M4

written 2007/8/18

M4A1
31800円
760/840mm 2900g
ミニバッテリー
初速 85m/s(0.2g) 0.72j

 M4A1は非常に豊富なパーツから、人気のある電動銃です。
 しかし、若干難点も抱えており、ここではそれらの対策を書いています。
 これらの難点にお困りの方には助力になるかもしれません。

M4系に対する評価

 電動ガンの中でも人気の高いM4系。M4A1、M4RIS、SR16、M733、M4A1NEWなど、結構な数のバリエーションが存在しています。
 無個性で可もなく不可も無く、アクセサリパーツが豊富な事や、スコープマウントベース標準装備(M733は除く)のため、発展性の高いのがこの銃の売りです。
 逆に欠点としては、レシーバーの強度不足が最大の欠点と思われます。

 ノーマル状態では無個性で目立たない銃、反面、外装カスタムをしていくにつれ、もっとも個性を出せる銃、それがM4系列です。

マウントベース付け根の強度確保

m4a1_1.jpg(81801 byte)
 写真はアッパーレシーバーをひっくり返して裏側から見た所。
 マウントベース自体は金属ですが、それを支えてるフレームはプラスチックのため、強度が不足しています。
特に大きくて重いスコープを装着し、ラフに使用しているとマウントベース付け根、レシーバー側にヒビが入り、マウントベースとスコープがグラグラするようになってしまう場合があります。
 そうならないために、レシーバーに瞬間接着剤を流し込み、強度を増しておきます。

アッパーレシーバー下部の割れ対策

 M4系の泣き所の一つは、アッパーレシーバーのロアレシーバーとかみ合う部分の破損です。


 この部分は薄く、アッパーレシーバーとロアレシーバーの着脱を繰り返していると折れることがあります。
 対処法として、メカボックスを削り、レシーバー着脱のストレスを軽減してあげることです。

 
 まずはメカボックスの左右、写真の位置を削ります。


 続いてメカボックス左側の突起を削ります、この位置はアッパーレシーバーの左側の突起の内側を削りやすい部分だからです。
 この位置を削るためには、レシーバーからメカボックスを取りだしておかないと不可能です。
 また、これら一連の削り作業を行う場合、メカボックスを分解して行った方が良いでしょう。削ったアルミ粉を掃除する作業が楽になるためです。

 これらの作業を行った後、レシーバー着脱を行い、以前よりスムーズにできるようであれば成功です。

ホップ調整が勝手に狂う場合の対策

 せっかくホップ調整したにも関わらず、撃っているうちにだんだんとホップのかかりが悪くなるようであれば、以下の作業を行って改善させます。

 チャンバーのホップ調整レバーを取り外します。

 
 ホップ調整レバーがついていた軸の頭を削ります。
 若干高さを低くすることで、ホップ調整レバーの回転が固くなります。

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