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[100] さらにお返事の続き (細谷) 2/25 0:24

作者(管理人)の細谷です。

お返事が遅くなって、どうもすいませんでした。このメール、100番目になるかな。

過去の記事[50]−[100]は別ページに納めました。今、upします。ほか、更新したのは「色のカレンダー」です。

★山路さんへ
>どういう訳か今春からある女子大で色彩学を教えることになり

ネットサーフィンしてると、服飾関係の学部で色彩学を設けているところが目立ちます。女子大ですか、モテモテですね。いや、最近の女子はコワイ?(^^) 女性はカラーが好きですから、教えやすいのではないでしょうか。山路さんの色彩体験をお話されると、親しみが持てて良いかも。

★OHさんへ
> AFT、東商、色彩士検定、ブライダルコーディネーター、レセプションオーガナイザーと去年は「お勉強」の1年。今までは普通のOLとブライダルフェアのお手伝いという2足のわらじ、でしたが、この4月から本格的に「色」の仕事を始めることになりました。

就職決まっておめでとうございます。順風満帆ですね。何やら聞きなれない片仮名もありますが、具体的にどんな内容なんですか?1年でこれだけこなせるって、スゴイ集中力ですね!(^^)

★cho−sanへ
>子供の頃に見たレオ・レオニの『あおくんときいろちゃん』という絵本を忘れられなくて、色の勉強を始めました。

子どもの頃の体験って、大人で花開いたりしますよね。趣味になったり仕事になったり。『あおくんときいろちゃん』は最近手に入れました。ちまたの書評では、かなり評判良い本です。


[99] トンネル&デジカメ (junmai) 2/24 23:44

>ユンさん
ちょっとホッとしました。坑門の彩色については不頓着でしたから、最近はそういう傾向にあるのかなと思ってしまいました。私自身は景観の設計(設計自体も)は経験ないのですが、配色はデザインなくしてはあり得ないように思います。私がいる会社で、以前、橋の設計で県の表彰を受けた物件がありましたが、現地の文化や歴史を取材して、その町に相応しい欄干や街灯の設計を行い、パースを描いていました。しかし、土木構造物の「色」は概して地味だと思います。

>松林さん
そういえばPhotoshopのカラー設定に、”印刷インキ”というのがありました。 photoshopの設定自体(モニター)がおかしかったのかも知れません。ちなみに私は単身赴任で現在は浜松市在住です。ついでに質問です。署名の文字絵のcapに「H」とあるのは、何故でしょうか? (^^; それと、Canonはコンパクトサイズのデジカメで、なぜ80万画素で頑張っているんでしょうか?(モニターでは80万画素で充分だと思いますが・・・。)
以上。


[98] Re:東京シンポジウム (cho−san) 2/24 20:40

こんばんわ。

moziさん
>実は事前の申し込みが必要です。

すみません、こちらも言葉が足りなかった様です。実は飛行機のチケットをとる前に、公共の色彩を考える会にtelしたんですよ。まあ、その時点では、会についての質問だけするつもりだったんですが、その時に会の方からお誘いを受けまして、申し込みをしました。「一応締め切りは設けてあったのですが、まだ席に余裕があるので、申し込みに応じています」ということでした。心配して下さって有り難うございます。

>鹿児島の鴨池海浜ニュータウンは、たしか画家の堂本尚郎(どうもとひろお)氏の助言を得て色彩計画されたと思います。景観色(ランドスケープカラー)、環境色(タウンスケープカラー)、標識色(サインカラー)にわけていたと思います。

鴨池ニュータウンについては、ご指摘の通りです。少し灰身を帯びたブラウンの県庁舎を中心に、彩度を押さえたブラウンで統一されたニュータウン一帯は、整然としています。しかし、そこから1Kmも離れていない所にある県立球場の案内看板は、様々な色で無計画に配置されています。一方で進んだ事業がすすめられていても、それが本当に一部であって、同じ時期に建設された建物で、色彩設計されていないものが多いのは、残念なことだとおもいます。その理由には、まだカラーコーディネイトについての専門家が少ない事や、カラーコーディネイトという言葉すら知らない人がほとんどであるために、色彩提案の必要性を理解されないということがあるようです。


[97] 新聞記事の投稿について (細谷) 2/24 16:28

moziさんへ
>細谷さん、風邪のほうは大丈夫でしょうか。

風邪の方は、ほぼ完治しました。数年振りに40度近い熱が出て病院に行きましたが、インフルエンザだとは言われませんでした。ご心配くださり、どうもありがとうございました。

>色彩に関する話題を新聞やTVなんかで見た場合、そのままメーリングリストに流したほうが良いのでしょうか。それとも一度細谷さんに渡して、メールマガジンとしてまとめて出したほうが良いのでしょうか?多くの人が自分の得た情報をメーリングリストで流すのは、自分のカバーできないところまでチェックできて良いと思います。

メールマガジンにすると若干タイムラグが生じるので、すぐに投稿してもらって結構です。自分なりの感想や意見を加えてくだされば、同じ記事でも違う読み方ができると思うので、多少重複しても構わないでしょう。送信の際に受信を確認してくだされば、あまり重なることもないと思います。

ホームページでは記事を省略していますが、コマンドメールで記事の本文を載せたメールをすぐ取り寄せでき、(個人の閲覧目的で) 各自でプリントアウトしたりできるのが、メーリングリストの長所でしょう。

なお、記事を図書館、WEB等で検索することも考えて、日付や出典等を明記してくださるよう、お願いします。 (何月何日、何新聞、文責誰々、など)


[96] お返事の続き (細谷) 2/24 16:07

作者(管理人)の細谷です。

お返事、随分遅くなってすいませんでした。

色の世界は結構広いもので、異分野のお話や考えを聞くのは、とても面白いですネ。自己紹介を読んでいるだけでも、いろんな職種や考え方があるんだな、と感心します。

★梁川さんへ
>私は、パーソナルカラーコンサルティングと宝飾関係の仕事をしています。4年位前に、パーソナルカラーの勉強を始め、そこから、いろいろと試行錯誤しながら今の仕事と色彩が結びつきました。

検定に合格した人から、色に関する仕事へのアプローチの質問をよく受けます。梁川さんは、どういう経緯で辿り着かれましたか。パーソナルカラーは、独立している方が多いと思うのですが、どなたかと一緒に活動されているのでしょうか。もしよければ、差し支えない範囲で教えて下さると、後輩の参考になるのですが。よろしくお願いします。

★namiさんへ
>私は趣味で水彩画をやっていまして、多少ではありますが色彩に関して興味があり

私も小さい頃から絵が好きでした。小学校の図画の時間は「ものを良く見る」「自分を見つめる」という隠れためあてで、子どもに絵を描かせていますが、大人になっても絵を描くことで何かが見えてきたりしますよね。ホームページ拝見しました。最初のカラーフラッシュが、夕焼けから宵への空色の変化を思わせ、非常に綺麗ですね。

★ゆかぽんさんへ
>色彩への興味は主に舞台用メイクを学ぶスクールに、会社帰り通っていたことから始まりました。

ただのメイクでなくて、舞台用メイクということは、もっと芸術的なのかな、キャッツみたいな。世の中、そうそう簡単にドーラン塗れる人はいません。(笑) 就職、良いところが決まると良いですね。でも、手に職を持ってるから(?)大丈夫そう。(^^)

★つちたにさんへ
>印刷物にまでなるものが中心なので、自然とカラーに関心がいって会社の個人目標でカラーコーディネーター検定合格を掲げてしまいました。

検定が仕事にすぐ役立てられる環境で良いですね。応援しています。微力ながらお役に立てればと思います。

>みなさんもっと専門的にカラーを勉強されている方が多いですね。ちょっと気後れしそうですが…、いろいろ教えてください。

メーリングリストメンバーの半数以上は、色の仕事をしている訳でなく、ちょっと色に興味のある人、これから勉強や就職を考えようかなという人なので、どんなつまらないこと、簡単なこと、些細なことでも、メールしてみてくださいネ。(^^)


[95] Re:お返事 (mozi) 2/24 15:24

細谷さん、風邪のほうは大丈夫でしょうか。

一つ質問があるのですが、色彩に関する話題を新聞やTVなんかで見た場合、そのままメーリングリストに流したほうが良いのでしょうか。それとも一度細谷さんに渡して、メールマガジンとしてまとめて出したほうが良いのでしょうか?

新聞などでは色彩の話題は時事ネタというよりも文化面などに載ってることが多いですよね。ということは、一つの話題がどの新聞にも共通して載っているということはないような気がするんです。だから、多くの人が自分の得た情報をメーリングリストで流すのは、自分のカバーできないところまでチェックできて良いと思います。でも、それぞれが自分の見た記事をそのまま提供すると、重複してしまうことが起きるのじゃないかな、と思うんです。

どうでしょうか?


[94] 東京シンポジウム (mozi) 2/24 14:57

cho−sanへ
>MLを読んでいて、この東京シンポジウムに参加してみたくなりました。25日から東京の方に行くように、飛行機のチケットをとりました。

すいません。説明不足でした。実は事前の申し込みが必要です。
私もちゃこさんのHP(http://www2u.biglobe.ne.jp/~color/all/cal_9902.htm)をみて、問い合わせをしました。今手元に資料がないのですが、もしかしたら〆切があったかもしれません。一度問い合わせてみて下さい。

>実は、私は鹿児島に住んでいるのですが、こちらは、カラーコーディネイトの仕事自体があまり知られていません。鹿児島も鹿児島らしく、素敵な色彩設計が広がればいいなと思います。

鹿児島の鴨池海浜ニュータウンは、たしか画家の堂本尚郎(どうもとひろお)氏の助言を得て色彩計画されたと思います。景観色(ランドスケープカラー)、環境色(タウンスケープカラー)、標識色(サインカラー)にわけていたと思います。もう少し詳しいことは、これも今手元に資料がないので、後日メールします。

こんな時家にPCがあるといいですね。


[93] お返事 (細谷) 2/23 23:08

作者(管理人)の細谷です。

久しぶりにちまたの風邪に当たり、しばらくダウンしていました。もう元気です。少しずつ返事を書いてはいたのですが、送信までに至らず、随分お返事が遅くなり、どうもすいませんでした。

たくさんの方にメーリングリストに参加していただき、大変感謝しています。発言の参加、不参加は自由ですが、面白そうな話題があれば、是非メールしてみてください。自分の発言も[color_ml:0000x]の形で、本人のメールボックスに入って来ます。自分の投稿が戻ってくるのは、とっても不思議な気分..。

★市川さんへ
>私は印刷会社のデザイン部門に所属し、主にパッケージのデザインをしています。私からも機会があれば、色に関する情報を提供できたらと思っています。「専門知識」というより、「現場からの情報」になりそうですが・・・。

よろしくお願いします。現場からの情報はなかなか手に入らないので期待しています。パッケージは人目に触れるところだし、売上に直結するから実力の見せ所ですネ。市川さんの好きなパッケージはどんなものですか?

★YOSHIさんへ
>3年位前に、インテリアコーディネーターの資格を取った時にカラーについて少し勉強したのですが

インテリアコーディネーターだとどの位の内容まで勉強するのですか?試験にはあまり出ないんでしょうか。

>将来はインテリアとカラーの仕事をやっていけたらなーと思います。

JAFCA(日本流行色協会)に、インテリア部門があって、ファブリックの色の傾向調査と予測をしています。最近はインテリアや雑貨のオシャレな雑誌が出まわってて、みんな目が肥えてきてますよね。色の相談もできるなんて頼もしい感じがします。

★中川さんへ
>色と花の関係を中心にしたフラワー&カラーコースの生徒募集を始めました

最近、大手のスクールで花と色をセットにするところが増えてきました。NFDとAFTとか。花の本でも、配色テクニックやカラーセラピーとからめて解説する記事が多くなった気がします。

>残念ながらわたしの周りの人はあまり興味がなさそうです・・・

まだ啓蒙段階ですか..。一度教わるともっと知りたくなったりして。口コミでどんどん広がると良いですね。

★あかねさんへ
>色に興味を持ちスクールで1年間カラーコーディネーターの講座を受けてました。4月から、パーソナルカラーの講座を受講する予定。まだ企画段階ですが、スクールの仲間と何かやろ〜と考えてます。

面白そうですね。何かってなんでしょう?また結果教えてください!スクールの良いところはやっぱり仲間が出来るところでしょうか。いつかメーリングリストメンバーと何か企画できたらいいなあ、というのが私の夢です。

★加藤さんへ
>現在、某美容専門学校で、AFTの2級講座を教えています。

美容というと、メイクやファッションを学ぶ生徒でしょうか。カラーのスクールに通う人は女性が多いと思いますが、何かご苦労されている点はありますか?ビジネスの現場では男性も多いでしょうし、女性とは若干興味の対象や考え方が異なると思いますがいかがでしょう?


[92] Re:公共の色彩 (cho−san) 2/23 22:37

こんばんは。

moziさん
>2月27日(土)に公共の色彩を考える会の東京シンポジウムがあるのですが、私も参加してきますので、詳しい内容は後日お知らせします。

MLを読んでいて、この東京シンポジウムに参加してみたくなりました。25日から東京の方に行くように、飛行機のチケットをとりました。

YOSHI@横浜さん、松林さん、うらやましいな。
>横浜の色といえば、何といっても青ですね。ベイスターズもマリノスも旧フリューゲルスもみんな青がチームカラー。(フリューゲルスの生まれ変わりの横浜FCもやっぱり青になるのかな?)市営バスも市営地下鉄も青いライン。マリノスのトリコロール(青・白・赤)、市営バスのクリーム色と青、市営地下鉄の銀と青など、青のイメージを活かしながらも、青一色でしつこくならないようなセンスのいい配色になっていると思います。

横浜って素敵ですよね。、私も1度行って好きになりました。実は、私は鹿児島に住んでいるのですが、こちらは、カラーコーディネイトの仕事自体があまり知られていません。ですので、5月から仕事を始めるのに、少し不安もあります。公共建築物も、色彩設計されたものがほとんどないので、道路も公共の建物の中も、わかりづらいところが多いのは寂しい限りです。その点では、「みなとみらい」すごいですね。びっくりしました。鹿児島も鹿児島らしく、素敵な色彩設計が広がればいいなと思います。街そのものの色をかえることには、考えるべきところが多く残っていますが、公共の建築物には、実用的で、美感に訴えるような色彩設計を、もっと取り入れてほしいものだと思います。


[91] Re:むずかしい。。 (松林) 2/23 21:48

ほんとはこういう難しい話だけじゃなくて、「どんな色が好きか」って話ももっとしたいんですが、つい職業柄(^^;;

junmaiさん
>ただ、CMYK値を表示しているのに明るさがかなり違ったので、少々納得がいかなかったのです。

CMYK値って、インクのメーカーや種類ごとに違うものです。Photoshopの場合でも、インクのメーカーや種類に応じて決められたカラー設定が必要です。

>何かの数値で表現される物体色を、モニターで表すことは不可能なんですね。

ブラウン管なら色の再現範囲が広いし、調整がかなり自由にできるので、カラー設定をきちんとやれば、数値通りに色を再現する能力は比較的高いと思います。(あまりにも鮮やかな色の表示はちょっと厳しいですけど)

もちろん色の再現性に高い精度を要求するほど、より厳密なカラー設定が必要になります。

ブラウン管以外のディスプレイやプリンタの場合は、色の表現能力の関係で、カラー設定をいくら頑張っても不可能な場合があります。


[90] 日経デザイン (細谷) 2/23 20:20

YOSHIさん
>日経デザインを購読しようか迷っています。どなたか読んでる方いらっしゃいましたら、ご意見をお聞かせ下さい。

日経デザインは、私の愛読書です。(^^) 私は年間購読で自宅郵送にしています。今日、3月号が届きました。今月号(3月)は珍しく、色の特記記事が1つも無かったのですが、いつもは数件入っています。日本流行色協会の記事も時々入ります。

あまりマニアックな内容ではなく、普通のビジネスマンやOL、大学生でも読みやすい、日経BP社の中でも間口の広い雑誌です。 CMランキング、パッケージ論、WEBデザイン、DTP、展覧会紹介、インテリアデザイナーのエッセイ、などの小さなコーナーも面白いですよ。文章が難解でなく、何より写真を多く配置しているので、色やイメージがつかみやすいのです。

ちなみに3月号の特集は「ゲームから時代を読む−新しいコミュニケーションをデザインする」です。今月の「リポート」は「病院を変えよう−医療のデザイン」で、とても病院とは思えないカラフルな待合室や、ユニークな院内サインの話。

別売りの、過去の記事を全部まとめたCD-ROMは、記事検索できて便利です。


[89] おわび (ユン) 2/23 20:03

こんにちは。

junmaiさん
>坑門(トンネルの入り口)付近の景観設計でしょうか。坑門は上部斜面からの土砂を防ぐと共に、車を威圧感なくトンネルに導く為に色んな形状が有りますが、彩色については気が付きませんでした。

すみません、勘違いでした。トンネル事体の色は、あまり検討の対象ではありませんでした。ただ、シミュレーションの時の見え方についての色調調整でした。坑口は、コンクリだったり石だったりしますが、たいていグレーっぽいですよね。


[88] Re:色の見えの違い (YOSHI) 2/23 19:36

こんにちは

細谷さん
>同じ塗料でも建材の種類、着色面積の大きさ、視点場、季節、排ガス等汚染、その他諸々の条件で見え方が違ってきます。

一応インテリア関係の仕事をしている私の経験では、塗装の色を決める場合は、必ず実際に塗るものと同じ材料に試し塗りして、施主にみてもらいます。日本塗料工業会とかが出している、塗装見本のカードでは、発注しないようにしています。

最近疑問に思ったのですが、うすーいグレーのクロスをアイボリーのクロスと並べてみると、グレーのクロスがなんだか薄汚れて見えるのですが、なぜなのでしょう?それだけで見るときれいなのに。

雑誌、今月の「モダンリビング」は色の特集ですね。日経デザインを購読しようか迷っています。どなたか読んでる方いらっしゃいましたら、ご意見をお聞かせ下さい。


[87] Re:むずかしい。。 (junmai) 2/23 19:16

細谷さん、ありがとうございます。

>色の名前は、厳密なものではなく、ある程度幅があります。まず、名前は概念を伝える不確定な「言葉」だ、ということ。特に「赤」、「利休鼠」のような慣用的に使う色名は、一つの数値のみで表すような性質のものではないので、自分の思う色を正確に伝えるには工夫がいります。

確かにそうかも知れません。とくに、古くから言い伝えられている色は、名前だけは同じでも色自体は移り変わっていると言うこともあるかも知れませんし、多くの微妙な変化を含んで、一つの色名で呼ばれているモノも有るということですね。(というか、これが一般的なのでしょうか)ただ、CMYK値を表示しているのに明るさがかなり違ったので、少々納得がいかなかったのです。

>遠くなるほど色が薄く見えるのですが、

これは現象としてはよく分かります。写真の中に完成図を描く場合は、遠くになるほど薄く(濁らせて?)描くということですね。絵の技法(詳しくないですが)も同じですね。「色彩ワンポイント」は東京に行ったとき八重洲ブックセンターで覗いてみます。

ゆんさん
坑門(トンネルの入り口)付近の景観設計でしょうか。坑門は上部斜面からの土砂を防ぐと共に、車を威圧感なくトンネルに導く為に色んな形状が有りますが、彩色については気が付きませんでした。

松林さん
色に関するプロは、私のような素人には分からないところでの苦労があるんですね。

何かの数値で表現される物体色を、モニターで表すことは不可能なんですね。私は、スキャナで起こした色が、元の色とあまりにも違うという次元で戸惑っています。あ、Canonのスキャナじゃないです。すいません。(^^;    


[86] 横浜の色 (松林) 2/23 19:03

>こんにちは YOSHI@横浜です

あっ、私も横浜です(^^) 横浜生まれ、横浜育ち、横浜在住です。

横浜の色といえば、何といっても青ですね。

ベイスターズもマリノスも旧フリューゲルスもみんな青がチームカラー。(フリューゲルスの生まれ変わりの横浜FCもやっぱり青になるのかな?)

市営バスも市営地下鉄も青いライン。

マリノスのトリコロール(青・白・赤)、市営バスのクリーム色と青、市営地下鉄の銀と青など、青のイメージを活かしながらも、青一色でしつこくならないようなセンスのいい配色になっていると思います。

>みなさま、いつかこのMLのメンバーで、おいしいお酒が飲めるといいですね。

そうですね。皆さんはどちらにお住まいでしょうか?


[85] Re:色の見えの違い (松林) 2/23 18:21

松林です。

細谷さん
>多分、「色の見え」だけで講義すると1年かかっても足りないくらい奥が深い内容だと思うので、言葉が足りない部分は許してください..(^^;

私が自己紹介メールで「WWWで江戸時代の古地図のような雰囲気のある地図が作れたらいいな」と書いたところ、皆さんからいろいろと励ましの言葉を頂いてうれしく思いました。でも、WWWでちゃんと色が伝わるかどうかという不安もあります。

まず、ディスプレイの画面かプリンタの印刷かで色の見え方が違います。さらに、ディスプレイでもブラウン管か液晶かで違いますし、液晶でもSTN やTFTなどの方式によってまた違ってきます。プリンタでもレーザやインクジェットなどの方式によって違ってきます。同じ方式でも、メーカーによっても違いますし、同じメーカーでも機種によってまた違います。そして、ビデオカードやプリンタドライバによっても違いますし、最終的には個人がどのようにモード設定をするかで違ってきます。

これらの違いを出来る限りなくして、どんな機器を使って見ても同じ色に見えるように各機器メーカーでは(うちの会社も)努力していますが、非常に難しいです。

私も色に関して素人だったころは「色を万国共通の数値で表わして、そのとおりに表示したり印刷すればいい」と思っていましたが、そうは簡単にはいかないってことがわかりました(^^;)

各機器にはそれぞれ表示可能な色の範囲があります。ブラウン管と液晶とでは少し範囲が違いますし、ブラウン管とプリンタとではかなり違います。オリジナルの色をその機器で表示できない場合、色の置換えが必要です。例えば、ブラウン管で表示している鮮やかな赤は、プリンタのインクの組み合わせでは表わすことができないので、やや彩度が低い赤に置き換えます。しかし、一部の色を置き換えると、色全体のバランスが崩れてしまうので、バランスを立て直すのが難しいのです。

「完全に」同じに見えるようにするのはほとんど不可能なのですが、色全体のバランスをうまく保って「なるべく」同じように見えるようにするのが各機器メーカーのノウハウです。


[84] 景観について (ゆん) 2/23 12:12

こんにちは。

>現場の写真を元にカラーシミュレーションをする際は、やはりPhotoshopなどのツールを使用するそうです。近景、中景、遠景、と距離を変えると、遠くなるほど色が薄く見えるのですが、これは計算ではなく経験則で、周辺の色の変化と合わせて色設定するそうです。

私は、まさにこの仕事をしていました。画面上で色彩などの苦労をして、はたして現物はどこまでシミュレーションと同じになっているのかなあと思っていました。実際に出来上がるまでの月日と場所の遠さの関係で、今までかかわった物件の実物を見たことはありません。一度テレホンカードになっているのを見ましたが、それはほとんどそっくりでした。ちなみにそれは、トンネルでした。 


[83] Re:色の見えの違い (細谷) 2/23 10:16

junmaiさんへ
>利休鼠は或る本ではC60 M35 Y50 B10(CMYK)でストーン・グレイと書かれていますが、濃い色に印刷されています。PhotoShopでこの色を画面で作ると本よりも明るい色になります。どちらが信用できるのでしょうか。大鳴門橋は本のような暗い色ではなかったような印象があります。色を正確に伝えるには、現物の「色見本」しかないのでしょうか。(^^;

私の知っている範囲で簡単に説明しますと...

色の名前は、厳密なものではなく、ある程度幅があります。まず、名前は概念を伝える不確定な「言葉」だ、ということ。特に「赤」、「利休鼠」のような慣用的に使う色名は、一つの数値のみで表すような性質のものではないので、自分の思う色を正確に伝えるには工夫がいります。

また、同じ色でも、様々な条件で違って見える場合が多いと思います。色材と色光は、別の尺度を持つ、別世界のものなので、完全に一致させるのはまず不可能です。どちらが信用できるというより、どちらも正しいと考えた方がいいかもしれません。

工業的に「色を正確に伝える」のであれば、JISや塗料見本の数値などを交えて伝えるのが一般的なようです。とはいえ、そこでもやはり、同じ塗料でも建材の種類、着色面積の大きさ、視点場、季節、排ガス等汚染、その他諸々の条件で見え方が違ってきます。むしろ色の見えが違うのが当然で、それを調整するのが色彩計画の仕事の一つ、という印象を受けます。

以前、日本色彩研究所のセミナーに参加して、その辺のお話を伺ったことがあります。

現場の写真を元にカラーシミュレーションをする際は、やはりPhotoshopなどのツールを使用するそうです。近景、中景、遠景、と距離を変えると、遠くなるほど色が薄く見えるのですが、これは計算ではなく経験則で、周辺の色の変化と合わせて色設定するそうです。

また、今のところ人間の目にかなう測色計は存在しないので、色の測色は実際に人間が見て判断する視感測色を原則としているそうです。本格的に行う場合は、市販の色見本ではなく、現場でよく見られる微妙な色合いを揃えた色彩スケール作りから(色作りから)始めるそうで、本当に手間と暇がかかっています。(^^;

ちなみに日本色彩研究所での試みをまとめた本があります。ご参考までに。
■「色彩ワンポイント」財団法人日本色彩研究所編 /日本規格協会 10冊セット(分売不可) 18,000円(税込み)

何だか、これだけ話しても、十分伝えきれない感覚が残る...。多分、「色の見え」だけで講義すると1年かかっても足りないくらい奥が深い内容だと思うので、言葉が足りない部分は許してください..(^^; 


[82] 公共の色について (junmai) 2/23 1:11

ROM派のjunmaiです。

「公共の色」が話題になっていますが、都市計画や建築物では形だけでなく「色」で主張していることも多いと思いますが、土木構造物となると色に対する配慮は少ないようです。
橋梁の橋台にしても道路脇の擁壁にしても、コンクリートを打ちっ放しであることが多く、着色するという概念が無いように思います。土木構造物の場合は、”安全であり、且つ最も経済的であること”が至上命令であり、国費を使った公共事業の場合は、会計検査をクリアーしなくてはなりません。またコンクリートの場合は、補修や点検に際しての視認性ということも関係していると思います。斜面に設置されたコンクリート構造物が緑色や茶色などに着色や被覆されていたら、斜面の変状を見極める際の障害にもなります。
ただ最近は「景観」に配慮した設計もなされているようですが、コンクリートの場合は石に模した凸凹等を付けたりする程度のようです。(下手に着色されると、逆に違和感があります)
公共土木構造物の中で最も建築に近いモノが”橋梁”です。
橋梁は安全性と経済性もさることながらデザインも重視されます。そして鋼製の橋ならば、当然ペンキで着色されることになります。
鋼製の道路橋の場合、以前は赤い橋桁が多かったのですが、最近は側方から見ても風景に溶け込むような配色がなされているようです。
小さな橋ならいざ知らず重要な(大きな)橋では、その色を決定するのに苦労しているようです。景観といっても受け取り方は人によって違いますから。
徳島の鳴門で呑んでいたとき、本四公団の職員の話が耳に入ってきました。
本四の大鳴門橋の着色は利休鼠だそうですが、この色は東山魁夷に決めてもらったということです。瀬戸内海の風景にマッチする色だという話でした。
このように、権威に頼るしか方法が無かったのかも知れません。科学的に(計算で)色を決めることはまだまだ出来ないのでしょうね。
利休鼠は或る本ではC60 M35 Y50 B10(CMYK)でストーン・グレイと書かれていますが、濃い色に印刷されています。PhotoShopでこの色を画面で作ると本よりも明るい色になります。どちらが信用できるのでしょうか。
大鳴門橋は本のような暗い色ではなかったような印象があります。
色を正確に伝えるには、現物の「色見本」しかないのでしょうか。(^^;

この場の皆様には、余り興味のない内容になってしまったかも知れませんですね。
以上。


[77] 基本的なこと (OH) 2/22 22:39

こんばんは。

「色」をブルーベース、イエローベースにわけることについてですが、なぜ「ブルー」(クール)と「イエロー」(ウォーム)なのでしょうか?以前、パーソナルを習ったときに聞いたのですがどうも曖昧な答えで・・・。

それに関する参考文献がありましたら教えてください。

今日、色彩士検定2級の合格発表がありました。昨年1級を受けられた方がいらしたら、それについてもお聞かせください。


[76] 公共の色彩について (cho−san) 2/22 22:38

こんばんは。

のんさん、mojiさん、ありがとうございました。本から読み取れなかったもう一つの視点にハッとさせられました。

>観光客にとっては、美しい街並みでも住む人にとっては必ずしもそうでないんだなと思いました。

>観光する人と観光される場に住む人との関係が難しいです。

確かにそうですよね。もし何かをしようとする度に、制限を受けるとしたら、それほど辛いことはないですね。家をたてたり、お店を作ったりというのは、簡単なことではないし、それだけに、その人の夢がつまっている場合が多いですし...私は個性を1番表現しやすいのは色だと思っています。色彩の制限はある意味で、その個性を枠の中につめてしまうような行為なのかも知れませんね。本を読んだだけだった公共色彩について、ますます興味が湧いてきました。これからいろいろ勉強したいと思います。

mojiさんへ
>2月27日(土)に公共の色彩を考える会の東京シンポジウムがあるのですが、私も参加してきますので、詳しい内容は後日お知らせします。

ぜひお聞かせください。よろしくお願いします。 


[75] AFT色彩検定の日程 (細谷) 2/22 22:28

AFT色彩検定の日程が決まりました。詳細はHPにて。先ほどupしました。 http://www2u.biglobe.ne.jp/~color/all/cal_9906.htm


[74] 公共の色彩 (mozi) 2/22 14:22

こんにちは。

のんさん
>美観地区でたまたま入ったお店のご主人から倉敷の街並みを守るための条例についてお話を伺うことができました。やはり、建物の増改築については、細かなきまりがあるとのこと。それに、あまりにも統一され過ぎていて(作られたイメージが強すぎて)生活感の全くない街になってしまいそうとの心配もあるそうです。観光客にとっては、美しい街並みでも住む人にとっては必ずしもそうでないんだなと思いました。結構考えさせられる話でした。

そうですね。確かに倉敷のように観光地化したところでは観光する人と観光される場に住む人との関係が難しいです。最近では表参道(だったかな?)のライトアップについて住民の間で裁判をするとかしないとか問題になりましたよね。道路沿いの商店主と一歩中に入ったところに住んでいる住民との問題でした。公共の色彩については私も興味を持っています。やはり、建築に従事している者は公共の空間にものを建てるわけだから、意識する責任があると思ってます。 2月27日(土)に公共の色彩を考える会の東京シンポジウムがあるのですが、私も参加してきますので、詳しい内容は後日お知らせします。 


[73] Re:公共の色彩について (のん) 2/22 0:37

こんにちは。

cho−sanへ
>その中に、公共の色彩について有名な街が2、3紹介されていました。金沢市のセピア色、京都市の聚楽色(じゅらくいろ)、奈良市のグレー、ベージュ、茶、青丹、横浜市の色彩計画、キャナルシティ博多など...私はまだ、博多と横浜しか見に行ったことがありませんが、他の街へもぜひいってみたいです。

去年の夏、倉敷に行きました。美観地区でたまたま入ったお店のご主人から倉敷の街並みを守るための条例についてお話を伺うことができました。やはり、建物の増改築については、細かなきまりがあるとのこと。もちろん色についても。例えば家を新築するにしても壁の色をわざと古く見せるとか・・・。そのため住む人にとっては苦労が多いそうです。それに、あまりにも統一され過ぎていて(作られたイメージが強すぎて)生活感の全くない街になってしまいそうとの心配もあるそうです。観光客にとっては、美しい街並みでも住む人にとっては必ずしもそうでないんだなと思いました。結構考えさせられる話でした。


[72] Re:アドバイス有り難うございます (沢) 2/22 0:31

山路さん
>昔、私たちが子供の頃は野原や空き地があって、子供たちはその使い方を一生懸命工夫をしていました。私が野原を提供する、学生達は使い方を工夫する。今度の授業は、そういう授業にしたいと思っています。

私も、そういう授業を受けたかったです。

>しかし、足の踏み場のない部屋のこたつの上にUNIX,MAC,WINを並べて着た切り雀でしこしこデザインやプログラミングをやってるおじさんが女子大生前にファッションやらメークやらインテリアを題材に色彩の授業をする図は想像しがたいものがありますね。

それは、言わなければばれないことですので(笑)


[71] アドバイス有り難うございます (山路) 2/21 22:04

どーも。沢さん、市川さんアドバイス有り難うございます。早速、カリキュラムに取り入れてみます。

昔、私たちが子供の頃は野原や空き地があって、子供たちはその使い方を一生懸命工夫をしていました。私が野原を提供する、学生達は使い方を工夫する。今度の授業は、そういう授業にしたいと思っています。

これからもいいアドバイスがあったらよろしくお願いします。

しかし、足の踏み場のない部屋のこたつの上にUNIX,MAC,WINを並べて着た切り雀でしこしこデザインやプログラミングをやってるおじさんが女子大生前にファッションやらメークやらインテリアを題材に色彩の授業をする図は想像しがたいものがありますね。


[70] 公共の色彩について (cho−san) 2/21 18:52

こんにちは。

細谷さんありがとうございました。さっそく試してみます。

今日末永蒼生さんの、「自分を活かす色、癒す色」を読みました。エッセイ調の面白い本でした。その中に、公共の色彩について有名な街が2、3紹介されていました。金沢市のセピア色、京都市の聚楽色(じゅらくいろ)、奈良市のグレー、ベージュ、茶、青丹、横浜市の色彩計画、キャナルシティ博多など...私はまだ、博多と横浜しか見に行ったことがありませんが、他の街へもぜひいってみたいです。


[69] Re:木星と流行色 (細谷) 2/21 13:14

沢さんへ
>その年に木星がある星座によって、流行色が大体わかるそうです。今年は牡羊座に移るから、もう少し自己主張が激しい原色になるかと思っていたら、全ての源にある白とは。やられた、って感じです(笑)

一般的には、やっぱり激しい色という解釈になると思います。でも、牡羊座は「白羊宮」とも言うから、そのまんま羊の色だったのかな。(ギリシャ神話では金色の羊らしいけど)ちょうど今、魚座から水瓶座への春分点移行時期だから、水瓶が象徴する自由と博愛の「白」と考えられなくもない、かな。


[68] Re:クールとウォームについて (細谷) 2/21 13:14

こんにちは。

cho−sanへ
>配色カードにない色を、クールとウォームにわけたいのですが、どのようにすればよいのでしょうか?

パーソナルカラーのクールベース、ウォームベースの見分ける方法の一つに、シルバーとゴールドをあててみて、どちらになじむかで判断する方法があります。これを応用して、建材か何か身近なもので、それなりに面積を持つ金属を照明の影響を受けないところで、あててみるのはどうでしょう。シルバーと合う方がクール、ゴールドと合う方がウォームとなります。簡単ではっきりわかる方法だと思います。


[67] Re:はじめまして (市川) 2/21 8:32

こんにちは。

[62]沢さんのアイデア、なるほどです。やはり、自分の事としてとらえるといった事からはじめるのがいいと私も感じます。

私のつたないアイデアですが・・・各講座の前にそれに関した「色彩心理テスト」のようなものをするというのはどうでしょうか?女性は占いっぽいものが好きなので、楽しんでやってくれると思います。

たとえば、「色付きの人物シルエット」を見せて、その人物に対してどんな印象を持つかというテストの後に「色の持つイメージ」の授業をするとか、「様々な配色」を見せて見え方を尋ねた後、「配色と色彩調和」の授業をするとか。

お役に立たないかもしれないアイデアですが、ご参考になれば・・・。


[66] クールとウォームについて (cho−san) 2/21 1:52

こんばんわ!!質問なんですが、

1、クリプトン電球とは、主にどのようなところで使用されていますか?
2、配色カードにない色を、クールとウォームにわけたいのですが、どのようにすればよいのでしょうか??

わかる方いらっしゃったら教えて頂けませんでしょうか??

最近、知り合いから、店鋪の配色についての質問を受ける機会がよくあります。もともとの内装や、外装の色が無計画であったりした場合に、大幅な改装などは言い出しにくいので、インテリアの色などで統一をはかるようなアドバイスをしています。コストがかからないような配色計画って難しいですね。


[65] Re:内装、外装の色彩設計の仕事 (YOSHI) 2/20 20:04

こんにちは YOSHI@横浜です

中川さん
>店舗の内装・外装や個人宅のインテリアなどの色彩設計の仕事が実際どのように行われているか興味があります。役割分担や過程等々、どなたかご存じの方がいらっしゃったら教えてください。

わたしは、今は主に住宅のリフォームの仕事をしているのですが、まだ経験が浅いため、私も聞いてみたいです!「こういうやり方でいいのかな?」と、思いながらやっているので。住宅の場合は、施主の好みで決めることが多いし、無難な色になることが、多いです。でも、以前、無地のビニールクロスだけで、高いものを使っているわけではないのに、とってもセンスのいいシックな住宅にお住まいの、奥様にお会いしたことがあります。うすいグレーのクロスだったのですが、とてもこだわって決めてました。日頃から自分の好きなものを、よく考えていらっしゃるようでした。

まだまだ、一般の方は色よりは、素材の方に関心が強いと感じますが、これからは、もっと色についてアドバイスを求められるのでは、と思います。

私の通っている講座の先生の会社では、ゼネコンなどから依頼されて、マンションや公共施設の外装のカラープランニングをやっているそうです。調査の期間はずっと外に出てると言っていました。

最後に ゆかぽんさん 私も、以前は酒類メーカーに勤めてました。みなさま、いつかこのMLのメンバーで、おいしいお酒が飲めるといいですね。


[64] 家電の色 (加藤) 2/20 16:04

沢さん
>もうちょっと、色を選ばせてくれ。といつも電器屋で思っています。

確かにそう思いますよね。

以前、商工会議所で開催されたカラーコーディネーター実践講座で、松下のデザイン関連を統括する部門の部長さんの話を聞く機会がありました。何年か前に、カラフルな家電を大々的に売り出した時代があったそうです。

しかし現在はというと、顧客の嗜好が変わったこともあり、家電は背景の一部であり、それ自体があまり主張をしないことと言う主旨のコンセプトがあるらしいです。だから、グレイやオフホワイトなどになっていくのでしょう。でも、最近カラーが話題だから、また少しずつ変わっていくかもしれませんね。

話を聞いていて、松下のように、いくつものグループ会社がいろんな製品を作っていると、ブランドとしての統一イメージが創りにくいから、大変だと思いました。


[63] Re:好みの色について (沢) 2/20 4:30

[46]市川さん
>「色の好みベスト5」
(国名) 1位 2位 3位 4位 5位
>全体  青  赤  黒  白  緑
 日本  青  赤  緑  黒 水色
 中国  白  青  黒  赤 水色
 韓国  青  白  赤 黄色 水色
(後略)

なんで、極東に位置する国にだけ、「水色」が出ているんでしょうね。機会があったら、他の国、オセアニア、中近東、アフリカ、中南米等、調べてみたいです。


[62] Re:はじめまして (沢) 2/20 4:15

山路さん
>さて、どういう訳か今春からある女子大で色彩学を教えることになりまして、おおいに困っています。というのも系統立てて、色の勉強をしてきたわけではないのでどう教えるのか頭を悩ましています。理論的に色を教えるだけなら簡単だけれどもおもしろくない。そこで、MLの皆さんにおたずねしたいのですが、どんなことをやればいいのか良いアイデアがあったら教えてください。

女子大学生でしょう?どういう内容で、講義されるのか、わかりませんけれど、ファッション、インテリア、メークになぞらえれば、習ったばかりの色彩学を、すぐに自分の生活に活かせますし、大方の女性が興味を示す項目ですから、ただ、理屈として教えるよりは、はるかに頭に入るように思います。

的外れなようでしたら、失礼いたしました。


[61] Re:magazine(2) (沢) 2/20 4:08

沢です。楽しく、読ませていただきました。

>▼今冬は白のコートが流行

私は、ちょっと西洋占星術もかじっているんですけれど、その年に木星がある星座によって、流行色が大体わかるそうです。去年は魚座に木星があって、魚座は曖昧なものを表わすので、だからグレイが流行したんだろうと思っていました。今年は牡羊座に移るから、もう少し自己主張が激しい原色になるかと思っていたら、全ての源にある白とは。やられた、って感じです(笑)

>▼コジマが淡い灰色(銀色)で統一した単身者向け家電を発売

私の友人が以前コジマのチラシの制作担当でした。今もやっているのかなぁ。

思うに家電はベーシックな色がいいから、グレーなんでしょうけど、たまには、カラフルな冷蔵庫とか欲しくありませんか?単身者1ルームだと、冷蔵庫とか家電の色によって、部屋の印象が違って来るので、もうちょっと、色を選ばせてくれ。といつも電器屋で思っています。


[60] 日本カラーデザイン研究所のセミナー情報 (イチカワ) 2/20 1:30

こんばんは。

日本カラーデザイン研究所のセミナーの受講の申し込みが WEB上でできるようになったそうです。日本カラーデザイン研究所は、カラーイメージスケールというものを使って、色を言葉に、言葉を色に置き換えて感性的な分野を客観的・心理的に分析する手法を得意としています。セミナーでは、この手法も学べます。 http://www.aurora.dti.ne.jp/~e-sys/seminar/index.html

ところで、ニューiMacの各色の人気順位は
1位 ブルベリー  28.5%
2位 ライム     22.3%
3位 ストロベリー 21.5%
4位 タンジェリン 15.3%
5位 グレープ   12.5%
と日本カラーデザイン研究所は発表(インターネット通販のアンケート結果を抜粋したものとのこと)していますが、売れ筋の情報では、ブルベリーとグレープが人気だそうです。売れ筋に偏りがあるためお店では困っているそうです。なにしろ、各色同数でしか仕入れできないからです。

それでは、失礼しました。 


[59] (cho−san) 2/19 23:00

はじめまして!!

短大を卒業してもうすぐ1年。子供の頃に見たレオ・レオニの『あおくんときいろちゃん』という絵本を忘れられなくて、色の勉強を始めました。AFT2級を11月に取得して、げんざいは、パーソナルの勉強と、証明コンサルタントの資格取得のための勉強中です。まだまだ知らないことがいっぱいありますので、いろいろ教えていただけると嬉しいです。

よろしくお願いします!!!


[58] はじまして (OH) 2/19 21:27

ほんの数日前、このHPの存在を知り嬉しくて早速MLに登録しました。

少しだけ自己紹介を。「色」との出会いは2年前の夏、就職して4年目「いつまでこの仕事を続けるんだろう。」という疑問を抱きながら「ケイコとマナブ」を見ているときでした。「ブライダルプロデューサーになる!」・・大学のときにめざしていた原点に戻り、スクール探しを始めブライダルに関する仕事をするなら、ドレスにしてもブーケにしても「色」について知らなきゃ、と思い取り合えず資格取得を目指したのです。

AFT、東商、色彩士検定、ブライダルコーディネーター、レセプションオーガナイザーと去年は「お勉強」の1年。今までは普通のOLとブライダルフェアのお手伝いという 2足のわらじ、でしたが、この4月から本格的に「色」の仕事を始めることになりました。

「色」の勉強を始めて、インターネットを始めて何だか自分の世界が広がった気がします。このMLを通して様々な立場や職業の方から色々な話がきけるのをとても楽しみにしています。

改めてこういった機会を作ってくださった細谷さんに感謝します。

皆さん、どうぞよろしくお願いします。 


[57] 出発。 (向山) 2/19 2:29

こんばんは。

加藤さん、本の紹介ありがとうございました。これからも、カラーマーケティングについては、勉強していきたいと思っていますので、またいい本がありましたら教えていただきたく思います。

「ななこなでしこ」の話が出てましたが、CFで見ました。私は男ですので、口紅は使いませんが、あのCFは結構好きです。 どことなく、資生堂に似ている気もしますが。

今日から27日まで、タイに出かけてきます。恥ずかしい話ですが、実は、海外は初めてなんです。飛行機すら乗ったことがありません。英語も苦手で、1人で行くので、多少不安です。成田離婚を回避するためにも、ちょっと気を張って行ってくるつもりです。

それでは、また。


[56] magazine(2) (細谷) 2/18 14:25 

☆..."COLOR" mail magazine...☆
本誌は「色彩ガイド」が発行するメールマガジンです。作者より色に関する情報をお届けします。1999.2.18. vol.2

★色の新着情報(以下、本文省略。)

▼98年11月、ぺんてるが日本の伝統色ボールペン発売
ぺんてる「絹物語」 美しい動画で紹介しています。http://www.pentel.co.jp/Products/kinu/kinu.html
日経BP社『日経デザイン』1月号の記事。

▼今冬は白のコートが流行
関連URL:ストリートファッション定点観測 渋谷http://n2.kyoritsu-wu.ac.jp/~zyo/st9812S.htm
『産経新聞』1月11日の記事。

▼川にも統一性のある色やデザイン必要
『建設工業新聞』1月18日の記事。

▼携帯型ゲーム機のカラー化
関連URL:任天堂ゲームボーイカラーhttp://www.nintendo.co.jp/n02/dmg/hardware/color/index.html
日経BP社『日経ビジネス』2月15日号の記事。

▼コジマが淡い灰色(銀色)で統一した単身者向け家電を発売
日経BP社『日経ビジネス』2月15日号の記事。

▼日本色彩学会が色覚研究会発足
日本色彩学会ニューズ2月号の記事。

▼6/20、東京商工会議所主催カラーコーディネーター検定実施決定
「色のカレンダー」6月http://www2u.biglobe.ne.jp/~color/all/cal_9906.htm

*記事はすべて細谷が要約しています。

●問い合わせ m_hosoya@mx7.mesh.ne.jp :細谷

このメールマガジンは、MLメンバー宛に、「色彩ガイド」作者が不定期に発行しています。感想、ご意見は、ML投稿、もしくは作者までお寄せ下さい。


[55] 1級の勉強方法について (のん) 2/18 0:09

こんにちは。

メールを開く度に、沢山の書き込みがあって毎日の楽しみになっています。仲間が増えるのってほんとに嬉しいですね。

よっしーさんへ
>マックスファクターから発売されている(?)「ななこなでしこ」という口紅は、CMを見ていると淡い色でかわいいですよね。試してみたいです。

今シーズンは、ピンク口紅が流行ですね。ほんとかわいらしい雰囲気がいっぱい。洋服も、パステルカラーのものが多いし。カラーコーディネートにも力が入ります(笑)。

それから、1級の勉強法ですが、一次はやっぱり暗記中心になってしまうのは仕方ないかも。私の勉強法ですが、とにかくノートにまとめて、ひたすら暗記しました。スクールにも通ったので、そこでもらった資料とか参考書のコピ−とか、すべて1冊のノート(ファイル)にまとめたので最終的には、かなりの量になりました。これは今でも貴重な資料です。(頑張った甲斐があった)あとは大変だったけど、色彩史、服飾史、美術史、社会の出来事、流行色・・・などを年表にまとめました。これもすごく時間がかかったけどすごくいい勉強でした。あとは過去問と1冊の問題集をひたすら繰り返しました。(5〜6回)問題を解くことによって自分の弱い分野が見えてきます。二次は、カラーカードを使って練習問題をこなしました。これは1次の勉強よりずっと楽しかったです。あとはちょっとした時間があるときには、色名事典を眺めてました。最後は気力と集中力あるのみ!!私はこのような勉強をしました。おかげで、AFT奨励賞というおまけ付きで1級に合格することができました。少しでも参考になれば嬉しいです。

沢さんへ
>どことなく、自分たちがイメージするのとは、違う気、しません?

ほんと、違うものですね〜。市川さんの「各国別の色の好み」を見ると国による違いがよくわかりますよね。すごく興味深いです。色の好みの違いって何が原因なんでしょうね?やっぱり気候とか、地質とか、気質とかなのかな?「色彩心理」について読みました。なるほど、と思わせることが沢山あってますます興味を持ちました。本を買って読んでみようと思います。


[54] はじめまして (山路) 2/17 21:03

はじめまして。この辺では先生と呼ばれています。COLOR ML 始まりましたね。細谷さん楽しみですね。

さて、どういう訳か今春からある女子大で色彩学を教えることになりまして、おおいに困っています。というのも系統立てて、色の勉強をしてきたわけではないのでどう教えるのか頭を悩ましています。理論的に色を教えるだけなら簡単だけれどもおもしろくない。そこで、MLの皆さんにおたずねしたいのですが、どんなことをやればいいのか良いアイデアがあったら教えてください。

これからよろしくお願いします。


[53] 記事50件突破にあたって (細谷) 2/17 9:30

有難いことに、2/5にMLを開始して、早くも記事が50件を超えました!

「色彩ガイド」の「過去の記事閲覧ページ」も随分長くなったので、 51番からの最新メール記事から表示するよう、更新します。そして、1番から50番のメール記事は、別ページに納めました。

過去のメール記事の保存と、各自メーラーや料金の負担軽減、コマンドメールによる記事取り寄せの目安になることを目的に作りました。それで、ただ記事を並べるだけという形になっています。ご了承ください。ホームページの他コーナーの更新とともに、18日にupします。もう1日お待ち下さい。

...何だかとても密度の濃い掲示板みたいになりました。あらためて見てみると、自分一人で集めていた情報量とは、比べ物にならないほど充実しています。新しい世界に踏み込んだような、わくわくと、しみじみをミックスしたような心境です!


[52] 内装・外装の色彩計画の仕事 (中川) 2/17 7:43

加藤さんやインテリアのお仕事をされているYOSHIさんやユンさんのラブホテルの内装のお話がありましたが、店舗の内装・外装や個人宅のインテリアなどの色彩設計の仕事が実際どのように行われているか興味があります。店舗設計者又はインテリアコーディネーターと施主さんが相談して色を決めていくというイメージを持っているのですが、カラーコーディネーターとして加わるという形になるのでしょうか?インテリアコーディネーターの仕事とどう違うのか、シミュレーション図やプレゼンテーションボード作成もできないといけないのか、役割分担や過程等々、どなたかご存じの方がいらっしゃったら教えてください。


[51] カラーマーケティング関係の本 (加藤) 2/17 7:00

こんにちは。

向山さんへ
>それに伊吹卓さん以外の本で、最近のカラーマーケティング関係の本をご存知の方がいらっしゃったら、ぜひ教えていただきたく思います。

ちょうど手元にありましたので、既にご存知かも知れませんが、一応お知らせしときます。参考になればいいのですが。

「”売れる色彩”の研究」 〜業種別・代表企業12社の色彩戦略〜
大阪商工会議所・色彩活用研究会編 ダイヤモンド社 1993年 定価3500円

これは、カラーコーディネータ検定1級の参考図書に上げられていたやつです。93年の本なので、ちょっと古いですね。それに少し高いです。

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