サバゲニッポン昔話


うさぴょん「待ちに待ったサバゲニッポン昔話のお時間だぴょん」
ネコ田さん「別に待ってないにゃ〜」
うさぴょん「そんなに楽しみにしてたぴょん?」
ネコ田さん「だから別に待ってないにゃ〜。聞いちゃないにゃ〜」
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ハンドルネーム:すナイツSR
グリオが・・・マッチョだぁーーー!!マッチョになっとるっ!っていうか弾のより速いって、初速85m/s位ですよね、弾。
それよりすこし遅いのかな?
でも速っ!これを見て、グリオが自分で発した弾に追いついて自爆するイメージが頭をよぎりましたw
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グリ夫「はっはっはっ。俺の勇姿を見たかっ!」
ネコ田さん「自分のせいでチームをピンチにしてる事わかってないにゃ〜」
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ハンドルネーム:トム
グリオレギュ守ってないんか?
どうなんだろ楽しみに待ってます
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ネコ田さん「トラ吉たちヤバイにゃ〜」
クマノフ「クマクマ。私たちもパン太がハンバーガーにされて良かったクマ」
エリー「それってパン太の銃は……」
クマノフ「クマクマ」
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ハンドルネーム:グレネーダー見習い
エリーちゃんとグリ夫の人気がどんどん高まってきてますね〜。
あ、でも、僕もエリーちゃん好きですよ?でもエリマキが被弾率高めてるような…。
シャンプーハットなんだし、ゲームの時は取った方がいいのではないでしょうか?(笑
あなたはエリマキ無しでも可愛い!

最後の局面、グリ夫のスピードと発射されたBB弾の速度の相乗効果であれだけのパワーを生み出したのかな??
トラ吉さん達には負けてほしくないなー…
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ネコ田さん「シャンプーハットにゃ?」
エリー「何言ってるのよ!これは本物よ本物!」
ネコ田さん「怪しいにゃ〜」
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ハンドルネーム:スナイパ
やっぱりグリ夫の速さは伊達じゃないね^^
でも、玉が追いつかない速さで走っているグリ夫に、
しかも横からボルトアクションで当てたモリジョーは
もっとすごいね^^;

このコーナーアニメにならないかなぁ…
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うさぴょん「なんか漫画化されるらしいぴょん」
ネコ田さん「ウソくさいにゃ〜」
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ハンドルネーム:とっつあん
グリオ、レギュ違反はだめだろ。
まだ分かりませんがね。
ってか、んなこたどうでもいい!グリオなんてどうでもいい!!
問題はエリーが可愛いと言う一点のみだ!
あぁ、なんかアイドルって感じですよね〜〜
脳みそ解けてきた。それではまた次回。
楽しみにしてますね〜
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ネコ田さん「最近エリー人気が高いにゃ〜」
エリー「最近じゃなくて昔からよ」
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ハンドルネーム:バルパトス
やっとグリ夫が活躍できました
でも、レギュレーションオーバーの疑いが・・
続きが気になります
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ネコ田さん「これでトラ吉たちは失格にゃ〜」
クマノフ「さようならクマ」
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ハンドルネーム:レイヴン
あっっっっっ!!!!
エリーちゃまキャワイイー!!! ♪≧∇≦)b
もっと、爬虫類っぽくて、
ゴーヤみたいな緑の突起が無数にあると思ったのに(滅!!
じぇんじゃんイケテルー!!!(砕
くまさんゃ、あんなキャワイイ子を手玉に取るとは・・・(ぇ
罪なオトコよ、クマノフ・・・(意味不明w
話し変わって、ロレンツォーーーー!!!!
チキンチキン!!!!チキンハート!!!
アナタのハートはチキンハート!!!
・・・・・でぁ、マタネー☆(意味分からんw
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エリー「ゴーヤみたいな突起って何よ!でも誉めてるから許すけど」
ネコ田さん「でも性格は悪いよにゃ〜」
エリー「何か文句ある?」
ネコ田さん「いや、ないにゃ……」
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ハンドルネーム:おぴょぴょ
トラ吉達ピンチだね〜最近。
最後に一言・・・猫太さん出番すくねえええぇぇぇ!
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トラ吉「あかん、最近調子悪いねん」
クマノフ「それが実力クマ。調子のせいにしたらいけないクマ」
トラ吉「……」
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ハンドルネーム:sss
〜スーパーフィンランド人のパーヤネン小難しい主張〜
「グリ夫はレギュレーション違反ですよ。
確かに走っている速さの分、弾の初速は速くなっているかもしれません。しかし、空気抵抗は物体の進行方向に対する速さに比例して進行方向と反対向きに対して加わる力が大きくなります。弾が空気抵抗を受ける面積は確かに小さいですが、質量が小さい為にその受ける影響は無視できません。よって、もとのバネによるエネルギーも相当大きいはずです!」

〜グリ夫の弁解〜
「たとえ後ろ向きの加速度が大きくても、その加速度を受ける時間凾狽ェ少なければ、つまり発射した地点が近ければ弾の減速は少なくなり、着弾時の速さが比較的大きいままなので銃が1J規定に沿っていても実際には1Jを超えることもありうる!」

〜判定員の主張〜
「んなこたぁ、どうでもいいからさっさ初速を測ればはっきりするだろ。理屈じゃねぇんだよ(理屈はねぇんだよ)この昔話は。」

〜争う2人〜
「・・・。」
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クマノフ「グリ夫はこんなに頭良くないとおもうクマ」
ネコ田さん「俺も何のことか理解できないにゃ〜」
エリー「あんたの頭はグリ夫並ね」
グリ夫「ネコ田と一緒にされた〜!!」
ネコ田さん「……俺、もうこの物語降りるにゃ……」
うさぴょん「ダメぴょん。ネコ田さんはこの物語に欠かすことのできない人物ぴょん」
ネコ田さん「さすがうさぴょん。分かってるにゃ〜」
うさぴょん「パン太がいなくなったから、やられ役はネコ田さんしかいないぴょん」
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ハンドルネーム:ケン
そういえば皆さんの歳は何歳ですか、
勝手に予想。
クマノフ 23
うさぴょン 18
エリー  35
ネコ田  24
パン太 想像したくもない
トラ吉 23
チンドン 30
ドーラク 22
グリ夫 却下
バンパク さっぱり分かりません
あっていますか?
エリーはかなり自信があります。
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エリー「なんであたしが一番老けてるのよっ!!!!!!!!!」
ネコ田さん「俺、クマノフさんより年下なんだけどにゃ〜」
クマノフ「私は見かけが若いクマ」
ネコ田さん「ウソにゃ〜」
トラ吉「ちなみにバンパクは1970年生まれやで」
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ハンドルネーム:ウルノフ
ひさしぶりだな、クマノフ。しばらく特殊作戦についていて書けなかった。今ウラジオストックから船で日本にむかっている。それにしてもエリーはなかなかの才能があるな。その腕なら狙撃手もできるだろう。そう、日本に着いたら俺もチームに入っていいか、高級のウォッカを持って行ってやるよ。
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クマノフ「ウォッカだけ持ってきてくれたら帰っていいクマ」
ネコ田さん「クマノフさんって冷たいにゃ〜」
クマノフ「ロシアの空気で心まで冷え切ったクマ」
ネコ田さん「冗談とは思えないんだよにゃ〜」

第30話:最強のM4


「撃つぞ」

 パンッ☆

 初速計に表示された数値……それは……

 278。

「なんやっ!?」
「これって速いのか?」
 グリ夫が周囲に尋ねました。
「むちゃくちゃやで〜、殺人級や〜」
 チンドンが答えました。
「いや、間違いかもしれへん。もう一度やってみるんや」
「お、おう」

 パンッ☆

 276。

「やっぱりやネン!出過ぎやネン!」
 この大会の初速限界は0.2g弾で100m/s。
 200を軽く越えてるこの数値は、異常な値です。
 ジュール値になおした場合、7.6ジュールもあるのです。
「も、もう一度だ!」

 パンッ☆

 279。

「おまえら、俺達を殺す気だったネン!」
「そ、そんな……俺のM4は……」
「……俺のM4は……」
 グリ夫は拳を握りしめ……
「最強だったんだっ!」
 喜びました。

「アホいうなっ!」
 パカッ☆
 トラ吉が、どこからともなく取り出した黄色いプラバットでグリ夫を殴りました。
「どうやネン!審判さん」
 審判は弾速計を見て、
「ああ、これは……」

「フィート表示ですよ」

「フィート?」
 グリ夫は理解できてないようです。
「ああ、なるほど、そういうことや〜」
 チンドンが手を叩いて言いました。
「どういうことだ?」
「フィートはメートルとは違った距離の単位やで〜。0.3048を掛けるとメートルに直るで〜」
「つまりは、279に0.3048をかけるのか?」
「そうですね」
 審判は電卓を取り出し……
「メートル換算で85m/sです」
「な、なんやネンッ!」
「異常は無いで〜」
「だが、確実にあれは痛かった!痛かったネン!」
「確かにそれは謎やな〜」
「わいもわからん……」
「……いや、もしかして……あれやで〜」
「バンパク?」
「わかったで〜!!」
 チンドンが叫びました。
「どうしたんや?」
「射手の速度や〜!」
 パーヤネンの動きが止まりました。
「……わ、わかったネン……」
「それって何カニー?」
 パーヤネンはその場に膝をつきました。
「負けたネン……レギュレーション違反ではなかったネン。このランナーは高速で走りながら撃ったネン。だからやネン」
「あれや、走りながら撃った場合、本来の弾の速度に、自分の移動速度が追加されるんや〜」
 チンドンが説明しました。
「ん?なんだそれは?」
 グリ夫は理解できてないようです。
「たとえばやな〜。秒速50mで走りながら秒速100mの弾を前に撃つと、弾の速度は秒速150mになるんや」
「そういうことやネン……俺はこのランナーの走る速度を計算してなかったネン。まさかそれほど速く走れるとは思わなかったネン……」

 このゲーム、トラ吉たちの勝利に終わりました。
 トラ吉たちは3ポイントを得て、今までの総合ポイントは6ポイント。
 しかし、まだまだ余裕はありません。次の試合、予選最後の試合に負けることがあれば、本戦トーナメント進出は無理でしょう。
 トラ吉たちの運命は、次の試合にかかっていました……


「けっ、まったく三連敗だコァラー」
「やってらんねーコァラー」
「次のチームはどこだコァラー?」
 セフティゾーンの隅っこ。
 5人のコアラがうんこ座りをしながらユーカリの葉をくわえていました。
「そろそろ俺達の試合だ。行くぜコァラー。準備はいいかコァラー!?」
「おうコァラー!」

 クマノフたちの第4回戦。
 対戦相手は『コアラのマーチ』です。

「よぉ、俺達は人気者のコアラだコァラー!文句あるかコァラー!」
 とっても悪い目つきでコアランが言いました。
 他にいるのは弟のコアリン、さらに弟のコアルン。

 そしていとこのコアレン、コアロンです。
「あ、いつだったかのコアラだにゃ!」
「何だコァラー!?あ、おまえら!いつか対戦した奴らだコァラー!」
「エリーもいるコァラー!お前がいなくなったせいでチームが崩壊したコァラー!」
「カンガルおばさんもどっかいっちまったコァラー!お前のせいだコァラー!」
「あんたたちがあまりに勝手だから見捨てられたんでしょっ!」
「はぁ!?俺達は人気者のコアラだコァラー!一般人とは住んでる場所が違うんだコァラー!」
「東山動物園だってコアラは立派な建物の中に住んでるんだコァラー!他の動物は雨ざらしだコァラー!分かってんのかコァラー!」
「まぁまぁ、ちょっと落ち着いてください。その口調も……」
 審判がコアラたちに注意しました。
「はぁ!?人気者の俺達に文句つけるんかコァラー!?」
「この口調は生まれつきなんだコァラー!文句あんのかコァラー!」
 コアラは昔よりガラが悪くなっていました。エリーとカンガルおばさんがチームからいなくなり、歯止めが利かなくなったせいでしょうか。

 フィールドは中央に池のあるフィールド。
 トラ吉たちが数ゲーム前にガンパンマンたちと試合をしたフィールドです。


 クマノフたちは東側からのスタートになりました。
「なんかイヤなのが相手になったにゃ〜」
「まったく、手がつけられなくなったわね。昔はあんなんじゃなかったのに」
「昔からけっこう酷かったとおもうにゃ〜」
「パワーアップしたぴょん」
「喜ぶべきクマ」
「どうしてぴょん?」
「彼らの実力が高いとは思えないクマ。これで予選通過が一歩近づいたクマ」
「なるほどにゃ〜」
「私はフラッグ周辺で守ってるクマ。攻撃は3人で頼むクマ」
「了解にゃ〜」


 一方。コアラたちのフラッグ。
「今回は勝つコァラー!」
「どうしても決勝トーナメント進出するコァラー!」
 うんこ座りで円陣を組みながら作戦会議をしていました。
「コアレン、コアロンが守りだコァラー!」
「OKだっコァラー!」
「攻めはフィールド南側からコアリン、コアルンだコァラー!」
「コアランはどうするんだっコァラー!」
「俺は泳ぎが得意だっコァラー!任せろコァラー!」


 ゲーム開始から5分後。
 うさぴょん、ネコ田さん、エリーの3人はフィールド南側を進行していました。
 うさぴょんが先頭、その後ろにネコ田さんとエリーです。

 ネコ田さんは西側に敵を二人確認しました。
 先頭を進むうさぴょんの15mほど奧です。

「ペンギンみたいに叫べばいいんだにゃ〜」
 ネコ田さんは息を吸い込み。
「うさぴょんの正面15メートルに敵二人だにゃ〜!」
 叫びました。


「はぁ!?俺の15メートルの前にウサギだとコァラー!?」
「やっちまうぜコァラー!」
「おうよコァラー!」

 バアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァァァァァァ☆

 轟音がたちました。
 MP5A4を右手、左手にMP5Kを持ったコアリン。
 右手にSD6、左手にMP5A5をもったコアルンが正面のブッシュにトリガーを引き続けているのです。
「オラオラ、死ねコァラー!」
「コァラコァラコァラコァラコァラーーーーーーーー!!!!!!!」
 バアアアアアアアアアアアアアアァァァァァァァァァァァ☆
「コァラァァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!」
「ヒットだコァラーーーーーーー!」
「俺も死んだコァラーーーーーーー!!どっから撃ってんだコァラァァァ!?」

 どこからともなく来た反撃で、コアリン、コアルンがアウトになりました。


 二人のコアラを狙撃したエリーは、中央の池沿いにいました。
 二人のコアラまでの距離は30メートル程度ですが、相手は自分自身の射撃音でエリーのAUGの発射音を聞き取れなかったのです。
「敵の位置知らせる時は味方からの位置を言っちゃダメよっ!」
 ネコ田さんのほうに向かって叫びました。
「……はいにゃ〜……」
 ネコ田さんの方から落ち込んだ声が返ってきました。

「まったく……ん……?」
 エリーは近くの水面の異変に気づきました。
 水中から泡が浮かんできているのです。

 そして、

 ざぱーーーーーーーーーーん☆

「貰ったぞコァラァァァァァァァァァァ!!!!!!」

 水面からコアラが顔を出しました。コアランです。
 すでにP90をエリーに向けています。
 エリーのAUGは水面を向いていません。予想外の不意打ちです。
 コアランはトリガーを引きました。

 カチ、カチカチ☆

「弾が出ねぇぞコァラァァァァァァァ!!!!!」
 水中を潜ってきたせいでしょうか。電気系統がオカしくなってしまったのでしょう。
 コアランがトリガーを引いても、まったく銃が動いてくれません。


 パラララララララ☆

「ヒットだコァラァァァァ!!」


 コアラチームのフラッグ周辺。
 フラッグから南側5メートルほどの位置の太めの木の影にコアレン。
 フラッグから東側、10メートルほどの位置にあるやはり太めの木の影にはコアロンがいました。
 二人とも木の影で立ち上がった状態で前方を警戒しています。

「来たぞコァラァァァーーー!!」
 東側、つまり前方にいたコアロンが叫びました。
 コアロンの前方、40メートルほどの位置にエリマキトカゲの姿が見えたのです。

「撃つぞコァラァァァァーーーーーー!!」
 コアロンがトリガーを引きました。
 コアレンも前進し、二人並んで前方へと撃ちまくります。

 一方、攻撃を受けたエリーは手近な深いブッシュの影に隠れました。
 隠れた後、姿勢を低くしたまま見つからないように別な場所へと移動します。

 パラララララララララララララララララララララララララララララララララ☆

 エリーが隠れたブッシュに向かい、コアロン、コアレンがトリガーを引き続けています。
 しかし、エリーはすでにその場から移動しているので、目標のブッシュの向こう側には誰もいないのです。
「コァラララララララララララララララララァァァァァァァァァァァァーーーーーーーーー!!!!」

 パラララララララララララララララララララララララララララララララララ☆

 パンパンッ☆パパパパパパンッ☆

「ヒットだコァラァァ!」
「コァラァァ!ヒットだコァラァァ!」

 コアロン、コアレン二人がアウトになりました。
 南東方向から近寄っていたネコ田さん、うさぴょんに気づかなかったのです。
 二人はエリーに気を取られているコアロン、コアレンに対し南東方向から静かに近寄ってきていたのです。


 ピーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。
 コアラチーム全滅、クマノフチームのフラッグアタック成功により、ゲームは勝利に終わりました。


「楽に勝てたクマ」
 ゲーム終了後。クマノフはいつもと変わらない表情で言いました。
 今回は一人もアウトにならずに一方的に勝ったのです。それも、一人少ない人数でです。
 これはきっと相手が弱かったからではなく、自分たちの実力が上がったからでしょう。
 ネコ田さんはそう信じていました。



−−−もしかするとさらに続くかもしれない−−−

あまりにあきれたのでメッセージを送ってみる。

なまえ(なまえ公開の許可/不許可も書いてください。無記入だと勝手に公開されちゃいます)
※例:「クマノフ なまえ公開許可」

つくったひとへのメッセージ


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