AK47

written 2002/11/16

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AK47
31800円
875mm 3000g
ラージバッテリー

基本性能

 初速は85m/s程度。バレルは450mm程度です。
 シリンダーはM16などと同様の穴無しシリンダー。
 長い割には剛性がしっかりした銃です。

実銃について

 AK47の実銃は、ロシア製の銃です。
 AK47の47の数字は軍の正式採用された年である1947年を表します。
 AK47は、後にAK-M、AK74といった後継機が存在します。
 外見上は、どれも似ており、AKMはレシーバーの製法を変えた物、AK74は使用する弾が異なり、AK47よりも小口径の弾を使用します。
 2002年現在、AK-M、AK74はマルイからは発売されていません。
 また、AKシリーズは東ヨーロッパなどの共産圏を中心にコピー品が多く、似たような銃が大量に生産されています。
 中国、北朝鮮もAKのコピー品を採用しています。
 AKシリーズは、これらコピー品全てを含めると、世界最大の生産台数のアサルトライフルと言われています。

使用感

グリップ

 やや小さめで滑りやすいグリップ。
 M-16などと違い、滑り止めの溝がありません。

セレクター

 この銃の不評な点が、このセレクター。
 銃の右側に位置しているため、素早い操作ができません。
 M16やMP5のようなゲーム中のセミフル切り替えは行いづらく、セレクターはフルオートにあわせたまま使うのが良いようです。
 もっとも、他のセミ・フル切り替え銃で、どれほどのプレイヤーがセミオートポジションを使っているかは疑問なところですが。
 また、セレクターの切り替えが、MP5、G3では上から「セフティ、セミ、フル」
 M16では後ろから「セフティ、セミ、フル」
 しかしAKでは上から「セフティ、フル、セミ」と、他の銃に対してセミとフルが逆位置です。

ストック

 AK47のストックは斜め下に付きだしており、M16のようにストレートに後ろに伸びているものとは使用感が違います。
 スタンディングで射撃の場合は、むしろ撃ちやすく感じるかもしれませんが、プローンからの射撃では、やや撃ちづらさを感じるかもしれません。
 ストック後ろの面、つまりバットプレートの面積も小さく、片づけの際、慣れないとやや違和感があるかもしれません。
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マガジン

 プローンからの射撃が多い狙撃手の場合、より姿勢を低くできる短いマガジンが有効です。
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 600連マガジン(左)と、250連ショートマガジン(右)の比較。
 長さの違いは一目瞭然。ショートマガジンのほうが射撃姿勢を低くできます。

スコープマウント

 AK用スコープマウントは、いくつかのメーカーから発売されていますが、ワンタッチで外せないものがほとんどです。
 これは、もともとAK自体がスコープ使用のことまで考慮したデザインではないためでしょうか。
 大抵のスコープマウントでは、スコープ位置が前よりになってしまうのも問題点です。
 それでも、現在の所一番良いと思われるのは、大友のAK用マウントではないでしょうか。
 取り外しには3本のネジを外す必要がありますが、固定がしっかりしています。

大友商会・AK用レイルマウントベース

4800円
 ネジ3本で固定するタイプ、今現在、AK用のマウントベースでは、一番固定がしっかりしている ようです。
 値段が高めなのが難点ですね。

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タスコ・AK・MP5マウントベース

3000円
 AKの他、MP5、G3にも使えるマウントベースです。
 イモネジ3本+ネジ1本で固定するのですが、縦方向の固定が安定しません。
 縦方向の安定をよくするためには、さらにネジを増やすなど、何かしらの工夫が必要です。
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サイレンサーの装着

 静かな狙撃をするために有効なサイレンサーを付けるためには、マズルのネジにあったものを使う必要があります。
 AKのマズルは逆ネジ14mmですので、それに対応しているものを用意してください。
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   これは桑田の14mm逆ネジ対応サイレンサーを装着した例。
 サイレンサー出口の内部が銀色に見えているのは内部パーツを変更しているため。

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 スコープ搭載、フラッシュハイダー変更のAK。
 マガジンはショートタイプです。

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