マルイ電動XM177E2 & M16A1
written 2014/11
今となってはかなり古い銃なので、使っている人も少ないかと思います。
M16A2系(M4A1など)とは、作りが大きく違うので注意です。
マルイの電動M16系は1992年ごろのM16A1からスタートし、1993年にXM177E2と続きます。
その後、限定生産で1994年にM655、1995年にはM653が発売されました。
さらに後、1998年頃に発売されたマルイのM16A2は、構造の大きな変更がされました。
この時の大きな変更点が、新規レシーバー(フレーム)による、テイクダウン可能な構造になったことです。
これにより、バレルやチャンバーの取り出しが簡単になりました。
それ以降に発売されたM4系列などもM16A2と同様の仕様になっています。
M4系列との違い
M4系列とは以下の部分が違います。
・レシーバー、テイクダウンが可能かどうか。XM177E2、M16A1系列は不可。
・ダストカバーがつねに閉鎖している(ホップなしのものは例外)。チャージングハンドルを引いても、ダミーボルトが動かない。
・チャンバーが上下一体型。M4系列は分離型。
・比較的軽い。
分解時のアッパーレシーバー割れ対策
M16A1系列の泣き所の一つがコレです。(A2、M4系列でも割れやすいです)
分解の時に、アッパーレシーバーとロアレシーバーのつなぎ目が簡単に割れます。
赤い円で示した部分が割れやすい部分で、左右の反対側も同様です。
M4のコンテンツのほうにA2、M4系列のレシーバー割れ対策の方法が書いていますが、ここにはM16A1、XM177E2系列のレシーバー割れ対策を書きます。
この写真のように削ります。赤の円で示されている部分です。
すると、アッパーレシーバーからメカボックスをハズさず、ロアレシーバーだけを取りやすくなります。
当然、この作業をするまでに、レシーバーのピン3本、グリップ、ストックは外しておかなければなりません。
組み立てはアッパーレシーバーかにメカボをつけたまま、ロアレシーバーを付ける方法が一般的だと思いますが、この作業もしやすくなります。
XM177E2に9.6Vミニバッテリーを入れる
ハンドガード内のアウターバレル下部の切りかきを延長するように削ります。
また、下ハンドガードはバッテリー押さえの突起も削りとる必要があります。