エアガンの種類


 ひとくちに「エアガン」といっても、さまざまな種類があり、それらごとに特徴、性格が違います。

 大きく分ければ、以下のようになります。

エアガンの分類
形状による分類
ハンドガン長物
作動方式による分類エアコッキングガンコッキングハンドガンコッキングライフル
ショットガン
ガスガンガスハンドガンガスサブマシンガン
電動ガンミニ電動ガン電動ガン
※この表ではマイナーなもの、種類の少ないものを無視しています。


コッキングハンドガン

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 値段は2000〜3000円程度。
 コッキングガンとは、スプリングの力で弾を撃ちだすものです。
 そのため、一回ごとに、手でスプリングを縮める動作が必要となり、連射ができません。
 安価で手軽に扱え、本体以外に必要なものは弾とゴーグルだけ。
 今まで一つもエアガンをもっていないようでしたら、このタイプを買ってエアガンについて勉強をするのがもっともおすすめです。

コッキングライフル、ショットガン

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 コッキングライフルの値段は5000円程度から数万円のものまでと、かなりの幅があります。
 なぜそんなに幅があるのかは、安いものはプラパーツを多用したものです。
 高級なものは金属パーツを多用し、パーツも多く出回っていますので、発展性があります。
 性能であれば、高いものでも安いものでも飛距離、パワー、命中精度などには大差がありません。
 連射ができないなどの特徴は、コッキングハンドガンと同様です。

 また、ショットガンもコッキングガンとして出ています。
 これは一度の発射で数発の弾を同時に撃ちだすものです。

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 コッキングガンの仕組み。


ガスハンドガン

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 コッキングガンでは、弾の発射にスプリングの力を使って撃ちだしていました。
 それゆえに、連射ができません。
 トリガーを引くだけでの連射を可能としたのがこのガスガンです。
 ガスガンは、弾の発射のためにフロン134aガスを使用します。
 そのため、トリガーを引くだけで連射ができる反面、ガスを購入する必要があります。このガスは当然消耗品です。
 銃により、かなりの差がありますが、ガス缶500ml一本で2000発ほど撃てるようです。
 これは一本で700〜1000円程度で、エアガンショップで購入できます。

 ガスガンには、ガス代以外にも困るところがあり、それは冬場など気温が低いときには飛距離が落ちたり正常に作動しないことがあります。

 また、ガスハンドガンには「スライド固定式」と「ガスブローバック式」の二つのタイプが存在します。
 スライド固定式は、ガスガンにしては初心者向けです。値段は4000円〜10000円ぐらいが多いようです。
 ガスブローバック式は、発射ごとに銃の上部分のスライドとよばれるパーツが実銃のように激しいアクションを行います。
 一般にガスブローバックタイプは、スライド固定タイプの二倍ほどの値段がしますし、冬場の作動不良も多い反面、外見がリアルで動作もリアル。
 その上、スライド固定式よりもさらに連射しやすい(理由はここでは説明しませんが)というメリットがあります。
 数は少ないですが、ガスブローバックハンドガンの中には、トリガーを引くだけで連射してくれる物(フルオート機能)をもつものもあります。

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 スライド固定式ガスガンの仕組み。


ガスサブマシンガン

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 ガスサブマシンガンは、今でも少し存在します。
 基本的にはガスハンドガンのブローバックに近い構造で、トリガーをひくだけで連射ができるものです。
 冬場には作動不良が多いタイプです。

電動ガン

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 現在のサバイバルゲームの主流が、この電動ガンです。
 本体のほかにバッテリーと充電器などが必要となりますが、これらは繰り返し使えるため、消耗品としてガスを使用するガスガンなどより経済的です。
 また、性能も大変よく、トリガーを引くだけで連射ができ、装弾数(銃に弾を入れれる数)の多いマガジン(弾を入れておく部分)も別売されていますので、サバイバルゲームでは、大変好評です。
 これから本格的にサバイバルゲームをはじめるのであれば、電動ガンを購入しておくと良いでしょう。
 値段は20000〜40000円程度です。

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 電動ガンの仕組み。

ミニ電動ガン

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 ハンドガンの電動ガンがミニ電動ガンというわけではありませんが。分類わけでは「ハンドガン、電動ガン」の組み合わせにこれを書きました。
 ミニ電動ガンと電動ガンは、まったくの別物です。
 ミニ電動ガンの値段は3000円程度、そしてパワーもかなり低いものです。
 これは子供用と割り切った銃だからです。
 外見は、いかにもおもちゃですが、つくりは大変よく、トリガーを引いている間連射ができるものと、トリガーを一度引くと一発でるものの二種類があります。

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