電動ガンを購入する
サバイバルゲームでは、マルイの電動ガンがもっとも一般的です。
そのマルイの電動ガンを購入するためには、どのようなことを知っていれば良いかをここで書きます。
本体以外に必ず必要な物
バッテリー、充電器、弾、ゴーグルは絶対に必要
まず電動ガンは、その本体だけで動かすことはできません。
必ず必要なものにバッテリー、充電器、弾、ゴーグルの4つが必要です。
バッテリーと充電器
電動ガンは、バッテリーで動きます。
8.4Vのバッテリーを使い、それを充電する充電器も必要です。
これらは、エアガンショップで購入できます。
値段はバッテリーは実売4000円程度、充電器は1500円程度でしょう。
これらは、一般的な安いもので、値段の高いものも存在します。
値段の高いバッテリーは電圧、電流が高かったり、充電器は急速充電器などがあります。
といっても、バッテリーと充電器は、エアガンの飛距離、パワーなどに影響はありません。
バッテリーの性能に左右されるのは、連射速度や一回の充電で撃てる弾数です。
バッテリー、充電器は、飛距離、パワーなどには関係がありません。
弾
当然、弾が必要です。
値段は1000円で3500発程度でしょう。
弾は重さや精度により、値段もさまざまです。
もっとも一般的な弾は0.2グラムか、0.25グラムの重さの弾です。
0.25グラムの弾は、ゲームによっては禁止されている場合がありますので注意してください。
0.2グラム弾が禁止のゲームは、ほとんど無いでしょう。
弾は一般に重い方が遠距離まで安定して飛びます。
反面、銃とのバランスも大事です。銃によっては「軽い弾ではよく飛ぶが、重い弾は十分に飛ばない」という銃もあります。
つまり、安易に「重い弾ほど良い」と思ってはいけません。その銃に対し、もっとも適切な弾が存在します。
だいたいの銃には0.2グラム〜0.25グラムぐらいの弾が適切です。
ゴーグル
初めてエアガンを購入するのであれば、一緒にゴーグルも購入しましょう。
目を守るための大事なもので、一人で撃っている時にも兆弾(はねかえり弾)から目を保護してくれます。
もし、あなたが今までエアガンについて詳しくしらないのであれば、エアガンの危険性を軽視してしまうのは非常に危ういことです。
あなたが思っている以上に、エアガンは危険かもしれません、あなたが思ってもみなかった事故が起きるかもしれません。
そのためには、はじめのうちは特に安全面に気をつけたほうが良いでしょう。
必ずしも必要ではないが、あったほうが良い物
多弾数マガジン
一般の電動ガンのマガジンの装弾数(マガジンに弾が入る数)は、70発前後。
それに対し、別売の多弾数マガジンには、200発〜600発ほどの大量の弾が入ります。
これは、非常に便利なもので、今のサバイバルゲームプレイヤーのほとんどが、この多弾数マガジンを使用しています。
電動ガンのノーマルマガジンの装弾数は70発程度ですから、それでサバイバルゲームをするのは大変です。
フルオートをすれば、5秒程度でマガジンがカラになってしまうでしょう。
よって、多弾数マガジンは購入しておいたほうが良いと考えてください。
また、M16ベトナムタイプのように、はじめから多弾数マガジンがついている銃も存在します。ただし、そういったタイプの銃の場合、ノーマルマガジンは付属していません。
さまざまなアクセサリー
放電器
これは、バッテリーに入っている電気を放出するための道具です。
値段は700円程度です。
バッテリーは、使い切らないうちに次の充電を行うと負担がかかってしまうようです。
そのため放電器を使い、一度バッテリーをカラにしてから次の充電を行うことにより、バッテリーの寿命を延ばすことが出来ます。
もしバッテリーを消耗品と割り切るのであれば、必要ありません。
スコープ、ダットサイト
スコープ、ダットサイト、これらはオプティカルサイトといわれ、銃の照準を手助けするための道具です。
・スコープ
スコープは狙いを定めるための望遠鏡といえば分かりやすいでしょうか。
たいてい、3〜9程度の倍率を持ち、固定倍率のものとズームで可変式の倍率のものがあります。
ノーマルのサイトに比べて、正確に狙える半面、特になれるまでは狙うのに時間がかかります。
なぜなら、スコープを除く際には、スコープの真後ろから、そして目とレンズの距離を一定の距離にしなければ、スコープがのぞけないからです。
目の位置がずれると、スコープの中は真っ暗で、何もうつらない、またはスコープの隅のほうに、黒い影が見えます。
また、視野がせばまってしまうというデメリットもあります。
スコープの値段は安いものであれば5000円程度、高いものは天井がありません。
スコープは、正確な狙いを手助けしてくれるための道具です。
銃自体の命中精度が高くなければ、スコープも意味がありません。
また、当然、スコープをつけたからといって、銃自体の命中精度が上がるわけでもありません。
・ダットサイト
対してダットサイトはスコープと違い、倍率がありません。
値段はスコープと同じ程度です。
そのかわり、ダットサイトを除くと、その中心に赤い点があり、それを使って照準を合わせるサイトです。
よく映画などで登場するレーザーサイト(サイトから赤い光線が出て、それで狙いを定めるためのもの)とは、まったくの別物です。
ダットサイトには倍率はありませんから、スコープほどは正確に狙うことはできません。
そのかわり、倍率が無いためにすばやく狙うことができます。
スコープやダットサイトを装着するために
スコープやダットサイトを購入しても、それらをすぐに銃につけることはできません。
これらを銃に装着するために「スコープマウント」と「マウントリング」と呼ばれるものがあります。
これらは、スコープと銃をつなぐためのパーツです。
銃によっては、スコープマウントが標準装備の銃が存在します。
また、マウントリングが標準装備のダットサイトも存在します。
スコープマウントの値段は銃により、かなりの差があります。安いものでは1000円程度、高いものになれば、10000円近いものもあるでしょう。
マウントリングは一般に1500円程度でしょうか。