サバゲニッポン昔話
うさぴょん「今日もどきどきわくわくの展開のサバニポが始まるぴょん」
ネコ田さん「なんか最近俺の出番が減ったような気がするにゃ〜」
うさぴょん「ここのところ登場する機会が無いぴょん」
ネコ田さん「そうだよにゃ〜。やっぱり転職かにゃ」
うさぴょん「そのうちまた出番がくるかもしれないぴょん」
ネコ田さん「だけどこの劇団、給料安いしにゃ。残業代も出ないしにゃ〜」
エリー「これって劇団だったの……?」
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ハンドルネーム:スーパーマリオRPG7
クマノフよ。おぬしは一つ大事なことを忘れている。
サバニポ史上最大の笑いの量産機ことプラホーイ大佐はこう言ったはずだ。「クマーニャのこれからのマスターはクマノフだ」と。
ならばクマーニャが帰る場所と言ったらクマノフの家しかないじゃないか。
きっと何日かしたら帰ってくるよ。
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うさぴょん「それでもダメなら電柱に張り紙するぴょん」
エリー「『このクマさがしています』ってね」
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ハンドルネーム:レイヴン
むっっっ・・・!?
シリアスな話の中にも笑いを忘れない、
それがサバニポ!!(笑
気づけばもう52話目ですねぇ。
うさぴょん様、なんとか100話まで行けませんか・・・?
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うさひょん「一話一話を短くすれば可能ぴょん」
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ハンドルネーム:竜
クマノフさん
アル中になりますよ!!!!
夢の事態って避けなくてもいいじゃないですか
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クマノフ「アル中?もう遅いクマ」
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ハンドルネーム:ドルァ吉
「……これで良かったんや。これで良かったんや……」
鼻水を流しながら……ドルァ吉はファ○タを飲み続けていきます。
ドルァ吉の横には、どんどんとファ○タの空き缶がふえていきました。
1本、2本……3本……「ちっ、切れやがった……」
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トラ吉「なんかまがいものがおるで」
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ハンドルネーム:ルーエル・インフィニティ
最初のほうを読んで不覚にもビビってしまったw
ってか、クマーニャカレールーを焼くとはチャレンジ精神おうせいなクマだな〜ww
しかもクマノフビンボーなのにウォッカを何故にそんなに所持しているのかが不思g・・・
買nッ!もしや盗んだのか!?盗んだんだろ!!正直に言いやがれ!!ただし今回は言っても罪は軽くならないからな!!
回転寿司の件もあるんだぞこれでクマノフは借金地獄だぜww(最後の文はひどいなw)
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パン太「僕もカレールー焼いて食べ見るよ〜」
エリー「美味しくないと思うけど……」
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ハンドルネーム:NORI
今まで読んでて一番面白かった話だと思います!人間模様がまた(・∀・)イイ!!
まだ読み始めたばかりですがはまりました!
これからもがんばってください。お願いします。
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うさぴょん「もうすぐおわっちゃうぴょん」
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ハンドルネーム:92Fが好きっ♪
最初はびっくりしました・・・。
パン田が死んだりエリーが死んでたり(まあ、前者はどうでもいいですがwww(冗))てか、自棄酒は健康に悪いですよ?(笑)
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パン太「なんか酷いこと言われてるよ〜。パンダの命は地球より重いんだよ〜」
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ハンドルネーム:
>>クマーニャは限界を開け……
うはwww限界を開けてどうすんだワロスwwwww
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うさぴょん「誤字報告ぴょん」
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ハンドルネーム:紫熊
クマノフ…頼みがあるんだが…
三日でいいからエリーを貸してくれ。
当然、タダでとは言わない…いつもの貸し金庫に例のブツを入れておいた。
では、いい返事を期待してるぞ。
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エリー「貸しちゃいなさい。永久に」
クマノフ「クマ……」
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ハンドルネーム:ザビ
56話にして初めてメッセージを送ります
(〃▽〃)
いつも愛読していますが何回読んでも面白い!!
続きがとても気になります
(つー`*)
個人的にはネコ田が良い!!
何故かはわかりませんが…
ところで、この小説をケータイでも見れるように作って欲しい(作りたい!!)のですが…よろしくお願いします
p(^^)q
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うさぴょん「携帯だと見れないぴょん?」
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ハンドルネーム:ENIAC
「……スカイライナーのほうが1000円ほど安いクマ。JRはボッタクリクマ」
「……スカイライナーより普通の快速で行けばさらに半額クマ……」
流石クマノフw最高ですww
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クマノフ「JRは本当に高いクマ……」
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ハンドルネーム:ペリー校長
ちょっとそこの君
そこに座りなさい
クマノフ君 君はこの前のテストの社会で
織田●長が使った鉄砲は何か・・・
という問題がありましたよね
この答えは火縄銃ですよ
なのに君は
AK47・・・
と答えましたよね
今度の授業で学級委員のエリーさんに
教えてもらいなさい
あと給食費はちゃんと払いなさい
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エリー「クマノフ様って学生だったのね……」
ネコ田さん「それも給食があるってことはそうとう若いにゃ」
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ハンドルネーム:抱き枕はライフル
初めまして、抱き枕はライフルです。この話大好きです^ 驚愕のバッドエンドかと思いきや、夢オチとは・・・・なかなかしてやられました。ーw−そして、カレールー(固形のみ)にもw それを読んだ時、ルーをチョコだと騙され食べた友人を思い出しましたよww ウォッカを全部飲み干したクマノフはどうなるのか?!等など、この次の展開が楽しみです^w^(妄想中
ちなみに、抱き枕は、APS タイプ96です>w<
只今、ホップとスコープの調整に四苦八苦中・w: どうも、長々とごめんです。次も期待してます故、頑張ってください〜>w・ノ
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パン太「ルーとチョコ間違えるなんて馬鹿だね〜。僕なら絶対間違えないよ〜」
ネコ田さん「言ってる本人が一番やりかねないにゃ……」
第57話:決断
ガンガンガン☆
玄関のドアを叩く音。
その音でクマノフは目を覚ましました。
どうやらいつのまにか眠ってしまっていたようです。
台所で、ややフラフラしながら立ち上がるクマノフ。
周囲に散らばっているのは大量のウォッカの空瓶。
ふらつく足でも、クマノフはウォッカの空瓶を避けながら玄関の方に歩いてきます。
がちゃり。
クマノフは扉を開けました。
玄関の外にいたのはトラ吉。
その後ろにはグリ夫。
「わいのM93R知らへんか?昨日のゲームから見あたらんのや。もしかしてお前のバッグに……」
トラ吉はクマノフの向こう側。
台所に転がる100本ほどのウォッカの空瓶を見て、
「……って……どないしたんや……」
「……クマ」
クマノフの表情は、いつもと違い。元気のない表情。
普段はあれほど無表情で、目つきの悪いクマノフが……今日ばかりは落ち込んだ様子。
トラ吉は玄関から見える範囲の室内を見渡し、クマーニャの姿が無いことを感じ取りました。
「彼女はどうしたんや?」
不安ぎみに尋ねるトラ吉。
「……モスクワに帰ったクマ」
しょんぼりと、クマノフは答えました。
その様子から、いつものクマノフの雰囲気では無いことは、容易に理解できました。
「……な、なんや?もう帰ったんか?」
「私が帰るように言ったクマ」
とまどうトラ吉……とグリ夫。
「なんでや!?」
クマノフは遠くを見て……
「……それしか無かったクマ。私と一緒にいれば彼女の記憶は戻ってしまうクマ」
「おまえたちは知らないクマ。私が彼女に何をしたか……」
「下着でも盗んだのか?」
グリ夫の疑問。冗談なのか本気なのか……
「そんなことなら大したことないクマ」
平然と答えたクマノフに対し、一時の沈黙の時が流れました……
グリ夫とトラ吉は、どんな想像をしたことでしょう……
「……ま、まあええ。せやけどな……昨日はあれほどマジで勝負しとったやないか?いったい何なんや?」
「……クマ」
「わいは全部わからへん、せやけど……」
「私はクマーニャと一緒にいたかったクマ。しかしそれは出来ない事だと知ったクマ。だからモスクワに帰したクマ」
「一体どうしたんだ?何があったんだ?」
昨日の勝負にいなかったグリ夫はますます意味不明です。
「とにかくM93Rを取りに来たクマ?探してみるクマ」
クマノフは昨日の荷物を開き、中を探りました。
出てきたのはトラ吉のM93R。
「間違っていれてしまったクマ」
「ほんまに間違いやろな〜」
盗むつもりだったのじゃないのかと疑っているトラ吉。
しかし、それよりも気になる物がありました。
部屋に上がり込んだトラ吉が見つけた物。
部屋の隅に置かれた長いライフルケース。
「それ、おいてったんか?」
クマーニャのライフルの入ったハードケース。
「そうらしいクマ」
クマノフはライフルケースに歩み寄り、しゃがむと……
かちゃり☆
ライフルケースを開きました。
中には1メートルを越える長いライフル。
「どうするんや、それ。オークションで売るんか?」
冗談100%とは言えない質問。
クマノフはそれを無視してライフルを持ち。
「良い銃クマ……」
そして……
「……高く売れそうクマ」
クマノフの背後で固まるトラ吉とグリ夫。
想い出も何も金には勝てないのでしょうか。
クマノフはマガジンを外しました。
その時……
ぽろっ……
一発の白い弾が落ちました。
「なんや、弾入ったままやないか?」
使った後は必ず弾を抜いておきましょう。危険です。
「昨日は時間が無かったクマ。一度ここに戻ってきて荷物を置いてすぐに……」
そこまで言ってクマノフの動きが止まりました。
「……なんで弾が入っているクマ?」
クマノフはマガジンをよく見ました。
BB弾を押し出すマガジンフォロアーは長く、マガジンから飛び出しています。
それは、最後の一発まで給弾されるようにするため。
構造的には最後の一発まで撃ちだせるはずです。
「どうしたんや?」
「撃てるクマ……」
「意味がわからんわ」
トラ吉には意味不明です。もちろんグリ夫にとっても。
「昨日のゲーム、クマーニャをフリーズコールして倒したクマ」
「あの状態から回り込んだんか?ようやるわ」
感心するトラ吉。
「正面からクマ。クマーニャは撃ってこなかったクマ。てっきり弾切れだと思っていたクマ」
「せやけどまだ弾は入ってた……それやったら……」
「あいつもおまえを撃てへんかったんとちゃうか?」
「そうかもしれないクマ」
「なんなんや……おまえら二人は……」
撃てたのに撃たなかった。
それなら今のクマーニャの心の中にも、昔の、古き良き時代のクマーニャの心があるのではないかと……そうクマノフは思いました。
もしそれなら……それなら……
今日、クマーニャをロシアに帰したことは……
正しかった判断。
……かもしれません。しかし……それは反対なのかもしれません。
「なに考え込んでるんや?」
「クマッ……」
気づくとクマノフは両手で頭を抱えていました。
誰から見ても深く何かを考え込んでいるのがバレバレなポーズ。
普段は何を考えているか分からないクマノフ。それがこれほどまでに分かりやすいリアクションをとったことに、トラ吉もグリ夫もちょっとだけ驚いてしまいました。
「なぁ、行かへんか?今から空港に」
「今からクマ?」
「そうや、フライトは何時なんや?」
クマノフはチケットに書かれていた時刻を思い出し……
「12時ちょうどクマ」
「今はまだ11時前や……どないする?」
「クマ……」
決断できないクマノフ。
「行こう。成田へ!」
熱く言い出したグリ夫。
「そうや、行くんや」
「……クマ……」
−−−もしかするとさらに続くかもしれない−−−
あまりにあきれたのでメッセージを送ってみる。