そんなわけで、第1戦から20日経って同じ場所、ほぼ同じ面子によるウィンターロード第2戦。結果から言えば、
そんなわけで、よわぞうちんたの惨敗記、今回も行きます。(ちったー恥ずかしがれよ(^^;))
さて、日本CSCに着いたのは朝8時。とにかく寒〜いのである。寒い。身体暖めるためにローラーでもまわそ。ローラー回してる人は他にもたくさんいる、一方でやたら広い駐車場をひたすら周回してアップしている人もいる。前回ローラーを持っていって周回コースでアップしていたら、めっちゃめちゃに寒くて身体を暖めるどころでなかったので、今回はローラー持参とした。これは前回の経験から得た一つのお勉強。前回の、何も得ること無い惨敗の後ちんたは考えた。今回少しでもステップアップすること、そして20日間でできると共に今シーズンの末辺りの話まで見据えた準備・・・として、こんなコトをやってみた。
・ギアを交換というようなことをやってみた。とりあえず20日間でできることとしては、もう手詰まりである。
受付を済ませるとエントリーナンバーの書かれたヘルメットカバーと選手名簿を手渡される。登録者の部や女子の部では有名人がうじゃうじゃいる。
とりあえず、受付からスタートまでぼーっとしてても寒いだけなので試走に出る。あう〜試走だけでもきついよん、このコースは。ただ、まぁ前回ほどには息は上がらない。うむ〜デカギヤ効果ちょっとはあるらしい(が、思ったほどには無くってちょっとがっかり)。前回コースの至る所、というか下りで凍っていたのでめっちゃこわかったけど、今回はそう言うところは無し。下りは全開で行けそうだ。
スタートが迫る。ホームストレート付近でアップのためぐるぐる回っていると、競技役員の方から衝撃の発表
で、スタート。ちんたの特攻弱い弱い。最初の坂ですでに先頭集団から離れてしまう。それでも今回の成長は、最初の坂を上りきった時点でまだ周囲に仲間がいることである(前回、登り切った時点で一人旅はじまり(^^;))。前に人がいたら、後ろに人がいたらそれは追わなくてはいけない、逃げなければいけない。おお、ちょっとだけレースの気分だ。だがしかし、レースしてるのは下り坂区間のみ、登り坂にさしかかると一人、また一人と差されていく。う〜ん、なんだか登りに関しては根本的に弱いみたいだな〜。なんか抜いていく人の息づかいとかペダリングとかがぜんぜん違うんだモノ。ちんたから見ればすいすい登っているように見えるんだよな〜。坂だと抜かれた時に追いきれないのも悲しい。
そんなわけで1周目から息は上がりまくり。しかし、まだ、何人かお仲間がいるところが前回と大きく違うところか。2周目に入っての最初の坂はテールエンダー仲間?らしき人と一緒に登る、がやっぱり上りの弱いちんた、頂上付近でちぎられる。え〜ん(;_;)。
そ、それにしてもなんだね〜、この坂はなんだい一体、ホントに労働だよまったくもう(^^;)
ぜえぜえいいながら2周目が終わる頃、後方からバイクの音、登録の部の先頭選手を先導しているバイクの音だ。あちゃー、来ちゃったか。「2周差付けられたらおしまい」の1周差をまずここで付けられてしまう。このペースでは完走できない、はえ〜ん。しかし、登録の選手ってのはなんなんだ、ちんたがへえこらやっているヨコをモリモリ登っていくのだ。何食ったらこういう人間になれるのだろう?(^^;)
3周目。前回完全に死体だった3周目、なんとか、まだ、前の人を視界に入れながら走ることができている。未知の領域といえば未知の領域である(^^;)。前回、この3周目の最初の坂でビギナーの部と女子の部の先頭にまとめてラップされたんだっけ。とりあえず、前回よりはラップされる場所を先延ばしにする。ささやかな成長(^-^;)
坂を繰り返す度に前方に視界に入れていた選手には少しずつ少しずつ差を付けられ始める。あ〜なんでこんなに坂が弱いのかなぁ、おれ。
そんな弱い坂、3周目の終盤の大きな坂を坂を上っているときにビギナーの部の先頭にラップされる。は〜やっぱりラップされちゃうのか〜、ちぇ。いいのさ、もう孤独な戦いをするんだ(^-^;)
ゴール板前の急坂で女子の部の先頭にもラップされる。何でこんなトコにいるんだよアジア大会銀メダル(^^;)、という感じである。悲しいな〜(^^;)。
ラップしていくビギナーの部先頭組はモリモリとゴール板をまたぎゴールしていく中、ちんた君はもう一周。たしかに前回の3周目終了時ほどには死体化していない(死体は死体なんだけど(^^;))。とりあえずへろへろと4周目の坂に向かう。最終コーナーから一個目の坂を上りきるまでがちんたの一番の難所なので、こいつを登り切ってしまえば、とりあえずこのレースの難所はおしまい。えっちらおっちらと登るのである。前回は登ったあとの下りは重力に任せて落ちていくだけだったけど、今回少々漕いでみる。あとでメーターをチェックしたらMaxスピードは60km/hなので、あれ〜意外に出てないな〜という感じではあるけど、ちんたかなりおっかない。下りの中を右に左にヘアピンが続く区間はちんた大好きなのでここだけは気合いを入れて行ってみる。ここだけなら登録選手にも少しだけ付いていける(^^;)
4周目の終盤の長い坂。ここをえっちらおっちらと半死体になりながら登っていると、後ろからバイクの音が。あう、恐れていた「2周差」を告げる死亡宣告の音である。坂を3/4ほど上ったところでラップされる。メットキャップ回収されるかなと思ったらそのままだったのでとりあえず走り続ける。
4周目に入った辺りから、前方の選手が遙か前に行ってしまったこともあって、ちんたの戦いはすでに「前回に比べて何分タイムを縮められるか」に完全にシフトしている。ので、とりあえずリタイア扱いでも自転車を漕ぎ続ける。いいよ、別に、リザルトのこんなくっても、自分で計測してるからさ(←もう、いじけてる(^^;))。そんなわけで漕いでいく。ゴール板前の最後の急坂。これを登ればゴール。・・・にしても、あ〜この坂本当に嫌いだ〜。前回ほどのどろどろのへろへろにはなっていないもののたぶん今回もビリぐらいであろう。あーあとか思う反面、前回よりは確実に向上している手応えもある。ゴール板100m手前、ここだけ頑張ってもしょうがないのかも知れないけど、最後の力を振り絞ってもがいてみる、もがいてみる、そして、ゴール。
とりあえずリタイア扱いなのでリザルトにタイムは残らず。出走39人中35位、とりあえず4周回った人の中ではケツから2番目。惨敗は惨敗。ただ、前回に比べタイムは5分短縮した。20日間にあれだけのことしかしなかったら5分しか縮まらないし、あれだけのことをすれば5分縮まるということなのかな。
自分の位置付けとやったことの見返りの量の確認。そんなことがわかった第2戦だった。