーについて勉強をはじめたばかりですが、色彩能力検定3級で眼の構造と機能についての所は出題されますか? 覚えた方がいいでしょうか?



[color_ml:1899] Re:教えてください(検定) (永瀬) 7/11 9:27

検定受験についてU-CANの通信教育の資料を請求しました。厚生労働省実施の教育訓練給付制度を利用すればかなり安くなるし、おまけも充実しているみたいなので下手にテキストを買って独学するよりもずっといいと思いました。



[color_ml:1897] Re:教えてください(検定) (nao) 7/10 9:10

どうもありがとうございます。

わたしが「AFTの方はファッション色が強い」と言ってしまった のは、出題範囲に「服飾」「ファッション」の文字が見えたからです。確かに実際にどんな試験なのかテキストも見ていないという状態 なので、まずは両方のテキストを取り寄せてみようと思います。



[color_ml:1882] Re:教えてください(検定) (細谷) 7/9 10:12

こんにちは。

永瀬さん
> AFTの方はファッション色が強いため、ファッションとは関係ないから受験に関して難しそうとの印象を受けました。3級はともかくとして2級・1級の取りやすさで考えるとどちらに分があるのでしょうか?

AFTは、検定名に「ファッション」とついているので よく誤解されやすいのですが、現在、ファッション関係の出題は少なく、ほとんどは色彩全般に関わる問題が出されています。ですから、ファション業界でない方、もちろんDTP関係の方も大勢受験なさっています。

まずは、AFTと東商のテキスト、あるいは市販の参考問題集を書店で比較してから判断なさってはいかがでしょうか。

級の取りやすさは、その人の得手不得手もあり一概には言えません。私自身は両1級まで取得しましたが、どちらも同等に思えました。

「色彩ガイド」で検定に関する情報をまとめていますのでご覧下さい。検定関連サイトのリンク集もあります。

■色の検定
http://www2u.biglobe.ne.jp/~color/all/n_kentei.htm



[color_ml:1881] Re:教えてください(検定) (永瀬) 7/9 9:41

便乗質問ですが、わたしの場合はデザイン(DTP/Web)の仕事をする上で、そういう学校を卒業していない事が障害になる事があるため、関連資格の取得を考えています。早速「カラーコーディネーターになる本」を購入して読みました が、AFTの方はファッション色が強いため、ファッションとは関係 ないから受験に関して難しそうとの印象を受けました。3級はともかくとして2級・1級の取りやすさで考えるとどちらに分があるのでしょうか?


[481]  Re:模範解答アップしました (細谷) 6/23 22:55

こんにちは。

東商の2級も25日(月)にアップする予定です。先日お伝えしませんでしたが、URLアドレスは以下の通りになります。宜しくお願いします。

「模範解答?」コーナー http://www2u.biglobe.ne.jp/~color/all/n_kentei_m.htm



[480]  模範解答アップしました (細谷) 6/23 0:31

こんにちは。

さきほど、AFT2、3級、東商3級の模範解答をアップ致しました。東商2級は後日アップします。ご協力くださった方々にはお礼申し上げます。

誤答等あるかと思いますが、お気づきの点がございましたら細谷まで、直メールでご連絡ください。宜しくお願いします。



[473]  Re:色の見えの様相 (nicky) 6/1 11:42

りささん、皆さん、こんにちは。

ナントカ色、という言い方について、私はこう理解して います。

●物理的、測色学的に見れば、色には光源色と物体色があり、物体色には表面色や透過色がある。

●心理的、現象学的に見れば、面色、表面色などがある。現象学とは「とにかくこう見えるんだもん」の世界。大事なのはどう見えるかであって、そのもの自体の性質ではない。

次に述べる私の意見は、上のような考え方をもとにしています。

>透明面色は、ガラス板、セロファンなどのように、そこに存在することはわかるけれども、向こうが透けて見えるような色のことではないでしょうか。ガラスなどがそこにあることがわかるのは、たぶん縁が見えるからなんでしょうね。

> このように解釈してよろしいでしょうか?色フイルターを通してみる目の前の空間? しかし、フィルターで視野全体を覆っていると解釈してよいのでしょうか?

色フィルターの色が透明面色だと私は思っています。透けて見える向こう側のことじゃなくて。フィルターで視野全体を覆ってしまうと、フィルターの存在があるのかないのかわからなくなってしまうので、フィルターが視野の一部に見えている状態、つまり縁がある状態でのそのフィルターの色が透明面色ではないでしょうか。りささんの参考書に

> 色ガラスやゼラチンフィルターを、その形が見えるように

とあるのは、つまり縁が見えるように、という意味なのではないでしょうか?

> 面色については「虹」や「雲」などもそう思っていいのでしょうか?結局色は存在するけど、物体は存在しない、、、?

naoさんとほぼ同じで、私も 虹は面色、雲は表面色だと思います。雲は綿菓子の親玉のように見えます。ふわふわとした質感はあるけど、距離感はあります。少なくとも私にはそう見えます。

透明表面色については、実際に試してみてくださいね。テクスチャーのはっきりわかる布とか、はっきりとした模様のついた紙などがいいと思います。

> ところで、今メーリングリストで話題になってる、物体透過色。これはどれに分類されるのですか?透明感はあるものの、表面色でいいのですよね?間違ってたらご指摘ください。

最初に書いたように、透過色と言うのは、物理的、測色学的な分類だと思います。透過色は、光エネルギーが物体をつきぬけて目に届き、色の感覚を呼び起こしたもの。表面色は、光エネルギーが物体の表面で反射されて目に届き、色の感覚を呼び起こしたもの。

(皆さん、いかがですか?おかしなところがあれば、ご指摘くださいね)



[472]  Re:色の見えの様相 (nao) 6/1 1:43

こんばんわ。

> 透明という言葉はついてますが、naoさんのおっしゃるように、面色と表面色の違いをちゃんと把握してないと論外ですね。面色については「虹」や「雲」などもそう思っていいのでしょうか?結局色は存在するけど、物体は存在しない、、、?

虹は、面色でいいと思います。ただ雲はどうでしょうね〜

飛行機に乗ると、雲ってある意味、物体だなといつも思うのです。

雲は私たちの手の届かない上空にあるから、距離感がないだけで、虹や青空とは異なり、雲までの距離ってあるんじゃないかと。

いかがでしょう???



[471]  Re:またまた質問です (りさ) 5/31 9:59

naoさん重ね重ねありがとうございます。

とってもわかりやすい解説本当にありがとうございました。 納得しました。 ほんとうに、スッキリ! これからもよろしくお願いします!



[470]  Re:色の見えの様相 (りさ) 5/31 9:04

nickyさん、naoさん、みなさんこんにちは。このところ、ずっとメーリングリストをみておりませんでした。貴重なお答え頂いておきながら、レス大変遅れてしまいすみませんでした。

nickyさん
>透明面色は、ガラス板、セロファンなどのように、そこに存在することはわかるけれども、向こうが透けて見えるような色のことではないでしょうか。ガラスなどがそこにあることがわかるのは、たぶん縁が見えるからなんでしょうね。

naoさん
>ただ、頭に透明とはつきますが、結局は面色と表面色の違いであるように思います。つまり、透明面色の方は、色フィルタなんかを通してみる色なんだけど、距離感があいまいで、柔らかい感じの色として感じられるもので、

このように解釈してよろしいでしょうか?色フイルターを通してみる目の前の空間?しかし、フィルターで視野全体を覆っていると解釈してよいのでしょうか?透明という言葉はついてますが、naoさんのおっしゃるように、面色と表面色の違いをちゃんと把握してないと論外ですね。面色については「虹」や「雲」などもそう思っていいのでしょうか?結局色は存在するけど、物体は存在しない、、、?

nickyさん
>透明表面色は、不透明なもので片目を覆った場合の見え方だと思います。

naoさん
>東商テキストには『不透明な色紙などで片目で見つめ、もう一方の目はそのままにして物体を見た時に、色と物体が両目で融合して見える』とあります。実際にはその物本来の色ではないけれど、片方の目で見つめた色紙の色が?物体を融合して、あたかもその物体が元々、色紙の色であったかのように見えること。

なんとなくわかったような。。。すみません、基礎がないので。こうでしょうか?実際にある物体を見る時、片方の目を色で覆い 実際にある物体の色でなく、覆った色によって物体の色がその覆われた色のように知覚される。。?

nickyさん
>カッツの色の見えの様相については、次の本を参考にしてください。金子隆義著『色彩の心理学』岩波新書 1990

ありがとうございます。 さっそくブックサービスに注文しました。またいろいろと為になる本があったら紹介してください。よろしくお願いします。

nickyさん
>東京都庭園美術館で今「ジョルジュ・ルース展」を開催しています。彼の作品の多くは、取り壊される前の建物の床や壁などにペンキを塗り、ある位置から写真に撮ったものです。床や壁に塗ったペンキは表面色のはずですが、写真を見ると、不思議なことに、フィルターを通して向こうを見ているような感じがするのです。 http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/rousse/index.html この見え方が透明面色ではないかと私は思いますが、皆さんいかがでしょうか?

実際に行けないので、教えて頂いたHPで見てみましたが、なんとも不思議な感覚です。とても表面色には見えません!ペンキは不透明なはずなのに、本当に色フィルターでそこにオブジェを作ったように見えます。でもテクスチャーは感じられるのですが、これも透明面色なのでしょうか?不透明な色と物体が融合して色が融合してみえるあたり透明表面色のように思えるのですが?でも片目でみてるわけではないですよね。失礼しました!

ジョルジョ.ルース展おもしろそうですね。取り壊せれるものをモチーフにして再構築して作品にし、それを自分の写真の中に永遠に止めておくというあたりが、気をひかれます。

ところで、今メーリングリストで話題になってる、物体透過色。これはどれに分類されるのですか?透明感はあるものの、表面色でいいのですよね?間違ってたらご指摘ください。

本当に貴重な解答ありがとうございました。


[469]  Re:またまた質問です (nao) 5/27 0:35

こんばんわ。

> グランヴィルのいう恒常性の起こりやすい分光分布とそうでない分光分布。彩度の高いものは光源が変化しても色相の変化はおこらない。彩度の低いものには起こりやすいものとそうでないものとがある。変化しやすいものは、草木染めで染められた緑。他の彩度の低い緑は変化しにくいのでしょうか?何故草木染めのものなのでしょうか?

草木染めのものに、限らないです。

彩度の低い緑とテキストには書いてあるかもしれませんが、実際には、緑がかったベージュなどは照明によって色相の変化がおきやすいようです。

具体的には、白熱電球のような光源の下では、ベージュに見え、蛍光灯や自然光の下では緑みの強いベージュに見えます。

なぜこのようなことが緑という色相に起きやすいかですが、だいたい、照明は白熱電球のような赤みを帯びたものと、自然光や蛍光灯のような白色のものとに分けることができます。緑は、白熱電球の赤みの補色になりますので、互いに打ち消し合い、緑みのベージュが、単なるベージュに見えてしまうということではないかと 想像します。


[468]  Re:色の見えの様相 (nao) 5/24 0:07

こんばんわ。

>特に「透明面色」「透明表面色」の説明がわかりません。

透明面色、透明表面色。私もぴんとこないです(笑。

ただ、頭に透明とはつきますが、結局は面色と表面色の違いであるように思います。

つまり、透明面色の方は、色フィルタなんかを通してみる色なんだけど、距離感があいまいで、柔らかい感じの色として感じられるもので、

透明表面色は、東商テキストには 『不透明な色紙などで片目で見つめ、もう一方の目はそのままにして物体を見た時に色と物体が両目で融合して見える』 とあります。

実際にはその物本来の色ではないけれど、片方の目で見つめた色紙の色が? 物体を融合して、あたかもその物体が元々、色紙の色であったかのように見えること。

かな〜、なんて理解しています。

nickyさんがレスされていたURLのジョルジュ・ルース展、とても面白そうですね。見たいと思う展覧会は、結構、東京でやってることが多いので関東の方、とってもうらやましいです!


[467] 色の見えの様相 (nicky) 5/22 22:21

りささん、皆さん、こんばんは。

ご質問のうち、カッツの色の見えのモードについて。

りささん
>特に「透明面色」「透明表面色」の説明がわかりません。

透明面色は、ガラス板、セロファンなどのように、そこに存在することはわかるけれども、向こうが透けて見えるような色のことではないでしょうか。ガラスなどがそこにあることがわかるのは、たぶん縁が見えるからなんでしょうね。

透明表面色は、不透明なもので片目を覆った場合の見え方だと思います。

カッツの色の見えの様相については、次の本を参考にしてください。

金子隆義著『色彩の心理学』岩波新書 1990

東京都庭園美術館で今「ジョルジュ・ルース展」を開催しています。彼の作品の多くは、取り壊される前の建物の床や壁などにペンキを塗り、ある位置から写真に撮ったものです。床や壁に塗ったペンキは表面色のはずですが、写真を見ると、不思議なことに、フィルターを通して向こうを見ているような感じがするのです。
http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/rousse/index.html

この見え方が透明面色ではないかと私は思いますが、皆さんいかがでしょうか?



[466] またまた質問です (りさ) 5/20 12:53

こんにちは、どうも、東商の教科書に悩まされてる。 いつものように、どうぞよろしくお願いします。

グランヴィルのいう恒常性の起こりやすい分光分布とそうでない分光分布。彩度の高いものは光源が変化しても色相の変化はおこらない。彩度の低いものには起こりやすいものとそうでないものとがある。変化しやすいものは、草木染めで染められた緑。他の彩度の低い緑は変化しにくいのでしょうか?何故草木染めのものなのでしょうか?

カッツの色の表れかたに関して私は教科書に書いてある国語的な意味がまずよく理解できないのですが、、、特に「透明面色」「透明表面色」の説明がわかりません。持っている独習用の参考書と書かれてることの意味が同じなのか判断できかねます。

「 透明面色」視野全体を色フィルターが覆うのではなく、フィルターの縁が視野に入りフィルターと他の物が同時に見える時、その色は3次元空間を満たすのではなくフィルターの面だけに表れる。この現れかたを空間色と区別して透明面色と呼ぶ。 (教科書)

色ガラスやゼラチンフィルターを、その形が見えるように目からはなしてこれらを通して 向こう側の物体を見るとその物体に色ガラスなどの色がついてみえる。その時色ガラスやフィルターなどを覆う色のほうが、面色的な現れ方をするが、それをとおして物が見えるという点で透明感があり透明面色という。(参考書)

参考書の書き方だと視野全体が色フィルターで覆われてるように解釈してしまいます。また教科書に書かれてるフィルターの縁が視野に入りというのがどんな状況をいうのかわかりません。

「 透明表面色」フィルターや透明なもので片目を覆い、、、、(教科書)

両目であるものを見ながら片目を色紙のような不透明なものでさえぎると、、、(参 考書)

透明なものと不透明なものとで目を覆った場合とでは随分と意味が違う気がするので すが、、、。

くだらない質問でいつもすみません。


[465] Re:1級2次 (りさ) 5/20 10:53

きょんさん、サルティーさんこんにちは。1級2次についていろいろと詳しく教えて頂きありがとうございました。カラーコーディネーターの試験が終わり次第取り掛かろうと思います。でも今のところ、マンセル値の変換方法はまだわからないです。。。 というより、1級1次の勉強しながらということになりますね!気ばかり焦ってしまっているようです。(笑)とりあえず、下書きに保存させて頂きました。また実際やってみてきっとわからないだろうからその時また細々と質問させてくださ いね。

サルティーさん、カラーコーディネーターの検定試験すべて、1度に合格したのです か!!!もう、尊敬です!私は今頭の中がウニ 状態です。この検定に合格した方の脳細胞見てみたい気がしてます。検定に合格された方!みなさん凄いですね、尊敬します。やってるわりには全然覚えられないりさでした。



[464] Re:1級2次 (サルティー) 5/18 23:31

きょんさん、ROMとは「読むだけ」。書き込みせずに読んでいる事をいいます。色相環についてはまたお話します。まだ時間がありますから焦らないで下さいね。



[463]  Re:1級2次 (きょん) 5/18 23:12

サルティーさんこんばんは。いつもありがとうございます。マンセル明度だけど、5Y8/14や5R5/14のようにPCCSとまったく同じ明度もあったり、0,5〜1,0くらい差がつく明度もあるのは分かるのだけど、dやsfの境や、彩度ではVは一応分かるけど、bやlt等の境がわからないのです(;_;)それに、色相は、たとえば3PBが、PCCSでは18:Bの場合、19:pBでは間違いになるのでしょうか?やっぱり今一つ、境がわからないのです。また教えて下さいm(__)mませ。さっきcolorML見ました。ROMって何ですか?前にもあったけどROMのcolorMLって…(?_?)



[462] Re:1級2次 (サルティー) 5/18 22:31

こんばんは。

りささん、きょんさんの質問ですが、
>1級になると色のマンセル値を覚えなくてはいけないのでしょうか?それとも覚えなくても自分で置き換えられるようになるのでしょうか?

色(JIS慣用色名)のマンセル値は、全て覚えきれるものではありません(覚えられたらスゴイですが)から、およそで良いのです。きょんさんに回答した通り、試験問 題対策としては、「色彩」p.70〜75の色名にあるマンセル値に対応するカラーカー ドを探し、トーン記号とそのマンセル値を余白に書き込み、ついでにカラーカードを小さく切って貼っておくとベストです。ただ、「色彩」のテキストはマット印刷のため、実際の色はAFTの2級及び3級対策テキストの方が色再現が正確です。

それから、東商2級対策ですか。う〜ん、科学的側面から「色」を捉えている問題が多いですねぇ。n_a_o_さんやnickyさんの素晴らしい回答を参考にして下さい。(と 言うしかありません)私の場合、東商はすべて第一回の3級、2級、1級(1級では最も合格率の高い、商品色彩)で合格しているので、当初の問題が易しかったかもしれず、参考になる回答が出来ません、ゴメンナサイ。


[461] Re:1級2次 (サルティー) 5/18 21:46

きょんさん、慌てないで。PCCS明度はJISと関連を取るためマンセル明度に順じています(N 1.0を除いて、1.5〜9.5迄同じ)。「色彩」p.11の図2-8 明度と彩度にある5Y 8/14、5R 5/14、5BG 5/8、5PB 4/12の4つの純色のマンセル値を 覚えておいて下さい。変換する時の目安になります。コバルト・ブルーは確かに strongにあたりますが、カラーカードにはsトーンはありません。従って近似のトー ン記号を探すとv18ということになります。



[460] Re:1級2次 (きょん) 5/17 17:21

([459]のつづき)今一つ分かりません(泣)〓サルティーさんはどうやって正しく調べられたのですか?体験談のcolorMLも期待して待ってます(*^_^*)それと、りささんからの質問にうまく答えられなかった(と言うより答えになってない)ので、サルティーさんからヨロシクお願いしますm(__)m きょん



[459] Re:1級2次 (きょん) 5/17 17:21

サルティーさん、りささんこんにちは。りささん、AFT1級でマンセル値を覚えたほうがいいか…についてですが、マンセルからPCCSに置き換える等は自然に分かるようになるにはなるのですが、勉強不足だと時間が掛かってしまいます。私の場合明度や、彩度ではどのあたりがPCCSの3sや6sにあたるのか等、微妙にわかりません(^^;)サルティーさん教えて下さい。それと、カラーコーディネーター色彩のp70〜の色名でコバルトブルーが3PB4/10のストロングってなってたり他の色名のマンセル値と系統色名を見てもこんがらがってしまったのがあるます。覚え方と言うか調べ方と言うか、今一つわか([460]へつづく)



[458]  Re:1級2次 (りさ) 5/17 0:59

こんばんは、サルティーさん、きょんさん。今、東商の勉強をしてますが、終わったらAFT1級の勉強はじめたいと思ってます。 先日より2次試験の話がでてますが、1級になると色のマンセル値ヲ覚えなくてはいけないのでしょうか?それとも覚えなくても自分で置き換えられるようになるのでしょうか?まだ1級の勉強していないので、変な質問でごめんなさい。



[457]  本当に助かります! (りさ) 5/17 0:37

naoさん、ありがとうございました。

今日のところはとても理解出来ました。

先日のは、naoさん、nickyさんなどから頂いた回答をコピーして図書館で色彩工学の本や色彩用語辞典(?)などで調べていたら余計わからなくなって、今頭の中が混沌としてます。(笑)nickyさんがおっしゃったように、ダメモトで、東商に質問メールを出してみました。

ただ色が好きという理由ではじめた勉強でまだ入り口にいます。 みなさんの貴重なご意見はいつも楽しく読ませて頂いてますし、大変参考になります。

でもみなさん本当に深く勉強されてるのですね。頭が下がります。 カラーコーディネーター2級何かいい勉強法があったらよかったら教えてください。合格したかた、是非体験談などをお待ちしてます。



[456]  Re:いろいろありがとうございました (nao) 5/17 0:09

こんばんわ。

りささん
>それと度々基本的なことで恐縮なんですが、色温度と光色とは同じと考えていいのでしょうか?

光色をあらわすのが色温度ですので、色温度と光色とは同じに考えて差しつかえはないと思います。

>ところが問題集(東商発行)のP70の第56問の3。照度の高い光はモノトーンの柄をより際立たせる。この現象は(ハント)効果によるものである。とありました。有彩色を際立たせるものではないのですか?

確かにハント効果は、照度をあげれば有彩色のカラフルネスが大きくなり有彩色に魅力を持たせるものですが、広義に考えれば、東商テキストにもあるように、高い照度で照明することにより、そのものを目立たせ魅力を出すものとも言えるのかもしれません。

そういう意味で、柄などがより引き立ち際立つ効果が期待できるかと思います。


[455] Re:ベツォルト−ブリュッケ現象 (nicky) 5/16 22:29

naoさん、りささん、皆さん、こんばんは。

naoさん、色感覚と色知覚について、ありがとうございました。こうやって何のかんのと話をしているうちに、少しずつ色々なことがわかってくるような気がします。

色感覚はXYZで色度図上にあらわすことができるけれど、色知覚のほうは、「とにかくこう見えるんだもん」と開き直る(?)しかないんでしょうかね…。(書き出すときりがないので、やめておきますが)

色相の識別について、

naoさん
> 先天的なものは、個人差が少ないですが、後天的なものは個人差が大きいと言えるかと思います。

これは、なるほど!と思いました。 すごく参考になりました。

りささん
>たぶん10年近く前になると思うのですが、美術の雑誌あたりに書かれてたことだと記憶してます。民族によって色彩感覚がDNAレベルで違っているようなことを読んだ覚えがあります。

面白いお話ですね。遺伝するのはどんな「色彩感覚」なんでしょうね。センスと言うのは色の組み合わせの癖とか好みと言えるかとも思うのですが、その感覚が 眼や脳の器官の遺伝情報で左右されるということはありえるような気がします。



[454]  Re:1級2次 (サルティー) 5/16 21:52

JIS慣用色名とPCCSカラーカード・トーン記号の近似しているマ ンセル値が出題されやすい傾向にあると思います。例えば1999年度ではスカーレット はv3と全く同じ(7R 5/14)、コバルトブルー(3PB 4/10)は少し離れてはいますが v18( 3PB 3.5/11.5)、確かに時間はかかると思います。2次試験は難関ですが、「努力はいつか報われる」と信じて頑張って下さい。きょんさんが購入された「色彩科学 入門」もお薦めですね。参考になるかどうか分かりませんがROMしているcolorMLで私 の体験談をお話したいと思います。ではでは〜〜。



[453]  1級2次 (きょん) 5/15 22:10

サルティーさん、「カラーコーディネーター色彩」買いました。P70〜のマンセル値、やってみました。時間かかり過ぎでしたー(^^;)他に難しそうだったけど「色彩科学入門」と、イッテンが好きなので、ヨハネス・イッテン色彩論を購入しました。イッテンは、具体的に分かりやすく書いてあって為になります。色彩科学は私には高度な内容です。見ているうちに何を参考にしたらいいか分からなくなってしまいました。サルティーさん、会員の皆様、何か良い勉強方法や参考になるものがあったら何でも教えて下さいm(__)mませ。


[452]  いろいろありがとうございました (りさ) 5/15 21:35

nickyさん、naoさん、みなさんこんばんは! 先日からいろいろと質問に答えていただき本当にありがとうございます。その前の顕色系と混色系の時みたいに、事後報告になりますが、コピーさえて頂きました。じっくり読んでまた質問させて頂きます。東商の教科書難しいです。他にもいろいろと聞きたいことがまたどんどん出てくると思いますが、どうぞ みなさん手を貸してください。よろしくお願いします。

問題集をやってると演色性のところにもヘルムホルツーコーラル効果がでていまし た。まだ頭の中が整理されていないので、なんて質問してよいかわかりませんが、たぶんこの件に関しましてもまた質問させていただきます。

それと度々基本的なことで恐縮なんですが、色温度と光色とは同じと考えて いいのでしょうか?

ハント効果について。 ハント効果はカラフルネスという言葉を使って色の見えかたに与える照明との関係を説明したものですよね。そこで、有彩色の魅力は強い照明光によって効果をみせる。ということですよね(簡単な説明ですが)ところが問題集(東商発行)のP70の第56問の3。照度の高い光はモノトーンの柄をより際立たせる。この現象は(ハント)効果によるものである。とありました。有彩色を際立たせるものではないのですか?それとも「明るい=目立ち」という観点からモノトーン柄が目立つということなのですか?しかし、色彩の魅力とこの効果は大変密接な関係のあるものと理解したのですが?

とっても生意気かもしれませんが、色相のことが話題になってましたよね。たぶん10年近く前になると思うのですが、美術の雑誌あたりに書かれてたことだと記憶してます。民族によって色彩感覚がDNAレベルで違っているようなことを読んだ覚えがあります。でもこれはセンスの問題なのでみなさんが論じてることとはかけ離れてますよね。すみません。蛇足でした。

質問その他、ちょっと的はずれなこと書いてしまって申し訳ありません。またいろんなご意見よろしくおねがいします。


[451] Re:ベツォルト−ブリュッケ現象 (nao) 5/14 2:13

こんばんわ。

> 「色相は何故波長(あるいは主波長)だけでは決まらないのか」というのと同じなんですけど…。

たいていの場合、色相=主波長という風に理解しても大きな間違いのないことが多いですが、色相とは私たちが視覚系を通して知覚する色みということになります。主波長というのは、ある波長から受ける色刺激により、視覚に生じる色感覚といえるのではないでしょうか?

>人間はどういうふうに判断しているのでしょうか?その判断は先天的なものなのでしょうか?後天的なものなのでしょうか?

ありきたりの回答で、nickyさんへのお返事にはならないかもしれませんが・・・

色相の判断は、後天的なものが大きいと思います。民族によって、用いる色名数が異なり、少ない民族では、3色程度しかないというのは東商のテキストにも書かれている通りです。

また、どこまでを青緑とし、どこからを青とするかというような色名呼称は、同程度の色名数を持つ民族であっても異なるらしいです。

経験をつめば、色相のみでなく色を見わける能力は向上しますし、いかに関心を持って色を眺めるかによっても違ってくると思います

けれど、その前提として、先天的に備わっている視覚系の働きがあるわけで、波長によって異なる電気信号が、色情報として脳へと伝達されます。ここに色順応や恒常性といったものが加味され、色が知覚されます。

先天的なものは、個人差が少ないですが、後天的なものは個人差が大きいと言えるかと思います。

的外れな回答だったらすみません・・・



過去の記事インデックス