東京〜渡瀬遊水池〜東京・180km(2000.5.27)


 とにかく、ブランクを取り戻すのである。前回、GWに走ってみたらそのあまりの自分のへろへろぶりの愕然、そんなわけで「ブランクを取り戻せリハビリツーリング第2弾」である。第2弾とかいう割に、すでに第1弾から1ヶ月近く経っちゃってるわけで、そもそもそれがすでにブランクあいてるんじゃないですか?という感じもなきにしもあらずだけど、気にせず行きましょう。

 さて、天気予報を聞くと関東地方は南風らしい。それもかなり強い南風だとか。とりあえず、本日は「おいしいモノは先にいただきます主義」で行きましょうということで、江戸川の北上ということにいたしました。

 出発は朝5時です。やっぱ、都内を走るなら週末の早朝に限るよね〜、ということで、どれだけ車が居なくて快適か・・・という証拠写真を1枚。


早朝の日比谷通りです。

 江戸川は江戸川で久しぶりです(久しぶりついでに道に迷っちゃったりして)。江戸川に来る度に、「以前はこのすぐそばに住んでいてね〜」なんてネタを出すわけですが、今回もそれで行きます。今回は写真付きだ。↓これ。


写真真ん中にある塔のようなもの、NTTの鉄塔ですが、この根本のあたりに住んでいました。

 今から考えてみればサイクリングロードに3分もかからない好立地に住んでいたのになんで引っ越しちゃったんだろう・・・と思わなくもないのですが、じゃあ、当時はその立地を活かして江戸川を爆走していたかというとそうでもなく・・・・。

 江戸川沿いは野田市のあたりまでは何となく街街しているのですが、ここを越えた辺りからいきなりどこまでも続く田園風景になってしまいます。とくに左岸にある醤油工場(たまにすごく匂う)のあるあたりから上流部分。田園だけでなく、河川敷もやたらめったら広いです。あまりに広いもんだから、ほら、こんなふうにグライダーだって飛び立っていっちゃう。


見よ、この爆裂に広い河川敷。グライダー発着場。この日は少しグライダーが少な目。

 さらに川を遡っていくと、河川敷をゆくモノはグライダーからに変わっていきます。はじめて見たときはびびりましたねぇ、ここは。


はたしてこういう飼い方ってええんか?と思わなくもない、牛(^^;)

 で、牛と引き替えにいないのが人。あまり人とすれ違わないんだよね、江戸川。自転車乗りとしてはありがたい限り。周辺の景色があまりに変わらなさすぎるのでどんなに漕いでも進んだ気がしない・・・というのも無くは無いけれども。

 9時に関宿城にたどり着きます。江戸川サイクリングロードはここでおしまい、つーか、江戸川がここでおしまいです。ここから先は利根川。さて、ここまでたどり着いて選択肢は二つ。

・もう少し追い風を受けて上流まで行って渡瀬遊水池まで行く
・ここでUターンして向かい風にあらがって東京に戻る

 いや、前者にしても帰りに向かい風を受ける時間が長くなるだけで、何の得にもなってはいないんですけど、なんというか「問題は先送り」といいますか、目の前の困難からなんとなく目を背けたい気分ばりばりなちんたは前者を選択。もうちょっと行きませう。ほら、帰りは輪行で電車で帰っちゃえば向かい風は受けなくてすむしさ(あったまい〜)。

 関宿城から利根川沿いに走って25kmほど行くと渡瀬遊水池です。追い風のせいか、結構楽勝・・・のハズなんだけど、結構へろっている私は何?・・・という感じ(^^;)。やばいなぁ。、記憶にある「自分の走りっぷり」が夏の北海道の頃基準だからなかぁ・・・。すっかり疲れ果てて渡瀬遊水池到着です。どれだけ疲れ果ててたかというと、4kmの周回道路を回る元気も無かった・・・それくらいへろっていました。

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