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アフターシュート式とは、ブローバック後に発射をするという方式のブローバックシステムである。__
[[MGC]]製の[[グロック17]]で初めて採用された。__
その後、多くのガスガンがモデルアップされた。__
[[JAC]]や[[MGC]]製のブローバックガスガンは、大抵はこの方式を採用している。__
*特徴__
アフターシュート式はその名のとおり、ブローバック後に[[BB弾]]を発射する。__
簡単に言ってしまえば「ブローバックしたガスをそのまま発射に使用する」というイメージである。__
そのため、燃費に優れているというメリットがある。__
また、発射ガスが銃口からしか出ないため、消音性能も高い。__
(ただし、[[ミドルシュート]]同様にボルトやスライドの作動音は残るため、ゲームでの有効性については疑問が残るところである。)__
*着弾点の問題__
アフターシュート式はブローバック後に[[BB弾]]を発射する。__
そのため、そのブローバックの反動が着弾に影響してしまうのである。__
そういったデメリットの存在により、ハンドガンは[[プレシュート]]式のブローバックに切り替わっていくこととなる。__
ライフルや大型のサブマシンガンなど、長物においては[[電動ガン]]が主流となっていったためにガスブローバックのライフルの存在自体が危いものとなっていった。__
・ちなみに、プレシュート式のガスガンであっても、メーカーによってはその反動が着弾に影響することがある。
*現在__
遺産となった感もあるアフターシュート式だが、一部においてはいまだに存在している。__
例えばM16のような大きな銃の場合、ガスの放出量の問題が避けられない問題としてあがってくる。__
例えば大きな銃になってくると、ガスの放出量の問題が避けられない問題としてあがってくる。__
さらに[[リキッドチャージ]]を採用している場合は放出量の増大は性能の問題に直結してくる。__
ガスが放出されることで圧力が急に低下するため、弾道が安定しにくくなるためである。__
そこでアフターシュート式はプレシュート式と比較して燃費に優れるために未だに採用されることがある。__
反動についてもライフルは重量があるため、その反動による着弾への影響はハンドガンとは比較にならないほど少ない。__
[[タニオ・コバ]]ではこの点に着目し、「エコシュート」と称し、同社製の[[10/22]]用のアフターシュート化キットを開発・販売していたことがある。__
プレシュートタイプに比べ、燃費などで優れており定評があったようだ。__