色違いのレンガ。
遠方から見るとまとまって見える。
(写真：G-TOOL)
フランス語で「フォ」は「偽りの、あいまいな」、「カマイユ」は18世紀にヨーロッパを中心に描かれた単色画の技法。「フォ・カマイユ」は「カマイユ（単色画）調」ということ。
前回の「カマイユ配色」は、同一色相の濃淡で、色相、明度、彩度が極めて近く、ほぼ一色に見える配色でしたが、「フォ・カマイユ配色」は、色相やトーンにやや差をつけ、変化を持たせます。
「フォ・カマイユ配色」は、ファッション、タイル、レンガなどでよく使われています。