TVアニメ(第1期)「魔法先生ネギま!」
あらすじ(後半)

あらすじ(前半)へ   14 15 16 17  18 19 20 21  22 23 24 25 26


(敬称略)

14時間目 「Amicitiae nostrae memoriam spero sempiternam fore」
絵コンテ・演出:中津環 作画監督:古田誠・本橋秀之
キャスト: ●ネギ・スプリングフィールド:佐藤利奈 ●明石裕奈(No.2):木村まどか ●綾瀬夕映(No.4):桑谷夏子 ●和泉亜子(No.5):山川琴美 ●柿崎美砂(No.7):伊藤静 ●神楽坂明日菜(No.8):神田朱未 ●釘宮円(No.11):出口茉美 ●近衛木乃香(No.13):野中藍 ●早乙女ハルナ(No.14):石毛佐和 ●椎名桜子(No.17):大前茜 ●宮崎のどか(No.27):能登麻美子 ●雪広あやか(No.29):皆川純子 ●カモミール・アルベール:矢部雅史 ●店員:間島淳司
◆夏休み初日前夜、ネギが部屋で魔法薬の調合をしていると、木乃香が着物姿で帰宅した。 ネギが事情を聞くと、木乃香は祖父(学園長)のセッティングでお見合いをさせられていたとのことだった。 ◆しかし突然、木乃香が豹変する。 誤ってネギの魔法薬の触媒を飲んでしまい酔っ払ってしまったのだ。 木乃香は部屋で大暴れをする。 ◆翌日、原宿に来ていたチアリーディング部の桜子・美砂・円は、仲良く買い物をするネギと木乃香の姿を発見する。 デートをしていると思った彼女たちは明日菜に連絡を取るが、近くにいたあやかにまでバレてしまう。 ◆あやかからネギと木乃香の接近を阻止するように命じられた桜子たちは、 変装して邪魔をするが、逆に二人をいい雰囲気にしてしまう。 ◆あやかと明日菜が現場に駆けつけると、ネギは木乃香の膝枕で眠っているところだった。 それを見て逆上したあやかは、二人を問い詰める。 ◆実は、昨夜、ネギと木乃香は明日菜の目覚まし時計を壊してしまい、 明日菜を新聞配達のバイトに遅刻させてしまったのだった。 二人はお詫びのため、代わりの目覚まし時計を買いに来ていただけだった。
【次回予告】 葉加瀬聡美・椎名桜子
「桜子さん、何見てるの?」 「ああっ、ハカセ、見て見て。友達が猫の写真送ってくれたんだ。携帯メールで!」 「ああっ、カワイイ」 「でしょう。この肉球あたりがすごくカワイイの」 「本当、カワイイよね、L403は。400万画素なのにこのサイズ。バッテリーの軽量化がポイント」 「はっ?」 「このバッテリー、外気温に合わせて温度調節もするし、ほんとカワイイやつよね」 「ハカセって、やっぱ博士だ」

15時間目 「Amicus certus in re incerta cernitur」
絵コンテ:えんどうてつや 演出:浦田保則 作画監督:足立慎吾
キャスト: ●ネギ・スプリングフィールド:佐藤利奈 ●明石裕奈(No.2):木村まどか ●綾瀬夕映(No.4):桑谷夏子 ●和泉亜子(No.5):山川琴美 ●大河内アキラ(No.6):山本杏美 ●神楽坂明日菜(No.8):神田朱未 ●絡繰茶々丸(No.10):渡辺明乃 ●古菲(No.12):田中葉月 ●近衛木乃香(No.13):野中藍 ●椎名桜子(No.17):大前茜 ●超鈴音(No.19):大沢千秋 ●鳴滝風香(No.22):こやまきみこ ●鳴滝史伽(No.23):狩野茉莉 ●葉加瀬聡美(No.24):門脇舞 ●宮崎のどか(No.27):能登麻美子 ●雪広あやか(No.29):皆川純子 ●執事:川津泰彦 ●初等部の先生:宇和川恵美
◆夏休み、実家に帰っていたあやかの元へ、ネギとクラスの生徒たちが押しかけた。 ◆ネギの訪問には喜ぶあやかだったが、生徒たちはあやかの豪邸で騒ぎまくり、ついにはプールで大爆発を起こしてしまう。 ◆怒ったあやかは、みんなを連れて来た明日菜を責める。明日菜たちはネギを残して退散する。 ◆あやかがネギに訪問の理由を尋ねると、明日菜が今日だけあやかの弟になるように言ったことがわかる。 実は今日は、亡くなったあやかの弟の誕生日だったのだ。 ◆あやかは弟が亡くなった当時も、不器用ながら励ましてくれた明日菜のことを思い出して涙を流す。 ◆ネギは明日菜とあやかの友情の深さを知った。
【次回予告】 朝倉和美・長谷川千雨
「はっ、千雨。そのノートパソコン、新しいやつじゃん」 「朝倉かぁ〜」 「ハイエナ野郎が来やがった・・・」 「わぁ!」 「スクープごっこのネタがねえなら、変人どもの風呂でも盗撮して来い・・・」 「わ、私は何も言ってないぞ」 「ああ、私が読んでるだけさ」 「ま、まさか、お前、私の心を・・・」 「いやあ、パソコンの画面。あんた考えてること、全部打ち込んでるからさ」 「あ・・・」

16時間目 「Amor tussisque non celantur」
絵コンテ・演出:えんどうてつや 作画監督:山本佐和子
キャスト: ●ネギ・スプリングフィールド:佐藤利奈 ●明石裕奈(No.2):木村まどか ●朝倉和美(No.3):笹川亜矢奈 ●綾瀬夕映(No.4):桑谷夏子 ●神楽坂明日菜(No.8):神田朱未 ●古菲(No.12):田中葉月 ●近衛木乃香(No.13):野中藍 ●佐々木まき絵(No.16):堀江由衣 ●椎名桜子(No.17):大前茜 ●長瀬楓(No.20):白石涼子 ●那波千鶴(No.21):小林美佐 ●鳴滝風香(No.22):こやまきみこ ●鳴滝史伽(No.23):狩野茉莉 ●長谷川千雨(No.25):志村由美 ●宮崎のどか(No.27):能登麻美子 ●雪広あやか(No.29):皆川純子 ●カモミール・アルベール:矢部雅史
◆夏休み最終日、初等部旧校舎で「納涼きもだめし大会」が開催された。 ◆しかし、トップのネギが校舎に入ると、その催しはネギの唇を狙う「ラブラブキッス大作戦」へと変わった。 まき絵&裕奈、風香&史伽、古菲&楓、のどか&夕映、あやか&千鶴の5チームが選手となり、 校舎内を歩くネギにキスすることを競うゲームが本来の目的だったのだ。 ◆選手たちは枕で戦いながら、校舎内のネギを探す。 ◆一方、懐中電灯を紛失してしまったネギは、魔法で明かりを出そうとするが失敗し、自分の分身を5人も出してしまった。 ◆分身たちはキスを求めて各チームに接触し出すが、事が終わると自爆して消えて行った。 ◆分身たちの正体を本物のお化けと勘違いした生徒たちは恐怖した。
【次回予告】 那波千鶴・ネギ
「ネギ先生、どうしたんですか?そんなところに座り込んで・・・」 「ああ、千鶴さん。さっき、そこで転んじゃって・・・」 「まあ、大丈夫?じゃあ、痛みが軽くなる魔法をかけましょう」 「ええ、まさか千鶴さんも魔法使いってこと?でも忍者やロボットがいるんだから、魔法使いぐらい居ても・・・」 「行きますよ」 「あっ、はい」 「痛いの痛いの飛んでけー!」 「えっ?」 「痛いの痛いの飛んでけー!」 「えーっ!」

17時間目 「Nihil difficile amanti」
絵コンテ・演出:榎本明広 作画監督:高橋晃
キャスト: ●ネギ・スプリングフィールド:佐藤利奈 ●綾瀬夕映(No.4):桑谷夏子 ●神楽坂明日菜(No.8):神田朱未 ●春日美空(No.9):板東愛 ●那波千鶴(No.21):小林美佐 ●宮崎のどか(No.27):能登麻美子 ●村上夏美(No.28):相沢舞 ●雪広あやか(No.29):皆川純子 ●高畑・T・タカミチ:井上倫宏 ●源しずな:井上喜久子 ●近衛近右衛門:辻村真人 ●白石稔 ●中尾衣里 ●田中一成
◆「ラブラブキッス大作戦」のキス未遂以来、どうしてもネギを意識してしまう夕映は、 親友ののどかにネギと親密になってもらうため、最近オープンした遊園地「マジカルランド」のチケットをのどかに渡して告白を勧める。 ◆のどかは苦心の末、ネギを遊園地に誘う。 ◆デート当日、夕映は明日菜を誘い、動揺し続けるのどかを陰ながらサポートする。 ◆そして帰り道、のどかはネギに告白する。 「私、ネギ先生のこと、ずっと好きでした。私、ネギ先生のこと、大好きです」。 のどかは立ち去り、ネギは呆然と立ち尽くす。
【次回予告】 綾瀬夕映・神楽坂明日菜
「明日菜さんって外国育ちなんですよね?」 「うん。でも、どの国かわからないんだ。日本に来る前のことって全然覚えてないから」 「記憶がなくても味覚や習慣が残っていたりはしないのですか?」 「えっ?」 「カレーを食べないと落ち着かないとか?」 「ああ、酔っ払うと拳法の達人になるとか?」 「気が付くと、ラクダに乗っているとか?」 「お正月になると、凧上げしちゃうとかね」 「それは外国じゃないです」

18時間目 「Amor ordinem nescit」
絵コンテ:小坂春女 演出:浦田保則 作画監督:加藤はつえ
キャスト: ●ネギ・スプリングフィールド:佐藤利奈 ●綾瀬夕映(No.4):桑谷夏子 ●神楽坂明日菜(No.8):神田朱未 ●近衛木乃香(No.13):野中藍 ●早乙女ハルナ(No.14):石毛佐和 ●宮崎のどか(No.27):能登麻美子 ●高畑・T・タカミチ:井上倫宏 ●源しずな:井上喜久子 ●近衛近右衛門:辻村真人 ●ネカネ・スプリングフィールド:鈴木真仁 ●カモミール・アルベール:矢部雅史
◆のどかの告白に感化された明日菜は、自分も高畑先生に告白しようと決意し、ケーキを作り始める。 明日は高畑先生の誕生日だったのだ。 明日菜は告白に悩んでたネギを強引に手伝わせる。 ◆明日菜は失敗を重ねながらも、徹夜してケーキを完成させる。 明日菜から告白する勇気の大変さを教えられたネギは、奮起してのどかに返事をしに行く。 ◆「お友達から始めませんか?」と言うネギに、のどかは笑顔で「はい」と答える。 ◆一方、明日菜も告白をしに行くが、高畑先生は出張で一週間不在だった。 明日菜は作ったケーキのヤケ食いをする。
【次回予告】 和泉亜子・相坂さよ
「なあ、さよちゃん。世界恐慌っていつかわかる?」 「1929年ですよ、和泉さん」 「さっすが昔の人やなあ。あっ、うちに問題出してくれへん?明日、小テストやねん」 「はい。吉田首相のバカヤロー解散は何年?」 「ううっ、いきなりやけど、ギブや」 「チョ、チョコレートですか?」 「ちゃうよ。ギブミーやなくてギブアップ!」 「う、上へ参りま〜す!」 「ああっ、これがジェネレーションギャップなんか・・・」

19時間目 「Verba volant, scripta manent」
絵コンテ:いわもとやすお 演出:孫承希 作画監督:高見明男
キャスト: ●ネギ・スプリングフィールド:佐藤利奈 ●相坂さよ(No.1):白鳥由里 ●朝倉和美(No.3):笹川亜矢奈 ●和泉亜子(No.5):山川琴美 ●柿崎美砂(No.7):伊藤静 ●神楽坂明日菜(No.8):神田朱未 ●絡繰茶々丸(No.10):渡辺明乃 ●古菲(No.12):田中葉月 ●近衛木乃香(No.13):野中藍 ●早乙女ハルナ(No.14):石毛佐和 ●桜咲刹那(No.15):小林ゆう ●佐々木まき絵(No.16):堀江由衣 ●椎名桜子(No.17):大前茜 ●鳴滝風香(No.22):こやまきみこ ●鳴滝史伽(No.23):狩野茉莉 ●葉加瀬聡美(No.24):門脇舞 ●エヴァンジェリン(No.26):松岡由貴 ●宮崎のどか(No.27):能登麻美子 ●雪広あやか(No.29):皆川純子 ●高畑・T・タカミチ:井上倫宏 ●源しずな:井上喜久子 ●近衛近右衛門:辻村真人
◆面白いネタを探していた和美は、名簿に載っている「相坂さよ」という謎の生徒に興味を持った。 クラスでは、印刷ミスとか登校拒否とか病気療養中とか幻の転校生とかに思われている生徒だった。 ◆和美は、さよのことについて色々と調べ始めた。 背後にそのさよが付いて回っていることを知らずに・・・ 実は、さよは60年間も麻帆良学園に憑いている地縛霊だった。 彼女は今では自分の死因も忘れて、学園生活を孤独に楽しんでいたのだった。 ◆和美は昔の文集に、さよの短歌を発見する。 「石蕗(ツワブキ)を 植える小さな 彼女の手 時がみちるを 楽しみにして」 その歌を見たさよは、忘れていた過去を思い出す。 ◆さよには妹がいて、死んだ母親が帰って来ることを願って、麻帆良学園の時計塔前にツワブキを植えていた。 花壇のレンガにも「おかあさんが かえってきますように」と刻んで・・・ しかしある嵐の晩、さよは妹の花壇を守るために家を飛び出し、それが原因で亡くなったのだった。 ◆さよが今は朽ち果てた時計塔を訪れると、そこにはツワブキの花が咲き乱れていた。 そして、あのレンガには「と おねえちゃん」と書き加えられていたのだった。 それを見たさよは、悲しみのあまり和美の前で可視化してしまう。 和美には悲しみに暮れるさよの姿を撮影することはできなかった。 ◆後日、クラスで修学旅行の班を決めていたとき、 さよが除け者になっていることに我慢できなくなった和美は、彼女の存在を訴える。 エヴァも魔法で手助けして、さよを可視化させる。 意外にも、クラスの生徒たちは抵抗もなく、幽霊のさよを受け入れるのだった。 ◆一方、学園長は時計塔に新校舎を建設しようとする計画に反対していた。 学園長は「石蕗を 植える小さな・・・」と、昔好きだった女の子の短歌を呟くのだった。
【次回予告】 柿崎美砂・椎名桜子
「ゴー、ゴー、レッツゴー! ここでジャンプしてポーズ・・・って、一人じゃうまくいかないなあ」 「美砂、何がうまくないって?」 「桜子、ちょうどよかった。コンビ技の練習付き合ってよ」 「コンビ?いいよ」 「じゃあ、あたしの後ろに・・・ちょっと横じゃないってば」 「何言うてんねん!」 「えっ?」 「美砂がボケたから突っ込んだんだよ」 「いや、ボケてないし。しかも、コンビってもコンビネーションだから」 「またまた。あんたとはやっとれんわ!」 「こっちがやっとれんわ!」

20時間目 「Nisi credideritis, non intelligetis」
絵コンテ:まつもとよしひさ 演出:栗原ひばり 作画監督:加藤雅之・竹谷今日子
キャスト: ●ネギ・スプリングフィールド:佐藤利奈 ●明石裕奈(No.2):木村まどか ●綾瀬夕映(No.4):桑谷夏子 ●和泉亜子(No.5):山川琴美 ●神楽坂明日菜(No.8):神田朱未 ●絡繰茶々丸(No.10):渡辺明乃 ●古菲(No.12):田中葉月 ●近衛木乃香(No.13):野中藍 ●早乙女ハルナ(No.14):石毛佐和 ●桜咲刹那(No.15):小林ゆう ●佐々木まき絵(No.16):堀江由衣 ●椎名桜子(No.17):大前茜 ●長瀬楓(No.20):白石涼子 ●エヴァンジェリン(No.26):松岡由貴 ●宮崎のどか(No.27):能登麻美子 ●雪広あやか(No.29):皆川純子 ●近衛近右衛門:辻村真人 ●カモミール・アルベール:矢部雅史 ●天ヶ崎千草:葛城七穂 ●フェイト・アーウェルンクス:石田彰 ●月詠:網掛裕美
◆2−Aは修学旅行で京都にやって来た。 ネギは学園長から、不穏な動きがある関西呪術協会の封眼寺派に注意するように言われていた。 ◆清水寺を見学中、突然大量のカエルが生徒たちの前に現れた。 その混乱に乗じて、ネギは学園長からの大切な手紙をツバメの式神に奪われてしまう。 ネギは追うが、それを取り返してくれたのは刹那だった。 カモは刹那が敵ではないかと怪しむ。 ◆その夜、ネギはホテルに結界を張っている刹那と鉢合わせをする。 疑いを受けた刹那は、ネギの味方であることを主張する。 ◆そんなとき、侵入した封眼寺派の千草が、木乃香を連れ去ってしまう。 彼女の狙いは、木乃香が秘めた極東最大の魔力だった。 ネギ・明日菜・刹那は追いかけるが、千草の符術や式神、護衛に駆けつけた神鳴流剣士の月詠の応戦に遭う。 しかし、ネギたちはそれらを退け、木乃香を取り戻す。
【次回予告】 佐々木まき絵・雪広あやか
「ねえ、委員長って、合気道やってたよね」 「ええ、ほんの免許皆伝程度ですけどね」 「なんか簡単なの教えてくれないかなあ」 「では小手返しを教えて差し上げましょう。足腰のキレで投げるのですわ」 「キレかあ・・・わかった、やってみるよ。何じゃあ、ワレ、口から手突っ込んでノド○○○握り潰したるか、ボケー!」 「まき絵さん、それはキレではなくてキレるですわ」 「何じゃと!」

21時間目 「Nil desperandum!」
絵コンテ:山本郷 演出:山本天志 作画監督:伊部由起子
キャスト: ●ネギ・スプリングフィールド:佐藤利奈 ●神楽坂明日菜(No.8):神田朱未 ●絡繰茶々丸(No.10):渡辺明乃 ●古菲(No.12):田中葉月 ●近衛木乃香(No.13):野中藍 ●桜咲刹那(No.15):小林ゆう ●龍宮真名(No.18):佐久間未帆 ●長瀬楓(No.20):白石涼子 ●エヴァンジェリン(No.26):松岡由貴 ●雪広あやか(No.29):皆川純子 ●近衛近右衛門:辻村真人 ●カモミール・アルベール:矢部雅史 ●近衛詠春:寺杣昌紀 ●天ヶ崎千草:葛城七穂 ●フェイト・アーウェルンクス:石田彰 ●月詠:網掛裕美 ●河相智哉 ●南田親彦
◆ネギと明日菜は、木乃香の案内で関西呪術協会総本山へ向かっていた。 道すがら木乃香は、刹那が幼馴染みの友達だったのに、今は言葉も交わしてくれないことを悲しそうに語った。 ◆到着した総本山は木乃香の実家で、その長は木乃香の父親だったことに、ネギと明日菜は驚く。 一方、密かに総本山に入っていた刹那は、長から二年間の労をねぎらわれていた。 実は刹那は、木乃香を陰ながら護衛する任務に就いていたのであった。 ◆その夜、千草の仲間であるフェイトの魔法によって、総本山の人々が石にされ、木乃香は連れ去られてしまう。 ネギ・明日菜・刹那は追うが、召喚された魔物たちによって行く手を阻まれる。 ◆千草は、木乃香の魔力を利用して、更に伝説の大鬼も召喚する。 ネギたちは、楓・真名・古の加勢に助けられ、木乃香の元に駆けつけることができたが苦戦を強いられる。 しかし、エヴァと茶々丸も応援に来たため、すべての敵を退けることができた。 ◆木乃香は刹那の真意を知り、二人は昔通りの仲になる。
【次回予告】 近衛木乃香・桜咲刹那
「せっちゃんは硬いな。たまには冗談ぐらい言わなあかんえ」 「しかし、お嬢様。私は上段の構えは不得手で・・・」 「違うって。付き合いやすうなってってことや」 「突き技とは!お嬢様、いつの間に修練を・・・」 「ちゃうて。何でも話せるようになりたいの。ほら、腹を割るって言うやん」 「お嬢様が切腹!早まってはなりません。生きていればこそ浮かぶ瀬もあろうというものです・・・」 「ああっ、せっちゃんは今のままで十分おもろいかもな」

22時間目 「Difficile est tristi fingere mente jocum」
絵コンテ:小坂春女 演出:浦田保則 作画監督:足立慎吾
キャスト: ●ネギ・スプリングフィールド:佐藤利奈 ●朝倉和美(No.3):笹川亜矢奈 ●綾瀬夕映(No.4):桑谷夏子 ●神楽坂明日菜(No.8):神田朱未 ●絡繰茶々丸(No.10):渡辺明乃 ●釘宮円(No.11):出口茉美 ●近衛木乃香(No.13):野中藍 ●早乙女ハルナ(No.14):石毛佐和 ●桜咲刹那(No.15):小林ゆう ●佐々木まき絵(No.16):堀江由衣 ●那波千鶴(No.21):小林美佐 ●エヴァンジェリン(No.26):松岡由貴 ●宮崎のどか(No.27):能登麻美子 ●村上夏美(No.28):相沢舞 ●雪広あやか(No.29):皆川純子 ●カモミール・アルベール:矢部雅史 ●高畑・T・タカミチ:井上倫宏 ●源しずな:井上喜久子 ●近衛近右衛門:辻村真人 ●松倉佐智子
◆修学旅行から帰った明日菜の周囲で変化が起こっていた。 ネギはエヴァに弟子入りして魔法の特訓を始め、木乃香と刹那は仲良く買い物に出かけて行く。 ◆一人帰路につく明日菜は高畑先生を想って、自分も変わらなければいけないと決意するのだが、 喫茶店で親しそうに話す高畑先生としずな先生の姿を偶然見てしまう。 ◆落ち込む明日菜は、数日来の風邪気味の症状も悪化する。 しかし明日菜は、皆の前では気丈に振る舞うのだった。
【次回予告】 椎名桜子・春日美空
「美空、どこに行くの?」 「あっ、桜子。大会が近いから髪を切ろうと思って。今度の大会、アメリカから留学生が来るんだって」 「アメリカ人かあ。強そう」 「うん。だから、少しでも空気抵抗を減らそうと思って」 「なら、切るより伸ばさないと」 「伸ばす?なんで?」 「やっぱ、リーゼントでしょ、アメリカ人になるなら 」 「いや、そのヤンキーはアメリカ人と違うから」 「ヨロシク!」

23時間目 「Memento mori」
絵コンテ:羽原信義 演出:孫承希 作画監督:山本佐和子
キャスト: ●ネギ・スプリングフィールド:佐藤利奈 ●朝倉和美(No.3):笹川亜矢奈 ●綾瀬夕映(No.4):桑谷夏子 ●柿崎美砂(No.7):伊藤静 ●神楽坂明日菜(No.8):神田朱未 ●春日美空(No.9):板東愛 ●絡繰茶々丸(No.10):渡辺明乃 ●近衛木乃香(No.13):野中藍 ●桜咲刹那(No.15):小林ゆう ●椎名桜子(No.17):大前茜 ●エヴァンジェリン(No.26):松岡由貴 ●雪広あやか(No.29):皆川純子 ●高畑・T・タカミチ:井上倫宏 ●瀬流彦:白石稔 ●吉田裕秋 ●松倉佐智子
◆明日菜は、ここ数日見ていた悪夢によって、10年前の出来事を思い出した。 体調不良は風邪のせいではないことを悟った。 彼女は泣きながら、カレンダーの今日の日付である2003年10月22日に”」”と書き込む。 ◆その日、明日菜は新聞配達をサボり、学校にも遅刻した。 放課後も一人で街を彷徨って、「今日で最後・・・」と呟く。 ◆朝から様子がおかしい明日菜のことを心配したネギは、 カレンダーの印が誕生日ではないかと推測し、同じく心配していたあやかに相談する。 ◆夜、明日菜が寮に戻ると、2−Aの生徒たちによる誕生パーティーが待ち構えていた。 明日菜はお礼を言うが、実は誕生日は明日だった。 しかし生徒たちは前倒しで誕生日を祝うことにする。 明日菜は喉元まで出かかった助けを求める言葉を飲み込み、一緒にパーティーを楽しみ出す。 ◆明日菜はパーティーを途中で抜け出していなくなる。 探し回ったネギは、世界樹に上って街を眺めている明日菜を見つける。 「ありがとう・・・ネギ、私、私ね・・・」 そのとき、時計塔の鐘が0時を告げ、明日菜は14歳の誕生日を迎えた。 その瞬間、明日菜に死が訪れた。
【次回予告】
世界樹に腰掛けたネギが呆然として呟く。
「明日菜さん・・・」

24時間目 「Et arma et verba vulnerant」
絵コンテ・演出:えんどうてつや 作画監督:高見明男
キャスト: ●ネギ・スプリングフィールド:佐藤利奈 ●相坂さよ(No.1):白鳥由里 ●明石裕奈(No.2):木村まどか ●綾瀬夕映(No.4):桑谷夏子 ●柿崎美砂(No.7):伊藤静 ●神楽坂明日菜(No.8):神田朱未 ●春日美空(No.9):板東愛 ●絡繰茶々丸(No.10):渡辺明乃 ●古菲(No.12):田中葉月 ●近衛木乃香(No.13):野中藍 ●早乙女ハルナ(No.14):石毛佐和 ●桜咲刹那(No.15):小林ゆう ●佐々木まき絵(No.16):堀江由衣 ●龍宮真名(No.18):佐久間未帆 ●長瀬楓(No.20):白石涼子 ●鳴滝風香(No.22):こやまきみこ ●エヴァンジェリン(No.26):松岡由貴 ●宮崎のどか(No.27):能登麻美子 ●村上夏美(No.28):相沢舞 ●雪広あやか(No.29):皆川純子 ●カモミール・アルベール:矢部雅史 ●高畑・T・タカミチ:井上倫宏 ●源しずな:井上喜久子
◆明日菜の死に直面した2−Aの生徒たちは号泣する。 葬儀では気丈に振る舞っていたネギも、明日菜が火葬された夜、一人世界樹の上で泣いた。 ◆翌日、悲しみに沈んだ教室に、ネギは明るい笑顔で入って来た。 文化祭の出し物を何にするか相談するネギに、無理を感じた生徒たちは協力を始め、ミュージカルをやることが決まる。 ◆放課後の打ち合わせで、脚本担当の夕映は、主役にネギ、ヒロインにのどかの配役を提案する。 だが夕映は、のどかの遠慮気味な反応に違和感を感じる。 ◆ミュージカルの許可を取るために、学園長室を訪ねたネギは、明日菜の名前が記された小箱を見つける。 中身は、焼け焦げた明日菜の髪飾りの鈴だった。 それを見たネギは抑えていた気持ちが爆発してしまい、鈴を持ってエヴァの元に駆け出す。 「明日菜さんを生き返らせてください!」 頼むネギに、エヴァは一喝する。 「そんな魔法はない!魔法は奇跡じゃないんだ!死んだ人間は生き返らないんだよ!」 ◆木乃香は、刹那と仲良くしていたせいで、明日菜の異変に気づかなかった自分を責めていた。 そんな木乃香を刹那は慰めるが、 刹那自身も木乃香に近づき過ぎなければ、明日菜を助けられたかもしれないと悔いていた。 刹那は陰から護衛をする決心をして、学園を去って行く。 ◆明日菜の死を受け入れられず、河原で呆然としていたネギに夕映が近寄る。 自分を責めるネギを慰めていた夕映は、秘めていた想いをつい口にしてしまう。 いつの間にか二人の前に、のどかが立っていた。 立ち去ろうとするのどかに夕映は問い詰める。 「のどかは何故ネギ先生を好きになったのですか? ネギ先生は他の男の人と違うと言っていましたね。 それは男性以前の子供だと思っていたからではないのですか? 怖くないから・・・そんな理由で人を好きになれるのですか? 思い切って踏み出したつもりで、でもそれは安全地帯に踏み出しただけです。 だから、のどかは今以上の進展を望まないのです。今のままがいいから。 ネギ先生なら安心ですか? ネギ先生なら自分が変わらないでいられる? それは本当の好きなのですか?」 自分を抑え切れなくなった夕映は、ネギに唇を重ね、告白する。 「私はネギ先生が好きです」
【次回予告】 釘宮円・龍宮真名
「ねえ、龍宮さんってビリヤードできる?桜子たちに誘われたんだけど・・・」 「初めてなのか、釘宮は?」 「うん。知ってたら教えてくれる?」 「手玉を衝くとき、上の方を狙え」 「上ってどのへん?」 「人間の体で言えば喉元だ」 「えっ?」 「ここを衝かれると、玉が流れずにピタリと止まる。喉元を撃たれると動きが止まるのは玉も人も同じだな」 「どこの暗殺者ですか、あなたは!」

25時間目 「Mors certa, hora incerta」
絵コンテ・演出:榎本明広 作画監督:高橋晃
キャスト: ●ネギ・スプリングフィールド:佐藤利奈 ●相坂さよ(No.1):白鳥由里 ●朝倉和美(No.3):笹川亜矢奈 ●綾瀬夕映(No.4):桑谷夏子 ●柿崎美砂(No.7):伊藤静 ●神楽坂明日菜(No.8):神田朱未 ●釘宮円(No.11):出口茉美 ●近衛木乃香(No.13):野中藍 ●早乙女ハルナ(No.14):石毛佐和 ●桜咲刹那(No.15):小林ゆう ●佐々木まき絵(No.16):堀江由衣 ●椎名桜子(No.17):大前茜 ●龍宮真名(No.18):佐久間未帆 ●超鈴音(No.19):大沢千秋 ●那波千鶴(No.21):小林美佐 ●鳴滝風香(No.22):こやまきみこ ●鳴滝史伽(No.23):狩野茉莉 ●葉加瀬聡美(No.24):門脇舞 ●エヴァンジェリン(No.26):松岡由貴 ●宮崎のどか(No.27):能登麻美子 ●村上夏美(No.28):相沢舞 ●雪広あやか(No.29):皆川純子 ●四葉五月(No.30):井ノ上ナオミ ●カモミール・アルベール:矢部雅史 ●高畑・T・タカミチ:井上倫宏 ●源しずな:井上喜久子 ●近衛近右衛門:辻村真人 ●サウザンドマスター:子安武人 ●魔将軍:若本規夫 ●魔剣士:岡崎雅弘
◆2−Aでは、文化祭で行うミュージカルの準備が進められていたが、 主役のネギは練習にも行かず、明日菜のことをぼんやりと考えていた。 そんなネギを夕映が叱咤するのだが、そのやり取りの中で、ネギは悪魔の存在を思い出す。 ◆ネギは、悪魔の力を借りて、明日菜を生き返らせようと考え、 図書館島で召喚方法を探し出すが、高畑先生に力ずくで止められる。 ◆高畑先生は、ネギが追い詰められていることを知り、教師をやめさせて故郷に帰らせることを提案する。 ◆落胆して街を彷徨っていたネギの前に、 超鈴音と葉加瀬聡美が現れ、自分たちの研究室に招く。 彼女たちは魔法の存在を知っていて、 明日菜を生き返らせるために死んだ原因を取り除くことを提案する。 差し出されたものは、魔法を動力源とするタイムマシンだった。 ◆ネギは明日菜を助けるために、時間を遡ることを試みるが、魔法が暴走してしまい、 ネギを探しに来た2−Aの生徒たちも巻き込んで、9年前のドイツに全員タイムスリップしてしまう。 ◆非現実的なことに直面した生徒たちに、エヴァは自分やネギの正体、そして魔法のことを話す。 ◆一人離れた場所に飛ばされたネギは、そこで父親のナギと幼い明日菜に出会う。 ナギは明日菜の契約を解くための旅をしていた。 明日菜には魔族を引き寄せる特別な力があったため、行く先々で災厄に見舞われていた。 そのため彼女は、10年後の自分の命を代償に、あらゆる魔力を遠ざける契約を悪魔と交わしてしまったのだ。 彼女が魔法を無力化できていたのは、そのためだった。 ◆一方、ナギは魔族に命を狙われている身だった。 ネギの前でも、たびたび襲って来る敵を魔法で退けていたが、 油断して明日菜のマジックキャンセルの効果範囲内で、敵と対峙してしまい、傷を負ってしまう。 明日菜への被害が及ばないようにするために、ナギは敵と共に異空間に消える。
【次回予告】 四葉五月・ザジ
「2年A組出席番号30番、四葉五月です」 「31番、ザジ・レイニーデイ」 「ねえ、ザジさん。最近のネギま、すごい展開だね」 「まさか、こんな話になるとは」 「来週最終回だけど、ネギ先生、どうなるのかなあ?私たち、ちゃんと現代に帰って来れるのかなあ?」 「それより、もっと大変なことがある」 「なに?」 「私たち、セリフあるかな?」 「あ!」

26時間目 「Non mihi, non tibi, sed nobis」
絵コンテ・演出:羽原信義 作画監督:加藤はつえ・足立慎吾
キャスト: ●ネギ・スプリングフィールド:佐藤利奈 ●神楽坂明日菜:神田朱未 ●相坂さよ:白鳥由里 ●明石裕奈:木村まどか ●朝倉和美:笹川亜矢奈 ●綾瀬夕映:桑谷夏子 ●和泉亜子:山川琴美 ●大河内アキラ:山本杏美 ●柿崎美砂:伊藤静 ●春日美空:板東愛 ●絡繰茶々丸:渡辺明乃 ●釘宮円:出口茉美 ●古菲:田中葉月 ●近衛木乃香:野中藍 ●早乙女ハルナ:石毛佐和 ●桜咲刹那:小林ゆう ●佐々木まき絵:堀江由衣 ●椎名桜子:大前茜 ●龍宮真名:佐久間未帆 ●超鈴音:大沢千秋 ●長瀬楓:白石涼子 ●那波千鶴:小林美佐 ●鳴滝風香:こやまきみこ ●鳴滝史伽:狩野茉莉 ●葉加瀬聡美:門脇舞 ●長谷川千雨&ちう:志村由美 ●Evangeline.A.K.McDowell:松岡由貴 ●宮崎のどか:能登麻美子 ●村上夏美:相沢舞 ●雪広あやか:皆川純子 ●四葉五月:井ノ上ナオミ ●Zazie Rainyday:猪口有佳 ●カモミール・アルベール:矢部雅史 ●魔将軍:若本規夫 ●魔族:岡崎雅紘、河相智哉 ●源しずな:井上喜久子 ●高畑・T・タカミチ:井上倫宏 ●近衛近右衛門:辻村真人
◆目の前でナギが消え、また自分のせいで人が死んだと思った幼い明日菜は、その場から逃げ出すが、 魔族に襲撃されている最中の街に辿り着いてしまう。 ◆ネギは、襲われている明日菜を救い出し、2−Aの生徒たちと合流するが、魔族の大群が追って来る。 ◆追い詰められたネギたちは、のどかの提案により、生徒全員がネギと仮契約をして魔力を得る。 正規の魔法大隊2個分の戦力になったネギたちは、魔族たちを一掃し、明日菜に死の契約をさせた魔将軍までも倒す。 しかし、明日菜の契約は無効にはならなかった。 ◆滞在時間の限界が来て、時間は巻き戻る。 ネギたちが戻ったのは、明日菜の誕生パーティー開始の時間だった。 タイムスリップ中の記憶は、エヴァと茶々丸を除いて全員消えていた。 ◆みんなに挨拶をする明日菜。 前と同じように、死が間近に迫っていることに口をつぐもうとしたとき、 タイムスリップ中のネギたちに言われた言葉がよぎる。 「いいんですよ、つらいときは人を頼っても」「大丈夫、一人やないえ」「切っても切れませんわ、あなたとの腐れ縁は」 「泣きたいときに泣かないと、笑えなくなっちゃいますよ」・・・ 明日菜は叫んだ。「助けて! みんな、助けて!」 このひと言により、未来は変わり始めた。 ◆過去の要因を半分にできたことにより、チャオの発明した機械で、明日菜の契約は無効にできることがわかった。 「世界樹に花を咲かせるマジックショー」という名目で、生徒たちを集めて力を借り、明日菜の体は浄化される。

ネギは明日菜に尋ねる。「ボク、いい先生になれるかな?」
明日菜はネギの手を握って答える。「諦めなければね」


あらすじ(前半)にもどる   TVアニメ(第1期)のページにもどる

アニメのページにもどる   「魔法先生ネギま!研究所」にもどる

copyright(C) 赤松健作品総合研究所