[[ASCS式]]ユニットとは、[[ガスブローバック]]の方式の一つである。__ 現在、[[ウエスタンアームズ]]をはじめとする[[マグナ・ブローバック]]とはまったく別の物である。__この開発には、[[エスコート]］がかかわったとされている。__開発元は[[エスコート]]。＿＿ *ASCS式の特徴＿＿ 「ASCS」とは「エアシャフトコントロールシステム」の略称である。＿＿ その名のとおり、1本の真鍮製エアシャフトによってブローバックを制御する。__ このユニットの特徴はブローバック中に弾を発射するという独特の方式を取っている。__ 一般的には''ミドルシュート方式''と呼ばれているが、他のブローバック方式に比べると若干知名度が少ないところである。＿＿ また、このユニットはリコイルを生みだすために設計したとも言われている通り、そのリコイルは強大である。＿＿ 同時に、この作動方式は[[アフターシュート]]同様に銃口からのみエアが放出されるため、乾いた発砲音とボルトの作動音しかしない所も特徴である。＿＿ これについてはサイレンサーを利用した際にその効果が顕著に表れる。＿＿ ただし、先述した通りに弾の発射はブローバック中に行われることがデメリットにもなっている。__ 給弾ノズルが後退しながらガスを放出してしまう事になるのである。__ そのため、「ガスを無駄に消費している」と指摘されることもある。＿＿ また、[[BB弾]]が[[チャンバー]]にうまく装てんされず、そのままバレルから吹き出てしまったりすることがある。＿＿ エアシャフト1本を中心としたそのユニットは美しさはあるものの、未だ未完成の域を出ていない、とする意見もある。＿＿ しかしながら、その強烈な[[リコイル]]は魅力的、空撃ちを楽しむには優れていると言えよう。__ 「あくまでもリコイルが中心であり、弾が出るのはおまけ」とする見方もある。＿＿ *ASCS式に関わる伝説＿＿ イベントなどに出展されるガスガンに入っているASCS式ユニットのエアシャフトは、実は真鍮製ではないという噂が存在していた。__ また、「ステンレス製のエアシャフトが存在しており、1本数万円で取引される」という話も存在していたようだ。__ ただし、どうも実在はしていないようである。__ ・エアシャフトは基本的に真鍮製であるが、高圧をかけた場合、エアシャフトが破損してしまうことがある。__ *関連項目＿＿ ・[[ガスブローバック]]＿＿ ・[[エスコート]]＿＿ ・[[サンプロジェクト]]＿＿ ・[[ショウエイ]]＿＿ ・[[トップ]]＿＿ ・[[ユースエンジニアリング]]＿＿ ・[[プレシュート]]＿＿ ・[[アフターシュート]]＿＿