狙撃手入門1
このサイトはサバイバルゲームにおける狙撃手のためのページです。
このコンテンツでは、そんな狙撃手に関することを詳しく書いていこうと思います。
サバイバルゲームでの狙撃手
「狙撃手」とはスコープを装備したライフルを使い、単発、セミオートでターゲットを狙う人間の意味ととるべきでしょうか。
定義として、はっきりと「コレ」というものは無いかもしれません。
実銃の高性能なライフルは100mでもコインに当てれる程なのでしょうが、命中精度、飛距離ともに実銃とは比べ物にならいほど低いエアガンの場合、それは限りなく遠い世界の話です。
今のサバイバルゲームの世界ではフルオートユーザーと、狙撃手の飛距離、射程距離の差は、ほとんどありません。
つまり、もし相手に気づかれれば相手の射撃が届くような範囲に潜伏し、相手を狙撃しなければなりません。
これは、なかなかシビアなことです。
今の一般的なエアガンの飛距離は50m程度。
狙って当てれるのは40m以下。当然、狙撃もそれ以下の距離で行いますし、より正確性、確実性を狙うのであれば、さにら近い距離で撃つしかありません。
実銃のように何百メートルも離れた敵を撃つことはもちろん、50m程度の遠距離射撃は、ほとんど当てれることは無くなります。
このへんの射程距離は、そのサバイバルゲームのレギュレーション、使う銃、弾によって異なります。
とくにレギュレーションは大事で、いかに優れた銃をもとうとも、レギュレーションにあわせたセッティングが必要ですから、必然的に最大射程距離というものは決められてしまいます。
今のサバイバルゲームでは、狙撃銃とフルオート銃の射程距離はほぼ同等と書きました。
つまり、狙撃手として、セミオートや単発で相手を狙撃するためには、相手に見つからず、自分の射程距離内に敵を捕らえる必要があります。
捉える
狙撃銃
サバイバルゲームの狙撃手の銃といえば、大きくわければ二種類です。
一つはボルトアクションスナイパーライフル。
これは一回ごとにスプリングを手動で縮めなければならず、連射性能は低いものの、良いコンディションを保てれば命中精度、弾道安定性が高い銃です。
そして消音性能も優れています。
もう一つは一般の電動銃。
これをセミ中心で使うのが電動スナイパーとでもいいましょうか。
ボルトアクション銃に比べれば、雰囲気、消音性能では劣るものの、もともとマルイの電動銃は弾道安定性が非常に優れているため、ノーマルのままでも充分に狙撃銃として通用します。
他に、今は数が少ないガスセミオートライフルが狙撃銃として使われることがあります。
これは消音性能は非常に優れていますが、ノーマルのままでは今の時代、通用しないものが多く、なんらかの手を加える必要があることがほとんどです。
また、ハンドガンで狙撃ということもできないことはありません。距離としては近距離専用といったふうになってしまいますが。
ボルトアクションライフル
狙撃手としての雰囲気求める、また消音にもこだわり、「一発射撃しても位置がばれない」のを目指すのに適した銃です。
人気のある銃は、やはりAPS−2シリーズのようです。
本体の作りがしっかりしてるほか、カスタムパーツが非常に多いのが人気の理由でしょうか。
狙撃銃としてもっとも人気のあるAPS−2シリーズの中でも、一番サバイバルゲーム向きだと思われるのが、このSVです。
他にホップなしで全長も眺めのAPS−2OR(29500円)と、木製ストックと可変ホップ搭載のAPS2スポーターや、スポーターmk2(49800円)があります。
スコープは別売り。
ホップバレルは、0.3gや、それ以上の重めの弾にあわせたホップなので、そこのところをいじらないと、すこし使いづらいかもしれません。
電動銃
東京マルイの電動銃はPSG−1を除けばフルオートですが、弾道が安定しているため、セミオート中心に狙撃銃的に使っても有効です。
狙撃銃として使うのであれば、やはりスコープを搭載していたほうが良いですし、弾も0.2gよりは0.25gを使ったほうが弾道が安定します。
狙撃手の服装、装備
サバイバルゲームの狙撃手は射程距離で敵を圧倒できるわけではありません。
そのせいもあり、「いかに見つからないか」は、非常に大事なことです。
そのためには、迷彩服にこだわるだけではなく、ギリースーツと言われる偽装服が有効です。
このギリースーツと呼ばれるものは、普通の迷彩服の上、またはその他に、麻布などをつけた服のことです。
ギリースーツを着ていることで、潜伏時に相手に見つかりにくくなります。
ただし、ギリースーツが背景とあっていなかったり、また動き回ればギリースーツの効果も半減です。
偽装は戦術も含めたトータルバランスが必要です。
いくら体を隠しても、銃の偽装を怠れば、それだけで効果が薄くなることもあります。
冬用ギリースーツ。
夏の緑系と違って、冬は黄土色系が有効です。
狙撃手の戦術
現在のサバイバルゲームでの狙撃手は、特別飛距離や射程距離が長いわけではありません。
一般的な1J程度のレギュレーションでは、弾の重さにもよりますが、狙って当てれる距離は40m以下といったところです。
つまり、こちらの弾が届けば、あちらの弾もこちらに届く、そのような距離で狙撃をする必要があります。
そのための戦術として、いかに相手に見つからず、相手を自分の射程内に捕らえるかが重要です。
そのためには、アンブッシュ(待ち伏せ)を有効に使うことや、こちらから相手に気づかれずに忍び寄ることが必要です。