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アサルトライフル - 突撃銃の意。

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突撃銃の意。
[[フルオート]]と[[セミオート]]の切り替えができる小銃で、兵士一人で運用でき、移動しながら断続的に射撃可能なものを指す。
現代の歩兵に支給される一般的な小火器のひとつ。

第二次世界大戦後半からヨーロッパで登場した。
この種の銃は第二次世界大戦の後半からヨーロッパで登場した。
当時の各国歩兵の銃として主流だったのは[[ボルトアクションライフル]]であったが速射性に欠けた。逆に拳銃弾を使用する[[サブマシンガン]]では制圧範囲が狭かった。 また前線からの報告で、「前線に於いて実際に敵と撃ち合う距離はせいぜい400m程度であり、1000m先へも打ち込めるボルトアクションライフルの射程は余剰である。」という事実も判明した。
こうした事情から、小銃弾を切り詰めた新弾薬を開発し、[[ライフル銃]]と[[サブマシンガン]]の中間を埋める形でアサルトライフルという銃のジャンルが現れた。

こうして世界で始めて実戦運用されたのは、ナチスドイツのStG44(MP43、MP44)で、30連マガジンを装着し[[フルオート]](連射)で敵のボルトアクションライフルに対し優位を示した。特に大戦末期のドイツの防衛戦闘で、アサルトライフルが一般歩兵の火力を大幅に増強する有効な兵器であると実証された。
戦後ソ連はStG44をベースに[[AK47]]を開発し、ヨーロッパでは大戦中のドイツ技術者らが大戦末期の試作銃をベースに、FALや[[G3]]を開発した。アメリカでも[[M14]]から[[M16]]へと開発が続き、今日では小銃というとアサルトライフルを指すようになった。
戦後ソ連はStG44をベースに[[AK47]]を開発し、ヨーロッパでは大戦中のドイツ技術者らが大戦末期の試作銃をベースに、FALや[[G3]]を開発した。アメリカでも[[M14]]から[[M16]]へと開発が続き、今日では小銃というとアサルトライフルを指すようになった。