リレー小説:ENDLESS WAR



第1話:謎のキツネ

written by ケン


「あの時は大変な目にあったな〜」

グリ夫がM4を買った店のオジサンが煙草をふかしながら呟きました。

「あんな馬鹿な客はこれから先いないだろうな〜あの人がいなくなってから平和で平和で・・・って私は何を一人語と言ってるんだハハハ」


客から頼まれたチューンをするのを忘れているようです



そこへ・・・


ドタドタドタドタドタ


キーッ


一匹の豚が猛スピードで走って来て急停車しました。

「おい、店長!」

「なんですか?」

「あんたのトコで買った、CAR15が動かないブー!どうしてくれるブヒ!これゲームして途中で止まって恥じかいたブヒよ!このことに対する謝罪と賠償を(rya」

「お客さん、落ち着いてください、とりあえずガンを見せてください」

ブタはケースからCAR15を取り出しました。

「あーべベルギアが破損してますね〜」

「なぜブヒ!」

「バッテリーの電圧が高すぎです」

「関係ないブヒ!耐久性の高いのにするブヒ!」

(トホホまただ〜)

オジサンが肩を落としたその時

「邪魔させてもらうコン」

店の中に一匹のキツネが入ってきました。

長身で足が長くハンサムな顔立ちです

「いらっしゃい」

「0.2g弾はどこだコン?」

「そこの棚にありますよ」

「その銃は?」

「そのお客さんのですよ」

「壊れているコン」

キツネがCAR15を覗き込みました。

「酷いブヒ、この店長不良品を売りつけたブヒ」

自分のことは棚に上げているようです

「は?何行っているコン?」

キツネは首をかしげました。

「どう見たってこれは無理な改造だコン、壊れて当たり前だコン」

キツネは淡白にこれだけ言うと弾の棚に帰っていきました。

「そういう事です、お客さん」

「ブヒ〜」

「今回だけは直してあげますが次から無理な改造をしないでくださいよ」

「ありがとブヒー」

ブタは笑顔で答えました。

キツネがレジに弾を持ってきました。

「ちょっと兄さん?」

馴れ馴れしくブタが声をかけました。

「なんだい?」

「今からゲームに出てくれないかブー?」

ブタはキツネをゲームに誘いたいようです。

「断るコン」

無表情で答えました。

「お願いブー、・・・・・そうだちょっと待つブヒ」

ブタはどこかへ行きました



五分後・・・・・


「お待たせブヒ」

ブタが箱を持ってきました。

「こっこれは・・・・」

ブタが箱を開けました。


油揚げでした。

「欲しいブヒ?」

「欲しいコン!欲しいコン!」

目がラリッています、クールな性格が台無しです。

「レギュレーションはフルオートは初速90m/sまで、弾は0.2g以下。弾数規制は無しブヒ」

「なら問題ないコン」

「決まりブヒ」

ブタは油揚げを箱にしまいました。

「待つコン油揚げ・・・」

「相手に勝ったらあげるコン」

「よし・・やるコン」

顔がクールになりました。

「アンタ名前は何ブー」

「俺か俺は・・・・・・」


「コン吉だ」

「私はブー太宜しく」

「ああ」

コン吉が軽く解釈をすると財布を取り出しました

福沢さんだらけです

コン吉は店主に千円札を投げ店から出て行きました。

店主が追いかけて

「お客さん!」

コン吉はヘルメットをかぶってバイクにまたがっていました

「つり銭かつりは・・・・・・・」

コン吉はサングラスを胸ポケットから取り出しかけました


「とっときな」


ブーーーーーーー

コン吉はかっこよく決めてバイクに乗ってどこかへ行きました





「お客さんー!!二百円足りませんッッーーー!」

コン吉は計算を間違えたようです。

ブー太はハッとしました。

「フィールド教えてないブヒ・・・」



第2話

written by 優輝



「ハヤト〜せっかく3人揃ったと思ったのにフィールドの場所教え忘れたブー!!」

慌ててとあるフクロウの家にブー太はやってきていました。

「オイオイ…名前はなんだホウ?」

声は少し焦りながらでしたが冷静に名前を質問しました。

「コン吉だブー」

「コン吉か…まっててホウ。市役所のコンピュターに潜入して住所を調べるからフィールド教えにいくホウ」

そういってパソコンにむかってひたすらなにやら打ち込むハヤト。

「(完全に犯罪だブー)」

ブー太はふと思いました。その後ハヤトはたった2分後に調べ終わりました。

「調べが終わったホウ。コン吉の家に行くホウ」

こうして2人はコン吉の家に向かいました。

「大きいブー」

「固定資産税が高そうだホウ」

っとそこに家からヘルメットをつけてもう一度バイクに乗りこもうと出ようとしたコン吉が現れました。
フィールドの場所が何処かわからない為にもう1度店に戻ろうとしたからです。

「ちゃっどよかったコン。何処のフィールドでやるんだコン?」

「それはここから2キロ先にある山でやるブー」

「ところで右にいるフクロウは誰だコン?」

コン吉は首をかしげながら言いました。

「自己紹介遅れたホウ。初めましてハヤトっていうホウ。以後よろしくホウ。」

丁寧な言い方で自己紹介するハヤト。

「こうして3人はフィールドに向かうのでした」



第3話:初陣!

written by ケン


ハヤト「ここだホウ、ここは相手のチームの所有している土地だホウ」

フィールドは専用の物でブッシュが濃い所、木が生い茂っている所など変化に富んでいます。

コン吉(隠れるのには絶好・・・・・)

???「ようブー太また性懲りも無くやられに来たか?」

ブー太に声をかけたのはブー太と同じブタとニワトリと牛でした。

ブー太「今度はやられないブー」

???「何言ってんだ?もう一人の奴前負けてお前等のチームやめちまったじゃねえか、その代わりとしてこのキツネを連れてきたのか?」

コン吉「自己紹介がまだだったコン、コン吉コン」

コン吉は冷静に答えました。

???「フン、俺の名前はクロ、そして俺の仲間の、マツザカそれとコーチンだ」

コン吉「そうか、宜しくコン」

コン吉はクロに手を差し伸べました。

クロ「フン」

クロはコン吉の手をはたきました。

コン吉「何をするコン?」

クロ「弱そうな癖してでしゃばるんじゃねぇ!」

まだやってもいないのに暴利です。

コン吉「で?レギュレーションは?」

でもコン吉は何も無かったように話をそらしました。

コーチン「コケーッ俺が答えるコケ、フルオートは初速90m/sまで、弾は0.2g以下。弾数規制は600発だコケただしボルトアクションライフルは初速100m/sだコケ」

コン吉「それなら問題ないコン」

コン吉達はセーフティゾーンまで移動します。

そこにはレジャーシートをしいてくつろいでいる、牛や豚、ニワトリが10人近くいました。

コン吉「これだけを三人で相手するコン?」
コン吉が訊きました。

マツザカ「違うモーこの勝負が終わったらやる為に掻き集めたモーどうせこの勝負すぐ終わってつまらないんだモー、ヘッヘヘヘッ」

マツザカは笑いながら嫌味ったらしく言いました。

ハヤト「何時もこんな調子でなめられているんだホウ」

ハヤトはそっとコン吉に耳打ちしました。

コン吉「完全になめられているコン、こんな奴等とはやらなければいいコン」

ハヤト「それは駄目ホウ、ほぼ絶対こっちが負けるんだホウ、負けて逃げたら恥ずかしいホウ」

コン吉「そうだな・・・一泡吹かせてやる」

コン吉はクロの所へ行きました。

クロはシートを敷き準備をしています。

コン吉「クロ!」

クロ「なんだ?」

コン吉「3対3でやるのかコン?」

クロ「そうに決まっている、それがどうかしたのか?」

コン吉「ここには何人いるコン?」

クロ「俺らは13人だがどうしてそんなこと聞くんだ?」

コン吉「この勝負・・3対13でやらせてもらうコン」

一瞬場の空気が固まりました、がすぐに笑い声が聞こえました。

マツザカ「こいつキチ○イだモー」

クロ「ワハハハハ無理無理勝てっこないってやめろ」

コン吉「本気だコン、もう一回言ってやるコン、耳の穴かっぽじってよく聞くコン」



コン吉「お前等全員かかって来い」

その態度と声からは冗談や恐れなど無い透き通った感情が出ています。

コーチン「こいつ本気だ・・・・・」

クロ「面白い、そこまで言うのならやってやろう、だがただ勝負するのではつまらなかろう、俺達がもし負けたらこのフィールドをやろう、だがお前が負けたらお前はハナカラスパゲティの刑だ!」

コン吉「分かったコン」

ハヤトとブー太が驚いた表情で走ってきました。

ハヤト「ホウッ!馬鹿な真似はやめるホウ!!」

ブー太「やめるブー!か勝てっこないブー!」

コン吉は冷静に答えました。

コン吉「安心するコン、あいつ等に精肉工場へ送られてソーセージやミンチにされるような恐怖を味あわせてやるコン」

ハヤト(この感情を表に出さない表情・・・それにこの目・・・・間違いないコン吉は只者じゃないウ・・・)

こうして3対13という無謀なゲームをする事になったコン吉たちでした。


第4話:激突!

written by 優輝

「5人で攻めれば充分だコケ」

コーチンはそう指示をだし仲間である5人をコン吉達のいる陣地を攻めていく。

一方コン吉はというと

「不利な状況での作戦はどうするブー? ハヤト」

不安げにハヤトに話しかける。

「今回の作戦はコン吉にまかせるホウ。相手の性格から考えて調子に乗って4,5人で最初は攻めてくる。その後は5人が撃墜すると8、9人で攻めてくる可能が高いホウ。だからこれを利用する手はないホウ」

いつも作戦を考えているハヤトだったがコン吉に任せると同時にアドバイスする。

「それなら都合が良いコン。ハヤトは木の上から狙撃と相手の動きを偵察するコン、そしてブー太は右側に引き寄せるおとりになるコン。そして俺とハヤトで背後から5人を撃墜するコン。その後は…(省略)」

「わかったホウ」
「わかったブー」

2人は同時に返事をする。こうして戦闘の第1幕が切って落とされた。

「ここでちょうどフィールドの中間ぐらいだモー」

どうやらこの茶色い牛がこの部隊の隊長のようだ。

「そんなに慎重にならないでも勝てるコケッー」

5人の内訳は豚が2匹、鶏が2匹、牛が1頭である。

「(来たホウ。5人、敵が12時の方向50Mに見える)」

ハヤトは的確にコン吉にハンドシグナルを送る。また、ハヤトは真ん中の大きな木の上(コン吉とブー太が左右に見える範囲)である。
なぜコン吉がブー太達のハンドシグナルを知っているのかというとハヤトがフィールドへ来る前にコン吉にハンドシグナルを教えたのだ。

「(了解コン。ブー太にハヤトの指示で作戦実行せよ!)」

ハンドシグナルを送った後、コン吉は慎重に前進する。

「(了解ホウ。右手の合図で声を出しおびき出せ)」

ハヤトはブー太にハンドシグナルで伝える。

「(了解ブー)」

そして数分後。ハヤトに右手…いや右羽の合図によりついに戦闘が開始する。

「ここだブー!!」

ブー太は5人に気付く程度の声で呼びかける。

「豚1匹だモー。周りに注意…」

警戒を呼びかけたものの4人はというと

「俺が仕留める」

「いや俺が仕留めるコケー」

必死になってブー太をフルオートしながら追いかける。

「(今だホウ)」

ハヤトはそう思いG SPECのトリガーを引く。フルオートの音にまぎれて撃つ。当然、サイレンサーの効果で誰一人気づく事ができなかった。

「ヒ…ヒットだモー」

呆れながら追おうとした茶色の牛が声が詰まりながらヒットコールする。一方ブー太というと…

「(助けてブー)」

2人分のスペースのある太い木の裏に隠れて応戦しているが4対1ではぶが悪い。

「死にやがれこの糞豚」

容赦なくフルオートを木に撃ち込み、徐々に回り込もうとしてる。

「(もらったコン)」、「(爪が甘いホウ)」

2人は一気に2匹と2羽を仕留める。こうして13対3から8対3となった。

「やられたモー。やはりあのフクロウはただものじゃないモー」

さきほどハヤトによって仕留められた茶色の牛がセフティーゾーンに向かう途中にクロに対して言う。ちなみに本来は禁止行為である。

「こうなれば8人せめて決着つけてやる」

クロは闘志を燃やしコン吉の陣地に走りながら向かう。こうして最後の第二幕が切って落とされた。

「上にも注意しろ! さきほどの情報からあのフクロウは木の上にいる可能性が高いからな」

さきほどヒットした茶色の牛からの情報である。その後2羽と2匹とすれ違った。

「(作戦どうりにいってるホウ)」

ハヤトは木から降りて単独で左側に移って草むらに潜んでいた。

「(作戦どうりにことが運んでいるコン。これで勝ちだコン)」

コン吉はブー太と合流して行動していた。また、このときコン吉は勝利を確信した。

「(もらったホウ)」

慎重にトリガーを引く。距離は約30Mからの1発がコーチンに命中したのだが…。

「右にフクロウだコケー!!!」

コーチンの声で一斉にハヤトのいる草むらに8人でフルオートで集中砲火をする。

「ヒットだホウ(またコイツのゾンビ行為かホウ…)」

さすがに濃い草むらであったが8人からのフルオートでは手も足もでない。

また、ハンドシグナルをくしして戦っているブー太達にもかかわらず勝てない理由はゾンビ行為という卑劣な行為があったからだったのだ。

「(いままでの恨みだブー)」

「(どこまで卑劣だコン)」

ハヤトのヒットコールの瞬間、背後から2人…いや2匹がフルオートで8人にめがけて発砲した。2人は怒りをあらわにしていた。

「ヒット…」

クロとコーチンはためらいながらであったが宣言をする。こうしてコン吉の勝利に終わったのであった。

第5話:勝利の後に

written by ケン

コン吉「・・・・・・・・・・・・・・」

クロ「ウウウウウ、分かったフィールドはやろう」

ブー太「やったよ〜三¥3対13で勝ったよ〜」

ブー太は一人ではしゃいでいます。

クロ「しかーし俺は全部やるとは言ってない!この土地全体の100分の1をやろうハハハハハハ」

ブー太「なんだってーーー!」

ハヤト「確かにあの時土地をやると言ったホーだけど全部とは言ってないホウ」

コン吉「・・・・・・・・・」

マツザカ「そういうことだモーハハハハさあ帰った帰った」

ブー太「そんな土地要らないブー!」

コン吉「行くコン」

コン吉たちは荷物をまとめてさっさと帰って行きました。


三人は打ち上げでファミレスに行きました。
もう日が暮れて夕食の時間です。

コン吉達はボックス席に座りました。

コン吉「・・・・・フッ馬鹿コン」

コン吉は長い脚をもてあますように脚を組みました。

ハヤト「しかし勝った事は勝ったホウ」

ブー太「ゾンビだブー許せないブー」

ブー太はメニューを見ながら言いました。

ハヤト「あれらは本当に楽しんでやっているホウ?」

コン吉「汚い手を使ってでも勝って嬉しいんだコン」

店員「ご注文はなんですか?」

ブー太「豚肉以外はやめてくれブー俺は豚肉アレルギーブー」

ハヤト「鶏肉もやめてくれホウ」

コン吉「きつねうどん一つ」

ブー太「うどんならいいブー、俺シーフードピザ」

ハヤト「マグロ丼にするホウ」

店員「かしこまりました」

コン吉「今回の勝因はハヤトのポジションとハンドシグナルコン」

ハヤト「教えておいてよかったホウ」

ブー太「ハヤトが一番活躍していたブーけど結局HITされたブヒ」

コン吉「ゾンビだから仕方が無いコン、それにHITされるということは駄目な事ではないコン、できるだけされない方がいいけど重要なのはチームに貢献できたかどうかコン」

ハヤト「何もせずにHITされるのとは違うホウ」

店員「お待たせしました」

店員が注文品を持ってくる。

コン吉「そういうことコン、さあ食べるコン」

三人はあっという間に平らげてしまいました。

コン吉「近くに家があるコン夜ってくコン?」

ハヤト「二次会ホウ?」

ブー太「行くブー」

二次会でコン吉の家に行く事になりました。

コン吉「ここだコン」

コン吉の家はかなり大きく一人で住むには余りある開放的な家でした。

ブー太「昼間見たけどでかいブー」

コン吉「さあ上がるコン」

三人は家の中に入っていきました。

リビングでハヤトとブー太はくつろいでいる間コン吉はキッチンからジンとベルモットとジュースと大量の油揚げを持ってきました。

コン吉「飲めるコン?」

ブー太「俺は駄目ブー」

ハヤト「飲めるホウ」
コン吉「何飲むコン?」
ハヤト「ワインあるホウ?」

コン吉は冷蔵庫からワインを持ってきました。

ブー太「この油揚げは何ブヒ・・・・」

コン吉「つまみコン」

ブー太「何か買ってくるブヒ・・・・」

ブー太は出かけていきました。

コン吉「?・・まあいいコンさあ飲むコン」

コン吉はジンとベルモットでマティーニを大量に作って飲みました。

ハヤト「いただくホウ」

ハヤトもワインを飲む。

ハヤト「おいしいホウ」

コン吉「そうコン?まだまだたくさんあるコン」

ブー太が帰ってきました。

ブー太「チーズやサキイカ買ってきたコン」

三人はドンチャカ騒ぎをします。

ハヤト「そういえばコン吉は仕事何やっているホウ?」

コン吉「!!!・・・・あぁちょっと会社で・・・」

ハヤト「そうかホウ結構一流商社ホウ?」

コン吉「ん・・・うんまあ」

ハヤト「?」

こうして夜は更けていった。

第6話

written by:H&KUSP

 次の日の明朝・・・

「昨日はとても楽しかったブー」

ブー太はゾンビたちを倒せて、まるでバイオハザードを三時間、ナイフだけでクリアしたような笑顔でコン吉に言いました。

「とりあえず、今日は帰って寝るホー」

「同感だブー、もう眠くって眠くって・・・・・・」

そう言い終わるといきなりポケットから冷たいアイマスクを取り出し目につけました。

「はぁ〜甦るブヒ」

これは夜中からやってきたことなので、誰も笑ったりはしません。

「とりあえず、次はいつやるんだコン?」

「次はまだ決まってないホー、このノートパソコンにスケジュールが入ってる。そうだ、メルアドを教えてくれホー、そうすれば打ち合わせが簡単になるホー」

「いいコン」

そういうとコン吉は携帯を取り出し、そこに書いてあるメルアドを教えました。

「それじゃ、また今度ブヒ、連絡はメールでするブヒ」

「じゃ、そういうことだホー、それじゃ」

ブー太とハヤトが帰り、静かになった家でコン吉は静かにパソコンを立ち上げていました。パソコンデスクの上の皿に置いてある物は油揚げ。
 
 コン吉はあるサイトを開きました。どうやらコン吉のブログかホームページのようです。キーボードに置かれた、少々小さめのコンキチの手が動き始めました。



昨日はガンショップに行き、マルイの0,2g生分解を買いました。その時に顔中に汗をかいた豚が、店に駆け込んできましたが、どうやら銃が壊れた様子でした。その銃はCAR15でしたが無茶な改造をして壊した感じでした。その豚と私が出合った事により、運命の歯車が回りはじめました。仲間がいなくて出れなかった、ある大会に出られそうです。
豚さんの名前はB太、もう一人の仲間のフクロウの名前はハ○ト、ハ○トは結構強いのですが、B太はあまり強くないですから、しっかり鍛えないといけません。
久しぶりに参加したサバイバルゲーム、これからはたくさん出来そうだ!!
これで昨日の日記を終わります。



「フゥ・・・・・・疲れた・・・・・・昨日は一睡もしてないコン・・・・・・」

コン吉はそう呟くと、お休み・・・・・・と続けて、パソコンデスクの上で寝ました。

・・・・・・サバイバルゲームの大会に、出られますように、あの二人の仲間とともに・・・・・・ 

第7話:謎の二人(前編

written by 鳥イッピー

プルルルル、プルルルル
ブー太「はいブヒ」
ブー太が電話をとりました。
クロ「フフ、ブー太俺だ」
意地悪そうな声です。
ブー太「ブヒ?その声はクロだなブヒ」
ブー太「で?何の用ブヒ」
ブー太があきれたようにいいました。
クロ「いつものフィールドに来い、あの、キツネとフクロウを連れてな」
クロが余裕そうにいいました。
ブー太「なんでブヒ?」
ブー太がめんどくさそうにいいました。
クロ「この前の、リベンジだ!!」
力ずよく、クロがいいました。
「いいか、逃げるなよ!!○ソブタ」
ガチャッ!!
プープープープープー
ブー太は鬼のような形相です。
ブー太「ク、ク○、○ソブタ・・・・・・・・・」
ブー太の顔が真っ赤になりました。
ぅうおおおおおおおーーーーーーー許せないブー!!!」
ブー太はハヤトと連れてコン吉の家に来ました。
ブー太「コン吉!!、コン吉!!」
ブー太が怒鳴るようにいいました。
コン吉「ん?どうしたんだコン」
ブー太「今からクロを倒しにいくブヒ!!」
こん吉「そんな、いきなりコン」
コン吉が困ったようにいいました。
ブー太「いいから、いくブヒ」
ブー太はそう言うとコン吉を無理やり連れ出しました。
クロ「よく来たな、」
ブー太「お望みどおり、倒しに来てやったブヒ」
クロ「そんな、ことを言ってられるのも今のうちだ」
クロが余裕そうにいいました。
クロ「今日は助っ人と用意した」
クロ「来てくれ、レオ、ホーク」
ザッザッ
クロがそう言うと鋭い歯をした、オオカミと鋭い目をしたタカが来ました。
オオカミのレオが口を開きました。
レオ「こいつらか、ルールを守らない○ズは」
すると、クロはにやつきました
クロ「そうだ、こいつらだ」
コン吉たちはビックリしています。
ハヤト「なんか、悪者にされてるホウ」
タカのホークが口を開きました。
ホーク「レギュレーションは、95m/sの0.2gでボトルアクションは100m/sで0.25までだ弾は無制限、全滅戦だ、文句はないな」
こうしてコン吉たちは謎の二人と戦う事になりました。

第8話:謎の二人(後編

written by 鳥イッピー

ハヤト「作戦はどうするホウ」

コン吉「今回は3対3だからこちらかも、攻めてくコン」

コン吉「まず、ブー太が先頭コン、そして俺がブー太の右後ろ5m感覚でいるコン、そして俺の少し後ろにハヤトコン」

ブー太「分かったブヒ」

ハヤト「分かったホウ」

ピーーーーーーーーーーー

始まりのホイッスルがなりました。

コン吉「いくコン」

コン吉たちは慎重に移動していました。

バババババババババ

前方から誰かが撃ってきました。

ブー太「クロだブヒ」

そう言うとブー太は木の陰に隠れました。

ブー太く「くそ、動けないブヒ」

ガッチャ

ブー太「ブヒ?」

バンッ

ブー太「ヒットブヒ」

コン吉「なに!ブー太がヒットされたブヒ」

そう言い、コン吉がクロに気をとられていると・・・

ガッチャ  

コン吉「ん!?」

バン

コン吉の後方からBB弾が発射されました。

コン吉「クッ」

ザザー

コン吉は間一髪のところで、ブッシュに隠れました。

ハヤトが遠くの木からレオを発見しました。

ハヤト「アレは確かレオホウ」

ハヤトはレオを監察していました。

ハヤト「M3スーパー90をつかってるホウ」

ハヤトがレオを監察していると、

ボッ

コチン

ハヤトのゴーグルでBB弾がはねました。

ハヤト「ヒットホウ」

コン吉「何!ハヤトまで」

コン吉は伏せた状態で移動し始めました。

コン吉「クロだコン」

コン吉は狙いを定め、トリガーを弾きました。

ババン

クロ「ヒット」

コン吉「よし、後はあの二人だコン」

コン吉が油断していると、

ガッチャ

カカココ

バンッ、ボッ

3発の弾と1発の弾がコン吉にあたりました。

コン吉「ヒットコン」

すると、草むらからM3スーパー90を持ったレオとM24を持ったホークが出てきました

コン吉「ま、負けたコン」

ブー太「そんな〜ブヒ」

ハヤト「負けたホウ」

と残念そうに3人は言いました。

こうして、コン吉たちは負けてしまいました。

第9話 新たな決意


written by 優輝

「完敗だコン…」
コン吉達は完全敗北を味わった。
「ざあまみろだ」
クロは満足げに言う。
「…ほんとうにこいつ等がルールを守らない奴なのか?」
鋭い眼光でレオはクロに対し言う。
「あ、あたりまえじゃないか」
クロは鋭い眼光に動揺をしながらクロ達に向かって言う。
「試合をした限りそんなそぶりは見えなかったが」
レオはクロの動揺に疑問を抱きながら言う。
「…」
クロはどう返答すればいいか戸惑う。
「レオ、その辺でいいだろ」
ホークは2人のやりとりを見て止めに入る。
「まあいい。3週間後に大会を共同で出るという話しはなかったことにしておく」
レオは鋭い眼光でクロに睨み付けながら言う。
「それは…」
クロは強力な人達に付いて優勝を目指す策略はまんまとついえるのであった。
「3週間後に大会コン?」
コン吉はレオの話しを聞いて言葉を漏らす。
「知らないのか? 全国のゲーマーが集まって頂点を目指大会の予選があるんだよ」
ホークはコ吉の発言を聞いて説明する。
「まあ、おまえ等は3人だから関係ないか。大会に必要なメンバーは5人だからな」
レオは鋭い眼光でコン吉達を睨むように言う。
「そういえばそんな大会があることを忘れていたホウ」
ハヤトは思い出すように言う。
「まあ、受付の閉め切りは今週の1週間だから出る気があるなら出てみるんだな」
レオは最後にそう言い残しホークと一緒にこの場から立ち去る。
「覚えてろよ」
クロはコン吉達に吐き捨てて立ち去る。
「あの人に勝ちたいコン…」
コン吉はレオの後ろ姿を見て言う。どこぞの@ンダムのパイロット風に。
「絶対にクロを許さないだブヒ」
ブー太は怒りをあらわにしながら言う。
「大会に出るならまず2人集めるホウ」
ハヤトは冷静に言う。
「短い間にどうやって2人もどうやって集めるブヒ…」
ブー太は悩みながら言う。
「そして、短い間にレベルアップも必要だコン…」
3人はその場で腕を組み…ハヤトは腕ではなく翼を組んで悩む。
「あれ、ハヤトじゃないか」
ツバメが3人に話しかけてくる。
「レンかホウ」
気付いたハヤトはツバメに向かって言う。
「あれから三年ぶりだなハヤト」
ツバメはハヤトに向かって言う。
「誰だコン?」
「誰だブヒ?」
突如現れた謎のツバメ。はたして敵か味方か?
大会にむかってコン吉達は動きはじめる。

第10話 ハヤトのちょっとした過去


written by ホークアイ

レンはコン吉とブー太をしばらく見てハヤトに視線をやりました。
「こんな弱そうな奴らとサバイバルをやってんのか」
あきれた様にれんがいいました。
「そんな事ないホウ!少なくともコン吉は強いホウ!」
怒った口調でハヤトが言いました。
「お、俺だってっょぃブヒィ↓↓」
ブー太が弱々しく言いました。
「まぁそう怒るな。だがそれじゃ大会にも出れないぞ」
鼻で笑いながらいいました。
「あと2人は捜すコン」
コン吉が平然と言いました。
「なら一人紹介してやるよ」
レンが余裕な表情で言いました。
「断るホウ」
ハヤトが横に首を振りました。
「せっかくのチャンスを・・バカだな。ま、精々がんばるんだな」
こう言うとレンは飛び去って行きました。
「勿体無かったブヒ」
残念そうにブー太が言いました。
「・・・・・ごめんホウ」
寂しそうにハヤトが言いました。
「訳を話して欲しいコン」
真剣な顔つきでコン吉がいいました。
ハヤトはうなずきました。
「THEバトルガンバードって言うチームを知っているホウ?」
「知ってるコン」
「あの全国トップクラスのチームブヒね」
「3年くらい前までそこのエーススナイパーをやっていたホウ」
「す、すごいブヒ」
「どうりでコン」
2人は驚きました。
「有名だけあって人数もいっぱい居たホウ、でも隊長は弱い隊員にはサバゲをやらせなかったホウ、それで出て行ったホウ」
「そんな事があったのかコン」
感心した様にコン吉がいいました。
「あの〜」
3人が後ろを振り向くとクロが居ました。
「俺を仲間にしてくれないか?」


−−−もしかするとさらに続くかもしれない−−−

 感想は「教えて!トラ吉さん!」の掲示板まで


i_back1.gif