サバゲニッポン昔話


うさぴょん「サバゲニッポン昔話も。38話まできたぴょん」
ネコ田さん「長かったにゃ~」
うさぴょん「そろそろ最終回が近いぴょん」
ネコ田さん「やっと楽になれるにゃ~」
エリー「パン太だけは一足先に楽になってるけど」
ネコ田さん「そういえばそんな奴もいたにゃ~」
クマノフ「クマ」
ネコ田さん「あいつは存在感薄いから、どうしても忘れられちゃうにゃ」
一同「(……おまえが言える立場か……?)」
うさぴょん「さっそくお便りぴょん」
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ハンドルネーム:きなこMIX
くいだおれぇぇ~!がんばれ~!
ってかなんなんだあの人たちは!!
日曜日の朝7:30に会えるあの人たちですか!?
う~、なんだか今に黒いのとか白いのとか
でてきそうだな...。
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うさぴょん「昔は5人しかいなかったけど、今は増えたみたいぴょん」
クマノフ「3人のもいたクマ」
うさぴょん「いたぴょん?」
クマノフ「クマ」
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ハンドルネーム:バルパトス
ロボットまで出してきましたか・・
勝負着いてるのに
大型ロボまで繰り出しちゃってまぁ・・・
となると、やっぱ「くいだおれ」の
誰かが巨大化するわけか?
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うさぴょん「するどいぴょん」
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ハンドルネーム:第08スネ吉小隊
アニメ化をしてください 午後  9:00~
無理なら本を出版して
それから挿絵のダウンロード時かかりまくり!!
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うさぴょん「東京ビッグサイトで売るぴょん」
エリー「挿し絵のダウンロードに時間かかるのは回線の問題ね」
クマノフ「ケーブルを太くすると速くなるクマ」
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ハンドルネーム:ドコパモ
ロボって出てきちゃいましたね、こりゃ大変だ。
トラキチもでかくなるんですかね?次回がとても楽しみです。
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ネコ田さん「『ロボって』にゃ」
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ハンドルネーム:第08スネ吉小隊  隊員
絵が 絵が雑になってる~~~~~~~~~
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ネコ田さん「正直、スマンかったにゃ」
クマノフ「誰が描いたクマ?」
うさぴょん「絵描きさんはコロコロ変わるぴょん」
エリー「描きたい人が描くのね」
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ハンドルネーム:VSR
すごいぞ「クマーニャ」!!!流石!!!!「クマーニャ」
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ネコ田さん「けっきょくあいつは何もしてなかったにゃ。ゲーム終了時までどこかで隠れてただけにゃ~」

第38話:巨大ロボット大激突


 トラ吉たちはBB戦隊サバレンジャーに勝利しました。
 しかし、サバレンジャーたちはあきらめません。
 サバゲの借りを返すとばかりに、巨大ロボットに乗って現れたのです。


「悪の怪物め!俺達サバレンジャーは負けはしない!」
 巨大ロボットから声が聞こえてきました。
 サバレッドの声です。
「サバロボパーンチ!!」
 巨大ロボットが拳を振り上げました。
「あかん、にげるんや~!」
 トラ吉、チンドン、バンパク、ドーラクの4人は、いそいでその場から飛び退きました。

 どがぁぁん!

 巨大ロボのパンチが地面を叩きました。地面がえぐれます。

「巨大ロボの使用は反則です!あなたたちは反則負けですよ!」
 審判が叫びました。
「うははははははは!俺達はもう負けてるんじゃぁあぁ!」
 サバイエローの声。
 たしかに言ってることは間違いではありません。

「ヤバイで!こいつらマジで俺達を殺す気や!」
 トラ吉も本気でビビっています。
「はははははは!その通りさ!よく見抜いたな悪の怪物トラ男よ!」

「がんばれサバレンジャー!悪の怪物たちをやっつけちゃえー!」
 子供達から歓声が上がります。
 子供達は無邪気です。
 彼らは本気でトラ吉たちが、この巨大サバレンジャーロボに殺される事を望んでいるに違いありません。

「あたしの美しい顔を撃ったあなたなんて許さないわぁ~!」
 サバピンクの声です。
「サバロボキーック!」

 巨大ロボットが足を上げました。
 トラ吉がその大きな足の影に包まれました。
「マジかいっ!?」
 トラ吉はすかさず横に飛び退きました。

 ずしゃーーーーーーん☆

 巨大な足がたたき落とされました。
 土煙が激しく舞い上がります。
 キックというより、たんなる踏みつぶしです。
 トラ吉は間一髪潰されるのを免れました。
 もうちょっと飛び退くのが遅かったらぺしゃんこに潰されていたでしょう。

「すばしっこいヤツじゃぁ!!」

 サバレンジャーロボが拳銃を構えました。
 ロボットの大きさが大きさですから、この拳銃もとても巨大です。

 その拳銃を眼下のトラ吉に向け。

 どかん☆どかん☆

 撃ちました。

 走って逃げるトラ吉のすぐ近くで、まるで戦車砲が着弾したかのように地面の土が大量に舞い上がります。

「バンパク、やるしかないで~」
 チンドンがバンパクに言いました。
「バンパクッ」
 バンパクが頷きます。

 しゃきーーーーーーーーん☆

 バンパクが光を放ちました。

 すると……

 どこからともなく音楽が流れ出しました。
 バンパクの変身ソングです。

 バンパクの背景がキラキラ輝くと、バンパクの体がじょじょに大きくなっていきます。

 ぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぬぅぅぅぅ。

 バンパクの体が、しだいに……しだいに大きくなっていくのです。

 45秒の変身シーンの後、バンパクは大きくなっていました。
 サバレンジャーの巨大ロボットと顔を並べるほどの大きさになっていたのです。

「正体を現したな!悪の怪物め!」

 サバレンジャーロボは拳銃をバンパクに向けました。

 どかん☆どかん☆

 地面を揺さぶるような重低音が響きます。
 同時に、バンパクの胴体から二つの煙が上がりました。
 バンパクの装甲版は貫通されていないようですが、それでもバンパクは痛そうです。

「ここで戦ったらあかんで~!人を踏みつぶさんように逃げるんや~!」
 チンドンが上を見上げて叫びました。
 その声を聞き、バンパクは軽く頷き、ホバーを噴射します。
 大会会場を離れるように移動しているのです。

「逃げるのか!悪の怪物め!」

 どかん☆どかん☆

 サバレンジャーロボが拳銃を発射します。
 弾はバンパクの後方を過ぎ去りました。
「逃がさないわ~!」
 サバレンジャーロボが走り出しました。バンパクを追いかけているのです。
 バンパクはさらに逃げます。
 人のいない所まで。
 大会会場で戦えば、大勢の人が巻き込まれるでしょうから。

 バンパクは人のいない場所までやってきました。
 採掘場でしょうか、木殆どなく、土の地面が剥き出しになった場所です。

 サバレンジャーロボも後を追ってやってきました。

「覚悟しろ!悪の怪物め!」

 サバレンジャーロボは拳銃を投げ捨てました。
 そして、背負っていたバズーカを構えました。
「このサバレンロボバズーカは、月ですら一撃で消し去ってしまうのだ。受けてみろ!」
 どう聞いても誇大広告としか取れない発言です。
 しかし、その巨大なバズーカは決して弱そうな物ではありません。
 これを受ければバンパクも粉々の木っ端微塵になってしまいそうです。
「バンパクッ!」
 バンパクは真剣な眼差しでサバレンジャーロボを見据えました。
「うははははははは!!死ねぇぇ!」
 サバレンジャーロボの指がバズーカのトリガーを引きます。

 どぉおん!

 バズーカが煙を噴きました。
 巨大な弾頭がバンパクに向かって飛び出します。

 まっすぐに。
 正確な狙いで、バンパクに向かいました。

「バンパクッ!!」

 どがぁぁぁぁぁあああああああああああああん☆

 バンパクが爆発に包まれました。

 黄色と赤い炎。
 そして上がる真っ黒な煙。

「どうだ!正義の味方は負けない!」

 正面の煙の塊に向かい、サバレンジャーは勝ち誇りました。
 巨大な煙の塊の中に何があるかはまったく見えません。

 しだいに煙が消えていきます。
 すると……その中に……
 白と赤のカラーリングの巨体。
 バンパクがまだ立っていました。
 その姿にはキズ一つなかったのです。
 そして、バンパクのすぐ前には。
 やや青みがかかった半透明の光の板が輝いていました。

「なっ!?なんだあれは!?」


 遠くで上がった巨大な黒い煙。
 その煙が消えた時、バンパクが再び姿を現しました。
 双眼鏡の中で。

 チンドンは会場から双眼鏡で二つの巨大ロボの激戦を見ていました。

「どうなってるんや!?バンパクは大丈夫なんか!?」
 トラキチが慌ててチンドンに尋ねました。
 慌てるのもムリありません。先ほど上がった爆発、そして黒い煙。
 爆発の轟音と衝撃は、この会場まで伝わってきているのですから。
「無事やで~。でっかいバズーカで撃たれただけや」
 チンドンが平然と返しました。
「あかんのちゃうか!?」
「大丈夫や~」
 チンドンは双眼鏡を覗いたまま答えます。
「直撃やないで~。シールド張っとるわ~」



 バンパクの前に広がる青白い光の板。

「あれは!あれは何よぉぉぉ!?」
 サバピンクがロボットの中で絶叫しました。
「エネルギーシールドだ」
 答えたのはサバグリーンです。
「そりゃなんじゃぁあぁ!?」
「エネルギーを集めた盾だ。これではヤツにバズーカは効かない」
「バズーカなどいらない。拳で勝負だ!」
 サバレッドが力強く言い放ちました。

 サバレンジャーロボはバズーカを投げ捨てました
 そして、駆け出します。
 大地を揺らしながら巨大ロボットが駆け出しました。
 バンパクに向けて一気に間合いを詰めていきます。
 バンパクの前からシールドが消えました。バンパクも格闘戦に備えつもりなのでしょう。
「サバロボパーンチ!」
 サバレンジャーロボがパンチを繰り出しました。

 どごぁん☆

 パンチがバンパクの胴体を捕らえます。
 バンパクはふらふらとバランスを失いながら後退しました。しかし倒れません。
「まだだ!」
 サバレンジャーロボはさらに間合いを詰め、再びパンチを繰り出しました。

 ぶぉんっ☆

 空振りです。
 バンパクは後退しパンチをかわしたのです。
 両腕があまり動かなく、両足も無いバンパクにとって格闘戦は不利です。
 バンパクの足下から大量土煙が舞い上がります。
 ホバーを噴射しながら、バンパクは後退していくのです。
「逃がしはしない!お前は格闘戦に弱い!俺達は負けない!」
 サバレンジャーロボは腰から短いパイプのような物を取り出しました。
 それを握ると……

 ぶぉぉん☆

 パイプから黄色い光が伸びました。
 長さは30m以上あるでしょう。光の剣が現れたのです。

「受けてみよ!必殺!サバレンジャービームサーベル!」

 サバレンジャーロボは光の剣を手に、逃げるバンパクに向かって走り出します。
 一方、バンパクは足下から炎を噴射させました。
 バーニアです。

 ゴゴゴゴゴゴゴゴ……☆

 バンパクの体が宙に浮いていきます。
「空に逃げるつもりか!?」
 バンパクの体は空高くに上がっていきます。
「逃がさないんじゃあぁぁぁ!!」
 サバレンジャーロボが地面を蹴りました。
 ジャンプしたのです。
「死ねぇぇ!!」


---もしかするとさらに続くかもしれない---

あまりにあきれたのでメッセージを送ってみる。

なまえ(なまえ公開の許可/不許可も書いてください。無記入だと勝手に公開されちゃいます)
※例:「クマノフ なまえ公開許可」

つくったひとへのメッセージ


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