どんなエアガンを購入すれば良いか?
エアガンを購入するとしても、その種類はさまざまです。
たとえば掲示板に「エアガンを購入したいのですが、何を買えばよいですか?」と書いても、返事は期待できません。
たとえばハンドガンと電動ガンでは、ぜんぜん性格の違うものです。
仮にハンドガンのシューティングマッチにでるのであれば、ブローバックハンドガンでしょうし、サバイバルゲームをするのであれば第一候補は電動ガンです。
まずは「何をしたいのか?」「どのようなものが欲しいのか?」これらは明確にするべきです。
今まで一つも持っていないなら?
もしあなたが今まで一つもエアガンを買ったことがないのであれば、エアガンがどのような物かも把握するのは難しいでしょう。
そのような場合、2000円〜3000円程度のコッキングハンドガンを購入するのが良いでしょう。
東京マルイというメーカーが発売しているハンドガンのシリーズに1900円シリーズというものがあります。
今は種類も増えて、値段は1900円〜3000円程度です。
比較的値段も安く、機種も豊富ですので、この中でデザインが気に入ったものを購入し、エアガンがどのようなものかを知ることをおすすめします。
このシリーズには、対象年齢10歳以上と、18歳以上のものが存在します。
違いはパワーで、10歳以上のものは、低いパワーとなっています。値段は残念ながら変わりません。
また、対象年齢18歳以上のものでは、ホップつきのものと、ホップ無しのものが存在します。
ホップ無しのものは、2000円程度、ホップありのものは3000円程度と値段が違いますが、ホップありの物のほうが遠くまで飛びます。
マルイ1900シリーズ。安く、入門用には最適です。
ホップとは?
さて、この「ホップ」というものですが、これはパワーをあげず飛距離を伸ばすものです。
弾を撃ち出すときに、弾に上向きのスピンをかけ、弾が上に曲がるように飛ばすのです。
当然、上に曲がっては困りますから、重力とつりあい、遠くまで飛ぶ程度にかけます。
これにより、ホップの無い銃より、弾が遠くまでフワフワと飛ぶようになります。
今のエアガンのほとんどに、このホップが搭載されています。
サバイバルゲームの主流をしめる電動ガンにも当然搭載されています。
また、後にあなたのエアガンの知識が増していき、命中精度や飛距離といった性能を追い求めるときに、ホップに対する知識は非常に重要となります。
サバイバルゲームをするなら電動ガン
今のサバイバルゲームのプレイヤーのほとんどは、東京マルイというメーカーの電動ガンを使用しています。
よって、これからサバイバルゲームを本格的にはじめる初心者は、マルイの電動ガンを購入しておけば、まず問題は無いでしょう。
さて、サバイバルゲームでは、なぜこれほどまでにマルイの電動ガンが好まれるのでしょうか?
当然、それには理由があります。
飛距離、命中精度が高い
マルイの電動ガンは、一般的なパワーと弾なら、他のどの銃にも大きく劣ることはありません。
ランニングコストが安い
ランニングコスト、つまり動作させるために必要な必要です。
たとえばガスガンでは、動かすためにガスが必要で、そのガスが消耗品です。
そのため、ランニングコストは、電動ガンとは比べ物にならなく高いものです。
逆に電動ガンは、本体も安くはなく、充電器やバッテリーといった初期投資こそ必要なものの、それさえ買ってしまえば、あとは弾代だけで撃ち放題と考えられます。
バッテリーは充電により、繰り返し使えるからです。
マルイの電動ガンのバッテリーは何タイプかありますが、大きく分けると、ラージバッテリーとミニバッテリーの二種類。
一回の充電で、ラージバッテリーは3000発ほど撃て、ミニバッテリーは1000発ほど撃てます。
ミニバッテリーですら、あまり大量に撃たないという条件をつければ、一日遊んでも余るほどの容量です。
フルオートが可能
フルオートとは、トリガーを引いている間、弾をマシンガンのように連続発射する機能です。
マルイの電動ガンは、ほぼ全てにこの機能があり、サバイバルゲームでは心強い戦力となります。
装弾数が多い
ほとんどの電動ガンで、別売りではありますが「多弾数マガジン」と呼ばれるものが発売されています。
これは、数百発の弾をマガジン(弾を入れておく部分)に流し込み、それを撃てるというものです。
一般にハンドガンの装弾数は30発以下、多弾数マガジンを使わないときの電動ガンの総弾数は70発程度ですから、この多弾数マガジンがいかに有効かは、わかっていただけるでしょう。
この多弾数マガジンと、フルオート機能の組み合わせが、とても便利です。
ハンドガンは不要?
まず、一般のサバイバルゲームでハンドガンだけで参加するのは、かなり不利です。
フィールドなどによっては、まったく敵を倒せないこともあるでしょう。
それでもハンドガンは、不要なものではありません。
ハンドガン戦
ハンドガン戦というゲームをやっているチームもあります。
名前の通り、ハンドガンだけのゲームです。
一般の長物(サブマシンガンやライフルの意味)のゲームより、飛距離の短いハンドガンだけでのゲームは、アクティブに動き回り、すばやい展開が期待できます。
そして装弾数が少ないハンドガンでは、一発一発が大事です。さらには弾切れを回避するためのマガジンチェンジが必要だったりと、長物戦では味わいづらい面白さがあるのです。
サイドアーム
サイドアームとは「予備の武器」という意味です。
ライフルやサブマシンガンのメインウェポンが弾切れになったと、故障したときなどに使う予備の銃です。
そんな用途にはコンパクトで携帯していても邪魔になりづらいハンドガンが最適です。
単なる趣味
特にブローバックタイプのハンドガンは、撃っているだけで爽快です。
さらに「銃の魅力」というと、長物とはまた別の魅力をハンドガンは持っています。
もっているだけで幸せになれるのであれば、たとえ使わないとしても、購入してみても良いでしょう。