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[1799] Re:海外向けビジネスサイトの色使い (dolphin) 6/23 1:41

みなさんこんにちは。

nickyさん、加藤さん、早速のご返答ありがとうございました!

nickyさん
>興味深いお話をありがとうございました。私のほうからも何かお役に立てればいいのですが、実は私もみなさんからのお話をいろいろと伺いたい側でして…。だから投稿は「きっかけ作り」のつもりです。今回dolphinさんが投稿してくださってとてもうれしかったです。

あたたかいコメント、ありがとうございました!

初めての投稿だったので、 「特定の方の名前を書かせていただいて、ご迷惑でなかったかな。」 「初メールなのに、質問がマイナーだったかも。」 と送信した後に感じていたので、お返事いただけてとても嬉しかったです。

nickyさんの投稿、とても興味深く読ませていただいています。いろんな分野で知識が豊富でいらっしゃるので、すごいな・・・と思ってました。今後とも是非、いろんな事を教えてくださいね。(おすすめの本や、番組などもぜひ^^)

加藤さんへ
いろいろお教えいただきありがとうございました!

加藤さん
> 日本でも一般的に言われていますが、やはり、はっきりとした色使いが好まれているようですね。日本のサイトに見られるような微妙な色使いは、その他の多くのサイトの中に埋没してしまうように思います。

やはりそうなんですね!そういえばパートナー(米国人)がデザイナーさんが用意してくれた配色に対して「コントラストが弱い。」 と何度も言っておりました。

でも埋没してしまうとは・・・!

実はちょうど今日、配色を変更してきたばかりなんです。

「色は少なく、コントラストを強く」を意識して色をしぼり、クリアな色使いを心がけ、カラーパレットを用意してから作成していきました。 (もちろん、ハレーションが起こらないように注意しました^^)

出来上がりはパートナーから 「これならアメリカ人にもGoodだ!」と言われたものの、ちょっとシンプルすぎるかな・・と少し不安でした。でもアドバイスをいただいたおかげで、自信がでてきました。(埋没しないよう、頑張ります^^)

また、「目立たせるところは、きっちりと目立たせる」という傾向。

あるグラフの配色で、強調したい箇所が「少々目立ち過ぎるかな・・・」と心配だったのですが、アメリカは人種のるつぼ。「わかりやすさ」が一番ですね。加藤さんのアドバイスどおり、実行していきます。

また青についてのお話、とても興味深かったです。昨日「ニュースで表示されるグラフは青が多いな。」なんて思っていたのですが、ニュース全体の背景もそうなんですね・・・。(ABCやCNNなどのバック、意識して見てみます。)

あらゆる人種に受け入れられる色 - 青。地球の色、海の色、空の色。世界中の多くの人が何らかのカタチで目にできるので、親しみを持ちやすい色でもあるのでしょうか・・・。

そういえば、国連の旗も青でしたよね。冷静さ、平等さ。そして信頼感。青は共通して、良い印象を与えられるのですね。

お二人とも貴重なご意見、ありがとうございました!

また何かありましたら、是非教えてください。

私もまたささやかですが、経過など報告させていただきます。


[1796] Re:海外向けビジネスサイトの色使い (加藤)

こんにちは。

dolphinさん
>英語圏という視点、ビジネスという視点、またウェブサイトという視点、なんでも結構です。参考になりそうな資料やサイト等なんでも・・・アドバイスをいただけると助かります。

「何でもいい」ということなので、あくまでも私の「感じたこと」を書かせてもらいます。決して統計を取ったり、誰かにインタビューしたわけではありませんのでご了承下さい。

日本でも一般的に言われていますが、やはり、はっきりとした色使いが好まれているようですね。

日本のサイトに見られるような微妙な色使いは、その他の多くのサイトの中に埋没してしまうように思います。

アメリカのビジネスサイトには、色をつけるなら、コントラストを しっかり付けて、目立たせるところはきっちりと目立たせる、というように メリハリの効いたものが多くあります。つまりは、そのような配色が受けているということだと思います。

また、dolphinさんのおっしゃるとおり、ビジネス系のサイトは青を多く用いているように思います。背景を青一色にするのではなく、デザインの一部に青を使っています。

それに、黒を使っているサイトも比較的多く見かけます。こちらも背景というより、デザインの一部として。

Webサイトとはちょっと離れてしまいますが・・・アメリカのニュース番組を見ていて感じたことがあります。それは、ニュースキャスターのバック(背景)は、どの番組もだいたいが青を使っているということです。

青は信頼感や緻密さ・正確さを感じさせる色と言われていますので、キャスターへの信頼感やニュースの正確さをイメージとして インプットするのに一役買っているのでしょう。

また、別の角度から見ると、アメリカ(と言うより私の住むニューヨーク)は人種のるつぼと言われています。スペイン人、メキシコ人、中国人、インド人、日本人など実に多くの人種が暮らしています。そしてそれぞれの人種が独自の習慣や文化、歴史や宗教を持っています。

そういった社会におけるマスメディアは、ある特定の人種に好まれる色ではなくて、満点はもらえないまでも、どんな人種の人々にもある程度受け入れてもらえるような、そんな色彩を用いるべきですよね。

この青という色は、世界的に見ても好まれる色の一つといわれています。つまり、青は人種を問わず好まれる色なのです。アメリカのニュース番組は、そういった観点からも青を使っているのかも知れません。

海外向けWebサイトの配色を決める際、このようなことも検討項目の一つに入れても良いのかも知れませんね。(これは、あくまでも私の意見です)

ということで、あまり的確なアドバイスではなかったかもしれませんがお許し下さい。

どなたか、より詳しい情報や、別のご意見を お持ちの方がいらっしゃいましたら、お聞かせ下さい。


[1795] Re:包装について (nao) 6/22 2:07

こんにちわ。

>指輪なんかだと、無造作にポケットからケースを出して(もしかしたら指輪本体だけの場合も?)プレゼントしたり。日本だと、ケースを箱にしまって包装紙でくるみ、リボンをかけ、さらにお店の手提げ袋に入れる。本体を含めて全部で6品目のコーディネートを考えないといけませんね…。

面白いですよね。 こういった文化の違い。

色彩とは直接関係ないかもしれませんが、料理と器。日本料理は、様々な器があって料理の盛り付けの美しさだけでなく、器と料理の組合せの美しさを追求する。(谷崎潤一郎の「陰影礼讃」に記述あります)

でも、中国や西洋では例え高価な器を使ってもほとんどはセットになった器が使われていて、料理との組合せをあまり考えていないように思います。

フランス料理やイタリア料理では、きれいな色のソースが多いですが、そのソースの色を引き立てるためか、割と白い食器が主流ですよね。

未だに陶磁器への憧れのようなものが残っているのかもしれませんね。



[1794] Re:海外向けビジネスサイトの色使い (nicky) 6/21 22:41

dolphinさん、みなさん、こんにちは。

dolphinさん
>目下仕事のパートナーがアメリカ人なので、米国の考え方・嗜好を質問しつつ試行錯誤しています。彼からのビジネス向けの配色アドバイスとしては、現在次の5つ。
1. ビジネス向けなので、色をたくさん使わない。
2. ピンクはお菓子や女性向けサイトのイメージなので、好ましくない。
3. パステルカラーや、ポップな色使いもイマイチである。
4. 注目させたい箇所には、赤が使用される事が多い。
(上記4つは、日本でも同じかもしれないですね。)
5. 米国人には、緑=お金 のイメージがある。
(米国のドル紙幣は、緑のインクで印刷されているため)

興味深いお話をありがとうございました。

私のほうからも何かお役に立てればいいのですが、実は私もみなさんからのお話をいろいろと伺いたい側でして…。だから投稿は「きっかけ作り」のつもりです。今回dolphinさんが投稿してくださってとてもうれしかったです。

私のことを少し書きますと、なにぶん米国へはハワイへ団体旅行で行っただけで、海外滞在と言えば80年代に通算10ヵ月ほどスペインに いただけなのです。それでも異文化にはとても興味があるので、それに関しての本を脈絡なく読み、あとは英語番組などから考えたことを気ままに書いている次第です。

そんな私の狭い知識や経験からの話の中で、何か引っかかるところがあれば、どうぞご遠慮なく質問や異論をお寄せください。(dolphinさんだけじゃなくて、みなさんも。)私でわかることならお答え(お応え)したいと思います。



[1793] Re:包装について (nicky) 6/21 22:41

re-koさん、みなさん、こんにちは。

re-koさん
> nickyさんの「日本では容器の色から中身の味を類推する(かもしれない)、アメリカ人は、中身と容器は全く別のもの、と考えているのかも。」という考えは、充分納得できます。

ありがとうございます。(^^)

> それに、外国の映画などで、プレゼントを受け取った人が、贈り主の目の前で、ラッピングをビリビリ破いて中味をみるシーンをよく見ます。日本だと、包んであるものは、お菓子の包装でもきれいに取って、なおかつ折りたたんでおいたりしますね。

そうなんですよね。指輪なんかだと、無造作にポケットからケースを出して(もしかしたら指輪本体だけの場合も?)プレゼントしたり。日本だと、ケースを箱にしまって包装紙でくるみ、リボンをかけ、さらにお店の手提げ袋に入れる。本体を含めて全部で6品目のコーディネートを考えないといけませんね…。

> これはもちろん、色だけではなく、総合的な比較文化論にまで踏み込んだお話になってきますね。

それもまたいいんじゃないでしょうか。色だけを切り離しては考えられませんよね。アメリカの体験談も狭い意味での色にこだわらず たくさん書いてくださいね。



[1792] Re:色彩感覚(村山さんの本) (nicky) 6/21 22:41

re-koさん、みなさん、こんにちは。

re-koさん
>引用する時は、手元に資料がないと、イケマセンね、、、(^^;)中途半端な情報の羅列で、

いえ、そんなことはありませんよ。すごく参考になったので、うれしかったです。

うろ覚えのことでも書いてくださったほうがありがたいです。今回の中村さんのように教えてくださる方があれば、ためになる情報をみんなが得られるのですから。



[1791] 海外向けビジネスサイトの色使い (dolphin) 6/21 3:01

みなさん、こんにちは。海外の色彩感覚についてのお話などとても興味深く、今回思い切って初メール(ご質問なのですが)させていただきました。

現在、私は会社で英語圏をターゲットとしたウェブサイト作成に携わっています。記載内容はほぼできあがり、今はデザイン過程に。サイトの構成はビジネスプレゼンテーション形式でグラフが多く、現在配色を検討中です。

そこでご質問!(初メールなのに、すみません^^;) アメリカのビジネスにおける配色や色の嗜好に関して、何か特徴などありますか?

アメリカにおられる加藤さん、re-koさん、nickyさん、ウェブデザインをなさる方や海外の色彩嗜好をご存じの方、ささいな事でも何かアドバイスいただけると嬉しいです。(小さな会社なので、情報はとてもありがたい状況におります。)

------------- 以下はお時間がある方へ ----------

目下仕事のパートナーがアメリカ人なので、米国の考え方・嗜好を質問しつつ試行錯誤しています。

彼からのビジネス向けの配色アドバイスとしては、現在次の5つ。

1. ビジネス向けなので、色をたくさん使わない。
2. ピンクはお菓子や女性向けサイトのイメージなので、好ましくない。
3. パステルカラーや、ポップな色使いもイマイチである。
4. 注目させたい箇所には、赤が使用される事が多い。
(上記4つは、日本でも同じかもしれないですね。)

5. 米国人には、緑=お金 のイメージがある。
(米国のドル紙幣は、緑のインクで印刷されているため)

参考にと、WorldWideなビジネスを展開(インターネットのマーケティング等)しているサイトをいくつか見てみました。寒色(特にブルー)を中心に、赤と黄色をアク セントカラーや注目させたい箇所に使用し、メリハリをつけ、信頼性を表現しているように思えました。

通常サイトの配色においては、コーポレートカラーや商品イメージをコンセプトにされるかと思うのですが、今回のサイトは「オンラインビジネスに関するプレゼンテーション」がコンセプトなので、企業色はあまり考慮されません。

実を申しますと、私はウェブに関しては初心者なんです。(現在の会社では、私は海外との通信(営業)と翻訳が担当です。国内向けのウェブ デザインは社内のwebデザイナーが担当なのですが、今回海外向けのサイトを新たに作成するということで、私自身初めてウェブデザインの内容、構成、配色に参加することになりました。)

英語圏という視点、ビジネスという視点、またウェブサイトという視点、なんでも結構です。参考になりそうな資料やサイト等なんでも・・・アドバイスをいただけると助かります。


[1790] Re:色彩感覚(村山さんの本) (re-ko) 6/20 20:48

たびたびの、re-koです。

中村さんへ
本の紹介と引用を、ありがとうございます。

> 水色の部分 re‐koさんの記憶力すごいなぁと思いながら読んでました。

いえいえ、とんでもない! 自分の中で、くり返し思い出しているエピソードなので、どこか我流に脚色しちゃってないかと心配しておりました。(げんに、違っている箇所がちらほらと、、、 ゜-゜;)引用する時は、手元に資料がないと、イケマセンね、、、(^^;) 本当にありがとうございました。

nickyさんへ
中途半端な情報の羅列で、かえってご迷惑おかけしました。申し訳ありませんでした。



[1789] 包装について (re-ko) 6/20 20:48

nickyさん
>外国の会社が日本に商品を送ったら、包装が破損しているという理由で返品された、という話を読んだことがあります。彼らにしてみれば、包装は中身を守るためのものなのに、どうして?という感じなのです。

・・あ、これ、すごく分かります。(笑)仕事で、度々クレームをつけていました。(^^;)日本のメーカーも、やはり、本国へは念をおしているけれど、パッケージの扱いに対する感覚が違って、どうしても破損包装がまじってしまうと、こぼしていました。

nickyさんの
>日本では容器の色から中身の味を類推する(かもしれない)、アメリカ人は、中身と容器は全く別のもの、と考えているのかも。

という考えは、充分納得できます。それに、外国の映画などで、プレゼントを受け取った人が、贈り主の目の前で、ラッピングをビリビリ破いて中味をみるシーンをよく見ます。日本だと、包んであるものは、お菓子の包装でもきれいに取って、なおかつ折りたたんでおいたりしますね。これはもちろん、色だけではなく、総合的な比較文化論にまで踏み込んだお話になってきますね。



[1788] Re:色彩感覚(村山さんの本) (nicky) 6/19 16:53

みなさん、こんにちは。

中村さん、暖色と受け止められる空色について書かれた本について教えてくださって、 ありがとうございました。昨夜のメールが行き違いになってしまい、お礼が遅くなって失礼しました。

一部抜粋して紹介してくださったので、内容がとてもよくわかりました。わざわざ打ち込んでくださったお手間に感謝します。本のヒントをたくさん書いてくださったre-koさんにも もう一度感謝。

シンガポールの空色はどんな色なんでしょう?湿度が高いような印象があるので、ペールトーンの青 なんでしょうか…。日本の夏の空のような色?

以前スペインに行ったとき最初に感じたのは、「空がなんて青いんだろう」ということでした。南部では夏はすごく暑いのですが、空の色が「暑そう」という感じはありませんでした。空の色といっても、いろいろですね。



[1785] Re:透明な水 (nicky) 6/18 22:49

re-koさん、みなさん、こんにちは。

re-koさんの食欲を減退させるアメリカの飲食物のパッケージの話のつづきです。

re-koさん
>そうですね、大きさは、とても影響していると思います。味気なさそうなのは、ボトルの色も関係してるかも、、と考えたのでした。他にも、ジュース類、ケーキ・お菓子類、洗剤類などのコーナーで、蛍光色に近いピンクや紫、水色、黄緑・黄色、オレンジなどが目に入ってきて、ビックリです。おもちゃのコーナーかと思っちゃいました。

大きさ、色のほかに、容器についての考え方の違い、みたいなものも、もしかしたらあるかもしれませんね。

日本では容器の色から中身の味を類推する、ということが 一般的かもしれませんが、もしかしたらアメリカ人は、中身と容器は全く別のもの、と考えているのかも。

外国の会社が日本に商品を送ったら、包装が破損している という理由で返品された、という話を読んだことがあります。彼らにしてみれば、包装は中身を守るためのものなのに、どうして?という感じなのです。でも、日本では破損した容器は中身の品質の悪さを連想させてしまうんですよね、きっと。



[1784] 暑い水色?涼しい茶色? (nicky) 6/18 22:49

re-koさん、みなさん、こんにちは。

暑い水色と涼しい茶色について書かれた本についてのこと、どうもありがとうございました

re-koさん
>本は確か、色のお話、とかいうタイトルで、筆者は村山とか村上いうお名前だったような気がしますが、単行本と文庫本(ワニブックス?)で出てます。私は文庫の方を講入したのですが、筆者はお亡くなりになったそうです。お話はどれもおもしろく、説得力がありますが、エッセイに近い内容ですので、細いデータや根拠などは記載されていません。むしろ、特にデータに添った話じゃなかったと記憶しています。それでも水色の感じ方についての話は、非常に私を刺激しまして、色を見たり、感じたりするときに、必ず頭に浮かべてしまいます。

「色 村山」、「色 村上」、「色 ワニブックス」で 調べてみたのですが、ヒットしませんでした。「色 お話」では、この本↓が出てきましたが、

『いろ色なお話―色彩の世界への招待状』文芸社 2000

でも著者は現在ご活躍中のはず…。

どなたか、ご存知の方、教えてください。

いちおう色の寒暖感は普遍的な心理的効果ということになっていますよね。(東商新3級テキスト『カラーコーディネーションの基礎』p29)

でも暑い水色と涼しい茶色の話は、 re-koさんと同じように私にも強く心に残りました。普遍的って、一体どういうことでしょう? 人類全体のことではないのかもしれませんね。もしかして、北半球、温帯、いわゆる「先進国」の中だけの話、だったりして…。

ところで、本を検索していたら、細谷さんのご著書が出てきました。最近発行されたんですね。ぜひご本人から紹介をどうぞ。



[1783] 色彩感覚(村山さんの本) (中村) 6/18 22:38

こんばんは。

nickyさん
>それと、色の寒暖感のお話。すみませんが、タイトルか投稿時期を教えていただけないでしょうか?

re‐koさん
>本は確か、色のお話、とかいうタイトルで、筆者は村山とか村上いうお名前だったような気がしますが、お話はどれもおもしろく、説得力がありますが、 エッセイに近い内容ですので、細いデータや根拠などは記載されていません。

この本私持っています。
「ひとはなぜ色にこだわるか」村山貞也著 KKベストセラーズです。

水色の部分 re‐koさんの記憶力 すごいなぁと思いながら読んでました。一部 抜粋して書きますね。(後略)



[1781] Re:透明な水 (re-ko) 6/17 22:37

nickyさん
>いれものの大きさも結構関係しているかもしれませんね。日本でも商品によっては大きなボトルがありますが、私の個人的感想では、大きなボトルはちょっと食欲がなくなります。こういうのは体質の違いなんでしょうか…。

そうですね、大きさは、とても影響していると思います。(飲料水に限らず、アメリカでの飲食は、見て胸やけすることが多いです。) 最初は大きさの問題と思ったのですが、200〜300mlサイズも豊富にありまして、日本と同じサイズのエビアンを見たときに、「あれ、味気ないなぁー」と強く感じたのです。(私、日本でエビアンを買うことが多かったので、すぐ反応したのでしょうね。)そこで、エビアンのボトルの色を変えた話を思い出して、改めて売り場を眺めてみたら、味気なさそうなのは、ボトルの色も関係してるかも、、と考えたのでした。 (お水は、実際のところは、おいしく飲んでいます。)

他にも、ジュース類、ケーキ・お菓子類、洗剤類などのコーナーで、蛍光色に近いピンクや紫、水色、黄緑・黄色、オレンジなどが目に入ってきて、ビックリです。おもちゃのコーナーかと思っちゃいました。ジュースやお菓子なども、「アメリカの人は、この色を見て、おいしそうに感じるのだろうか・・(~~;)」と、感性の違いに不安すら感じちゃいました。見なれると、ナチュラルカラーなどのパッケージがあったりしますが、これがまた、周囲のカラフルな色に負けて、きちゃなく見えちゃう。(^^;) ジュースなんか、飲べばすっごくおいしいものが多いのに、買うときは味に不安を感じます。(^^;)

続いて
nickyさん
>それと、色の寒暖感のお話。過去ログを検索してre-koさんの投稿の中でそれらしきタイトルのものにあたってみたのですが、見つかりませんでした。すみませんが、タイトルか投稿時期を教えていただけないでしょうか?

え〜、、すみません、私もよく覚えていません。m(_ _;)m 何かの話のついでに、チョロっと書き添えただけでしたから。きっとその時も、書名などは省略しちゃったと思います。本は確か、色のお話、とかいうタイトルで、筆者は村山とか村上いうお名前だったような気がしますが、単行本と文庫本(ワニブックス?)で出てます。私は文庫の方を講入したのですが、筆者はお亡くなりになったそうです。お話はどれもおもしろく、説得力がありますが、エッセイに近い内容ですので、細いデータや根拠などは記載されていません。むしろ、特にデータに添った話じゃなかったと記憶しています。それでも水色の感じ方についての話は、非常に私を刺激しまして、色を見たり、感じたりするときに、必ず頭に浮かべてしまいます。

本をお分かりになる方、どなたか、いらっしゃいませんか〜〜?色から受ける印象を敢えて変えてみる、私のヒマつぶしによくやっています。(笑) 無理に想像しなくても、目の前にビックリする色がある、アメリカのスーパーは、だから、愉快です。



[1779] イベントのお知らせ (加藤) 6/16 0:52

みなさん、こんにちは。再びニューヨークからの発信です。

6月のニューヨークは新緑が美しく、気候としては最高の時期を迎えました。太陽も美しく輝き、ニューヨークの色彩がより鮮やか になったように感じます。

さて、このたび弊社の亜門(*1)がビジネスの都合でニューヨークから一時帰国します。その際に、「パーソナルカラー診断 & メイクアップアドバイス」を 実施することになりました。ご希望の方にはニューヨークで人気のメイクアップテクニックもご紹介する予定です。お一人お一人丁寧にアドバイスしますので、あまり多くの方を診断させていただくことができません。ですので先着8名様とさせていただきます。

日程は7月15日、場所は東京です。

本場のパーソナルカラーを体験したい方、最新のメイクテクニックを 知りたい方には最適の内容です。ご興味のある方は、一度弊社ホームページをご覧下さい。 http://www.pat.hi-ho.ne.jp/aki-t/personal01.htm

なお、詳細お問い合わせは直メールでお願いします。

*1:弊社カラースペース テラの代表で色彩コンサルタント・ メイクアップアーティストです。「あなたにもできるカラーコーディネーター」(著者:東潔 発行:誠文堂新 光社)を お持ちの方は、第1章をご覧下さい。



[1778] デザイン公募のお知らせ (細谷) 6/15 11:35

こんにちは。株式会社ワーナーミュージック・ジャパン様から、デザイン公募の案内メールをいただきましたので、以下にご紹介いたします。
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この度当社のショウウィンドウを使い、学生さん対象のディスプレイコンテストを開く事になりました。つきましては一人でも多くの学生さんに興味を持って頂ければど思い、ご連絡させて頂きました。ワーナーHP内でも立ち上げましたので、ご覧ください。
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デザインコンセプトは、 『竹内 まりやのNEWアルバム『Bon Appetit!』の宣伝をベーシックとして演出。』ディスプレイ場所は、株式会社ワーナーミュージック・ジャパンの正面玄関です。応募締切りは、7月13日(金)。応募対象は学生です。(学生であれば誰でも参加できます。)興味のある方はぜひ作品にトライしてみてはいかがでしょうか。

■株式会社ワーナーミュージック・ジャパン http://www.warnermusic.co.jp/
 コンテスト案内ページ  http://www.warnermusic.co.jp/sp/display/index.html

さきほど「色彩ガイド:イベントカレンダー」にもアップしました。http://www2u.biglobe.ne.jp/~color/all/cal_index.htm

以上、宜しくお願いします。



[1777] Re:透明な水 (nicky) 6/15 10:16

みなさん、こんにちは。

re-koさんの水のお話面白かったです。

>今度は売られている水のお話です。アメリカのスーパーで売られているものは、何でも大きいのですが、水を入れているボトル(プラスチック)のほとんどは、透明です。あるいは、白の半透明です。ラベルは、水色、青色、緑色などが使われていますが、目に入る印象としては、白く透明な感じです。それで、私、「なんか、マズそうー、、、」と思えちゃったのですね。

いれものの大きさも結構関係しているかもしれませんね。日本でも商品によっては大きなボトルがありますが、私の個人的感想では、大きなボトルはちょっと食欲がなくなります。こういうのは体質の違いなんでしょうか…。

飲食物の話から少し外れますが、画集の小さな写真で見ていた美術作品の実物大複製を見ると、すごくイメージが変わります。(世界の美術作品の実物大陶版複製を展示している徳島県鳴門市の大塚国際美術館の話、また機会があれば書きますね。)

それと、色の寒暖感のお話。

>ある本によると、日本で、涼しさを連想させる水色が、熱帯地域では、暑さを連想させるのだそうです。日ざしの強い晴れた空のイメージなのだとか。また、そんな暑い日に地面に水をまくところから、湿った土のような茶色にすがすがしさを感じるのだそうです。(本が手元になく、出典が不確で申し訳ありません。また、このエピソードは、以前にもMLに投稿しております。)

過去ログを検索してre-koさんの投稿の中でそれらしきタイトルのものにあたってみたのですが、見つかりませんでした。すみませんが、タイトルか投稿時期を教えていただけないでしょうか?



[1776] 透明な水 (re-ko) 6/15 8:45

こんにちは。

naoさんの
> また色々、お話を聞かせてくださいね。

に気をよくしてしまい、(^o^)今度は売られている水のお話です。飲料水は、ハンドサイズのものからバケツサイズのものまで、ずらーっと並んでおります。アメリカのスーパーで売られているものは、何でも大きいのですが、日本の感覚からすると、「おいおい、業務用かいっ?」という感じです。さて、この飲料水なのですが、水を入れているボトル(プラスチック)のほとんどは、透明です。あるいは、白の半透明です。ラベルは、水色、青色、緑色などが使われていますが、目に入る印象としては、白く透明な感じです。それで、私、「なんか、マズそうー、、、」と思えちゃったのですね。3〜4リットルサイズの水などは、「医療業務用」にしか、見えないっ!! (白く)透明というのは、不純物ゼロ、100%純粋のH2Oという感じで、それだと味気ないような印象なのです。仕事で精製水を扱っていたのですが、精製水のイメージそのままなのです。(*精製水とは、化学的に濾過された、不純物ゼロの100%純粋のH2Oのことです。医療現場などでは、よく使われています。もちろん飲めますが、マズいです。)

以前、聞いた話なのですが、フランスの飲料水のエビアンは、日本で、透明のボトルから現在の青の透明のボトルにしてから、売り上げが急増したそうです。エビアンはこちらでも売っていますが、ボトルは透明です。水というのは本来透明ですから、グラスに注がれた水はキラキラ澄みきっている方がおいしそうだと思うのですね。それが、本来の透明を生かした透明ボトルよりも青い透明のボトルの方がおいしそうに感じられるというのは、不思議です。・・あ、もちろん、アメリカでは色つきボトルより、白や透明の方がウケるのかもしれませんね。日本では、飲料水は青ボトルが多いですね。また、みずみずしい自然といえば新緑カラーもありますが、飲料水のボトルには、見られないのもおもしろいですね。(池の苔を連想しちゃうからかな。)

nickyさん
>赤を見て危険のイメージを感じるのは先天的なものだと思っていたんですけど、これってひょっとすると、後天的に学習したものなのかもしれませんね…。

ある本によると、日本で、涼しさを連想させる水色が、熱帯地域では、暑さを連想させるのだそうです。日ざしの強い晴れた空のイメージなのだとか。また、そんな暑い日に地面に水をまくところから、湿った土のような茶色にすがすがしさを感じるのだそうです。(本が手元になく、出典が不確で申し訳ありません。また、このエピソードは、以前にもMLに投稿しております。)もちろん、熱帯地域で見る水色と日本で見る水色がそもそも「違う水色」なのでしょうけれど、夏の青空を見ると、水色が暑いというイメージも、分かる気がします。

ヒマなので、長くなりました。m(_ _)m



[1773] 赤のEXIT (nicky) 6/14 9:47

re-koさん、naoさん、こんにちは。

私も赤の非常口サインのお話はじめて知って面白かったです。 この話で思い出したことがあります。

去年の夏に色彩学会関西支部で開かれた「カラーコーディネーターのためのシンポジウム」は、テーマが「インテリア、エクステリアを含む環境の色彩」だったのですが、そのとき見せてもらったスライドで「赤い非常階段」を写したものがありました。

どの部分が赤だったのか詳しくは覚えていないのですが、スライドに映っている階段と周りの壁のうちでかなりの面積が彩度の高い赤で塗られていたのが印象的でした。(参加された方、教えていただけるとうれしいです。)

そのときはre-koさんと同じように、

>やはり、「非常口は緑だろーっ」という感覚と、「赤は、危険!禁止!だろーっ」という感覚とで、赤のEXITを見ても、「ここを出てはいけません!」というイメージに錯覚しちゃうのです。

と感じました。赤を見て危険のイメージを感じるのは先天的なものだと思っていたんですけど、これってひょっとすると、後天的に学習したものなのかもしれませんね…。



[1772] 赤のEXIT (nao) 6/14 0:27

こんにちは。

>話は変わりますが、アメリカでの非常口の表示は、ご存知の方も多いと思いますが、赤い文字のEXITです。これは予備知識もありましたし、他の国でも見かけましたから、見てすぐ分かったのですが、、、これが何とも慣れないのですー、、。(^^;)

そうなんですか、アメリカでは「非常口」は赤なんですねえ。面白いです。時間があれば、ピクトグラムの色や形、国によってどの程度、色彩の用い方が違うのかなど、調べてみたいものです。

私はアメリカにはまだ一度も行ったことがないので、 2ヶ月も滞在のre-koさんがうらやましい!

また色々、お話を聞かせてくださいね。



[1771] Re:イメージメイキング (ゆみこ) 6/14 0:25

きょんさん、みやさん、Sayoさん、みなさんこんばんは。 いつも読むだけの(ごめんなさ〜い)ゆみこです。

イメージメイキングの事、とても楽しく興味シンシンで読ませて頂いてます。私も、東京で講座があったら、絶対参加したいです。私にでも出来ることがあれば、協力させて頂きたいと思いますので、ぜひ実現を!!

カラーに興味のある友人がいるので、人数を集めることには、多少お役に立てるのではないかと思います。

会場探しも、そんなに詳しいわけではないのですが、お手伝いできるかもしれません。仕事で、時々都内の会議場を借りています。私の知っている中で安かったのは、お茶の水にある駿河台記念館で、結構立派な所なのに、確か3時間7千円で借りられたと記憶しています。調べれば、もっと安いところもありそうですよね。

最後にちょっと自己紹介しますと、私は、趣味でカラーコーディネーターの通信教育を受けたり、オーラソーマやアートセラピーの講習会に参加したりしているものです。今後も、どうぞよろしくお願いします。

では。



[1770] (Dohi) 6/13 18:53

大阪のドヒです。今日の朝日新聞の朝刊に「心地よい色の浮遊感」という記事がありました。内容は美術家の作品展示会の様です下記にその場所を書いておきますので。期間7/3まで 大阪市天満橋1-8 APア−トコ−ト・ギャラリ−KURANUKI。


[1765] 赤のEXIT (re-ko) 6/13 4:11

こんにちは、先日、ユニバーサルデザインの展示会についてご紹介しつつも、結局自分は行けなかった(^^;)、re-koです。

naoさん
> 先日、オープンしたUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)ですが、海外からの観光を想定し、園内の表示板はできる限り、言葉に頼らず、ピクトグラムで表現されているそうです。また、2002年のW杯を控え、「公共ピクトグラム」が制定されたそうです。安全、禁止、注意、指示に関するもの以外は、モノクロですが、上記のものに関しては、ISOの規定に沿った色彩が使用されているようです。どのピクトグラムも、一目で意味するところが分かり非常によく出来ていると感心しました。

私事ですが、2ヶ月程アメリカに滞在することになり、今、ニュージャージー州におります。車で高速を走って30〜40分で大都市フィラデルフィラ、2時間でマンハッタンという地のりにある、静かな住宅街です。さて、人の集まる所には、様々な表示板(ピクトグラム)が設置されていますけれど、英語力ゼロ、右も左も分からない私でも、この様々な案内で、ある程度動くことができるというのは、本当にありがたいものです。(笑)様々な人が行きかう都市では、自然とシステムが均一化されてきていたようなところがあって、ずい分前から、分かりやすいピクトグラムを見ることができました。システムというか、ルールというか、都市部は国に限らず似かよってくる部分が多くあって、言葉よりも早くイメージで理解できるのが大変おもしろいですね。 (・・いずれ、日本人が多く観光で行く所ばかりですから、あまり断言もできませんけどね。^^;)今後、一定の決まりごととして、どこヘ行っても同じピクトグラムになるのでしょうね。とても便利でありがたいような、どこの町も同じようになっちゃってつまらないような、、、。

話は変わりますが、 アメリカでの非常口の表示は、ご存知の方も多いと思いますが、赤い文字のEXITです。これは予備知識もありましたし、他の国でも見かけましたから、見てすぐ分かったのですが、、、これが何とも慣れないのですー、、。(^^;) やはり、「非常口は緑だろーっ」という感覚と、「赤は、危険!禁止!だろーっ」という感覚とで、赤のEXITを見ても、「ここを出てはいけません!」というイメージに錯覚しちゃうのです。特に、少し暗い建物の中で、赤くボーっと光っているのを見ると、不気味にすら思えたり、、、。(笑)分かりやすい表示っていうのも、ムズカシイものですね。



[1763] Re:染めの色 (中村) 6/12 23:07

こんばんは。

木本さん
>大丸(東京駅)の7階で、染司よしおかというお店のコーナーがあります。(6月19日までです)

京都に本店があります。江戸時代から続いてる老舗です。吉岡幸雄さんが今の当主さんでいろんな本を書いてらっしゃいますよ。

> 私は、刈安(かりやす)という、黄色がいいなーと感じました。

いい色ですよね。刈安色は黄系の色名の中で最も古く奈良時代『正倉院文書』に登場するそうです。

吉岡さんの『日本の色辞典』の受け売りでした(^^;;; 機会があったらぜひ手にとって見る価値のある素敵な本だと思います。



[1759] 染めの色 (木本) 6/11 15:20

歩いていて、たまたま、遭ったのですが、大丸(東京駅)の7階で、染司よしおかというお店のコーナーがあります。(6月19日までです)日本茜(にほんあかね)、矢車(やしゃ)、蓼藍(たであい)、びんろうじゅほか、柿渋(かきしぶ)などの染めで、ハンカチ、ランチョンマット、スカーフなどの小物がありました。なぜか、うちわもありました。私は、刈安(かりやす)という。黄色がいいなーと感じました。「自然の色で染める」などの本も置いてあります。では、また。



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