「KENTEI ML」 色彩検定専用 

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[450] Re:ヘルムホルツコールラウシュ (nicky) 5/14 22:07

りささん、naoさん、こんにちは。

りささんの(1)の質問、ヘルムホルツ-コールラウシュ効果です。この問題については、今まであまり考えたことがなかったのですが、調べて書くのもまた勉強になるので、投稿しますね。

>色の明度と彩度との相互作用で、高彩度のものほど明るく感じられる。この効果は赤、青紫に強くあらわれ、黄色では劣るということはわかりました。L/Y効果、B/L効果ともいうのでしょう?この場合のライトネスとブライトネス。輝度と輝度率。はどう違うのでしょうか?

naoさんがわかりやすく説明しておられるように、L(ライトネス)とY(輝度率)は、物の色の白さ、黒さを あらわすもので、B(ブライトネス)とL(輝度)は、光の色(反射光を含む)の明るさ、暗さをあらわすもの、です。

輝度率は、表面色の場合、同じ照明下での、(ある物体の輝度)÷(光を完全に反射する物体の輝度)を%であらわしたものです。

よくある例えに、日向の石炭と日陰の雪、というのが あります。強い直射日光があたる日向は、光がさえぎられた日陰に比べて光量が100倍以上になります。雪の反射率が約90%、石炭の反射率が約3%とすると、ブライトネスや輝度を考えれば、ひなたの石炭>日陰の雪、ライトネスや輝度率を考えればつねに、雪>石炭 となります。

これでいいと思うんですけどね。間違っていたら、どなたか言ってくださいね。

さらに他のご意見をお待ちします。



[449] Re:ベツォルト−ブリュッケ現象 (nicky) 5/14 17:28

naoさん、りささん、皆さん、こんにちは。

naoさん
>またでましたベゾルトブリュッケ現象ですね。

そうですね〜。すっきりと簡単にわからないから、いつまでも疑問がくすぶりつづけるというか…。まあそれが面白いところでもあると思うんですけど。naoさん、今回もよろしく。

>正直、東商のテキストでは難解に書かれ過ぎていると思うのでりささんのご質問ももっともかな?なんて思ってしまいます・・・

確かに東商のテキストは難しいですね。でも質問が出るということは、いいことだと思います。りささんは、とても真剣に取り組んでおられますね。

>nickyさんへ、補足です。

ありがとうございます。期待していました。(^^)

>> 「単波長光の色相は、明るくなるにつれてだんだんと黄方向、または青方向へ変化し、暗くなるにつれてだんだんと赤方向、または緑方向へ変化する。ただし、一般的に黄、緑、青と呼ばれている特定の3色相については、明るくなっても、暗くなっても、色相の見えかたは変わらない」どうしてそうなるのか、は私にはわかりません。

>どの書籍に書かれていたかは定かに記憶していないのですが?水平細胞以降での、色情報である反対色型(赤-緑、黄-青)であることと関係があるという説を読んだことがあります。あくまで、ひとつの説にすぎませんが。

『新編色彩科学ハンドブック第2版』の索引に Bezold-Brucke効果(uはウムラウトです)の出ているページが何箇所か出てきますよね。おそらくnaoさんの書いておられるのは、P411のことだと 思うのですが、そこだけ一読して理解することは難しいので、そのうち関連ページを丁寧に読もうと思っています。

>東商のテキストの「ベゾルトブリュッケ現象」の項目で書かれている色相は、「主波長」と解釈すればいいかなと思います。

??? 「ベツォルト-ブリュッケ現象は何故起こるのか」ということは、わたしにとっては、「色相は何故波長(あるいは主波長)だけでは決まらないのか」というのと同じなんですけど…。

そもそも色相とは何か、と私が書いたのは、こういうことです。

たとえばP.C.C.S.のlt16とdk18とを色を勉強したことのない人に見せて、「この2色は同じ色の濃淡ですよね」と言うと、たいていの人はうなずくのではないかと思います。しばらく勉強しているうちに、この2色は類似色相だと知るようになるんですね。

私は前から疑問に思っているのですが、同じ色相だ、とか、別の色相だ、とかいうことを人間はどういうふうに判断しているのでしょうか?その判断は先天的なものなのでしょうか?後天的なものなのでしょうか?それとも、その両方でしょうか?

先天的なものだとすれば、おそらく、naoさんが書いておられたように、色覚モデルの後半のところで、色相判断のメカニズムがあるということなんでしょうね。

青と緑を区別しない言語は黒髪の民族に多い、というような話を読んだこともあります。色相判断というのは、民族によって差があるのかも しれませんね。



[448] ヘルムホルツコールラウシュ (nao) 5/14 0:41

こんばんわ。りささんの(1)の質問について。

>ヘルムホルツ.コーラウシェ効果については、色の明度と彩度との相互作用で、高彩度のものほど明るく感じられる。この効果は赤、青紫に強くあらわれ、黄色では劣るということはわかりました。L/Y効果、B/L効果ともいうのでしょう?この場合のライトネスとブライトネス。輝度と輝度率。はどう違うのでしょうか?

私は次のように解釈しています。

L(見かけの明るさ)/Y(実際の明るさ)効果→物体色
B(見かけの明るさ)/L(実際の明るさ)効果→光源色

見かけの明るさというのは、私たちが感じる明るさ感覚をいいます。実際の明るさというのは、ちょっと語弊がありますが、測定器を用いて得られるような、物理的な明るさという意味で使っています。

いかがでしょうか???他の方からもご意見頂きたく思います。



[447] Re:ベツォルト−ブリュッケ現象 (nao) 5/14 0:34

こんばんわ。

またでましたベゾルトブリュッケ現象ですね。正直、東商のテキストでは難解に書かれ過ぎていると思うので りささんのご質問ももっともかな?なんて思ってしまいます・・・

詳しい説明はnickyさんがして下さっているので省きます。

nickyさんへ、補足です。

>「単波長光の色相は、明るくなるにつれてだんだんと黄方向、または青方向へ変化し、暗くなるにつれてだんだんと赤方向、または緑方向へ変化する。ただし、一般的に黄、緑、青と呼ばれている特定の3色相については、明るくなっても、暗くなっても、色相の見えかたは変わらない」どうしてそうなるのか、は私にはわかりません。

どの書籍に書かれていたかは定かに記憶していないのですが?水平細胞以降での、色情報である反対色型(赤-緑、黄-青)であることと 関係があるという説を読んだことがあります。 あくまで、ひとつの説にすぎませんが。

>そもそも、色相とは何かということを詳しく説明した本も読んだ覚えがありません。

東商のテキストの「ベゾルトブリュッケ現象」の項目で書かれている 色相は、「主波長」と解釈すればいいかなと思います。


[446] ベツォルト−ブリュッケ現象 (nikcy) 5/13 11:35

りささん、皆さん、こんにちは。

ベツォルト-ブリュッケ現象のご質問についてです。

読まれたテキストは『カラーコーディネーション』P65ですか?

>(2)について、明度と色相の相互作用ですよね。明所では黄赤、黄緑は黄色により、青紫、青緑は青に寄ってみえる。暗所では黄赤、赤紫は赤に、黄緑、青緑は緑に寄ってみえる。教科書によると、不変点があり、周囲の色はそれに収束していくとありますが、それは暗所における現象なのでしょうか?(読んでいてそう解釈になってしまうのですが?)

> どうしてそうなるのかご説明いただくとありがたいのですが。

明度と色相の相互作用であるかどうかは、私には 何ともいえません。

というのは、明度とはふつう物体表面色についていうもので、(JISハンドブック参照) 東商2級テキスト(新旧とも)に載っているベツォルト-ブリュッケ現象の実験は単波長光(単色光)について行ったものだからです。他の本に載っているベツォルト-ブリュッケ現象の実験も 単波長光のものです。

物体色(複合光)になると色相の変化のしかたが、明るくなれば黄方向へ、暗くなれば青紫方向へ、となるそうですが、こちらについては誰かが実験したというような話は読んだこともなく、本当のところは どうであるか、わかりません。(ご存知の方、教えてくださいね。)

暗所における現象か、というご質問は、暗所視における現象か、という意味でしょうか?もしもそうであるなら、暗所視における現象ではないと思います。暗所視では錐体が働かないので、色相を知覚できないからです。

東商テキストが言いたいのは、だいたいこういうことではないでしょうか。

「単波長光の色相は、明るくなるにつれてだんだんと黄方向、または青方向へ変化し、暗くなるにつれてだんだんと赤方向、または緑方向へ変化する。ただし、一般的に黄、緑、青と呼ばれている特定の 3色相については、明るくなっても、暗くなっても、色相の見えかたは変わらない」

どうしてそうなるのか、は私にはわかりません。その理由を説明した本について聞いたことも今のところありません。 そもそも、色相とは何かということを詳しく説明した本も読んだ覚えがありません。(ご存知の方、教えてくださいね。)どの本にも、とりあえず「こう見える」という事実だけが書いてあるみたいです。

りささん、これで答えになっているでしょうか?去年の11月頃、ベツォルト-ブリュッケ現象についてnaoさんと私の投稿が色のMLのほうに出ているので、よかったら参考にしてください。

だめもとで、東商検定センターに質問を出してみても いいかもしれませんね。回答をもらえるかどうかはわかりませんが、 お返事はたいていもらえます。

東京商工会議所会員サービス局検定センター http://www.kentei.org/

それから、皆さんも、他のご回答をどんどん出してくださいね。いろいろな回答を読み比べることで、よりわかりやすく なりますから。



[445] 表面的なことしかわかりません (りさ) 5/13 0:40

6月の検定にむけて勉強中のみなさんこんばんは。私も6月の東商にむけて今独学中です。難しくて、最後までやれるか不安ですがとりあえずチャレンジです。先日は顕色系と混色系。いろいろと教えていただき助かりました。本当にありがとうございました。さて今日も質問なのですが。

(1)「ヘルムホルツ.コーラウシェ効果」と(2)「ベゾルトブリュッケ現象」に ついて教えていただきたいのです。

(1)については、色の明度と彩度との相互作用で、高彩度のものほど明るく感じら れる。この効果は赤、青紫に強くあらわれ、黄色では劣るということはわかりまし た。L/Y効果、B/L効果ともいうのでしょう?この場合のライトネスとブライトネス。輝度と輝度率。はどう違うのでしょう か?

(2)について、明度と色相の相互作用ですよね。明所では黄赤、黄緑は黄色により、青紫、青緑は青に寄ってみえる。暗所では黄赤、赤紫は赤に、黄緑、青緑は緑に寄ってみえる。教科書によると、不変点があり、周囲の色はそれに収束していくとありますが、それは暗所における現象なのでしょうか?(読んでいてそう解釈になってしまうので すが?)

(1)(2)共に自分なりの解釈なので間違っていたらご指摘ください。それと教科書を読んでいて(1)(2)共に、上に書いたような表面的なことしか理解できません。 よかったら、もっとわかりやすく!どうしてそうなるのかご説明いただくと ありがたいのですが。大変厚かましいお願いで恐縮です。よろしくお願いします。



[444] Re:1級2次 (サルティー) 5/3 1:22

きょんさん、続きです。昨年の問題に、XYZ、NCSについての出題が ありましたが、このあたりもチェックしておきたいですね。そして、「出来るだけ早 く正確に」という気持ちで、カラー・カードを切り貼りしてみて下さい。当日、頭の中が真っ白になってしまった・・・、その状況よ〜くわかりますよ。( `ー゜)


[443] Re:1級2次 (サルティー) 5/3 1:07

きょんさん、昨年は慣用色名について出題されていませんから、 もしかすると出題される可能性あり、かもしれません。AFTの対策テキストにはマン セル値が載っていませんので、日本色研のカラーコーディネーター入門「色彩」の色 名p.70〜に慣用色名のマンセル値が記載されていますので参考にしてください。面 倒な作業ですが、慣用色名がどのトーン記号に最も近いのか、探し当て余白に書き込 んでみて下さい。( `ー゜)


[442] 1級2次 (きょん) 5/2 11:04

サルティーさん、"色票インデックス"とは、"PCCSハーモニックカラーチャート201-L"に付いてるインデックスの事ですよネ?(^-^)マンセル値も一緒に載ってるなんて、ぜひぜひ、購入して勉強します。それと、サルティーさんの感からして、今回は慣用色名も覚えておいた方が良いと思いますか〜?(*^_^*)


[441] Re:1級2次試験 (サルティー) 5/2 0:16

ハーモニック・カラーチャートについて説明が足りず、済みませんでした。どうしてあると便利なのか・・・、
(1)PCCSカラーカードはマット印刷ですが、カラーチャートは塗料特殊印刷による正確な色票だからです。
(2) 色票インデック スが便利。(トーン記号にマンセル値が対応している事が、JIS系統色名を探すに役立ちます。各トーンの色相の明度・彩度が一目瞭然です。)
2次試験には(2)が役立ち ますよ!私は、2次試験4回目にしてようやく合格しました。合格した時は、思わず泣いてしまいました・・・。(恥) 頑張って下さいね、きょんさん!!(*^_^*)


[440] Re:顕色系と混色系 (nicky) 5/1 10:46

りささん、皆さん、こんにちは。

何度もすみません。

> オストワルトシステムの無彩色軸は、視感反射率(=白色量)をもとにして作ってあるのですが、視感反射率、つまり白色量は、

視感反射率と白色量が等しいのは、あくまでも無彩色軸での話です。書き方が悪くて、ごめんなさい。



[439] 1級2次試験 (きょん) 5/1 8:12

サルティーさん応援ありがとうございます(*^_^*) 『PCCSハーモニック・カラーチャート201-L』さっそく書店に問い合わせました。今は書店にないので、日本色研の一番新しいカタログを郵送してくれるそうです。近い内に購入する予定です〜 (^^)v



[438] Re:顕色系と混色系 (nao) 5/1 0:24

りささん もちろん、コピーはOKです! でもね、 私個人の見解であることだけ付け加えて下さいね。 これが絶対、正解の回答ではないかもしれませんので・・・ よろしくお願いしまーす!



[437] ご協力ありがとうございました (りさ) 4/30 23:41

nickyさん、naoさん、また、<混色系と顕色系>にご意見寄せて頂いたみなさん、本当にありがとうございました。お言葉に甘えさせていただいて、コピーさせて頂きます。じっくり読んで理解するつもりです。



[436] Re:顕色系と混色系 (nicky) 4/30 22:40

みなさん、こんにちは。

りささん
> 今回教えていただいたことを、コピーしたいのですが、いいでしょうか?

いいですよ。でも、少し訂正させてくださいね。この前急いでいて間違えてしまったところがあります。

> でも、オストワルトシステムにしても、色の並べ方の基本とした無彩色軸の色の配列が、対数比などというややこしい割合となっているのは、白〜グレイ〜黒の各色がほぼ「見た目に等間隔」になることを重視した結果です。

「対数比」という言葉をここで使うと変ですよね。 この部分、次のように訂正します。みなさん、ごめんなさい。

----------------------------
オストワルトシステムの無彩色軸は、視感反射率(=白色量) をもとにして作ってあるのですが、視感反射率、つまり白色量は、aがcの約1.6倍、cがeの約1.6倍、…… と等比級数になっています。視感反射率(%)の常用対数は、aは1.95、cは1.75、eは1.55、…… と等差級数になっています。

だから対数のほうを並べてみるとすごくすっきりした値で 気持ちがいいのですが、白色量を見ると半端な値でわけがわからない感じがしてしまうんですね。なぜこういうことになっているかというと、白〜グレイ〜黒の各色がほぼ「見た目に等間隔」に並ぶためです。
----------------------------

それから、

naoさん
>東商では、色票集を持つものを顕色系としていますので、オストワルトは顕色系に分類されているのだと理解しています。

かすかな記憶がよみがえってきました。ありがとうございました。

ところで、この色票集のカラーハーモニーマニュアル、みなさんもご存知のように絶版ですよね。私はずっと不思議に思っているんですけど、オストワルトシステムを絶賛する人は多いのに、何故使われなくなってしまったんでしょうね?


[435] 顕色系と混色系 (りさ) 4/30 6:27

nickyさん、naoさんメーリングリストのみなさま、おはようございます。先日から混色系と顕色系のことを実にくわしく、深く教えていただき本当にありがとうございました。 まだまだ勉強していてわからないところだらけです。それで、実はお願いがあるのですが、今回教えていただいたことを、コピーしたいのですが、いいでしょうか?勝手にしてはいけないと思いお二人の了解を得ようと思いまして、、。 よろしくお願いします。


[434] Re:基本的なことですが (nao) 4/29 0:42

再度、naoです。

>それとオストワルトのところで、C(純色)+B+W=100とやはりカラーコーディネーター用の問題集にあったのですが、AFTでは、F+B+W=100だったと思うのですが?

Cは「COLOR」
Fは「FULL COLOR」

オストワルトの純色は、テキストなどによって表示の仕方が違います。

たんに、純色といったり、完全色といったり、あるいは最明色といったり。

どれが正しくて、どれが間違えているという分けではないのですが、AFTと東商の両方を勉強されていると戸惑いますよね。

C(純色)+B+W=100か、F+B+W=100かは あまり深く考える必要はなく、テキストにそって覚えておけば大丈夫ですよー!

どちらにしても、等色相三角形の頂点にくることさえ理解しておけばOKです。


[433] Re:基本的なことですが (nao) 4/29 0:36

こんばんわです。

> <顕色系では、マンセル表色系、オストワルト表色系が代表的なものである>と解答にのってました。AFTの時はオストワルトは混色系の代表的なものと勉強した記憶があります。私の勘違いなのでしょうか?

nickyさんからもご回答があったので重複する部分もあるかと思いますが・・・

AFTと東商で、テキストの執筆者が 顕色系と混色系を分類する際の考え方の違いがこのような結果になっているのではと思います。

AFTでは、nickyさんが書かれていたように、

> 色の見えにしたがって色を配列したものが顕色系、色の作り方(つまり、その色は、どの色とどの色をどのくらい混ぜ合わせたら作れるか)に従って色を配列したものが混色系、という考え方で、オストワルトを混色系に分類しています。

東商では、色票集を持つものを顕色系としていますので、オストワルトは顕色系に分類されているのだと理解しています。

私個人としては、顕色系であるか、混色系であるかということを考えること自体、実用的で無く、あまり意味のないことではないかと最近、思うようになりました。

オストワルトに関しては、色を混色量で表示しているからというだけでなく、色を心理量というより、精神物理量として扱っている点から、 混色系として考えたい気がします。


[432] Re:顕色系と混色系 (りさ) 4/28 16:01

nickyさん、ありがとうございました。まだ色の勉強の入り口にたったばかりの私には、難しい内容ですが、 とても深い説明になんだか、感動しました。 じっくり何度も読ませていただいてます。

以前にnickyさんがメーリングリストで紹介してくれた本、雑誌。本の名前は忘れましたが、ドイツ語の色名の時紹介された、いろんな国の色名が表示されてる本。さっそく書店に注文してあります。またデザインの現場の4月号も購入しました。とてもよかった!またいい本があったら、紹介してくださいね。


[431] 顕色系と混色系 (nicky) 4/28 10:31

りささん、皆さん、こんにちは。

りささんのご質問のうち、顕色系と混色系について。(いつもながら、引用符の前の敬称略ごめんなさい。)

>実は東商の3級(あわよくば2級も)を受験しようと思ってます。今日問題集をしていたら、<顕色系では、マンセル表色系、オストワルト表色系が代表的なものである>と解答にのってました。AFTの時はオストワルトは混色系の代表的なものと勉強した記憶があります。

たぶんこういうことではないかと思います。(絶対的なものとは受け取らないでくださいね。)

さまざまな色体系を顕色系と混色系にはっきりと分ける ことは難しいのではないでしょうか。今は顕色系とか混色系とかは言わない、とも聞いたことがあります。ということは、ひとつの表色系を顕色系と言う人がいたり、混色系という人がいたりしても当然です。

いちおうは、色の見えにしたがって色を配列したものが顕色系、色の作り方(つまり、その色は、どの色とどの色を どのくらい混ぜ合わせたら作れるか)に従って色を配列したものが混色系、と私は理解しています。

マンセルシステム(修正マンセルシステム)はいちおう顕色系ということになっています。けれども、オリジナルのマンセルシステムでさえ、回転混色板を使った部分が結構あるそうです。修正マンセルシステムとなると、色の見えよりは、色度図上で等色相線、等彩度線がなめらかな曲線上に並ぶことを優先して「修正」したのですから、厳密な意味での顕色系とは言い難いです。

オストワルトシステムはいちおう混色系、と考える人のほうが多いのではないかと思います。でも、オストワルトシステムにしても、色の並べ方の基本とした無彩色軸の色の配列が、対数比などというややこしい割合となっているのは、白〜グレイ〜黒の各色がほぼ「見た目に等間隔」になる ことを重視した結果です。これまた厳密な意味での混色系と言いがたいです。厳密な意味での混色系はCIEシステムだけだ、ということもどこかで読んだか聞いたかしたような気がします。

とりあえず顕色系と混色系についてだけ書きました。皆さんの別のお考えをお聞きしたいです。


[430] 基本的なことですが (りさ) 4/28 2:06

6月の検定試験勉強されてるみなさん、お疲れ様です。 はじめまして。実は東商の3級(あわよくば2級も)を受験しようと思ってます。個人的な理由で勉強のスタートが遅れとてもあせってます。AFTとはずいぶん切り口が違っていて戸惑ってます。何かいい勉強法はないでしょうか?

それはさておき。今日問題集をしていたら、<顕色系では、マンセル表色系、オストワルト表色系が代表的なものである> と解答にのってました。AFTの時はオストワルトは混色系の代表的なものと勉強した記憶があります。私の勘違いなのでしょうか?それとオストワルトのところで、 C(純色)+B+W=100 とやはりカラーコーディネーター用の問題集にあったのですが、 AFTでは、F+B+W=100 だったと思うのですが?すみません、基本的なことで、誰かご存知のかた教えてください。


[429] (きょん) 4/27 1:36

サルティーさん、きょん絶対今年2次受かって1級取得したいです。来年の秋には自分のサロン持って仕事したいと思っているので名刺にハクつけたいから(^-^)実は、まさか1次受かると思ってなかったから、10日位でトーン覚えて、2次試験ナメてかかってました。試験緊張して頭まっ白になってしまいました〜(泣)〓すぐ頭に浮かんでくるよう勉強します。サルティーさんありがとう。「pccs〜201L」はどこに売ってるのですか?今年は絶対合格したいです。だって落ちたら1次からやり直しだもの!きょん頑張ります。また色々教えて下さい

[428] Re:1級2次試験対策の件 (サルティー) 4/27 1:05

こんにちは、きょんさん。1級2次対策ですが、各トーンの色相の明度、トーンに対応するoff-N系、PI系、BR系はすべて暗記して下さい。「PCCSハーモ ニック・カラー・チャート201-L」が役に立ちます。合格するまで、何度も「不合格A」で辛酸を味わってきた独学サルティーです。頑張って下さい、応援しています よ。


[427] Re:AFT2級新テキスト (サルティー) 4/27 0:44

はじめまして、satoさん。

> AFT2級テキストが新しくなりましたね。以前3級テキストが改訂された時は、検定内容は、新旧テキストどちらでも対応できるという > 移行期間のようなものがありましたが、2級の場合も同じなのでしょうか。

夏期検定については、移行期間があるそうですよ。旧テキストでおよそ試験8割に対応し、残り2割は応用(ここが今一つ分かりにくいのですが)問題だそうです。多分、応用問題というのは新2級テキストの「色名」、「色彩心理の応用」の部分だと思います。きょんさんの言われる様に、年々難しくなってきておりますが、是非とも 頑張って合格して下さい。新2級テキストは、購入された方が良いですよ!


[426] (きょん) 4/26 7:38

...(425からの)つづきです。特に1級2次は要注意です。 AFTの模範回答との相性も関係すると思います。少しでもお役に立てたら嬉しいです。お互い頑張りましょう。


[425] (きょん) 4/26 7:37

satoさんこんにちは。AFT2級テキストについてですが、私は独学で去年の3級と2級&1級1次を併用で受けたので、3級改訂テキストの移行期間については知らないので、2級テキストもその部分ではお役に立てませんが、去年から検定が難しくなって問題の方向性が変わってきているという事はよくききます。私は今年1級2次を受けるので、2級テキストを購入しました。内容を比べて見ると用語解説が載っていないという違いの他は、前より親切な解説だと思いました。ただ、AFTは厳しく言えば、どうやって落とそうか、と考えているらしいです。特に1級2次は... (426につづく)


[424] 検定試験の締切り日 (細谷) 4/25 11:36

こんにちは。 皆さんご存知だとは思いますが、検定試験の日程と締切りのご案内です。

6/10(日):「色彩検定」、
6/17(日):「カラーコーディネーター検定試験」 が実施されます。

「色彩検定」締切り:5/11(金)。(書店申込みは5/13(日)まで)
「カラーコーディネーター検定試験」締切り:5/11(金)。(東京商工会議所の場合。団体申込は締切日が1週間早い5/2(水)。 締切り日は各地により異なります。)

詳細は、各主催団体のホームページでご確認ください。

●「色彩検定」:AFT http://www.aft-jp.org/index.htm
●「カラーコーディネーター検定試験」:東京商工会議所 検定案内  http://www.kentei.org/


[423] AFT2級新テキスト (sato) 4/25 8:54

AFT2級テキストが新しくなりましたね。

以前3級テキストが改訂された時は、検定内容は、新旧テキストどちらでも対応できるという移行期間のようなものがありましたが、2級の場合も同じなのでしょうか。

ご存知の方いらっしゃいますか?


[421] 問題と解答 (モモ) 4/22 1:23

こんばんは。

突然すみません・・ 2000年度冬期1級の問題と解答が欲しいのですがどなたか、持っていらっしゃる方はおられませんか?

よろしかったらコピーを頂けませんでしょうか?

すみませんが詳しい話しは直接メールを頂けると嬉しいです、おねがいします。


[420] Re:読み方を教えて下さい (micolor) 4/20 10:26

おはようございます。

KUROさん、サルティーさん、お答えいただき、ありがとうございました。

∫インテグラルですね。数学の授業で見覚えはあっても読み方が出てこない文系の私。←苦しい言い訳 λラムダはわかりましたよー。(笑)

また、色々と質問させていただくかと思いますが、よろしくお願いいたします。本当に皆様は頼りになります。ありがとうございます。


[419] Re:読み方を教えて下さい (サルティー) 4/20 1:27

はじめまして。 こんにちは、micolorさん。

>東商3級テキストのP43<式3.1>の中で、X=KSS(λ)・・・・・・とありますが、この縦長い大文字のSに似ている記号の読み方がわかりません。ご存じの方は、教えて下さい。

積分記号で「インテグラル」と読みます。

>実際の記号をキーボードで打ち込みたくても見つけられなくて・・・・。

「インテグラル」をキー・ボードで叩けば「∫」が出てきますよ。

ではでは


[418] Re:読み方を教えて下さい (KURO) 4/19 21:16

micolorさん、こんばんは。

> X=KSS(λ)・・・・・・とありますが、この縦長い大文字のSに似ている記号の読み方がわかりません。

たぶん、「∫」ですよね?「インテグラル」と言います。数学の授業で昔よくお目にかかりました(^_^;。


[417] 読み方を教えて下さい (micolor) 4/19 10:29

こんにちは。

6月の東京商工会議所カラー検定を勉強なさっている方、お疲れさまです。

東商3級テキストのP43 <式3.1>の中で、X=KSS(λ)・・・とありますが、この縦長い大文字のSに似ている記号の読み方がわかりません。ご存じの方は、教えて下さい。実際の記号をキーボードで打ち込みたくても見つけられなくて・・・・。

どうぞ、よろしくお願いいたします。


[412] Re: (サルティー) 3/22 1:52

はじめまして。

少しばかり、お力になれたら・・・、と思いレスしました。

> 現在、検定3級の勉強をしていますが、JISの色名の良い覚え方ありませんか?なかなか覚えられなくて困ってます。

Tomoさんが、勉強されているのはAFTの検定3級だと思いますが、JIS色名 には「慣用色名」と「系統色名」があるのですが、どちらのことでしょうか?

多分、JIS系統色名の方かと思われますが・・・。 一般的に、「明度・彩度をあらわす修飾語」+「色みの偏りをあらわす修飾語」+ 「基本色名」で表記します。例えば、「あざやかな」+「黄みの」+「赤」、という 具合に組み立てていきます。AFT3級対策テキストのP.29にありますよね。 (もし、なければ購入して下さい) ここで、覚えなければいけないのは、
1.PCCSのトーン図に似ていますが、「明度・彩度の修飾語」です。
2.色相名は、先ず基本色名の赤・黄・緑・青・紫を覚えて下さい。(JISは2級で 勉強するマンセル表色系に準拠しています。色相もマンセルと同じです。)次に、最 初の5つの基本色名の中間の色を覚えてください(黄赤、黄緑、青緑、青紫、赤 紫)。これで、基本色名10色となります。

注意したいポイントは、例えば「赤」の基本色名に対しては色相環の両側を考えれば、「紫みの」、または「黄みの」という色みの偏りをあらわす修飾語しかありません。基本色名の「赤」に対して、「緑みの」とか「青みの」は有り得ませんよね?

そんなところでしょうか。

[411] (トモ) 3/21 1:19

現在、検定3級の勉強をしていますが、JISの色名の良い覚え方ありませんか?なかなか覚えられなくて困ってます。 宜しくお願いします。

[410]  はじめまして! (トモ) 3/18 20:48

はじめまして。職業柄、今回検定を受けようと思ってます。検定に関する情報等ありましたら。どしどしメール下さい。 よろしくお願いします。


[409] Re:東商検定関連の日経流通記事 (nicky) 3/6 10:01

みなさん、こんにちは。

ハルさん、気をつかっていただいて、ありがとう ございます。私の失敗がきっかけとなって、ハルさんを中心に話の輪ができればいいな、と期待して黙っていたのですが、あまり答えが遅くなってもいけないので、出てきてしまい ました。

> 3月3日付日経流通新聞第9面の約半分に「カラーコーディネーター検定試験合格ポイント解説1」という記事が出ています。

> 何級に対しての「ポイント解説1」だったのでしょうか?

3級に対しての解説でした。たぶん、次(10日?)が2級、その次が1級なのでは?と思いますが、予想が当たらなかったらごめんなさい。


[408]  Re:東商検定関連の日経流通記事 (ハル) 3/4 15:51

独学のハルです。 お元気ですか。

最近はみなさんのご意見を フムフムと読んでばかりいました。

ところで、nickyさんからのお話にありましたが 3日の日経新聞が手元にないので読む事が出来ませんでした。何級に対しての「ポイント解説1」だったのでしょうか?読まれた方いらっしゃいますか?



[407] 東商検定関連の日経流通記事 (nicky) 3/3 10:21

みなさん、こんにちは。

3月3日付日経流通新聞第9面の約半分に 「カラーコーディネーター検定試験合格ポイント解説1」 という記事が出ています。興味のある方はどうぞ。


[406] Re:AFT色彩検定講師講座について (カオリ) 2/13 13:56

naoさん、返信ありがとうございました。 なかなか実際に講座を受ける前に意見を聞く機会が無いと、変に期待しすぎていたり、誤解してたりすることがあるので、他の人の意見が聞けるのは大変ありがたいことです。

私も自分が生徒を募集する時、できるだけ誤解なく、期待を裏切らないような広告、説明、印象を与えれるように気をつけたいと思いました。

講座を受講するかどうかはまだ迷っていますが、要は自分の力次第なんだな、と思いました。

貴重なご意見ありがとうございました。


[405] AFT色彩検定講師講座について (nao) 2/11 23:51

私はこの講座を受けていないので、実際のところは分かりません。ただ、私の周囲で何人か受講して講師認定を受けた方がいます。

講座自体は非常に良かったそうですが、講師認定を受けたところで、講師依頼がある訳ではないようです。

これは私個人の意見ですが、 AFTと言っても、色彩に関心を持つ方や仕事にしている人間にはよく知った団体ですが、一般的には認知度は低く、現時点では社会的に何か有利になるとは考えにくいです。 ただし、 検定対策講師をされる場合などは、AFT講師認定を持っていることは実力を計る目安として判断してもらえるのでは ないでしょうか。

AFTの講師認定に限らず、すべての色彩の資格というのはそういうものではないかと感じます。

あまり参考にはならないかもしれませんが、講義自体は非常にタメになったようですので、勉強したいという気持ちで受講されるのはとてもよい結果を得られるのではないでしょうか。


[404] Re:AFTと東商の違い (YOSHI) 2/10 11:08

こんにちは YOSHI@横浜です。

妹尾さん
> AFTと東商の違いがいまいちよくわかりません。わたしも最初わからなくて迷いました。今もどちらを持っているほうが良いかというのは、はっきりとはわからないのですが・・

個人的には、建築関係の人には東商、それ以外の人には最近は特に、 AFTのほうが知名度UPしているなと感じます。 (ただ私は建築関係の仕事なので、実際にファッションやデザインの仕事をしている 方はどのように感じてらっしゃるのでしょうか・・?)

カラーの勉強をしている人以外から、資格について聞かれたことはないのですが・・ ・

AFTのテキストはきれいで、配色やファッションのページも多いです。 東商は科学的(というのかな?)な内容も多く、最初はAFTのほうがとっつきやす いと思います。

個人的な感想になってしまいましたが、カラーについて知ると、楽しいですよ!がんばって下さい。


[403] 色彩掲示板よりアンケート協力のお願い (ミストグリーン) 2/7 2:28

皆様こんにちは、この度、”色彩掲示板HP”にて検定試験関連アンケートを始めました。対策方法、費用、参考書など、掲示板で質疑応答の多かった議題の更なる調査が目的です。皆様のご意見ぜひお聞かせください。”

関連サイト(色彩掲示板検定アンケート)
http://www.geocities.com/TimesSquare/5341/qusetion.html

それでは、ご協力のほど よろしくお願いいたします。

[402] AFT色彩検定講師講座について (カオリ) 2/6 20:49

はじめまして。

この冬に1級を取得したばかりなのですが、AFTが主催されている色彩検定講師講座を受講しようかどうか迷っているのですがどなたか受講された方はいらっしゃいませんか?!

そこでもらえる「AFT認定 色彩検定講師」というライセンスはとっておくべきなのでしょうか?!

私は将来、フリーで色彩検定講師になりたいとおもっているのですが、このライセンスはどのぐらい社会的に有利 なのか教えてください。お願いします。


[401] Re:分光測光器と分光測光計など (nicky) 2/6 10:36

みなさん、こんにちは。 naoさん、今回もありがとうございました。

しつこいですが、もう一度整理すると、

分光測色=分光測光+三刺激値の計算

ということができると思います。分光測光器は、分光測色の全過程を遂行するわけでもなく、また、分光測色だけに使われるものでもない、 ということですね。いっぽう分光測色計は分光測色の全過程を遂行し、主に分光測色だけに使われる器械ですね。

では何故、分光測色に使う機器の名前として分光測色計よりも分光測光器のほうが適切なのか?この理由として、naoさんは

>分光測光器を用いて、分光反射率が求められれば分光測色計(あるいは分光光度色彩計)などを用いなくても、三刺激値は計算によって求めることができます。

と説明されていました。 実は私は少しまだひっかかるところがあるのですが、 これ以上の追究はやめておきます。ここは検定MLであって、色彩学のMLではありませんから。

分光測色方法の機器は分光測光器と東商テキストに載っている わけですから、それ以上何が知りたい?と思われた方も おられるかもしれません。 でも、「分光測色方法に使う機器は分光測光器です」と ひとこと言うためには、その背後にある100の事情を 知っていなければ自信を持って教壇に立てないのだと いうことを、ご理解いただければ幸いです。

もう一度、naoさん、みどりさん、「街の色研究会・京都」の メンバーの方、そして最後まで読んでくださった検定MLの皆さん、どうもありがとうございました。

[蛇足]

naoさん
>三刺激値は計算によって求めることができます。私の友人は、電卓と紙と鉛筆で計算したそうです(笑

2、3年前、色彩学会関西支部の「色彩基礎セミナー」で私も実際にこれを電卓で計算しました。 『新版 色の常識 第2版』(川上元郎・小松原仁 著、 日本規格協会 1999) p65からこの計算の仕方が書いてあります。



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