サバゲニッポン昔話
うさぴょん「今日も元気にサバゲニッポン昔話のお時間だぴょん」
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ハンドルネーム:さそり
ジャムオヤジ……。
名前からカート式ショットガンとかカート式ライフル使いで、
最後は必ずジャムって自滅するキャラを想像していましたが、
違いましたね。
ちょっと芸が足りないのでは?
あと、今後のチームに「猿殴り」ってのを希望します!
猿顔の怪盗と凄腕ガンマン、絶世の美女に
日本刀の形をしたゴムナイフアタック専門の剣士、
最後にヨレヨレの服着たICPOのデカ入れれば完璧?
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ネコ田さん「ジャムって自滅にゃ~。それなら対戦相手として歓迎にゃ~」
エリー「チームアイディアが来てるわよ」
うさぴょん「版権の問題があるキャラは使えないぴょん」
一同「……ぇっ!?」
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ハンドルネーム:P90TRを愛用
パン太がいなくなったと思ったら
あの方が出てくるのですね?
もうすぐ明かされるドナ●ドと●●●ースの過去!!
楽しみです。
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ネコ田さん「あの人にゃ~」
うさぴょん「あの人ぴょん」
エリー「あの人って誰?」
ネコ田さん「だからあの人にゃ~」
エリー「だから誰?」
うさぴょん「実は分かってないぴょん」
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ハンドルネーム:スナイパ
ジャム親父の戦法は卑怯極まりない!!
M60を4門も…
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クマノフ「トラップも立派な戦術クマ」
ネコ田さん「自分でかかってもそう言えるのかにゃ?」
クマノフ「トラップは卑怯クマ」
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ハンドルネーム:第08すね吉小隊
M60の発射台に当たったのなら装備品被弾になるのでは?実は僕も同じようなものを作ろうとしました。
てゆーかサンダースさん、虎チームに入らないのなら、第08すね吉小隊に入ってください!!
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クマノフ「完全に体から離れている物は装備品被弾にはならないクマ」
ネコ田さん「じゃあバリケード持っていって、地面に置いてしまえば有効にゃ?」
クマノフ「シールドにする目的で装備品を置くのは反則クマ」
うさぴょん「サンダースさんいないぴょん?」
ネコ田さん「いないにゃ~」
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ハンドルネーム:すナイツSR
えと、トラ吉はブッシュ内でのヒットですよねぇ。
ということはM60は比較的高い位置にセットしてあったんかな?
でもそしたらすぐ分かりそうな気もしますけど・・・
もぅ、分からんことばっかですw
ま、いいかww
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トラ吉「低い位置にあったで。すぐ近くやねん」
ネコ田さん「そんな近くにあって気づかなかったトラ吉もマヌケにゃ~」
トラ吉「人間やったら分かったねん。匂いがせんかったんや」
うさぴょん「野生で生きてるぴょん」
クマノフ「私も野生っぽいクマ」
うさぴょん「それは貧乏なだけぴょん」
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ハンドルネーム:とっつあん
久しぶりに来たら怒涛の鬼更新されてびっくりです。
全部読ませていただきました~
話に広がりが出てきて面白いです。
大会はやっぱりこの手の話の王道でしょう。
トラ吉弱くなってきましたね。残念・・
でも!大好きだー!!
あ、ついでにグリオもがんばってね。
老人とドナレドの因縁(?)の対決、あるんでしょうか?
この手の伏線大好きです。燃えてきましたね!
次回!サバニポ
「ついに完結?白熱の予選編。最後に笑うのはだれだ!BB弾の舞うフィールドで生き残れ!クマノフ!」
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ネコ田さん「トラ吉弱くなったにゃ~。俺の方が強くなるのも時間の問題にゃ~」
トラ吉「……スランプや……」
クマノフ「それが実力クマ」
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ハンドルネーム:レイヴン
ジャムオヤジお金持ち~w
そんなにM60ばっか買わなくてもいいじゃない!w
全く!プンプン!(は?
PS.
>>黄色い奴、カレーパンマンが不用意に前進してきました。
こっこれは!?素早く編集だ!w(何
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ネコ田さん「ジャムオヤジ、お金持ちだにゃ~」
クマノフ「きっとパンでボロもうけしてるクマ」
エリー「どうやって?」
クマノフ「不思議な魔法で何でもパンに出来るクマ」
うさぴょん「それを言うと、あの人がくるぴょん」
謎の声「ふゃーひゃっひゃっ!私を呼んだかなぁぁ!?」
ネコ田さん「来たにゃーーー!!」
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ハンドルネーム:バルパトス
トラップはOKなのか?この大会
もはやなんでもありって感じですかね
>「……やはり、あいつを止めなければならんのう……」
この台詞・・・!まさか!
次回が楽しみです
しかし、300mアッタックが、
またしても不発に終わるとは・・・
グリ夫が活躍するところが観たい
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グリ夫「次は勝つさ、応援しててくれよ」
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ハンドルネーム:リク
無人のM60を倒す手段ってあるんですか?
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うさぴょん「使用者を倒すしかないぴょん」
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ハンドルネーム:やまだ
や、やばいで無人君やん(無人機銃)しかも四つも
やばいであのおっちゃんかなりの腕やん・・・怖!
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トラ吉「次は絶対負けへんで」
クマノフ「次は無いクマ」
トラ吉「なんでやねん?」
クマノフ「予選を通過出来るのは各ブロックから2チームだけクマ。トラ吉の所は名古屋はほぼ決定。残るは1チームだけクマ。トラ吉チームとジャムオヤジチーム両方が予選を通過することはありえないクマ」
トラ吉「それならわいらチームが予選通過やな」
クマノフ「それは分からないクマ」
第28話:南の国から
クマノフたちの第三回戦。
「次のゲームは『共産主義』対『ペンギンズ』です」
相手は5人ともペンギンでした。
若干種類が違うのでしょうか、一人一人、少しずつ容姿が違います。
敵はリーダーがエンペラー。残り4人はアデリー、キガシラ、マカロニ、フンボルトです。
全員が電動銃を持っています。

フラッグ周辺にクマノフ達が集まりました。
「なんだか今回の相手は弱そうなチームにゃ~」
「油断しちゃダメぴょん。僕たちは4人しかいないぴょん」
「この人数で一人足りないのは痛いわね」
「誰が守るぴょん?」
「私が守るクマ」
「またクマノフさんが守るぴょん?」
「クマ。そのかわり侵攻ルートは北限界ラインを行くクマ」
「わかったぴょん。僕たちは敵に見つからないように相手フラッグを目指すぴょん」
「攻撃部隊が交戦を避ける戦術の場合、ディフェンスに負担がかかるクマ。私が守ってみるクマ」
ピーーーーーーーーーーーーーー。
ゲーム開始の笛が鳴りました。
うさぴょん、エリー、ネコ田さんの三人がフィールド北ルートを目指してダッシュします。
ただ一人、クマノフはフラッグ南西、20メートルほどの位置でアンブッシュです。
対するペンギンチームは、エンペラーがフラッグ周辺でアンブッシュディフェンス。
攻撃部隊はフンボルトを先頭に、アデリー、キガシラ、マカロニと続いています。

ゲーム開始5分後。
うさぴょんたち3人はフィールド北ルート、ペンギンたちの攻撃チームはフィールド中央ルートを進む形です。
アデリーがネコ田さんを見つけました。
「北にいるペン!」
パラララララララララ。

「見つかったにゃ」
ネコ田さんは素早く近くの木の影へと隠れました。
「北、距離30m、2本ある太い木のうち右側ペン!」
パララララララララ。
敵は二人以上でネコ田さんを攻撃しているようです。
ネコ田さんの隠れている木に大量に弾が当たっていきます。
エリーがブッシュ隙間から敵に狙いを付けました。
スコープのレティクルをマカロニの頭に合わせます。
パパパパン☆

「ヒットペンッ!」
マカロニを倒しました。
「マカロニがやられたペン!北にもう一人以上いるペン!」
「見つけたペン!ネコの隠れた木の左側10メートルのブッシュペン!」
ペンギンさんたちはよく叫びます。
隠密性はありませんが、大声で叫ぶことにより素早く的確に情報交換を行っているのです。
誰か一人が敵を見つけ、その情報を声で共有することは、全員が敵を見つけたに近い効果を持っています。
パラララララララ。
エリーの方向へ弾が飛んできました。
エリーはしゃがんで、素早く西側へと跳びました。

「左に動いたペン。3mぐらい移動したペン」
キガシラが叫びました。そしてキガシラはエリーの隠れているブッシュに撃ち込みます。
パラララララ。
「ここのブッシュの向こうペン!」
エリーも反撃しようとしますが、エリーのいる場所に、2、3地点から弾が飛んできています。
キガシラの声に反応したアデリー、フンボルトの3人が攻撃しているのです。
エリーの付近に大量の弾が飛んできます。
「ま、まずいわ……いったん下がらないと」
エリーは素早く10mほど後退し、手近なブッシュの影へと隠れました。
「敵後退ペン!木の影のほうを倒すペン!」
木の影の敵。ネコ田さんの意味です。
パラララララララララ☆
太い木の影に隠れているネコ田さんに向かって、アデリー、キガシラの二人が攻撃をかけました。
フンボルトは攻撃をせず、素早く右側から回り込むように前進していきます。
木の影にいるネコ田さんに対し、右側面から攻撃を掛けるつもりです。

ビシビシビシビシ☆
ネコ田さんの隠れている木に向かって、たくさんの弾が当たっています。
「やばいにゃ!逃げるにゃ!」
ネコ田さんは後退しようと木の影を離れました。
走って距離を取ろうとしたところ、
パララララ☆
距離を詰めていたフンボルトがネコ田さんに攻撃しました。
「ヒットにゃ~!」
「倒したペン!」
フンボルトが叫びました。
「いったん集まるペン!」
フンボルト、アデリー、キガシラは、一カ所に集結しました。しかお互い、5mほどの距離はキープしています。フルオート近づきすぎるのはフルオートで一網打尽にされる恐れがあるからです。
「一人、北に逃げたペン。どうするペン?」
キガシラが提案しました。もちろん、これはエリーの意味です。
ペンギンさんたちはうさぴょんの存在に気づいていないようです。
「後方を警戒しながら先に進むペン、キガシラが後方警戒ペン。俺が先頭を行くペン」
行動が決まったようです。フンボルトを先頭に三人で前進、このままフラッグを目指すつもりのようです。
三人は隊列を組み直して前進を始めました。
「ゴメンぴょん。チャンスが無くて援護できなかったぴょん」
先ほどエリーが逃げた地点に、うさぴょんがやってきました。
フィールド北限界ラインの近くです。
「一人は倒したけど、こっちも一人撃たれたから状況は悪くなってるわね」
4対5で開始したゲームから、3対4になったわけで。もともと人数が少ないエリーたちにとって、お互い一人ずつ減るのは好ましい事では無いのです。
「敵さんたちは前進していったぴょん。僕たちはどうするぴょん?」
「3人が前進したってことは、残りは1人、となると守りに一人ね」
「そうなるぴょん。クマノフさんが倒される前にフラッグ目指すぴょん?」
「そうね」
エリーとうさぴょんも前進をしました。
北方向からフラッグを目指すつもりです。
5分後。
前進を続けるペンギンチームの先頭、フンボルトの正面、25メートルの距離にフラッグが見えてきました。
「……もっと来るクマ。もうちょっとクマ」
フラッグ前方で伏せているクマノフが、近寄って来る敵を待っています。
クマノフから直接、相手の姿は確認できません。しかし接近してくる音と、草の揺れにより、相手の位置を掴んでいます。
しかし、敵の移動が止まったようです。
その左右に草の揺れが発生しています。
「……なるほど、相手は2人か3人クマ。左右に分かれて進んだクマ……」
ほぼクマノフの予想通りです。
フンボルトが移動を止め、後方のアデリーとキガシラが左右に分かれました。
3方向からフラッグを落とすつもりです。

伏せてアンブッシュは見つかりにくいのですが、左右に対しての攻撃方向の変化が素早く行えないのが欠点です。
もし斜め後ろから発見された場合は為す術がありません。
敵3人は完全にクマノフを囲む形に前進していながら、クマノフに焦りの様子はありません。
クマノフは静かにホルスターからCZ75、ポーチからサイレンサーを取り出し、静かにゆっくりとサイレンサーをCZ75に装着しています。
サイレンサーの装着が終わると、クマノフは右側の敵に狙いを定めました。
しかし、すぐにトリガーは引きません。
移動中の相手がブッシュの隙間にくるのを待っているのです。
敵、キガシラの頭がブッシュの切れ目にやってきました。
クマノフは狙いを定め、トリガーを2回。
ボッボッ☆
サイレンサーで押し殺された小さな発射音が二回発せられました。
ビシッ☆カコーン☆
一発はキガシラの顔面を捕らえました。
そしてもう一発はキガシラに向けられていません。
キガシラの移動先の木の幹で跳ね、派手な着弾音を立てました。
「ヒットペンッ!」
ヒットコールをあげたキガシラ。
そしてクマノフの前方で動きがありました。
「キガシラの前方ペン!」
フンボルトが叫びました。
しかし、フンボルトが予想したクマノフの位置にはクマノフがいません。
木に当たった一発の音に過敏に反応し、クマノフの位置を誤認したのです。サイレンサー付きのスライド固定式ガスハンドガンという、発射音が静かな銃ならではのトリックです。
フンボルトは、自分の予想した敵位置から安全な位置へと、1メートルほどだけ移動したのです。
今までは東側にブッシュを持っていたのですが、北側にブッシュを取るように。
ボッ☆
チャンスと見たクマノフが、さらに一撃を放ちました。
弾がフンボルトの頭で跳ねます。
「ヒットペン!」
立て続けにキガシラ、フンボルトが倒されました。
「二人倒されたペン」
アデリーは、その場にしゃがみ込みました。
クマノフからアデリーまでの距離は15m。
しかし若干のブッシュの向こう側。パワーが弱く、フルオートも出来ないCZ75ではブッシュに弾かれてしまうかもしれない状況です。
クマノフはCZ75を地面に置きました。
そしてAK47を拾い、ブッシュ向こうのアデリーにサイトを重ねます。
パララララララララララ☆
AK47の連射がブッシュを貫通しました。
「ヒットペンッ!」
一方その頃、敵フラッグ北側にエリーとうさぴょんがやってきました。。
「ここから先はブッシュが薄いわね」」
パパパンッ☆
待ち伏せしていた敵、エンペラーの攻撃が襲いました。
エリーは、とっさにブッシュ内に伏せました。
敵の位置はフラッグ東側の木の影です。
やや木が多い場所で、少しばかり暗く、敵の姿がうまく確認できますせん。

パララララララララララララララララ☆
エリーは敵の射撃地点に向ってトリガーを引き続けました。
エリーは敵を視覚では発見していません。しかしお構いなしに攻撃しています。
攻撃を受けたエンペラーは完全に木の影に隠れました。
当然、エリーの攻撃は当たりません。
それでもエリーはトリガーを引き続けます。
「うさぴょん!走って!」
「了解ぴょん!」
エリーの声でうさぴょんがフラッグに向けて駆け出しました。
「走られたペン!」
エンペラーがそれに気づき、うさぴょんに銃を向けようとしますが間に合いません。
エリーの射撃音、そして自分の隠れている木への着弾音で、うさぴょんの足音がかき消されているため、反応が遅れたのです。
これがエリーの狙いでした。エンペラーを木の影に押しやり、その隙にうさぴょんを走らせるための射撃だったのです。
「タッチぴょん!」
うさぴょんがフラッグにたどり着きました。
ゲーム終了後。
全員がセフティゾーンへと戻ってきました。
「楽勝だったクマ?」
「にゃ~、なんか集中攻撃してくるチームだったにゃ~」
「すぐに叫ぶぴょん」
「クマ?」
「一人一人は強くないんだけど。一人が敵を見つけると、すぐに敵位置を叫んで全員に知らせるのよね」
「なるほど、情報を共有してるクマ?」
「そうみたい。それで一人に対してずつ集中攻撃だったから」
「叫んだら位置がバレて不利だと思うんだけどにゃあ」
「位置がバレるのは不利だが、素早く味方に情報を伝達して集中攻撃ができれば叫ばないより有利クマ」
「にゃ、そうかにゃ?」
「敵の一人を見つけて。それに対して集中攻撃をかけるクマ、その時点では敵一人を複数で相手することになるクマ。だから人数的に有利になるクマ」
「フィールドに何人いるかは重要じゃなくて、実際そこの戦闘に参加してる人数が大事ってことね?クマノフ様」
クマノフはうなずきました。
「にゃ~、サバイバルゲームは静かに見つからないように進んだほうが有利だと思ってたにゃ~」
「どちらとも言えないクマ。叫んで情報を共有するのと隠密性は反比例する要素クマ。どちらかを重視すればどちらかがおろそかになるクマ。そのへんはどちらが良いとは言い切れないクマ。そのチームのスタイルやフィールドで、どちらを重視するかになるクマ」
---もしかするとさらに続くかもしれない---
あまりにあきれたのでメッセージを送ってみる。