編集(管理者用) | 編集 | 差分 | 新規作成 | 一覧 | RSS | FrontPage | 検索 | 更新履歴

FN-MINIMI - FN社が1970年代に開発した新型軽機関銃。

FN社が1970年代に開発した新型軽機関銃。  他の軽機関銃と比べて非常に軽量であり、給弾方法も通常のベルトリンク方式の他にもM16の弾倉も使用可能な様、考慮されている。アメリカ軍のM60に代わる次期制式分隊支援火器として1970年代後半から1980年前半にかけて行われたトライアルに参加。多数の候補を抑え、見事M249の名前で制式採用の座を射止めた。  その後は軍事大国アメリカの制式銃として採用された評判から注目を浴び、多数の国がアメリカに倣い制式火器として採用。陸上自衛隊も、主力火器を7.62mmx51弾を使う64式小銃から5.56mmx45弾を使用する89式小銃への武装更新に伴い、それまで制式軽機関銃だった62式機関銃に代わってミニミを採用している。しかし日本でライセンス生産された本機関銃は不良が多いという話もある。未だ日本の機関銃技術が未成熟であることを思い知らされる一件である。

 ちなみにミニミとはミニ ミトレルズ(mini-mitrailleuse:小型機関銃)という意味である。