サバゲニッポン昔話
うさぴょん「最終回間近のサバニポが始まるぴょん」
ネコ田さん「なんだかにゃ〜。かなり前から最終回近いっていいつつ、なかなか終わってないにゃ」
うさぴょん「そうぴょん?」
ネコ田さん「そうだにゃ」
うさぴょん「もう終わってるぴょん」
ネコ田さん「終わってないにゃ〜」
うさぴょん「終わってないけど終わってるぴょん」
ネコ田さん「秘孔でもついたのかにゃぁ」
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ハンドルネーム:スーパーマリオRPG7
空港に到着したプラホーイ大佐。
飛行機に乗るため、航空券を仕舞っておいたポケットに手を伸ばします。
「・・・・・む?」
…航空券を仕舞っておいたはずのポケットに手を伸ばします。
「・・・・・チケットがない!」
そのとき、彼の脳裏にある光景がフラッシュバックしました。日本の地に降り立った時。あらかじめ買っておいた帰りの航空券は1枚。
プラホーイ大佐ははじめからクマーニャをクマノフに引き渡すつもりでいたわけでは無く、ただ金が足らなかっただけで、何とか1枚で二人とも乗って帰ろうと画策していたのですが、その1枚をついうっかりクマノフに渡してしまったのです。
たとえ1人でも、肝心の券がなければ飛行機に乗ることは出来ません。
空港のエントランス。そこには、泳いで帰ることを決意し、去っていく1頭の熊の姿がありました。
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クマノフ「冬になれば流氷の上を歩いて帰れるクマ」
ネコ田さん「それ知ってるクマノフさんは、もしかして日本に来る時に……かにゃ」
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ハンドルネーム:レイヴン
感動した・・・
特に後半。涙が出た。
この悪事を死ぬ間際に告白本として出版すれば、
印税で儲かりまくりよ。
孫の代まで栄えるぜ☆
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クマノフ「私は悪いことは一つもしてないクマ」
ネコ田さん「悪気がないほどたちがわるいものはないにゃ」
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ハンドルネーム:ルーエル・インフィニティ
おぉ!流石クマノフ&トラ吉!!クマーニャ&プラホーイ大佐をたおしたか!wってか、クマノフはクマーニャを撃ったのかな??撃っちゃったのね!撃っちゃったんだろ!?正直に言えば罪は軽くなるぞ!(たぶん)ってことで最後に・・・
クマノフは自腹でモスクワへGO!!
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うさぴょん「真相は今回明らかになるぴょん」
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ハンドルネーム:フォン
クマノフさん
罪状の数がもう数えれません。
覚えてるだけで
殺クマ(密猟?)+銃刀法、窃盗、ストーカー規制法
密入国、不法滞在
はぁ、あんたってクマは
クマーニャの口から食べかけの納豆巻きが逆流してきました。
ハッピーゲロエンドですか?
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うさぴょん「もうちょっと続くぴょん」
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ハンドルネーム:匿名希望
プラホーイ大佐、なかなか最後までいいキャラしてくれましたね。そしてこれからラブコメ突入ですか?エリーは?(銃声
しかし、納豆巻きとは…口元からってあ〜ぁクールなクマーニャのイメージがっw
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うさぴょん「クールに吐くぴょん」
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ハンドルネーム:相良
納豆大好きだーーー!!
この後どうなるか予想がつかないです。
ちなみにイカはあまり食べれませんので、あしからず。
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ネコ田さん「俺もイカ嫌いだにゃ」
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ハンドルネーム:Vz61
クマノフ「おい、おまいら!!ゲームの予定ができますた。ファミレスに集合しる!」
エリー「詳細キボンヌ」
クマノフ「相手はくいだおれですが、何か?」
ネコ田さん「ゲームキターーーーーーーーー」
クマーニャ「キターーーーーーーーーー」
パン太「くいだおれごときで騒ぐ奴は逝ってヨシ」
クマノフ「オマエモナー」
エリー --------ヒット-------
うさぴょん --------ゾンビ-------
クマーニャ「ゾンビすなドキュソが!それより寿司キボンヌ」
エリー「いま、クマーニャがいいコトいった」
クマノフ「メッ●ールage」
パン太「↑誤爆?」
ネコ田さん「まっしぐらage」
クマノフ「ほらよ納豆>クマーニャ」
クマーニャ「神降臨!!」
ネコ田さん「まっしぐらage」
クマノフ「まっしぐらageんなDQNが!sageろ」
ネコ田さん「まっしぐらage」
パン太「まっしぐら厨uzeeeeeeeaeeee!!」
クマノフ「ageっていれればあがると思ってるヤシはドキュソ」
店員「不法滞在の共産主義者がいるのはこのチームですか?」
クマノフ「氏ね」
エリー「むしろゐ`」
ネコ田さん「まっしぐらage」
クマーニャ「ネコ田さん 、 必 死 だ な ( 藁 」
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エリー「なんだか濃ゆい会話ね……」
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ハンドルネーム:ドルァ吉
やはり、最後はクマノフですか・・・
なぜトラ吉じゃないの!!?
おい!クマノフ!!お前はあれだ!ものすごく寒い、北の大地にいる真っ白なクマ集団とサバゲをしろ!!
最も、積雪した大地で彼等を探すのは一苦労だがな…
P.S トラ吉様に憧れて、M37イサカポリスを買いました!!俺もこれからショットガンナーだ!!
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パン太「クマノフさんは不利な条件ではゲームしないよ〜」
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ハンドルネーム:ENIAC
クマ様IQ高すぎ(*ノ∀`)
ってかね・・・クマノフさん・・・
イカはガムじゃないですよぉ!!
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クマノフ「イカはああやって食べるクマ。トラ吉が教えてくれたクマ」
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ハンドルネーム:アフォ
納豆巻きか・・・
クマーニャのキャラ変わったな・・・
大凶・・・
ほんとアフォみたいなことばっかですね
アッハッハッハ
まるでボクだー
アーッハッハッハッハッハッハハ
ハッハ・・・・
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パン太「馬鹿みたいな人がいるよ〜」
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ハンドルネーム:ヨーノフ
こんにちは。ヨーダ+クマノフでヨーノフです。んで、初です。11歳だけど、エアガンやってます。けど、なかなかあたりません。名前少しもらってるけど、クマノフさん。弟子にしてくださああい。
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クマノフ「いくらだすクマ?」
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ハンドルネーム:Synth
wラストが笑ったw
トラ吉もよくやったぞ!
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パン太「僕の活躍の場がないよ〜」
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ハンドルネーム:ウィリアム大佐
どうも、初です。
エアガンを初めて約1ヶ月ですが、飽きもせずみさせていただいてます。(11歳)
さ、さすがはクマノフどの。
あのクマーニャを倒すとは。
でもやっぱり僕はトラ吉かな。ハンドガン使ってるし。
かっこいいし。大阪だし。トラだし。
さて、トラ吉さん。
ここで一つ教えてもらってもいいですか?
僕の友達はマシンガンを使っているんですが、
どうやって勝てばいいでしょう。
教えてくださいね。
ではさようなら。
トラ吉バンザーーーーーーイ!!
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トラ吉「不意打ちで勝つんや」
パン太「卑怯者だよ〜。僕みたいに堂々と勝負しようよ〜」
第56話:別れ
クマノフは歩いていました。
リュックとライフルケースを背負い。
気持ちよく晴れた未舗装の道。
右を見ても左を見ても山と森。
今日は日曜日、サバイバルゲームの日。
クマノフは用事があり、少し遅れてのフィールド入り。
もうみんな……うさぴょん、パン太、エリー、クマーニャ、それとネコ田さん達は、すでにゲームを開始しているはずです。
セフティゾーンが見える場所へとさしかかりました。
とくに話し声も、銃の発射音も聞こえてはきません。
クマノフはさらに歩いて行きます。
緑の草むら。
その上に敷かれたレジャーシートが見えてきました。
レジャーシートの上にはバッグや弾やガス。
そして、うつぶせに倒れているパンダの姿。
白と黒、赤の三色のパンダ。
その赤い色はレジャーシートをも染めていました。
血に染まったパンダ。
「クマ!?」
クマノフは駆け寄ります。
レジャーシートの上に倒れているパンダは、間違いなくパン太です。
後頭部には銃で撃たれた跡。
そしてそこからあふれた大量の血。
まだ乾いていない血。
周囲を見渡すクマノフ。
見えてきたのは草むらの転がる3体。
うさぴょん、エリー、ネコ田さん。
その全員が、周囲に倒れていました。
全員が銃弾を受けて。
周囲の草むらからしたたり落ちる血。
「……だ、誰がこんなことをしたクマ……」
クマノフの荷物が地面に落ちました……
今まで一緒に遊んできた仲間達が、突然と……
「あたしがやったのよ」
背後から聞こえてきた声。
そして後頭部に感じた金属の固い感触。
いつのまにか、クマノフの背後にはクマーニャが立っていました。
その手に握られた拳銃は、クマノフの後頭部に突きつけられていたのです。
「……クマ……クマーニャクマ?」
振り返ることなく、クマノフは言葉を返しました。
「そう。他に誰かいる?これほどまでにあなたを憎んでいる人が」
「普通に憎んでいる奴はいっぱいいるクマ」
真顔で返すクマノフ。
そこまでして笑いを取りたいのは最終回が近づいた主人公の最後の強がりでしょうか。
「けど、あたしぐらいの憎しみを持っている人は誰もいない。そうでしょう?」
「……クマ」
「全て思い出したのよ……あなたはあたしから全てを奪ったことを。家族、生活、過去のあたしと、過去のあなた自身……」
「……なぜ彼らまで殺したクマ?憎いのは私だけではないクマ?彼らは無関係だったクマ……」
「言ったでしょう?あなたは私から全てを奪った。だからあたしもあなたの大切な物全てを奪った。それだけ」
「……クマ……」
「あなたは分かっていないみたいね。あたしがどれだけあなたを憎んでいたことを……」
森に銃声が響きました。
「クマッ!!」
クマノフは布団から跳び上がるように起きました。
静かでした。
辺りを見渡します。
部屋の中。
見慣れたアパートの一室。
クマノフの部屋です。
「……夢だったクマ……?」
いつもと変わらない朝。
昨日は確か……
プラホーイ大佐とサバイバルゲームで勝負した後。
クマーニャと東京観光。
そんな一日だったはず。
そして一緒に帰ってきたはず。
「……それも夢だったクマ……?」
自分の記憶を疑いました。
しかし台所のほうからは人の気配。
クマノフは布団を出て、台所に歩きました。
昨日の記憶が間違いではないことを期待して。
それと同時に不安を持ちつつ。
台所にはクマーニャがいました。
「おはようございます」
クマノフに朝の挨拶をするクマーニャ。
「何をしているクマ?」
「朝食を作っています」
ガスコンロの上にはフタがされているフライパン。
「匂うクマ」
フライパンからは黒い煙が立っていました。
そして、かぎなれた匂いとコゲの匂いの混ざった匂い。
「少々焼きすぎたようです」
クマーニャはフライパンのフタを取りました。
中には真っ黒の何かの物体。
「これは何クマ?」
クマノフは本気で分かりませんでした。
「わかりません」
平然と返すクマーニャ。
「分からないで焼いてるクマ?」
当然のクマノフの疑問。
「はい。棚の中にありました」
クマノフはフライパンに近づいて、よく見てみました。
それは……
カレーのルー。
具も水も……何もない状態でカレールーだけをフライパンで焼いたのです。
「……」
言葉がでません。
「2箱ありましたので両方焼きました」
「……クマ……」
固まったままのクマノフを表情に。クマーニャを疑問を感じたのか……
「何か?間違いがありましたか?」
「いや、無いクマ……それより……」
クマノフの脳裏をよぎる不安。
「……ご飯は炊いたクマ?」
「いいえ」
クマーニャの返答がクマノフをさらに絶望させます。
5分後。
二人はテーブルを囲んでいました。
お互いの皿の上にある物。
黒く焦げたカレールー。
ただそれだけが朝のご飯。
半分固まったコゲのようなカレールーをスプーンでとり……
食べるクマノフ。
……まずい……
あたりまえです。
何せ具も無い。
単なるカレールー。
焦げたカレールー。
涙がこぼれ落ちました。
あまりの嬉しさに……
懐かしさに……
昔……
まだモスクワにいたころ。
クマーニャの料理には幾度と無く苦しめられた物です。
そしてそれをまた味わえる。
……つらい……
クマノフはスプーンを起き。
荷物をあさりました。
昨日、プラホーイ大佐から受け取った航空券。
モスクワ行きのフィクスド格安航空券。
それを手に持つと、クマーニャに差し出しました。
別に料理がまずかったからではありません。
まずい料理は嬉しいのです。
昔が懐かしくて……けれど……
夢の事。
そして昨日のおみくじの書かれた文字……『大凶』
未来を考えれば……それしかない道。
あの夢の事態を避けるためには……
「君は帰るべきクマ」
クマーニャはしばしの間、無言のままチケットを眺めました……
「……分かりました」
クマーニャは早速荷物をまとめ出しました。
わずか30秒で荷物をまとめ、
「それでは帰ります」
「クマ」
クマーニャは無言で玄関に向かい、靴を履きます。
クマノフは無言でその背中を見送りました。
クマーニャは限界を開け……
振り向きました。
……そして……
「一つお聞きします」
表情を変えず、クマーニャはたんたんと言いました。
「クマ……?」
「……成田エクスプレスとスカイライナー、どちらが安いのでしょうか?」
一言訪ねました。
「……スカイライナーのほうが1000円ほど安いクマ。JRはボッタクリクマ」
クマノフは短く答えました。まるで京成電鉄の回し者のように。
「分かりました。それでは……」
クマーニャは再びクマノフに背中を向けました。
その背中に向かい、クマノフが口を開きました。
「クマーニャ……待つクマ……」
「……はい?」
再び振り返るクマーニャ。
その目は僅かに悲しそうです。
クマノフの口が動きました。
しかし、言葉にならない声。
やっと口にでた言葉は……
「……スカイライナーより普通の快速で行けばさらに半額クマ……」
出てきたのは……どうでも良いような言葉。
本当に言いたかった言葉ではない言葉……
「分かりました」
クマーニャは静かに答え。玄関を開けました。
ばたん……
ドアが閉まりました。
一人だけになった部屋の中。
ただ一人のクマノフ。
途端に寂しさがこみ上げてきます。この無感情のクマノフにも。
しかし、それは普段の生活に戻っただけ。
昨日からのこの一夜が特別だっただけだと……
クマノフはそう自分に言い聞かせました。
クマノフは冷蔵庫に向かいました。その扉を開けると、中にはウォッカがぎっしりと詰まっています。
「……これで良いクマ……私の判断に間違いは無かったクマ……」
ウォッカのビンを一本取り出し、フタを開けるとビンのまま口をつけ、3秒で飲み干しました。
ゴロンゴロン。
飲み終えたウォッカのビンが床に転がりました。
クマノフの手は、さらに次のビンへと伸びます。
「……これで良かったクマ。これで良かったクマ……」
涙の流しながら……クマノフはウォッカを飲み続けていきます。
クマノフの横には、どんどんとウォッカの空き瓶が増えていきました。
1本、2本……3本……10本……
−−−もしかするとさらに続くかもしれない−−−
あまりにあきれたのでメッセージを送ってみる。