色のメールマガジン 配色メモ |
”COLOR”No.4.
いつも見ている丸く自然な赤いリンゴ。 光の当たった部分は黄みがかった赤、 陰になっている部分は紫がかった赤。 (写真:あっぷるらんど津軽) |
自然な色の見えでは、光の当たる部分は黄みに、陰の部分は青みがかった色に見えます。これを「ナチュラルシーケンス:色相の自然序列」といいいます。 「ナチュラル配色」は、この「ナチュラルシーケンス」に従って、明るい方の色相を黄に寄せ、暗い方の色相を青紫に寄せたものです。色相差が小さい方が、より自然な感じになります。自然ななじみがあり、安心感をもたらし、万人に好かれやすい配色で、写実派や印象派の絵画などでよく見られます。 「ナチュラル配色」とは逆に、明るい方の色相を青紫に寄せ、暗い方の色相を黄に寄せる配色は、「コンプレックス配色」です。 |
255,204,0 |
255,255,102 |
[例] 橙 x 黄 (色相環:青紫−赤−黄側) |
153,255,153 |
0,204,153 |
[例] 緑 x 青緑 (色相環:黄−緑−青紫側) |
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