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マルゼン - マルゼンは、トイガンメーカーの一つである。__

目次

マルゼンは、トイガンメーカーの一つである。

最古参メーカーの一つとも言われている。

BB弾の功績

エアガンが世に出回り始めた当初は、7mmつづみ弾が主流であった。
しかし、ここでマルゼンが6mmBB弾の実用化に成功、一気に広まった。

カートリッジ式エアガン

マルゼンはカートリッジ式のライアットショットガン、KG9、miniUZIの3つを発売する

そのリアルな外観とBB弾の飛距離でエアガン界に革命をもたらしたのである。
それまではオモチャとしたエアガンが当然であったことからマニアからは敬遠されていた。
しかし、このKG9が発売されてからは一点、エアガンのリアル化が進行することとなるのである。

弾を発射する方が主流になってくるとマルゼンもケースレスタイプのものを発売する。
末期の物にはホップがついていたとも言われている。

BV式エアガン

BV式が主流になってくると、マルゼンもBV式のエアガンを発売するようになる。

ハンドガンサイズのM93RからデフォルメされたステアーAUGまで幅広く存在していた。

安価でパワーアップしやすいこともあって、当時のガスガンの中では人気であった。
サブチャンバーによってBB弾に傷が付くこともあったが、命中精度を重視しない当時の環境では気にならなかったようだ。
BV式の最後期モデルではホップアップが搭載されている物も少数ながら存在していた。

また、サンプロジェクト製のマズライトのユニットも、マルゼン製のガスユニットである。

APSカップへの関連

APSとは、Air Precision Shootingの略称である。

かつてはシューティングマッチのプラチナカップを主催していた。
現在ではAPSカップの主催をしており、精密射撃の主導権を握っている。

このようにマルゼンは長期にわたってイベントを継続している。トイガンメーカーでは珍しい。

ワルサー社との提携

マルゼンはワルサー社と提携を結んでいる。

これによりマルゼン製の一部のハンドガンのリアル性が非常に高まった。
特にP99においては、エアガンよりも実銃に近い存在として位置づけられている。

アドバンスドシュートシステム

マルゼン社の独自のガスブローバックシステムである。

90年代になり、ガスガンの主流がブローバックガンに移行すると、マルゼンも発売するようになる。
外部ソースと内部ソースを使い分けることができる画期的なものであったが、ウエスタンアームズに訴えられてしまう。
結果としてこの裁判に負けてしまったマルゼンは、新たなシステムを開発することとなった。

このタイプの特徴はマガジンであり、ガス放出口が2つ存在することがあげられる。
マガジン内で放出するガスを調整するのだが、マガジンの単価が高くなってしまうデメリットがある。