競技場の照明模型実験-1-2
昭和60年に、嘉悦学園体育館の透過膜構造の天井と人口照明の兼合いの照明実験として、を1/100の縮尺模型で実施した。間接照明の効果、天井膜面を透過してくる自然光の状況の確認,バレーボール等の、競技時の照明器具のグレア確認について、模型実験で確認することを目的とした。 1KW(85000lm)のマルチハロゲンランプの横拡がり配光の投光器を1/100のスケールで再現した。(トラスの交点に取り付ける床面(水平面照度)への灯具は形状のみのダミー)画像クリックで拡大表示
競技場の照明模型実験-1-1
昭和58年に新東京国技館を1/100の縮尺で実施した。大規模室内空間の照明模型実験として、相撲興行の為の照明要件、テレビや映像の為の演色性重視の環境、輝度の高いランプからの直射光の配置等々についてコンピューターによる照明計算等だけではできない照明計画の効果の確認、問題点の抽出を行い、TV放映の条件確保を含めた照明設計の完成度を高める手段とした。 模型において、全般照明となるバンクライト(1kwのメタハラ、400wの高演色型ナトリュウム、250wの高彩度型ナトリュウム)、力士を照らす1kwのキセノンスポット、土俵周りを照らす1kwのハロゲンスポット、客席天井の白熱ダウンライトについては灯数、配置位置を1/100模型上で忠実に再現した。複雑な内部空間の中で、正しく取り付け位置に縮尺灯具を配置するには、縮尺 灯具のサイズがスケールアウトしないように する必要があった。その為に、縮尺灯具にバンクライトでは超小型ランプ+取付け穴による配光制御+カラーフィルター、スポットライトには超小型レンズランプ+投影レンズの構成で対応、できるだけ灯具寸法、特に輝度面が1/100になるように工夫し製作した。点灯回路分けは照明設計の回路に準じ、興行シーンに合わせて館内の照明を切り替えることを可能にした。
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競技場の照明模型実験-1-2
昭和60年に、嘉悦学園体育館の透過膜構造の天井と人口照明の兼合いの照明実験として、を1/100の縮尺模型で実施した。間接照明の効果、天井膜面を透過してくる自然光の状況の確認,バレーボール等の、競技時の照明器具のグレア確認について、模型実験で確認することを目的とした。 1KW(85000lm)のマルチハロゲンランプの横拡がり配光の投光器を1/100のスケールで再現した。(トラスの交点に取り付ける床面(水平面照度)への灯具は形状のみのダミー)| →top page |