よくこのメンバーが集まったものだと思う。 アコーディオンにウクレレに三味線という編成もすごいが、 三人のキャラクターも身長も絶妙なバランスである。 東京ボーイズの魅力をひとことで言うと「ゆるい」。 いつも70パーセントくらいの力でやっているように見える。 演奏がすごく上手いというわけでもなく、 ギャグも毎回ほとんど同じである。 それでいて何度見ても飽きない。 ゆるいようで実はしっかりしたチームワークなのだろう。 仲間内で「寄席の色物で誰が好き?」という話になると、 必ずこの人たちの名前が挙がる。 がんばっているのにがんばっていないように見せる、 もうちょっと押せばもっとウケるかもしれないのに押さない、 そういう江戸前なところが人気の原因なのかもしれない。 (2005-10-18) |