サバイバルゲーム戦術1:射撃


このコンテンツではサバイバルゲーム初心者からステップアップしていく感じでの戦術を書いています。
初回は、サバイバルゲームの基礎中の基礎となり、また面白みでもある射撃についてです。
サバイバルゲームで一般的に使用される電動長物を想定した内容となっています。

長物の銃の撃ち方

長物(ライフル、サブマシンガン等)の銃を構えるとき、初心者が躓きやすいのはストックの肩付けです。
実銃の場合は反動があるのでエアガン以上に大事ですが、エアガンでも無くて良いというパーツではありません、とても大事です。
長物の射撃の際は、必ずストックを方に付けるようにします。これだけで銃がフラフラせず、だいぶ狙いやすくなります。

弾道を見るのは大事

サバイバルゲームにおいて、撃った弾はなかなか敵に当たりません。
しかし、最初のうちは敵に弾を当てるより、弾がどのように飛んで、どこに着弾しているかの感覚を知ることが大事になります。
なのでストックを片付けした状態で銃を撃ち、その際、必ず弾道を確認するようにします。
そうすることで、有効射程を知り、着弾までの時間も知れます。
敵に弾が当たらなくても、どこにどうハズれたかがわかり、次に行かせます。

ちなみにたいていの弾は白いので、黒い場所に向かって撃った場合、弾道が確認しやすくなります。
弾道を確認したい試射の場合、背景が黒い場所に向かって撃つのが楽です。

トリガーはこまめに放す

フルオートで長時間トリガーを引き続けても当たらないものは当たりません。
無駄弾が増え、着弾点の確認もしづらくなります。
フルオートでトリガーを引くのは1〜2秒以内。
ワントリガーで10発も撃てば十分で、マナー的にも望ましいこととなります。
また、バラマキ癖がつくと上達もしづらくなります。

フルオートができる銃の場合、セミオートは基本的に使わない



大抵の電動ガンの場合、フルオート射撃が可能です。
この場合、慣れるまでセミオートは使う必要はまずありません。
少しだけ弾を撃ちたい場合、セレクターはフルオートモードのまま短い時間トリガーを引きます。

慣れてきたらサイティングの練習

ある程度慣れてきたらサイトを使った射撃になります。
不意打ちの場合の初弾は必ず当てるぐらいの気持ちで撃っていきます。
そのために必要になるのがサイティングです。
フロントサイト、リアサイトを使って狙います。

フルオートならサイトを使うより弾道見ながらあてていったほうがいいというのは初心者までです。
ある程度慣れてきた相手だと弾道を見ながら当てていこうとしても、その前に回避され、バリケード、ブッシュに隠れられてしまいます。

20m以内はセミオート一発で当てれるのが望ましい

20m以内のヘッドショットぐらいなら、セミオート一発で仕留めれるようになるのが望ましいことになります。
オープンサイト(スコープ等のオプティカルサイトを使わない状態)でも不可能ではありません。

サイト調整は事前にしっかりと


サイトを使って射撃で絶対的に必要なのは事前のサイト調整です。
大抵の長物エアガンでは上下左右のサイト調整ができるので、これをしっかりしておきます。
サイト調整はホップ調整の後に行いようにします。必ずホップ調整が先です。
サイト調整する距離は20m程度で十分です。
実際にはもっと遠い距離で撃ち合う事が多いかもしれませんが、これより遠い距離だとそもそも弾道が安定しづらく調整しづらい傾向にあります。
また20m以下だと必中を狙いたい距離なので、この距離での調整となります。

ダットサイトやスコープについて

ダットサイトやスコープのようにオプティカルサイトというものを付けると狙いやすくなったりします。
特にダットサイトはサイティングの難易度が低く、初心者が使っても効果が高いため、オープンサイトより初心者向けです。



反面、レンズに弾が直撃すると割れやすい弱みがあります。
スコープについては初心者のうちはお薦めしません。注意範囲が狭まることや、サイティングにかかる時間が長くなる傾向にあるのがその理由です。


終わりに

初心者向けの射撃はまずここで終わりとします。
射撃はサバゲで敵を倒すことにおいて必須の技術となり、とても重要です。
また、実際には今回書いてないような射撃の技術もありますが、そのような深い話はまた別の機会とします。




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