魔法先生ネギま!「麻帆良学園中等部2−A入学式」


日時: 2003年12月23日17時00分 場所: ラフォーレミュージアム六本木 出演: 木村まどか、笹川恵里(現名:笹川亜矢奈)、山川琴美、山本杏美、伊藤静、神田朱未、板東愛、     渡辺明乃、出口茉美、田中葉月、野中藍、石毛佐和、小林ゆう、佐久間未帆、大沢千秋、白石涼子、     小林美佐、狩野茉莉、門脇舞、志村由美、能登麻美子、相沢舞、井ノ上ナオミ、猪口有佳 司会: 佐藤利奈 特別講師: 赤松健、錦織博 17時01分スタート。 ステージ向かって左壁に、「ラブひな」と「陸まお」のOPが映し出される。 これに注目が集まっている中、24人の声優さんがステージの椅子に静かに着席する。 チャイムが鳴る。 司会の佐藤利奈さんが登場。「起立!礼!着席!」と号令をかける。 24人の声優さんが会場に向かって一礼。 佐藤「みなさん、こんにちは。    ただいまより、ネギま麻帆良学園中等部2−A入学式を開催します。    大変長らくお待たせしました。    私は司会進行を務めますネギ・スプリングフィールド役の佐藤利奈と申します。    どうぞよろしくお願いします。    私のことはマガジンに載ってませんでした。主人公なのに隠れキャラ?(笑)    頑張りますので応援してください。    ではクラスメイトを紹介していきたいと思います。    名前を呼ばれたら、ハイと返事をして自己紹介をしてください」 左壁に、各声優さん担当キャラの名簿写真が映し出される。 佐藤「出席番号2番 明石裕奈役 木村まどかさん」 木村「ネギまは中学のひとクラスが描かれるとっても珍しい作品です。    クラスのみんなと仲良くなって、ネギまの世界を作って行きたいと思います。    (緊張して途中で言葉に詰まってしまう。会場から「頑張れー!」の声援が飛ぶ。)    似ているところも違うところもあるかもしれませんが、裕奈と一緒に成長していきたいと思います」 佐藤「出席番号3番 朝倉和美役 笹川恵里さん」 笹川「学園に入って一番びっくりしたのは大きなお風呂でした。一日中入っていたいと思いました。    どんなスクープも逃さない朝倉和美と笹川恵里ともども、応援よろしくお願いします」 佐藤「出席番号5番 和泉亜子役 山川琴美さん」 山川「亜子はいろんなところでチョコチョコ出てたりしますが、いろんな謎も隠されているようです。    私は北海道出身なんですが、関西弁がんばって練習しています」 佐藤「出席番号6番 大河内アキラ役 山本杏美さん」 山本「私はアキラ役がデビューです。アキラちゃんはスポーツ万能で大人っぽいんですが、    正反対に、私は子供っぽいし、運動神経はつながってないんじゃないかなんて言われています。    今からドキドキしています。」 佐藤「出席番号7番 柿崎美砂役 伊藤静さん」 伊藤「私が美砂を初めて見て最初に思ったのは、おでこ広いなということです。    私も広いので、マッチしていると思います」 佐藤「出席番号8番 神楽坂明日菜役 神田朱未さん」 神田「はいどうも、みなさんお元気ですか?12月23日祝日、住之江では賞金王がやってますね。    ストレートで真っ直ぐな娘です。この娘を演じるには体力つけなきゃと思いました。    じゃあ今日は最後まではりきっていくよー!」 佐藤「出席番号9番 春日美空役 板東愛さん」 板東「とっても緊張してます。美空はコマの端々にしか登場しなくて、3巻で初ゼリフがありました。    みなさん、応援の方よろしくお願いします」 佐藤「出席番号10番 絡繰茶々丸役 渡辺明乃さん」 渡辺「みなさん元気ですかー!?    こんなにたくさんの人だらけです。私はロボット役です。(笑)    一足先に、メリークリスマス!    じゃあ、先行茶々丸です。『マスターは今日はサボタージュです』」 佐藤「出席番号11番 釘宮円役 出口茉美さん」 出口「円ちゃんはとても冷静な女の子みたいですが、私は冷静じゃありません。    円ちゃんのようになれるように頑張ります」 佐藤「出席番号12番 古菲役 田中葉月さん」 田中「クーフェイはドタバタしたシーンに必ず出るんですが、人の集まる所に行く私と共通点が多いですね。    応援の方よろしくお願いします」 佐藤「出席番号13番 近衛木乃香役 野中藍さん」 野中「みなさん、メリークリスマス!    私は博多出身なんですが、頑張って京美人になりたいと思います。    みんな今日は楽しんでってやー」 佐藤「出席番号14番 早乙女ハルナ役 石毛佐和さん」 石毛「みなさ〜ん、メガネっ娘は好きですか〜?私はメガネっ娘を演じるのがずっと夢でした。    あとメイドとかウエイトレスとか耳がついたやつとか・・・    全国1億3千万人ぐらい・・・いるのかな?メガネファンのみなさん、応援よろしくー!」 佐藤「出席番号15番 桜咲刹那役 小林ゆうさん」 小林「私は声優やって間もなくて、こんな大勢の前で話すのは初めてです。すごく緊張しています。    刹那はキリッとしてて、カッコよくて、修学旅行では大立ち回りをします。    イメージに近づけるように一生懸命に演じたいと思います」 佐藤「出席番号18番 龍宮真名役 佐久間未帆さん」 佐久間「今回、マガジンの顔写真が間違っていました。     私、名前もよく間違われるんですよ、『美帆』とか。こういう顔なんで目に焼き付けてください。     真名は謎な点が多くて、何人なのかもわからないけど、魅力的な女の子にしたいと思います」 佐藤「出席番号19番 超鈴音役 大沢千秋さん」 大沢「この娘は、なんでもできちゃうスーパー女の子なんで、どこまで付いていけるかなと思っています。    盛り上げていきたいと思っています。みんなも盛り上がっていきましょー!」 佐藤「出席番号20番 長瀬楓役 白石涼子さん」 白石「こんちはーっス!楓は、身長は高いし、包容力があるし、胸はあるし、強くてかっこいい女の子です。    ハスキーボイスを活かして演じていきたいと思います」 佐藤「出席番号21番 那波千鶴役 小林美佐さん」 小林「千鶴ちゃんは、大人っぽいけど、ポワポワとしたマイペースでトボけたキャラです。    なかなか誌面に登場しません。    私と違うのはバイーン級がないことじゃないことですね。そのへんは勘弁してください」 佐藤「出席番号23番 鳴滝史伽役 狩野茉莉さん」 狩野「はじめまして、こんばんは。(アニメボイスに会場ザワつく。)    9月29日生まれのO型、出身地は東京都です。ネギまはデビュー作です。    史伽の繊細な部分を演じたいと思っています」 佐藤「出席番号24番 葉加瀬聡美役 門脇舞さん」 門脇「みなさん、ネギまー!   (聡美の画像を見ながら)ハカセちゃんとはどっちがキャラ絵だかわからない状況になってます。    頭がいいところが違うけど、報えていけたらいいなあと思っています」 佐藤「出席番号25番 長谷川千雨役 志村由美さん」 志村「(背が低いため、マイクを下げる姿に会場が反応する。)    志村はボーッとしてて、千雨みたいに鋭いツッコミはできないんですけど、    一生懸命頑張りますので、よろしくお願いします」 佐藤「出席番号27番 宮崎のどか役 能登麻美子さん」 能登「(背が高いため、志村さんが下げたマイクを上げる姿に会場が反応する。)    私も、のどかと同じで実家が本屋なんで親近感を覚えています。    素直で優しい娘なんで、頑張って演じたいと思います」 佐藤「出席番号28番 村上夏美役 相沢舞さん」 相沢「残るところ3人です。私は短めで終わりますので、もうちょっと頑張ってください。(笑)    夏美はまだまだ謎が多いキャラなので、私も今日は謎のままでいたいと思います。(会場爆笑)    ずっと謎のままだと困るので、応援よろしくお願いします」 佐藤「出席番号30番 四葉五月役 井ノ上ナオミさん」 井ノ上「みなさん、盛り上がってますかー!?こんな騒がしい入学式は初めてです。     五月ちゃんはいつも肉マンとか食べてるので、     私も役作りのために毎日肉マンを食べてたら3キロも増えちゃいました。     お薦めはミスドの肉マンです。みなさん食べてみてください。     お料理研究会ということで、周富徳のようになれるように料理も勉強中です。     弱肉強食の世界なんで、忘れられないようにアピールしたいと思います。     身長は145cmですけど、Eカップなんで覚えてください」 佐藤「出席番号31番 ザジ・レイニーデイ役 猪口有佳さん」 猪口「えーと、ザ・ジ・レー・ニー・デー? みんな読めた?    まだまだ謎なところがある女の子というか、喋ったとこ見たことある人いる?    イメージボイスと言われても、どうしようかと思っています」 ここでアナウンスが流れる。 「臨時校内放送です。  神楽坂明日菜さん『いつだってLove&Dream』、近衛木乃香さん『にちようび』。準備をお願いします」 で、歌が始まる。 神田「盛り上がってますかー!   (他の声優さんに向かって)2年の生徒のみなさんも盛り上がってくださーい!」 「いつだってLove&Dream」(Vo.神田朱未) 途中、歌詞を忘れて「ラララ」で誤魔化す。 神田「バトンターッチ!」 野中「昨日、レコーディングしたばかりなので・・・暖かく聴いてください」 「にちようび」(Vo.野中藍) 途中、歌詞を忘れて「ラララ」で誤魔化す。 この後、佐藤利奈さんが「ネギま」CDの宣伝。 佐藤「では、特別講師をお呼びしたいと思います。    原作者の赤松健先生とアニメの錦織博監督です」 赤松「赤松です」 錦織「アニメーションを作ってます錦織です」 佐藤「(声優さんたちを指して)この女の子たちを見てください」 赤松「こういうのがやりたくて描いたんです。(笑)」 佐藤「予定済みだったんですね。(笑)    代表していろいろ質問したいと思います。    赤松先生、なんで31人を描こうと思ったんですか?」 赤松「『ラブひな』で5人にしてネタがつきちゃいましたんで」 佐藤「でも、全員描けます?」 赤松「声優の方を見て、インスピレーションが湧きました」 佐藤「ネギという名前にしたのは?」 赤松「食べ物の名前にしようと思ってたんですよ。    焼き鳥がいいと思って、ハツ君とかも考えていました」 佐藤「監督、イベントのたびにショートフィルムが見られると聞いたんですが?」 錦織「アニメの方は短いものなんですが・・・」 佐藤「4月のイベントで見られるそうですね」 錦織「生徒一人一人を描くのが大変なんですが・・・」 佐藤「アニメ化はどうなんですか?」 錦織「TVの方は作りたいと思うんです。お声がかかれば・・・」 佐藤「クラスメイツたちから質問を預かっています。    24番 葉加瀬聡美役の門脇舞さんからの質問です。    赤松先生、ネギまの『ま』って何ですか?」 赤松「焼き鳥のネギマみたいに、女の子の間にネギがいるという意味ですね」 佐藤「13番 近衛木乃香役の野中藍さんからの質問です。    バイーン、ボイーン、ボーン、どれが最上級ですか?」 赤松「ボイーンですね。木乃香は真っ平らですけど。(笑)」 佐藤「25番 長谷川千雨役の志村由美さんからの質問です。    監督はどの女の子が好きなんでしょうか?どうして好きなのか教えてくださると嬉しいです」 錦織「今日はみなさんいらっしゃるので難しいんですけど・・・    でも、明日菜はいろいろ秘密があって気になっています」 佐藤「3番 朝倉和美役の笹川恵里さんからの質問です。    赤松先生、奥さんにするなら誰ですか?」 赤松「私が気に入っているのは、ネットアイドルの長谷川千雨ですね。    あれはほぼ私のテンションでやってるので気が合いそうですね。    奥さんにしても実はいいとこあるんじゃないかな?    嫌に見える人ほど、付き合ってるみるといいかもしれないです」 佐藤「18番 龍宮真名役の佐久間未帆さんからの質問です。    監督、本当に31人出て来るのでしょうか?」 錦織「たくさんいることは気になりませんが・・・    でも一つの画面に特徴がある30人を描くのは大変ですね」 佐藤「お二人に最後に質問したいと思います。これからのネギま、どういう感じで進めて行かれますか?」 赤松「修学旅行のラブラブキッスを描き終わったところで、次の話を描いているんですが、    先の展望がなかなか出て来ないんですけど、頑張って面白いものにしたいと思ってます」 錦織「『あずまんが大王』のときもそうだったんですが、    みんなでガヤガヤしている学校の話は作るのが楽しいです。    ちょっと今回も人数が多いんですけど楽しみにしています」 佐藤「本日は、お忙しい中ありがとうございました」 ここで、追加インフォメーションが入る。 佐藤利奈さん、会場の購買部でCD12枚を予約された方に、31人全員のサイン色紙がもらえると案内する。 佐藤「盛り下がっちゃいました? 盛り上がってますかー!    では、えーと、えーと・・・」 ここでチャイムが鳴る。 佐藤「えー、盛り上がってますかと言って、チャイムが鳴ってしまいました。    そろそろ私たちは下校の時刻になりました。(会場「えーっ!」)    中等部なので門限があるわけですよ。    イベントは、1・2・3学期のそれぞれの節目に行われる予定です。    次のイベントは4月を予定しています。本日来れなかった生徒も参加する予定です。    では、そのときにお会いしましょう!本日はありがとうございました。    起立!礼!」 全員「ありがとうございました」 24人声優+赤松先生+錦織監督退場。 佐藤「すみません、31人のサイン色紙、売れちゃったそうです。申し訳ありませんでした。    本日は本当にありがとうございました」 佐藤利奈さん退場。 なぜか「魁!クロマティ高校」のOPが映し出される。 その後、終了のアナウンスが流れる。 17時58分閉演。
終了後の控え室で・・・ 打ち上げの乾杯の後、 各声優さんが事務所単位で、赤松先生や錦織監督に挨拶をした際、 赤松先生には、声優さん(特に、ザジ役の猪口さん、美空役の板東さん、夏美役の相沢さん)から、 「私の○○ちゃんは全然出て来ないんですけど、一体どういう演技をすればいいんですか?」 という質問が出たそうです。 木乃香役の野中さんは、 「昨日録音が終わったばかりなので・・・」と、みんなに「ラララ」の釈明していたらしい。 初めての司会だったネギ役の佐藤さんは、裕奈役の木村さんに、 「足がカタカタ震えていたよ」と突っ込まれたそうです。


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