ガスブロ基本


●メーカーにより作動方式が違う
マルイ、WA(ウェスタンアームズ)、マルゼンで作動方式が違う。
KSCはKSCの中でも古い物は時代により大きく変わっていた(現行品はマルイタイプに近い)

●同じガスを使う以上、大きな性能差は無い。
同じメーカーの同じ発射方式の場合は、チューン、バランス調整していくとあまり作動性能の差は無くなる。
発射に大量のガスを使うか否か、スライド後退に大量のガスを使うか否か。
大量のガスを使ったほうがパワーが上がったりブローバックの勢いは増すが、マガジンが冷えやすく、冷えに弱い銃になりがち。

●ガスの使われ方。
ガスの使われ方は、弾の発射とスライド後退(ハンマーアップ動作を含む)の二つに分けられる。
スライド後退負担は、トリガーを引きながらスライドを引いてみるとだいたいわかる。
スライドを下げるのに力がいるようなら、ガスが多く使われる銃。逆に軽く引けるならガス消費量が少なく、冷えにも強い銃の傾向がある。

●スプリング系のカスタムパーツは性能ダウンパーツが平然と売られている。
強化スプリング系は大抵は性能が下がる。
ガス消費量だけが無駄に増えるようなものが多い(強化ハンマースプリング、強化リコイルスプリング)
同じガスを使う以上、パーツを変えるだけで大きな性能向上は望めない。

●発射の際の動作
トリガーを引くと、弾発射、スライド後退(&ハンマーアップ)。スライドが下がり切った後、スライドの前進が行われる。
スライドが後退しだすと反作用で銃は下を向き、スライドが後退しきると上を向く。
銃口から弾が出切る前にスライドが後退しだすと着弾点が下になり、グルーピングも悪くなる。

●冬向けのセッティングをすれば冬でも動作させやすい。
具体的にはハンマースプリングとリコイルスプリングを弱くして、なおかつスライドの移動抵抗は可能な限り無くしておく。
夏場はハンマーがバルブ開放をしきれなかったり、リコイルスプリングが弱いがゆえにスライド後退速度が速くなりすぎてスライドが破損しやすくなる。
冷蔵庫に数十分マガジンを入れた後、取り出して撃つぐらいなら可能。
リコイルスプリングとハンマースプリングは冬用に弱めの物も持っておくと良い。

i_back1.gif