なんだこの手抜きなタイトルわ！と思うかもしれないが、大井競馬に行って来た。大井競馬と言えばナイター競馬である。 ちょっとひまだし、職場からも自宅からも近いのでちっくら行ってみっぺえかな・・・と言うところである。

大井競馬場に行くにはモノレールの大井競馬場前駅に行くのがメジャー。他にＪＲ大井町、大森、品川、目黒の各駅からもバスが出ているけどね。ま、自分としては、職場から直行するのにはモノレールが一番便利だったりする。だがしかし。モノレールと言えば羽田空港に行く人が主に使うアクセスであったりもする。夕方と言うこともあって、モノレールの中には東京での一仕事を終えて地元に帰るのであろうビジネスマンが多く乗っている。競馬組と空港組は結構一目瞭然だ(^^;)。

もちろんちんたは競馬組なのであるが、うおいちばの読者でもある某姐さんの言うことには「川遊びに行くような格好」をしているので、競馬場組の中でもひときわ競馬場組である(^^;)（なにを言っているのだか）。

そんなわけで着いた競馬場。とりあえず、パドックで７レースの馬がぽっくりぽっくり歩いているのでそんなのを眺める。周りは人生がすでにテンパっちゃったようなおやじがたくさんだ。なんとなく落ち着く。ちんた、保護色のようにその場になじんでいる自分に気が付く。

とりあえず、馬券を買おう。パドックで見たお馬さんで調子良さそうなのは・・・ということで適当にマークして、買う。今回はひたすら新たに導入されたワイド馬券で攻めようと言う魂胆である。ワイド馬券とは平たく言えば３位までに入線すれば当たりとなる馬番連勝馬券である。これまで何度と無く馬連で買った馬が１−３着という目を見てきたちんたとしては、ここはワイド馬券にすればざっくざっくと儲かるのではないか・・・と言う魂胆である。

ワイド馬券なので３番、６番、８番の馬が１〜３着に入れば、両方とも当たり・・・という扱いになるわけだ。これで１−３着の帝王も名誉ある称号として生まれ変わる寸法である。

レースが始まるまでうろうろする。腹が減ったので何か食べたいが、いまいち心にヒットするものが売っていない。うろうろする。だいたい、売っているものがとにかく高いのである。ビールが350ml相当で620円。これはちょっと手が出ない高さだ（結局買ったけど）。おつまみもなんか小さな鳥の唐揚げが４個ついて４００円。どこからこういう値段が出てくるのか？(^^;)とにかく高い。

高い食べ物を抱えながら（←結局買ってる）、うろうろする。レース前までなんとなく暇なので、レーストラックの内側の方に行ってみる。・・・むむむ、なんだかこっちはカップルばっかりではないか。なんだかここは自分のいるところでは無いような気がして、メインスタンドに帰る。むー、やはり、こちらの方がなじんでいるようである。

さて、馬券を買った７レースが始まる。途中の展開はもうよくわからないので見ないことにしているちんた。なんだかよくわからんけど、自分の買った馬券に絡んでいるのは３番の馬が２着に入線したようだ。で結果を見ると６番の馬が４着に・・・なんてことはない１−３着の帝王はワイド馬券になれば２−４着の帝王になってしまっただけのようである。

気を取り直して、８Ｒだ・・・の前にチューハイを買う。ホントは儲けざる者食うべからずなのだけれども、この雰囲気はどうにも飲み食いを我慢するのは厳しい(^^;)。みんななんか食ったり飲んだりしているわけだ。なんだかこの雑駁な雰囲気が何ともいいなぁとか思いながら馴染んでみたりする(^^;)。

さて、８Ｒ。なんだかんだ２点に絞ったが、それで結局１００円ずつしか買っていないところがかなり悲しい。おまけによく見ればちんた、枠順と馬番号間違えて買ってるやん！もう、どうでもいいや気分である。８Ｒはどうでもいいや。

ところがこの８Ｒ、自分の買った馬（←買おうとして買ったわけではない）が前の方前の方で位置する好レース。うおー、いいぞいけーいけーと心の中で念ずるちんた（買う気無かったくせに）。・・・が、しかし、結局、自分の馬券は１−４着に終わる。むー。ワイド馬券の馬鹿

・・・と思って掲示板を見れば審議のランプが付いている。おや〜？と思いながら審議が終わるのを待つ。やたらに長い審議であったが、発表されてみれば、おお、なんと、３着の馬が失格！４着が繰り上がり３着に。めでたくちんたの馬券も当たりとなったのでした。払戻しは3240円。へへ、どんなもんだひ！（間違えて買ったくせに）。

９Ｒはさくっと外しレースが終わる（それだけかい）。いよいよ勝負の１０Ｒである。ここは一つ、特別な作戦でいきたい。「予想屋に頼る作戦」である。というわけで、予想屋から１０Ｒの予想などをもらう（買う）。こんなのが貰える。

要は１番、２番、３番、５番で買え・・・と言うことか。しかし、悲しいかな、ちんた５点も張るお金がないので、しょぼしょぼと１−５と３−５を２００円ずつワイド馬券（それもワイド！）で買う弱弱な張り方である。ギャンブラーとしてそんなので良いのか？ そんな弱弱さ加減が神の怒りを呼んだのか、来た馬券はワイドで２−３が当たり。予想屋当たってるやん！やっぱ貧乏人はギャンブルなどをしてはいけないな・・・と痛感。

おお、勝ってるやん！と喜ぶのはちょっと早い。ここで本日の収支をさらにまとめてみよう。

げ、飲み食いを併せると７０円のマイナスになってしまう。ううむ油断ならない大井競馬場の屋台(^^;)。競馬に勝って競馬場に負けたと言うところか（わけわか）。

なんかむなしいちんたにも大井競馬場は優しかった。帰り際にこんなものをくれた。

おお、バスの回数券。これでオケラになった人も帰れるというわけだね。むー、変なところでサービス良いぞ大井競馬場(^^;)。